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エキノコックス症の感染経路は?症状や治療・予防方法が気になる!

 

エキノコックスへの感染が、愛知県の知多半島で広がっているという報道がされています。

数年前のヒアリ騒動のときも愛知県でしたが、元愛知県民(岡崎市に3年在住)としては非常に心配です。

 

エキノコックス症と言えば、個人的にブラックジャックを思い出すのですが、ネット上での騒ぎを見ていると、エキノコックス自体を知らない人も結構居る印象を受けました。

 

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こういう聞き慣れない言葉が出ると不安になりすよね?

 

ということで、この記事では、そんな不安を少しでも解消できるように、エキノコックス症(別名:包虫症)の感染経路やどんな症状なのか?、また治療・予防方法をまとめてみました。

 

エキノコックス症の感染経路は?

 

エキノコックスとは簡単に言うとキツネやイヌなどのイヌ科の動物の糞などからヒトに感染する寄生虫のことです。

 

専門的な表現で言い換えると

エキノコックス属条虫の幼虫(包虫)に起因する疾患で、人体各臓器特に肝臓、肺臓、腎臓、脳などで包虫が発育し、諸 症状を引き起す。ヒトには、成虫に感染しているキツネ、イヌなどの糞便内の虫卵を経口摂取することで感染する。

引用元:国立感染症研究所

とあります。

 

その感染経路については、経口摂取とありますので、考えられるのはキツネなどの糞の近くで育った山菜や栗やマツタケを口にする、あるいは沢水・井戸水を生水のまま飲んでしまったなどのケースが考えられますね。

ところが、現段階では正確な感染経路は突き止められていません

 

 

しかし、経口摂取しかヒトへの感染は考えられないため、北海道などでは生水は絶対に飲まない!、人家にキツネを近づけないというのが常識らしいです。

 

エキノコックスというと、どうしてもキツネなどのイメージがあり、北緯の高い場所限定のイメージがありました。

実際に過去に報道があったのは、北海道や青森県、一番南でも2007年の山形県や2005年の埼玉県まででした。

 

それが、2014年、2017年、2018年と愛知県で立て続けに確認されたことで、着実に日本本土で拡大しているのでは?という報道がされてるのだと思われます。

 

今回もそうですが、その観戦事例の殆どが野犬なんですよね…

私は神奈川に住んでますので野犬ってそんなにいるのかな?という印象がありますが、もしかするとペットブームの弊害がその背景にあるのかもしれません。

 

ちなみにですが、過去にはムツゴロウ動物王国の北海道から東京への移転計画があった時に、ムツゴロウさんの飼っている動物がエキノコックス症なのではないか?と噂になったこともあるようです。

結局、東京に進出したムツゴロウ動物王国は、集客が伸びずに2007年に破産し閉園してますが、エキノコックスの噂の影響などもあったのかな?と今では思ってしまいますね^^;

 

 

ところで、気になるヒトへの感染事例としては2014年に青森県で20名ほど確認されていますが、エキノコックスの生息範囲が一気に広がったインパクトがあるので、これからヒトへの感染事例も他に出てくるかもしれませんね。

 

冒頭で書いた、ブラックジャックの作品内では、ブラックジャック先生が自分で腹切って取り出してましたが、現実的には感染してしまうと外科的な除去は難しいケースがほとんどのようです。

 

ですから、エキノコックスに感染しないように、きちんと予防しておくことが必要になります。

 

そこで今度は、エキノコックス症の症状や治療方法と共に予防方法を確認していきましょう!

 

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エキノコックス症の症状や治療・予防方法について

 

まずは、エキノコックス症の症状についてですが、主に以下の3つが挙げられます。

 

エキノコックス症の症状

  • 肝臓付近(右上部)の腹痛
  • 肝機能障害(患者の98%が肝臓をやられる)
  • 黄疸を引き起こす(皮膚の激しい痒み、腹水)
  • 咳、血痰、胸痛、発熱などの結核類似症状

 

もちろん、包虫が散布され転移する場合もあるんだとか。その転移先が脳や心臓などに及べば、その症状は非常に重いものとなります。

 

一番やっかいなのは、潜伏期間が長いこと。

成人の場合は何と10~20年なんだとか(子供は5年程度)。20年も自分の中で包虫が成長するなんて考えるだけでゾッとしますよね^^;

 

潜伏期間がこれほど長いのは感染初期のエキノコックスが成長して、ある程度大きくならないと無症状だからで、気付いたら手遅れのケースが多いので、毎年の健康診断などで、小まめに腹部のエコーやX線検査をきちんと受けておくしかなさそうです。

(普段からエキノコックスに対する意識が高い北海道ではスクリーニング検査が徹底されています。)

 

エキノコックス症の治療方法は?

もし発症してしまった場合の具体的な治療方法としては

  • 手術療法
  • 化学療法

の2つしかありません。

先程も書きましたが、ブラックジャック先生のように外科的な除去は困難なのが現実です。

癌などもそうですが、早期発見が基本で、万が一発症して外科手術でも取り切れない場合は、欧米で30年以上も臨床実績のあるアルベンダゾールという内服液でやっつけるというのが実情のようです。

 

エキノコックスの予防は基本的な事を徹底するのがベスト!

エキノコックスの予防ですが、

  • 手指の洗浄励行
  • 食物はよく洗いなるべく加熱する

基本的なこの2点を徹底!これしかありません。

 

エキノコックスは熱に弱く、60度×10分間の加熱でほとんど死滅します。汚染の恐れのある食物を食す場合は、とにかく火に通すことを徹底しましょう。

 

また北海道の人を見習って、どんな場合も生水は絶対に飲まないことも必要です。

 

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「エキノコックス症」まとめ

以上、エキノコックス症の感染源、症状、予防・治療方法についてまとめてきましたが、如何でしたでしょうか?

 

症状や治療方法だけ考えると、非常に怖いのですが、手洗いの徹底や、なま物を避けるという常識的な予防をしていれば、まず感染は防げるというところが安心材料と言えると私は考えます。

ヒトへの正確な感染経路は解明されていませんが、解明されてないことを気にしても仕方ありません。

 

今回の報道も、とりあえずは野犬とのことなので、ヒトへの感染というニュースにだけ注意して、必要以上に騒がず普通に過ごすことが重要と考えます。

 

 

ということで、色々書いてきましたが、基本的には経口摂取からしかエキノコックスへの感染は有り得ないと考え、普段の予防と小まめな検診の徹底!にだけ注意して行きましょう!

 

以上、最後までお読み頂きありがとうございました。

 

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