ドクターXで大門未知子が手術後に患者へ手を添える理由が気になる!

ドクターXで大門未知子が手術後に患者へ手を添える理由

相変わらず安定的な人気を誇るドラマ「ドクターX」

 

この「ドクターX」シリーズにおける名場面の1つが大門未知子が手術後に必ず患者に手を添えるシーンですよね。

 

確か第3シリーズだったと思いますが、手を添えるだけでなく、何か一言話しかけているようなシーンも見られるようになりました。

そしてそれが第5シリーズでは、その一言のセリフも

「こっちの勝負は勝ったよ!」

などハッキリとしたものも見受けられるようになっています。

 

そんな名シーンの背景には一体どんな意味が込められているのか?

ドクターXのファンならず、初めて見た人も絶対に気になるシーンです。

 

ということで、この記事では「ドクターX」の最大の謎と言っても過言ではない「大門未知子が手術後に患者の肩へそっと手を添える理由」に迫ってみたいと思います。

 

大門未知子が手術後に患者へ手を添える理由

ドクターXの主人公である大門未知子が手術後に患者へそっと手を添えるシーンはシーズン1のはじめから必ずある名シーンです。

このシーンに関しては、実は大門未知子を演じる米倉涼子さんからの提案だったと言われています。

 

そしてこのシーンの意味については、米倉さん自身が以前のインタビューでこう答えていました。

 

「例え嫌な人間であったり、どんな人だろうと、関わった人に対しては親身になって手術をして『お帰りなさい』や『お疲れさま』という気持ちを持つという、あったかい人物ということを意識して演じています。」

 

この米倉さん本人が語っている内容から、大門未知子が手術室という戦場で一緒に闘った患者への労いの想いが込められているのは明白でしょう。

 

でも、たかがドラマの1シーンでも、人によって、そのシーンに込められた意味の解釈の仕方は様々。

 

中には「術後の患者の状態を確かめるために脈拍などを確認している」という意見もツイッターなどに挙がっていましたが、個人的には単純に

  • 「お疲れさま」
  • 「よく頑張ったね」

という言葉が込められているだけというのが全てだと感じます。

 

米倉さん自身がそう語っているのでこれは間違いないと思いますが、それ以外に個人的にある本で読んだ名医の名言が思い浮かびます。

 

その名医の名言というのが…

 

どんなに優秀な医者でも病気は治せない。病気を治すのはあくまでも患者さんである。

医者はその手助けをするだけ…。

 

というものです。

 

私はこの名言を見て多くの事に気付かされました。

 

だって、この名言で言ってることって医療だけでなく、スポーツでも勉強でも何でもそうですよね?

つまり…

いくら教える側が優秀でも、結局最後成功できるかどうかは本人次第

なのです!

 

あまりにも本質を突いた名言に、それまでどちらかと言えば依存体質だった私はガツンを撃ち抜かれてしまいました。

 

小さい頃からきちんと自己責任について教える海外の教育と違って、協調性などを重んじる日本の教育に浸っていると中々気付くことは難しいですが、全ては本人次第というのは年齢を重ねていくにつれて痛感することです。

医療の現場でも例え手術が成功しても、元気になれるかどうかの最後のところは全て自分次第というのは非常に納得できます。

 

また、「病気」という漢字からもわかるように、病は”気”からです。

体が健康でも、生きようとする気力がないと人として機能しません。

 

だからこそ、この大門未知子の患者に手を当てるパフォーマンスも

よくがんばったね!手術は成功したわ!あとはあなた次第よ!

という…患者の背中をそっと押してあげる優しさという意味を含んでいるものと私は思います。

 

患者=戦友?

また、大門未知子の経歴を見ると僻地、戦場、海の上などの厳しい環境下で「人の生死」に対峙してきた過去があります。

なので、患者に対しても戦友のような感情を抱きながらオペをしているのではないでしょうか?

 

そういう視点で見ると、手術後の手を添えるパフォーマンスには

同じように立派に戦った患者(戦友)に対する最大限の敬意

という意味も込められているかもしれませんね。

 

米倉さんのインタビューにあったように、どんなに憎い相手でも患者としては平等に接する…

まるで試合が終われば敵味方関係なく友情が生まれるというラグビーのノーサイド的な清々しいスポーツマンシップの雰囲気が背景にあることが、ここまで支持されるドクターXの人気の秘密なのではないでしょうか?

 

冷静に考えると、今の世の中は人口が減っているのに、医者の数はどんどん増えています。

人の寿命が延びていて、しかも人口も先細りなのに医者だけ増えてどうなるんだろう…と不安に感じたことないですか?

我が家は、息子が超未熟児で生まれたとき、実は大門未知子のような名医の的確な判断で母子共に無事に助かりました。

当時の先生には未だに挨拶に行くほど感謝しています。

 

でもその一方で「???」となる先生方もごく一部には確かにいらっしゃいます。

つい先日も人間ドックを受診してきましたが、バリウム検査などで受診者を見下してる態度が目立つ先生がいましたし…

 

医者の数を増やすのも大事かもしれませんが、大門未知子のような患者に真剣に向き合ってくれる名医がもっと増えて欲しい!(コンプライアンス的にはちょっとアレですけど…)

 

ドクターXを毎回観る度に私はそう痛感します。

 

そんな医療界へ一石を投じるようなドクターXはまだまだこれからも続いて欲しいですね。

 

「大門未知子の手術後パフォーマンス」まとめ

一匹狼で、どんなに憎い相手でも、医者と患者の関係になれば全て平等に扱うカッコ良い大門未知子先生。

人の生死に真剣に向き合う姿が毎回カッコ良いですよね!

 

今回はそんな

大門先生が手術後になぜ患者に手を添えるのか?

について考察してみました。

 

私が考えた理由は下記の3つでした。

  • お疲れさま、よく頑張ったね!という労いの想い
  • あとはあなた次第よ!とそっと背中を押す優しさ
  • 患者=戦友としての敬意

あなたは、ドクターXのこの名場面を見て何を思うでしょうか?

 

そういえば今思い出しましたが、大門未知子はシーズン2で

「患者と共に闘う」

というセリフを言っていた気がします。

我が家の息子も幸運なことに良い先生方と巡り合い助けられて、元気に育っていますが、今後も医者と患者の関係を考えさせてくれるこのドクターXが相棒シリーズに負けないように末永く続くことを願っています。

 

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以上、最後までお読み頂き、ありがとういございました。

 

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