“トレッキング”ってここ数年間でよく耳にするようになった言葉ですよね。
しかし実際のところ、よく耳にはするものの、正確には何のことかよく分からなくはないですか?
そこでこの記事では、
- トレッキングの意味
- ハイキングとは一体何が違うのか
をわかり易くまとめてみました。
登山やピクニックとの比較もしてみたので、是非最後まで読み進めてみてください。
ハイキングとトレッキングはどこが違う?
ハイキングとトレッキングの違いは大きく二つで、
目的
- ハイキング…歩くこと自体が目的
- トレッキング…目標やテーマを自ら設定し、それを達成することを目的として山歩きをする
対象となるフィールド
- ハイキング…歩くこと自体が目的なので、そのフィールドは山に限らない。例えば市街地の景観を楽しみながら歩くことも、立派なハイキング。
- トレッキング…言葉自体に山の中を歩くという意味があり、そのフィールドは基本的には山となる。
いかがですか?
個人的にはトレッキングうんぬんより、ハイキングに関しても何も知らなかった…ということを痛感しました。
確かに歩くことが目的なんだろう…とザックリ思ってましたが、
という解釈はビックリです。
あなたは、ハイキングについて、しっかりと理解できていたでしょうか?
ハイキングとトレッキングそれぞれの楽しみ方
ハイキングの特徴は、【何か特別な道具もいらず、いつでもどこでも始めることができる手軽さ】にあります。
- “暖かくなってきたし、近くにちょっとハイキングに行ってみよう”
- “一緒に過ごす時間を持つために、子供をハイキングに誘ってみよう”
などなど、思い立ったら直ぐにでも行けてしまうのがハイキングの魅力です。
一方のトレッキングは、
- 自然環境の中を楽しみながら歩く
- バードウォッチングをしながら歩く
- 景色を楽しむ
- 森林浴を楽しむ
- 高山植物を見て癒される
などなど、
を持って、色々な楽しみ方が在るのが特徴です。
トレッキングはさらに、渓流を歩くリバートレッキング、積雪の中を行くスノートレッキングという分野があったり、自転車やバイクで山を走る行為もトレッキングに含まれたりと、本当に多種多様に分類されます。
それ故トレッキングには、自分が達成したい目標に見合った装備が必要になってきます。
- トレッキングシューズ
- ザック(バックパック)
- 水筒
- ヘッドライト
- 防水性のあるウェア
- 吸水速乾性のあるアンダーウェア
- トレッキングポール(杖)
- アウトドア用の帽子
などなど…もちろんこれらを一気にそろえる必要はありませんが、自分のレベルに従って、徐々にこれらのグッズを揃えていくこと、これもまた一つの楽しみと言えそうですね。
登山やピクニックとも比較してみた
ここでは、より似通ったイメージのある「登山とトレッキング」、「ハイキングとピクニック」の違いをそれぞれ調べてみました。
その結果、よりハードルの高い順に、
と順番付けが可能な事が分かりました。
「登山とトレッキング」の違いは、
の一点です。
トレッキング
山頂までいくことを目的としない山歩きのことを言う
登山
山頂を目指して登ること
例えば、トレッキングの行程中にプロセスとして山頂を踏む場合もあります。
だけど、その場合は結果として途中で登山をしていても、全体として見ればトレッキングになるんです。
大事なのは
ということです。
続いて「ハイキングとピクニック」の違いですが、
ハイキング
歩くことが目的
ピクニック
屋外で食事をすることが目
と目的が明確に違うんです。
でもそれって、もはやバーベキューでは?という感じですが、屋外で食事を楽しむことは共通とするものの、
更にここにテントが登場し、泊まるという要素が入ってくるとキャンプになります。
ハイキングは弁当でも何でも良いというわけですね。
言われてみればそうかも…と私は妙に納得してしまいました。
ということで、ちょっと違う視点で区別すると…
- 気心の知れた昔ながらの友人達とワイワイ行くならピクニック
- 楽しみながらも、互いの信頼関係を深めるために子供と行くならハイキング
- 一生を連れ添う妻、あるいは大切な恋人と特別な絆を得るために二人で行くならトレッキング
- 自分と向き合い、限界を超えるために1人黙々と挑戦するなら登山
という感じでしょうか。
この分類はあくまでも個人的な見解ですが、少しでも共感する部分があれば幸いです。
「ハイキングとトレッキングの違い」まとめ
四季折々の表情を持つ自然豊かな国日本。
「トレッキング」にはもってこいの名所がたくさんあります。
まずはハイキングから入り、そして歩くことになれたらトレッキングにも挑戦してみたいですね。
挑戦してみてこそ得られる感動、発見、出会いなどがあり、それらが再び人を山へと駆り立てるものになるのでしょう。
この記事をお読みになったあなたも私も、
“Because it’s there.(そこに、山があるからだ)”
と言いながら、山に夢中になっている日は、そう遠くないかもしれません…。
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