コンタクトとメガネどっちがいい?どっちが疲れるのか比較してみた

コンタクト メガネ

 

視力矯正が必要だけど初めはコンタクトやメガネどちらがいいのか…?と悩みますよね。

コンタクトやメガネとは無縁だ、という人は一体どれくらいいるのだろうか?と調べてみたら、何と日本人の7割以上はコンタクトかメガネを使用しているみたいです。

 

会社の同僚の事をふと考えると、裸眼で大丈夫な人はホント少ないので、このデータはまんざらでもないと感じますね。

 

私自身も中学2年生の時にメガネをかけ始め、コンタクトデビューしたのは上京してきて原付きの免許を取りに行く時でした。

当然ながら今でも使用していて、家ではメガネ、外出時はコンタクトという生活です。

 

そんな、今や私たちの生活と切っても切れない関係となっているコンタクトとメガネについて、この記事では

  • コンタクトとメガネどっちがいい?
  • コンタクトとメガネ、どっちが疲れる?

というテーマで両者を比較してみました。

 

コンタクトvsメガネそれぞれのメリット・デメリット

 

コンタクトとメガネ、両者の一番の違いは目とレンズの位置です。

目の角膜に直接レンズを乗せる(正確には涙に浮かせる)コンタクトに対し、メガネの場合はレンズと目の間に一定の距離があります。

メリット・デメリットはこの違いから生じます。

 

コンタクトのメリット・デメリット

 

コンタクトは目に直接つけるため、ほぼ自分の目で見るのと同様の視界で物を見ることができます。これはコンタクト最大のメリットと言えるでしょう。

近くでも遠くでも、物の形や大きさが変わらずによく見えます。

視野の広さも目そのものなので、メガネと違ってロスがありません。

 

そしてもう一つのメリットは、スポーツなど激しい運動をしても外れないこと。

激しいスポーツでも利用できるので、中学時代に同じサッカー部でコンタクトデビューしてたメンバーがかなり居ました。

私はその当時はそこまで視力が悪くなかったので授業中の黒板が見づらい時だけメガネを付ける程度でした。

ただ、今ほどコンタクトが一般的ではない時だったので、目の中に異物を入れても大丈夫なのか?ヘディングで飛ぶんじゃないか?と、心配だったことを今でも覚えています。

 

そしてまさにそれがコンタクトのデメリットで、

扱い方を間違えると目を傷めてしまう危険があります。

 

その証拠にコンタクトは、2005年4月1日から薬事法改正により、「医療機器」から「高度管理医療機器」の中のクラスⅢに分類されるようになりました。

このクラスⅢというのは、心臓ペースメーカーの次にリスクが高いとされるものです。

高度管理医療機器とは?

人体に対するリスクが高く、副作用・機能障害を生じた場合、人の生命・健康に重大な影響を与えるおそれがある物の事。

 

 

また使用するたびにそれなりのケアが必要で、忙しいときなどは、煩わしさを感じることもあります。(私の場合はそれに加え、必ず毎日アイボンなどを使用して目のケアをしてますね。)

直接目に触れるものだけに、

コンタクトの取り扱いと目のケアには細心の注意と使用方法についての正しい知識が必要

です。

これが最大のデメリットと言えるでしょう。

 

 

メガネのメリット・デメリット

 

メガネのメリットはコンタクトほど気を遣ったケアが必要ないことです。

そしてデメリットは

視界

です。

構造上、眼からレンズまで12㎜ほどの距離があるので、そのギャップにより物の大きさや形が実際とは若干違うように見えます。

 

また、コンタクトレンズで見える視野が210度位なのに対してメガネはレンズの大きさに限界があるため120度位と、視野の広さも大きく劣っているのが最大のデメリットと言っても過言ではないでしょう。

 

 

そしてもう1つ、メガネのデメリットとして忘れてはならないのは…そう、

曇る

ことです。

寒い外から暖かい部屋に帰ってきた時や、マスク着用時、ラーメンを食べる時などメガネは容赦なく曇ります。

ウケ狙いでわざとやってみて笑わせる分には面白いかもしれませんが、大抵まさかの時に発動するんですよね…

 

最近では曇り止めレンズなども出ていますが、そのための特殊加工が必要でコストが掛かること、また100%曇らないわけではないので、やはりメガネは曇るものだということは切っても切り離せないデメリットだと言えます。

 

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コンタクト メガネ

 

 

メガネ コンタクトはどっちが疲れる?

コンタクト 目

 

続けてコンタクトとメガネそれぞれの目への負担についてです。

結論から言うと、やはり

コンタクトの方が、メガネと比べて目が疲れやすい

です。

コンタクトは直接目と接触している分、どうしても眼球への負担が大きくなります。

 

ただ、確かにコンタクトの方が疲れやすいのですが、それ以上に、自分の目と合わないメガネやコンタクトを使っていることこそが、目の疲れの大きな要因になります。

視力を補ってくれるはずのものが、同時に目の疲れの原因にもなるとは、何とも複雑ですね。

 

 

ちなみに…メガネやコンタクトが目に合わないというのは、具体的には以下のことなどを指します。

 

<メガネとコンタクトに共通するもの>

  • 定期検診を受けていないために視力が変わっていることに気づかず、度が合わなくなっている。
  • 近視、遠視、乱視、老視などが進行しているにも関わらず、それに対応することができていない。

 

<メガネに限るもの>

  • フレームの調節が不十分で、正しい位置にメガネがかけられず、目とレンズの中心が合っていない。

 

<コンタクトに限るもの>

  • 目の形状や細胞膜など、体質的に合わない。
  • 目が乾燥しやすいドライアイ、あるいは結膜炎を発症している。(コンタクトの使用で悪化してしまう可能性有り)
  • 左右が入れ変わったままつけている。

 

こうして見てみると、やはり目に直接装用するコンタクトの方が項目は多いですね。

 

コンタクトを通販サイトなどで安く購入されている方も多いですが、安い分、目の状態確認が疎かになってしまいます。

 

何かとメリットのあるコンタクトですが、目の定期的な検査等の細かいチェックはメガネの倍以上に気を遣う必要がある

と言えるでしょう。

 

 

「コンタクトとメガネどっちがいい」まとめ

コンタクトとメガネどっちがいい

 

以上、「コンタクトとメガネどちらがいい?」というテーマでお送りしてきましたが、私個人も実践していてオススメなのは、

それぞれのメリット・デメリット分かったうえで、二つを使い分けて併用すること

です。

 

私の場合、パソコン作業をはじめとするデスクワークが多くなる室内では度が優しめのメガネを使用し、車移動が基本となる外出時は、最大限視力が出るコンタクト(乱視用)をつけています。

車の運転時や釣りの時、サクッとサングラスをかけられるのもコンタクトの良いところです。

 

そして一番お勧めしないのは、必要な時だけメガネを使用することです。

私の場合は学生時代に授業中だけメガネを掛けていて、結局常に視力矯正が必要な位に悪化してしまいました。

 

今思えば、物の見方が違う状態を頻繁に繰り返してたわけで、それが目への大きな負担になったのかなぁ~と思っています。

乱視にもなってしまいましたし…。

もちろんそれ以外にゲームのやりすぎなど要因はあったかと思いますが、もしメガネを使用するならなるべく掛けっぱなした方が良いと思いますよ。

 

いずれにしても、最近何だか見えづらくなってきたなぁ~と感じた場合は、なるべく早くまずは眼科で目の状態確認を真っ先にしてみましょう!

 

以上、最後までお読み頂きありがとうございました。

 

 

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