楽しい飲み会などでつい飲みすぎてしまった翌朝にやってくる二日酔い…頭はズキズキして吐き気もするし…
そんな二日酔いは一刻も早く治したいですよね。
そこでこの記事では、一般的な二日酔い治し方や、ためしてガッテンでも紹介された『二日酔いによる頭痛や吐き気を止める方法』をご紹介しますので、参考にしてスッキリしてください。
ためしてガッテンでも紹介された二日酔い(頭痛・吐き気)の治し方
過去に放送された、NHKのためしてガッテンでは、二日酔いが2つのタイプに分けられていました。
- アルコールが残っていて、まだ酔っているタイプ
- アルコールは飛んでるけど、脳がむくんでいるタイプ
ここでは、この2つのタイプごとに説明してまとめて行きます。
アルコールが残っていて、まだ酔っているタイプ
まず一つ目の「アルコールが残っていて、まだ酔っているタイプ」ですが、番組内で紹介されていた二日酔いの治し方のポイントは下記の4つでした。
- 水分をたくさん摂って体内のアセトアルデヒドを薄める。
- アルコールの分解が行われる肝臓の働きを助けるために、よく寝る。
- お風呂に入ったり運動したりすると、肝臓の働きを妨げるのでしてはいけない。
- 食べ物は、おススメの順番に、グレープフルーツ、柿、卵焼き、ゴマ。
この中でも特にビックリするのが「柿」です。
柿にはタンニンという成分が含まれていて、このタンニンが二日酔いによる頭痛の原因であるアセトアルデヒドの分解を早めたり、体外へ排出するのを助けてくれたりする働きがあります。
柿は一年中出回っているわけではありませんが、柿の季節ではないときには、干し柿でも効果が期待できるとのことなので、干し柿を見つけたら多めに買って冷凍庫で保管しておくのが良いですね。
アルコールは飛んでるけど、脳がむくんでいるタイプ
二つ目の、「アルコールがなくて、脳がむくんでいるタイプ」の治し方のポイントは以下のつ。
- 利尿作用のあるお茶やコーヒーを飲む。
- むくみを取るために、お風呂に入ったり運動をしたりする。
このタイプは水を飲んだり寝たりするのは逆効果です。
おススメの食べ物は、梅干やチョコレート。
以上、見ておわかりの通り、
なんですよね。
ということは、ちゃんと自分が今どんな状態なのか?を把握しないといけない…ということでもあります。
そこで重要になってくるのは、
の判断方法です。
が、これはもう・・・息を吐いてアルコール臭さが残っているかどうか匂いで確かめてみるしかなさそうです。
自分ではわかりにくい・・・と心配な場合はご家族の協力をあおぎましょう!
それも難しい場合はアルコールセンサーなどを使えば、より正確にどちらのタイプかを判断できるので、お酒をよく飲む方は購入しておいて損はないかもしれません。
そもそも、二日酔いになる原因の一つが、アセトアルデヒドです。
アセトアルデヒドとは、体内に入ったアルコールが肝臓で分解されてできる成分。
このアセトアルデヒドが全身に回ると神経細胞に影響を与えて、頭痛や吐き気、倦怠感などの二日酔いの症状を引き起こします。
ためしてガッテンの番組内では、頭痛の治し方として、体内にあるアセトアルデヒドを薄めるか、少しでも早く体外に排出することが大事だと紹介されてました。
二日酔いのときに水をたくさん飲んだほうがいいと言われるのはこのためなんですね。
ちなみに、お酒に強いか弱いかは、アセトアルデヒドを体内で分解する酵素が強いか弱いかによります。
この酵素の強さは遺伝によるものが多いと考えられていますが、日本人の約半数は、この酵素が強い遺伝子を持っているというデータもあります。
私はお酒に弱い体質で(両親も同じ)、逆に嫁の家系は全員お酒に強い…やはり遺伝うんぬんの話は本当なのでしょうね。
二日酔いに効く食べ物や飲み物は?
二日酔いに効くものとしてよく耳にするのが、ウコンやシジミエキスではないでしょうか。
クルクミンやオルニチンには、肝機能を高めてアセトアルデヒドの分解を助ける働きがあります。
ただ、残念ながら、
ことを知ってましたか?
思い込みって怖いですよね~と偉そうに言ってますが、私もつい2年前くらいに知りました。
ということで、体感として確かにクルクミンやオルニチンが少なからず効いているのは感じますが、別に大量に摂取したり、無理に摂取したりする必要はありません。
また、二日酔いは体内の水分が不足している状態です。
水分補給が必要なので、水、スポーツドリンク、経口補水液などを積極的に飲むようにしましょう。
私は必ずポカリスエットかアクエリアスを飲むようにしてます。
最後に二日酔いのときに食べる食べ物としては、タンパク質やビタミンCは肝臓の働きを助けてくれる、チーズ(タンパク質)やグレープフルーツやキウイ(ビタミンC)を使ったサラダなどがおススメですよ。
「二日酔いの治し方」まとめ
二日酔いをできるだけ早く治すには、肝機能を高めてアセトアルデヒドを体外に排出するのがポイントでした。
上で紹介した治し方と合わせておススメなのが、ツボ押しです。
ツボ押しで肝臓の働きを助けてあげることで二日酔いを早く治すことができますよ。
で、頭痛や吐き気を抑えるツボとして知られているのが、「百会(ひゃくえ)」というツボです。
これは頭のてっぺんにあります。
なんだか眠れない、寝ても寝ても眠いという方!
百会(ひゃくえ)を押してみませんか?頭のてっぺんにあるツボです。垂直に押すのがポイント!
自律神経の偏りを整え、頭痛や不眠などの症状を緩和するといわれています。
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— 楊梅桃李 (@youbaitouri) 2018年10月26日
身体のまさに中央が「百会」で、ここを人差し指と中指でゆっくり押しては離す、を2~3分続けてみてください。
でも治し方を覚えることも大切ですが、理想は二日酔いにならないようにすることですよね。
そのためには、お酒を飲むのと一緒に、その合間で(水分補給という意味で)水やソフトドリンクなどを飲むようにしましょう。
ちなみにこうしたときの水やソフトドリンクはチェイサーと言われていますよね。
チェイサーは決して水だけではなく
「強い酒のあとにすぐに飲む水や軽い飲み物」
引用元:コトバンク
を総称して言うんだとか。
マメ知識として覚えておきましょう。
また、自分が飲めるアルコールの分量をきちんと把握しておくのも大切。
無理しない範囲で楽しくお酒とお付き合いしていきたいですね!