この記事では、LPレコードの日(3月20日)が何の日なのか?に関する情報をまとめています。
具体的には、
- なぜ3月20日がLPレコードの日なのか?その由来は?
- LPレコードの日に似ている他の記念日は?
についてです。
この記事を読めば、あなたの雑学知識が1つ増えること間違いなしですよ。
LPレコードの日って何の日?由来や意味は?
その由来は…
1951年3月20日に日本コロビアムからLPレコードが「長時間レコード」の名前で発売されたことを記念した
ことから来ています。
「長時間レコード」って言っても、最初は片面だけの5~15分程度だったのでは?と想像しますが、それでも画期的な事だったのでしょうね。
我々が普段慣れ親しんです音楽の今の姿を考えれば、その進化が物凄いことだと感じます。
私は、中学時代に洋楽にハマり、いわゆる名盤と呼ばれるレコードをコレクションするためだけに追い求め、中古レコード店などをハシゴしてました。
だから、割と周りにいる友人に比べればレコードに触れる機会はたくさんあったわけでが、今の10~20代にとっては…
まさにそんな世界なんでしょうねぇ~
ジェネレーションギャップですわ~w
「LPレコード」とは何?
LPレコードとは
です。
「アナログ盤」/「アナログレコード」とも呼ばれていますね。
再生音を重視する人々やDJには今でもファンが多いし、私のように血眼になってレコード収集に没頭する人が今でも数多く居るのは事実です。
レコードの歴史は1899年から…
レコードを再生する蓄音機が日本に最初に輸入されたのは1899年。
明治32年のことでした。
かれこれ120年も経つんですねぇ~
そりゃあ~今の音楽の入手方法がこれだけ進化するわけだ…
でも当時、アメリカから輸入されたその蓄音機を目の当たりにした明治の人は
と腰を抜かしたことでしょう。
今でこそ、こんなにコンパクトになりましたが、当時の大きさは半端なかったと思います。
手動式だったでしょうしね。
さてレコードの歴史に話を戻しまして、輸入品入ってきた1899同年には、日本最初の蓄音機専門店「三光堂」が浅草にできました。
当時、レコードは「平円盤」と呼ばれていたそうです。
たしかにたいらな円盤ですけど…もうちょっとネーミングセンスなかったのかよ~w
当時はお金持ちの人たち、音楽学校や音楽家にしか売れなかったことは容易に想像できますが、関東大震災のあとで、音楽を聞かせるカフェーが全国的に流行りました。
関東大震災も日本には大打撃だったでしょうから、レコードの普及には復興という想いも込められて、日本人を勇気づけるものだったのかもしれません。
悲しくてつらいことがあった後だから…
のでしょうね。
レコードは基本的に古いものだと思われがち。
でも、今でもレコート盤音源などはリリースされ続けています。
そして、もちろんレコードを聴くための音源機械も色々販売されているんです。
そう言えば、私がレコード集めに夢中になってた学生時代に、レコードの針の入手が困難になって「もうレコードは終わった…」とも言われ始めてた記憶があります。
で現在…探してみるとレコードプレーヤーとしては6000円程度から購入できるのが現状です。
むしろ、部屋にレコードプレーヤーがあるって何だかおしゃれ感すら感じませんか?
当時、レコードが終わるという危機感もあって、コレクター魂に火が付いてた自分は一体何だったんだろう…って思っちゃいます。
改めて楽天などでレコードプレーヤーの販売サイトを見ていると、おしゃれでシンプルなデザインが沢山あって、久々に欲しくなってきてしまいましたw
ということで、今でもレコードが聞ける環境はちゃんとあるので、それだけレコードには価値があります。
むしろ、レコード音楽を楽しみたいという人も多いです。
そのため、古いレコードなど…今でも売ることができます。
私は結婚して横浜に来る段階で、コレクションを全て手放してしまったんですが(ちなみにCD合わせて2000枚全部売って50万オーバーでした)、今も持ってたらもっと高く売れたかも?という後悔は常にあります。
あなたの家にも、古いレコード眠ってないですか?
今は簡単にネットなどで買取査定などもしてくれるので、物置などに眠っているレコードをこの記念日に引っ張り出してみてはいかがでしょうか?
LPレコードの日に似ている記念日
似たような記念日として、11月3日に「レコードの日」があります。
その「レコードの日」は、日本レコード協会が1957年に制定したものです。
「レコードは文化財」という考えの下、記念日になりました。
今のレコードの価値を考えると、まさに文化財と言えますよね!
「LPレコードの日って何の日」まとめ
何故3月20日が「LPレコードの日」なのか?
その由来は
日本最初のLPレコードが販売されたのが1951年3月20日だった
という意味でした。
今では、音楽配信や動画サイトなどで気軽に音楽が楽しめる時代ですが、レコードはCDなど他の音源に比べて特に趣があるので、これから先の時代も、きっとレコードは生き残っていくでしょう。
「LPレコードの日」あるいは「レコードの日」をきっかけにアナログ音源に触れる機会を設ければ…新しい世界が拡がるかもしれませんよ。