
「女子力って!?なに?」
いつの頃からでしょうか・・・
「すごい!女子力高い!」とか「女子力をもっと上げる!」なんて、雑誌の見出しやテレビなんかで言われ始めたのは。
なんで女子力があって男子力はないのか?
全体的な大人力なんてのもあっていいかと思うんですけど、これまた話題にもならず。
更には30、40、50代でも女子でいいのか?って様々な「?」がありますが…
まあ要するに、やっぱり女はいつでも注目の的ってことなんでしょうねっ。
きっと。
という感じで私は良いように解釈しているのですが、あなたはどうお考えでしょうか?
女子力とは何か?
これは女性にとっては簡単に答えが見つからない、いわば女性の永遠テーマだと言えます。
だけどそんな中、けっこういるのが、その本来の意味をはきちがえちゃってる人達です。
ダイエットやスキンケア、コスメや、あるいは持ち物であったりと、女子力の高さは得てしてそんなことだけで議論されがちです。
あなたの周りでも、ホントそんな議論が巷に溢れ返っていませんか?
こういう自己啓発本をホントよく見かけます。
もちろん!
女性として身だしなみは大事です。
1児のママでアラフォーの私も
「いつまでも女性らしくありたい!独身の頃のようにおしゃれしたい!」
と口癖のように自分自身に言い聞かせています。
しかし同時に、
本当の意味での女子力はそれだけではない!
とも思います。
ということで、この記事では
「本当の女子力とは何か?」
について書いてみたいと思います。
女子力はウザい!は勘違い?

さて、まずは「女子力」という言葉の定義をきちんと調べてみましょう!
デジタル大辞泉によると、
「女性が自らの生き方を向上させる力。また、女性が自分の存在を示す力。平成21年(2009)ごろからの流行語。明確な定義はなく、女性らしい態度や容姿を重んじること、女性ならではの感覚・魅力を生活や職業にいかすことなど、さまざまな解釈で用いられる」
とありました。
おお!
感動するくらい明瞭に書かれていますね。
そうです。
ここにあるように、
女性が生き方を向上させる力であり、自分の存在を示す力こそが女子力
なんです。
あなたも、媚びたり、甘えたり、男性好みのセクシー系になったりすることが、女子力あがってるって勘違いしていませんでしたか?
それ、違いますからっ!
って偉そうなこと書きましたが、私もそんな勘違いしていた1人です。
しかし…
生き方を向上させるというと、人それぞれで生き方は様々なワケで、自分の存在を示す方法も人それぞれってことになると思います。
ある人には、それが
「容姿的な美しさ」を意識することであったり、
また別の人は
「仕事や料理や作法」だったり…。
結局のところ、女子力が高い!
というのは色んな捉え方ができそうです。
ただ、ここで色んな捉え方がある!
としてしまうとこれ以上何も書けなくなります。
よってここでは、あくまでも、自分なりに理解した女子力を基準に話を進めさせて頂きますね。
ということで、ここからは、私自身が理想とする女子力…内面からの美しさについての話です。
アラフォー主婦の目からみた、
女子力(内面からの美しさ)をアップするために今すぐやった方が良いこと
を独断と偏見でランキング形式にしてみましたので、「こんな意見もあるんだ〜」と気軽に読んでみてください。
ポイントは、まずは内面ありき!ということです。
では早速、参りましょう!
第1位 言葉づかいと挨拶

はい。
なーんだって思ってる方!女子力上がりませんよ〜!
いいでしょうか、
まずよく電車などで耳にして気になるのが、若い女の子たちの言葉使いです。
先日も電車内で、3人組の女の子が
「今日の夜、肉、くう?」
な〜んて会話していました。
これだめです。
だめ過ぎます。
あなたも無意識に女子同士とか仲が良い男友達とかに、使っていませんか?
女性らしい言葉使いという意味では正しくは「お肉」です。
是非「お」を付けましょう。
しかも、「くう」って女性が発する言葉ではありませんよね。
気心がしれた相手にでも、あくまでも
「今日、お肉食べに行く?」
にしましょう。
何か、オバサンの小言になっている気がしますが、道でオフィスで学校で、誰が聞いているか本当わかりません。
こういう積み重ねが素敵女子への第一歩だと思います。
これが、目上の方や知り合い程度の方なら、当たり前ですが、友達の会話でも必ず敬語に変えて下さいね。
そして笑顔をプラスして話しましょう♪
また、基本の「き」ですが、常日頃から挨拶をきちんとしましょう。
これも笑顔で、声に出して下さい。
目礼でも良いのでしょうが、自分の存在を示す=女子力という観点からすると声に出すべきです。
ただ声に出すとなると挨拶って結構ハードル高い人多いんですよね。
子供の学校とかでも、挨拶という当たり前のことができない人が多かったりします。
社会人になったらなんとかなる!なんて思っていてはいけません。
毎日の習慣がものを言います。
まず家族に、そして一歩外に出たら知り合いに、笑顔で声を出すことです。
第2位 さりげない気遣い

これは、かなり難しいです。
だいたい女子力があまりない!と一般的に言われる方は、周りを見ていません。
自分しか見ていないんです。
先ほど、女子力に対する世間の勘違いのところでも申しましたが、
「媚びたり・甘えたり」
というのもまさにそう!
自己中になってしまうと、いくら容姿が綺麗で美しくても、
「この女、ウザい!」
となってしまうことでしょう。
このように、女子力がウザいと思っている大半の人は、そんな自己中女子に対しての意見だと思われます。
自己中女子はまさに、間違った方法で自分の存在を示してしまった悪い例です。
昔勤めていた会社に、素敵な女の先輩がいました。
容姿端麗で何気ない仕草も品があって心身共に美しい…まさにマドンナ的な存在の人だったんです。
その先輩は、私が入社後半年で寿退社で会社を辞めてしまったのですが、数年後にお会いした時に、何と銀座のクラブの人気ホステスに華麗に転身されていたんです。
その時に色々話を伺ったのですが、特に心に刺さった言葉があります。
もっと庶民的なキャバクラなどの世界でもきっとそうなのでしょうが、ライバルひしめく厳しい競争の世界で最後に生き残るのは甘え上手な子でなく、
とにかく細かい気遣いができる子
なんだと力説していました。
何もプロの接客方法まで習う必要はありませんが、外にでたら、180度視界の範囲に常に気を配ることを少しでも練習した方が良いです。
私と同じくアラフォー世代で自己中だったら、ホント目も当てられません。
もちろん男性もそうですが…
結婚前の方は想像が難しいかもしれませんが、ママさん達の中に必ず1人はそんな自己中な人がいます!

毎日やっていると、だんだん普通にできるようになると思うので、是非ちょっとしたことにも気遣いをするよう意識してみてください。
だれか困っている人、悩んでいる人にさりげなく声をかけたりすることや、大勢の中で話題にはいれない人が入りやすいように、言葉を振るなんてこともさりげなくやりたいものですね。
そういう表には見えない部分をちゃんと見てくれて評価してくれる人は必ず居ると思いますよ!
また、私は日頃常に意識していることがあります。
それはお店のレジでお釣りを渡されるときなど、必ず「ありがとう、すみません」と一言添えること。
これは地域性も影響しますが、三重県出身の私にとってはそれが普通の感覚なんです。
でも、東日本出身の旦那は、馴染みのないことで、最初は恥ずかしさがあったのですが、
素敵なことだよなぁ~
と気付いてからは見よう見真似で、「ありがとう」と言うようになりました。
言う方も、言われる方も、お互いにとって気分が良くなりますから、絶対に”やって損”とうことはないです。
是非、そんな何気ないところから始めてみたらいかがでしょうか?
ただし、ここで注意点があります。
それは、はからずも相手が不快な雰囲気を出したとしても、けっして
「何よ!せっかく~してあげてるのに!」などと思ってはいけない!
ということです。
それは…ある意味、菩薩(ぼさつ)の心です。
もしそんな残念な人に出会ったら、
こういう人もいるんだなあ〜
と、今後自分が同じことをしないようにその行動を反面教師としてインプットして行きましょう。
第3位 本を読みましょう

最後は、「読書」です。
これもできない人にとっては、かなり困難極まりないことですよね。
しかし、最新の雑誌やネットから得た情報以外の、古典的な教養が欲しいものです。
そんなの別に…とお思いのあなた!
いつどんな時にそのことが役だったり、誰かと意気投合したりするかしれませんよ。
ポイントは勉強という感覚ではなく、真からの教養を付けること。
これこそが女子力アップへの近道です。
なぜならば、話がうすっぺらな人とは、長く話していたくないからです。
”好きな男性の愚痴を聞いてあげる”
な〜んてシチュエーションで引き出しが乏しかったら、最悪「コイツに話しても仕方ない」ってなってしまいます。
男性目線を旦那に聞くと、やはり男性に結婚を決断させるのは、
「一緒に居て楽しい」と思わせること!
コレが一番です。
将来的に意中の男性と結婚したいと願うならば、この部分は絶対に必要ですよ。
また、自分がいろいろ知っていると、相手の奥深さなども読み取ることができます。
旦那になる人を見定めるためにもきっと役立ちますよ〜
まずは、電車でスマホではなく紙の本を読んでみてはいかかでしょうか。
きっと何かが変わってきますよ。
「女子力ってウザい?」まとめ

いろいろ書いてきましたが、どれも非常に当たり前のことであり、かつとても大切なことだと思います。
昔から言われている、大和撫子とは、日本の女性を称えるときに使う言葉とされ、清楚で凛とした美しさをあらわします。
結局、昔からよしとされていることは、日本人の心の中に染みついているのかもしれませんね。
人をさりげなくたてつつ、気持ちを読み取り、気配りをする…
それは一見、人のためにしているようですが、自分の生き方も向上させています。
そして、しっかりした自分を持っていてブレることがない人であれば、自ずと周りに存在を示すこととなるでしょう。
これぞ、真の女子力を持っている人なのかもしれませんね。
どこか心当たりのある方、今すぐ実践あるのみです!!
この記事が、あなたにとって何か良いキッカケになって頂けることを願ってます。
以上、最後までお読み頂きありがとうございました。
