健康

ブルセラ症の感染源は犬や猫?プールや海で人へも伝染る?

プール先日、長野でブルセラ症(ぶるせら病)の人への感染が確認されたとニュースになっていましたが、その感染源が気になりますよね?

ぶるせら病というと、今までは犬や猫など動物への感染が時々話題になっていたと記憶していますが人へ感染したとなると、今の時期は特にプールや海で人から人へ感染するのではないか?とすごく心配になります。

そこでこの記事では

  1. ブルセラ症の人への感染源はやはり犬や猫なのか?
  2. プールや海で人への感染は起こり得るのか?

という観点からブルセラ症の感染源についてまとめてみたいと思います。

 

ブルセラ症(ぶるせら病)の感染源は犬や猫?

ブルセラ症(ぶるせら病)の感染源はどこから?をまとめるにも、まずはそのブルセラ症がどんなものなのか?どんな症状が出るのか?の理解が必要です。

 

ということで始めに、このブルセラ症そのものにフォーカスしましょう!

 

ブルセラ症はブルセラ属菌による人獣共通感染症である。食料や社会・経済面のみならず、共同生活者としても動物への依存度が強い国や地域では、いまだに重要な感染症の一つである。 一方、多くの工業国では動物のブルセラ症対策が行き届いた結果、ヒトのブルセラ症も減少した。 これらのことは、ヒトのブルセラ症の発生が保菌動物の存在に依存していることを示している。

引用元:国立感染症研究所

 

何と!動物と深い共存関係のある地域では、昔からあった一般的な感染症だったんですね〜

「人や動物」へ共通感染するとハッキリ明記されているので、まだ対策が万全じゃなかった昔は、もっと馴染みのある感染症だったことがわかります。

人のブルセラ症は減少したようですが、対策が進んだ地域でも何かの要因で動物から感染する可能性はゼロではないんですね。

 

つまり、酪農農家や獣医、動物園など動物に接する機会が多いとその感染の可能性が高くなるわけで、今回の長野での発症例も特別な事ではないということになります。

 

ただ、一般的に日本ではワクチンの投与などブルセラ症に対するコントロールがしっかりなされているので、ほぼ撲滅されていますが、一部の国ではまだまだ対策が取れておらず、家畜や人などに感染している地域もあるので、海外に旅行に行く際は注意する必要があるでしょう。

 

では、このブルセラ症に人が感染すると症状等どうなってしまうのでしょうか?

 

まず特徴的なのが、

感染してから1〜5週間から数ヶ月ほどの長い潜伏期間

があるということ。

 

この潜伏期間中、

  • 発熱
  • 発汗
  • 頭痛
  • 背部痛
  • 体力消耗

といった症状が現れます。

 

こう見ると、症状も風邪と似ているので、この症状が現れただけだと「これはブルセラ症だ!」という特定が難しいので厄介ですね。

また倦怠感、うつ状態と同じように発熱が持続あるいは不規則に起こることもあります。

 

今の時期だと、むしろ夏バテか?と疑ってしまうので、病院等で受診して原因がよくわからない場合はブルセラ症も疑って自分から医師に提案してみるのが良いかもしれません。

 

ブルセラ症の症状については軽症で自然治癒することもありますが、重症になることもあるとのこと。

仮に重い症状が発症してしまうと、脳炎・髄膜炎などの中枢神経系の炎症や、心内膜炎骨髄炎を起こすこともあるようです。

合併症として、心内膜炎、肺炎、骨髄炎、膵炎を起こす可能性があるとのことで決して楽観視はできません。

 

しかし、ご安心ください。

ブルセラ症による致死率は治療がなされなかった時で5%程度ですので、しっかり治療さえすれば怖くはないと思います。

ちなみに…その死因の20%が心内肺炎になります。

 

ブルセラ症がどんなものかわかったということで、次は

どうやって人に感染してしまうのか?

という感染経路に迫ってみましょう。

といっても、ここまでの説明で感染経路は家畜などの動物というのは触れましたが、もう少し詳しく見ていきましょう。

 

ブルセラ症の感染経路

ブルセラ症は、感染動物の乳や乳製品の喫食、感染動物(ウシ、ヒツジ、ヤギ、ブタ、ラクダ、 スイギュウ、野生反芻獣、およびまれにはアザラシ)やその死体、および流産組織などとの接触に よって感染する。

引用元:国立感染症研究所

ブルセラ症の人への感染経路については、ブルセラ症に感染している動物の加熱殺菌が不十分な乳・チーズなどの乳製品や肉を摂取したときに感染するのが一般的です。

他にも、感染している動物の尿や汚物、精液や流産仔への直接触ることによっても感染します。

 

感染している動物もしくは、その疑いがある動物と接触するときは細心の注意が必要でマスク等も着用した方が良いかもしれません。

 

ブルセラ症は犬や猫からも感染するのか?

ここまで、ブルセラ症の感染源は主に家畜動物からだとお伝えしましたが、では犬や猫のペットからの感染は大丈夫なのでしょうか?

結論から言いますと、犬からの感染の可能性はあると言えます。

これは実際に日本でも、大阪府和泉市で犬が集団感染した事例があるからです。

 

逆に猫からの感染という事例は様々な感染症研究所を見ている限り、見られなかったので犬に比べれば猫からの感染はほぼ可能性はないとみて良いのではないでしょうか。

 

実際の犬の感染事例ですが、どこの事例も大量に犬を飼育している場所などで発症しているのがほとんどで、大量飼育が発症の確率を上げてしまったと考えられます。

感染した犬には、特定の症状があるのでそれを知っておけば、集団感染はある程度防げるのかもしれませんが、人と同じで特定するのは難しいのかもしれません。

 

ただ、その感染した犬の症状の中には、死産や流産を繰り返ししてしまうという明確なものがあります。

仮に自分の愛犬が死産や流産をしてしまったときは、それを繰り返す前に、念のため大事を取ってブルセラ症に感染しているのかどうか、動物病院に相談しましょう。

 

また犬の死産や流産のときに立会う際は、直接接触すると人間にも感染する可能があるので、マスクやゴーグル、手袋をするなどきちんと予防する必要があります。

 

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ブルセラ症はプールや海で人から人へ伝染る?

プール 感染ブルセラ症が人へも感染する可能性があることに触れましたが、そこで次に気になるのがプールや海での人から人への感染の可能性はあるのか?ですよね。

先に結論をいってしまうと、感染の可能性はゼロではありません。

ですが、可能性としては限りなく低い…と言えます。

 

なぜなら、前述した通り、感染の経路は「感染している動物の尿や汚物、精液や流産仔への直接触ること」だからです。

 

ただし万が一、感染している犬がプールで泳ぎながら排出物をプール内にした場合は理論上感染する可能性は上がってきますが…まあ…プールや海などでそのようなシチュエーションになることはまずないでしょう。

逆に言うと、そうでもない限り感染する可能性は少ないので、あまり神経質にならず、夏の海やプールを安心して楽しんでください!

 

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「ブルセラ症(ぶるせら病)の感染源は犬や猫?」まとめ

この記事ではブルセラ症の感染源やプールや海での人への感染の可能性についてご紹介してきましたが、どうでしたか?

最後におさらいです。

ブルセラ症のポイント
  1. ブルセラ症は人へも感染するが、日本ではおおよそ対策されている
  2. ブルセラ症の感染源は家畜などの動物
  3. 犬や猫からの感染の可能性もゼロではない
  4. プールや海での感染の心配はほぼ無い

記事タイトルを見て、少し怖がらせてしまったかもしれませんが、きちんとした情報を持ってさえいれば、無駄に怯える必要もありせん。

 

感染経路を知っていれば、感染もある程度防げます。

ということで、人へのブルセラ症の感染率は事例から見るとそれほど高くないので今回の長野の例は本当に異例中の異例と言ってよいでしょう。

 

ブルセラ症という知識を頭の片隅に置いておくのは大切ですが、あまり神経質にならずに、プールや海を楽しむ方がいいと思います。

以上、最後までお読み頂きありがとうございました。

 

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