マリモの日(3月29日)は何の日?由来やイベントを調査!

マリモの日_由来は?この記事では、マリモの日(3月29日)が何の日なのか?に関する情報をまとめています。

 

具体的には、

  • なぜ3月29日がマリモの日と呼ばれているのか?その由来や意味は?
  • マリモの日に行われるイベントは?

についてです。

 

この記事を読めば、あなたの記念日に関する知識が1つ増えること間違いなしですよ。

 

マリモの日って何の日?由来は?

マリモの日ってどんな日?なぜ3月29日なの?

その由来は…

1952年3月29日に、北海道の阿寒湖のマリモが特別天然記念物に指定された事

を記念して制定されました。

 

特別天然記念物ということで、当然ですが阿寒湖のマリモは飼うことができません。

阿寒湖のマリモを採取するのは「あかーん!」ということですねw

 

マリモの日に行われるイベントは?

マリモの日の当日ではないものの、実は特別天然記念物に指定される前の1950年から、毎年秋に阿寒湖で「まりも祭り」が開催されています。

アイヌの男性の手によって、湖水にマリモを返す儀式など、2日に渡って行われる歴史的な由緒あるお祭りです。

 

幻想的な様子から察するに、アイヌの人たちにとって「まりも」は神聖な物だったのでしょうね。

 

私はお土産用の小さなマリモしか見たことがないんですが、阿寒湖のマリモはとても立派なサイズ。

しかもキレイなまん丸…

見てるだけで癒やされますよね~

 

生で見てみたいな~

と調べていたら「マリモを見るツアー」が計画されているという情報が…

次に北海道に行く時にタイミングが合えば、絶対申し込みたいです!

 

阿寒湖のマリモは特別?

マリモは寒冷地の湖で広く生息する緑藻植物。

 

阿寒湖のマリモは、1898年(明治31)に植物学者である川上滝弥さんが日本で最初に発見しました。

そのとき「まりも」と命名されたんですが、元々阿寒湖沿いに住んでいた人々の間では、「トーカリップ」と呼ばれていたんだそうです。

 

「トーリカップ」

アイヌ語で沼を転がるものという意味。

昔から座ぶとんの中に入れたり、針刺しとして重用してたとのこと。

 

阿寒湖のマリモは色も大きさも世界的に珍しいとされています。【濃い緑色、最大25センチメートル以上の球型】

 

 

アイヌの人々の生活に深く根付いていたマリモですが、第二次世界大戦以降、

  • 阿寒湖周辺の環境が変わった
  • 都市で売買されるようになった
  • 旅行者が持ち帰るようになった

などの理由で絶滅の危機に瀕し、現在は監視小屋を建てるなどの保護体制で護られています。

 

ちなみに、日本における現在のマリモ生息地は以下の通りです。

  1. 山中湖(山梨県)
  2. 河口湖(山梨県)
  3. 小川原湖(青森県)

何となくもっと多いとイメージしてたんですが、意外に少ない…

 

この生息地を見るだけでも、マリモって貴重なものなのが分かりますよね。

 

「マリモの日は何の日」まとめ

今回のまとめです。

 

「マリモの日」の概要

  • 1952年3月29日に、北海道の阿寒湖のマリモが特別天然記念物に指定された事を記念して制定された記念日
  • 「マリモの日」当日ではないが、毎年10月に「まりも祭り」が行われている

 

いかがでしたでしょうか。

お土産のイメージしかなく、見てて癒やされるなぁ~と呑気に考えていた私ですが、絶滅危機もあったということでビックリです!!

 

純粋な「マリモ」の日本における生息地も阿寒湖を含めれば4箇所のみになってしまいました。

そんな貴重な「マリモ」の存在を、この「マリモの日」に再認識しようではありませんか。

 

 

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