人混みで疲れるのは病気が原因?苦手意識を克服する方法と対策

人混みが苦手対策

 

満員電車はもちろん、大勢の人が集まる場所がどうも苦手だ、何もしなくても人混みの中にいるだけでぐったりしてしまう…、そんなことはありませんか?

人混みに出かけたときに、頭痛や吐き気、ひどい肩こりなどの体調不良を感じると出かけたくなくなりますよね。

私も過去にパニック障害になりかけて、よく電車の中で貧血気味になったり、呼吸が苦しくなったことがありました。

 

そこでこの記事では、そんな私が「人混みが苦手で疲れる原因」とその対策をいくつかご紹介します。

 

人混みで疲れる原因

人気味で疲れる原因

人混みで疲れる原因としては、主に

  • パーソナルスペースの侵害
  • 自律神経の乱れ
  • HSP

この3つなどが考えられます。

 

1つずつ見て行きましょう。

パーソナルスペースの侵害

パーソナルスペースというのは、

人それぞれが持っている、目に見えないテリトリーのようなもの

です。

そこに他人が入ってくると自分のテリトリーを侵害されたと感じてしまうのです。

 

このパーソナルスペースは人によってその範囲が違いますし、周囲にいる人との関係によっても変わってきます。

親しい人がすぐそばにいてもストレスを感じませんが、知らない人だとストレスですよね。

 

人混みというのは、このパーソナルスペースが維持できないので、それがストレスになってしまうのです。

 

自律神経の乱れ

次に自律神経についてですが、自律神経が乱れると、動悸やめまい、吐き気や頭痛など、様々な症状が出てきます。

 

人間関係に悩んでいたり、長時間労働が続いたりするとストレスになり、自律神経が乱れてくるのです。

そうした状態のままで人混みに出ると、めまいや動悸の原因になってしまいます。

 

私の場合も、モロにこれが原因でした。

自分のやってる仕事の設計ミスで、製品の生産ラインがストップすると、うん千万という損害になるので、それが凄いプレッシャーだったんです。

そんな中でも、とにかく出社しなければならなく、後述しますが、とにかくリラックスしようと色々試して四苦八苦した過去があります。

 

結局、その後数回に渡り転職する羽目になりましたが、いい職場に出会い、極度なプレッシャーから開放されてからは徐々に体調も戻りました。

自律神経ってホント怖いですよ~

 

HSP

最後に、HSPというのは、Highly Sensitive Person(ハイリーセンシティブパーソン)の略で、

「敏感すぎる人」

という意味です。

あくまで気質なので病気ではありません。

 

人混みに入ると、自律神経が乱れているときと同じように、めまいや耳鳴り、頭痛や吐き気などの症状が出てきます。

HSPの人は、身体的には、音や匂いなどの五感に関することに過敏で、他人が発しているエネルギーの影響を無意識に受けています。

 

精神的には、他人の視線が気になったり、他人の感情を敏感に感じ取ったりするのが特徴。

つまり…

HSPの人は、そうでない人よりも外部からの刺激や影響を受けやすい

のです。

 

 

以上、ここまで述べてきたような理由で人混みを苦手と感じている場合、その苦手意識をどうしたら克服できるのか、続いてその対策方法を紹介します。

 

人混みへの苦手意識を克服する方法と対策

人混みへの苦手意識対策

 

人混みに近づかないのが一番いいのはもちろんですが、学校の行事や仕事など、どうしても人混みに出かけなければいけない場合もありますよね。

 

効果的な対策としては、

  • 「出来るだけ端っこにいるようにする」
  • 「気を紛らわせる」

この2つです。

 

人混みの真ん中にいると、自分の周囲全てのパーソナルスペースが侵害されている状態です。

少しでも端っこにいるようにすると、窮屈感が和らぎます。

 

音楽が好きなら、イヤホンをつけて音楽を聴いてみてはどうでしょうか。

自分がリラックスできる音楽を選んで、周囲から気をそらすようにしましょう。

 

ちなみに、私の場合は、音楽ではなく、BDレコーダーで撮った好きな番組をウォークマンに落として観てました。

お笑い系の番組が多かったので、周りからすれば「何あの人!ニヤけてる!」と冷たい視線だったとは思いますがw

私としてはそれどころじゃないので、「そんなの関係ねぇ!」状態でした。

 

何かこう…

リラックスするには笑えば良い!!…と思っていたんです。

「笑うと健康になる」っていう健康法があるじゃないですか?

まさに考え方は一緒です、

 

更にそれでも不安なので、ガムなども噛んで、とにかくリラックスを心掛けてましたね。

 

また、ありきたりですが、「深呼吸する」もとても効果的です。

人混みが苦手な人は、

人混みにいるときには交感神経が働いて脳が興奮状態になっています。

これを落ち着けて副交感神経を優位にさせるのに効果的なのが深呼吸なんです。

 

その深呼吸の方法ですが…

 

最初に息を吸うのではなく、まずは口からゆっくりと息を吐いてください。

人混みの中にいて不快に感じているものを、息と一緒に吐き出してしまうイメージです。

10秒ほどかけて、ゆっくりと息を吐きましょう。

これ以上吐けないところまで来たら、鼻から息を吸います。

このときには意識をしなくても自然と息を吸ってしまうと思います。

 

 

以上のように、

「嫌なものを吐き出して、新鮮な空気を取り入れる」イメージ深呼吸

を繰り返してください。

5回ほど繰り返していると、驚くほど気持ちが落ち着いてきますよ。

深呼吸はいつでもどこでも実践できるのでおススメの対策法です。

 

 

「人混みで疲れるのは病気?」まとめ

人混み対策

 

人混みが苦手な人は、そうでない人と比べると、日常生活でストレスを感じることが多いと思います。

 

他人の視線や動きが気になる場合

→ 歩いているときに遠くの一点に視線を集中させる


周囲の音が気になる場合

→ 音楽で気を紛らわせる、または逆に信号などの特定の音だけに集中する

などなど…自分なりの方法を見つけてみてください。

 

無理に人混みに出かける必要はありません。

苦手意識をすぐに変えるのは難しいかもしれませんが、自分なりのリラックス方法をいろいろ探していると、ピッタリの方法が見つかるはずです。

 

どうしても人混みに出かけなければいけないときに、

「今日はどんなリラックス方法にしようかな」

と思えるようになったらいいですね。

 

以上、是非参考にしてください。

 

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