秋~冬の季節の変わり目の肌荒れの原因とぶつぶつ・かゆみ対策

  • 2018年9月21日
  • 2020年3月23日
  • 美容

秋の肌荒れ

 

季節が進んでだんだん秋めいてくるとしのぎやすくなってくるんですが、お肌の方は夏の疲れのせいか肌荒れが目立つようになってきませんか?

 

秋は空気も乾燥して肌にとってはあまり良い季節とはいえませんよね。

私は乾燥肌なので油断すると粉をふいて見た目もよくありません。

化学繊維の衣服は肌をこすってチクチクしますし、タイツやストッキングを履くと痒くなります。

 

どうすれば肌の調子を整えて快適に秋冬を過ごすことができるのでしょうか?

 

その解決策を探るためにも、【秋~冬の季節の変わり目の肌荒れの原因】をまとめてみました。

そしてその原因を理解した上で、肌の「ぶつぶつ」「かゆみ」対策を紹介してますので、参考にしてください。

 

季節の変わり目に起こる肌荒れの原因は乾燥

肌荒れの原因は乾燥

 

秋になると空気が乾燥してくるのでどうしても肌の表面が乾燥してしまいますよね。

その上、気温が下がると皮膚の温度も下がりがちで血行も悪くなります。

で、血行が悪くなると肌の回復力が落ちてしまい、荒れた肌が元に戻らなくなってザラザラになり、傷ついた肌から水分が蒸発しやすくなって、ますます乾燥が進んでしまうのです。

 

また、皮膚温度が下がることで起こる「寒冷じんましん」というものもあります。

鳥肌と似ていますが、「かゆみ」を伴うのが特徴です。

この「寒冷じんましん」は急激な温度変化が原因なので、例えばお風呂から上がったときに脱衣所が寒かったりすると発症する可能性がグンと上がります。

 

 

そして、ストレスや睡眠不足も肌荒れの原因になります。

秋の夜長に夜ふかしなどして睡眠不足になると疲れが取れず、ストレスは溜まる一方。

そうして体が疲れていると皮脂が増えやすくなってニキビや吹き出物の元になります。

 

私はもともと風邪をひきやすいので、季節の変わり目にはよく体調を崩してしまいます。

で、風邪をひいて鼻がつまったりすると、自然と口で呼吸するようになるため、口の中から乾燥して体全体がカラカラになってしまうことが多いんです。

実際、冬になると見るのが嫌になるくらい肌が乾燥し、ひび割れたりしてしまいます。

そこまで悪化してしまうと、保湿ローションくらいでは全く改善しません。

「かゆみ」を伴う場合もあるので、非常に厄介な症状です。

 

更に!肌に湿疹ができる原因には他にもあります。

その代表格がアレルギーによる発疹。

秋になると早くも花粉症が発症する人いますよね。

キク科のブタクサ、ヨモギ、キリンソウなどの花粉が秋の花粉症の原因になります。

そして、花粉症は目や鼻だけでなく皮膚にも症状が出ることがあるのです。

 

以上のように、特に秋~冬への季節の変わり目は色々と肌や体に不具合をおこしやすいので注意が必要です。

 

では続いて、実際に肌トラブルが起きて「ぶつぶつ」や「かゆみ」が出る症状への対処法を見ていきましょう。

 

 

季節の変わり目のブツブツ肌・かゆみ対策とは?

肌荒れの対策

 

秋の肌荒れ対策で一番肝心なのは、やはり【保湿】です。

前項でその原因を色々挙げましたが、やはり

肌荒れの大半は乾燥が原因

です。

 

肌の表面が乾燥すると、皮脂の分泌が増えて毛穴がつまりやすくなります。

そうして毛穴がつまると、吹き出物ができやすくなって、肌がブツブツ状態に…。

 

私自身もそうなんですが、あなたも顔はちゃんとケアするけど、体は忘れがち…ってことありませんか?

 

 

また、秋より乾燥する冬になってから乾燥対策をしても、一度肌トラブルが起こってしまうと、そう簡単には治りません。

なので、

肌の乾燥対策は秋からやっておいたほうが良い

のです。

 

 

秋は爽やかな気候ですが、空気は乾燥しています。

特に寝るときは要注意!!

私の住んでる横浜のように、地域によっては秋は暖房を使うほど寒くありません。

クーラーも不要で過ごしやすいし、寝る環境としてはちょうど良い感じですが、わが家は加湿器だけは年中使うようにしています。(→ちなみに加湿機能付の空気清浄機や乾燥機を使用)

加湿器がなくてもマスクを着用して寝たりして、体の内外の湿度を保ちましょう。

 

 

乾燥肌は衣服の擦れなどでも傷つきやすく、感染症にかかりやすくなります。

特に真菌に感染すると発疹してかゆみも出てくるんです。

真菌とは…?

菌類から変形菌を除いたものの、かつての呼称。分子系統学的な生物分類においては、真菌(類)という呼称は使われなくなった。一方、現在も医学・獣医学の分野では、病原体としての菌類を細菌と区別して真菌とよぶ。

引用元:コトバンク

 

かゆくて掻きむしると、ますます乾燥しやすくなるので、ちゃんと皮膚科で処方された薬などで治さないと悲惨な状態になるかもしれません。

肌にとても痒い赤い発疹を見付けたら皮膚科を受診して薬を処方してもらったほうが早いです。

 

 

そして秋になって涼しくなると忘れがちなのが

体の内側の乾燥対策

です。

水分補給をちゃんとしておかないと内側から乾燥してしまいます。

 

夏は熱中症を気にして水分補給を積極的にしますが、涼しくなると安心して水分を体に摂り入れる回数を減らしてしまいがち。

理想的な話をすれば、たとえ涼しくても寒くても、人間は一日2リットル程度の水分補給が必要なのです。

 

だから、秋~冬に掛けては、「お肌のために」と思って、ちゃんと水分を摂るようにしましょう。

ただし、冷たい飲み物は内蔵を冷やすので、できれば常温のものか温かいものを取ったほうが良いということを最後に付け加えさせてもらいます。

 

 

「秋~冬の肌荒れ」まとめ

秋の肌荒れ

 

秋冬の肌荒れは根本的に気候の変化によるものが多いです。

空気の乾燥や気温が下がったことが体調に影響し、それが肌へのダメージとして現れたりするのです。

 

秋~冬の季節の変わり目の肌荒れ対策のポイント

  • 最も大事なのは乾燥対策は秋口からということ。→ひどくなってしまったらなかなか治りません。
  • 気温変化による体の冷えにも注意→体が冷えると血行が悪くなって肌の回復力が落ちてしまう。
  • 花粉症の人は花粉対策も。
  • 睡眠不足は大敵。
  • 部屋の湿度にも注意して、場合によっては加湿器も。
  • 秋冬こそ水分補給を忘れずに。

 

以上、いかがでしたか?

 

冬の肌荒れはもう秋から始まっているかもしれません。

早めに対策して肌荒れを未然に防いで冬に備えたいですね。

 

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