増田明美の解説は面白い?マツコ&有吉の怒り新党でも大絶賛!

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増田明美さんと言えば、今やマラソンの解説でお馴染みです。

そして増田さんの解説の特徴と言えば、選手のプライベートに関する小ネタがポンポン飛び出してきてその情報の細かさや量に圧倒されます。

 

以前出演した

「マツコ&有吉の怒り新党」

では、マツコさんから

「女子マラソンの解説は全部増田さんにしたらいい!」

と大絶賛されていました。

 

当然、今後リオオリンピックなどでも増田さんらしい面白い解説が聞けると思いますが、中にはマラソンとは無関係な情報は要らないというアンチな意見もどうやら多いようです。

 

そんな批判を受けてまで、自分の解説のスタイルを貫く増田さん。

一体、そこには増田さんのどんな思いがあるのでしょうか?

 

この記事では賛否両論ある増田さんの解説について、思うことを綴っていきたい思います。

 

増田明美さんの現役時代

 

増田さんが現役で活躍していた頃、日本の女子マラソン界は世界に大きく遅れを取っていました。

そんな日本女子マラソン界を記録面で国際水準に引き上げたのは増田さんの最大の功績であると言われています。

そのことからも、増田さんは正に「女子マラソン界のパイオニアの1人」と言えます。

 

当時、増田さんが出した

2時間30分30秒

という記録に対し、そこを目標としていた選手は数多くいたそうです。

あのバルセロナ五輪銅メダリストの有森裕子選手も増田さんに憧れていたとのこと。

 

 

更には、後に高橋尚子選手らを育てた小出義雄監督も増田さんの才能を高く買っていた1人です。

何でも、増田さんが高校進学するときに、当時千葉県立佐倉高校にいた小出監督が増田さんをスカウトしに来たとのこと。

ところが、その1週間前に成田高校から先にスカウトされいて、残念ながら小出監督はタッチの差で増田さんへの指導の機会を失ってしまいました。

小出監督は後々まで増田さんの才能を惜しんだそうです。

「俺が指導していれば…」

という強い想いがあったのでしょう。

 

結局、増田さんは記録的には素晴らしいものを残したのですが、ロサンゼルス五輪ではわずか16km付近で途中棄権してしまうなど、大事な試合で数々の不運が重なりオリンピックなどの大きな大会で良い成績は残せませんでした。

 

ロサンゼルス五輪以降の大会ではレース中に

「お前の時代は終わった!」

などと痛烈に野次られ、レース途中で立ち止まってしまうなど、辛い思いをたくさんしてきました

→頑張っている選手に対して酷いですよね!!

 

 

増田さんは当時のテレビ解説について

選手の走りと体調面にしか触れられず、ランナーとしてしか見られていないことに寂しさを感じていた

と雑誌の取材で語っていたと言います。

 

そんな辛い思いを今の現役選手に味わって欲しくないという思いがあって、

もっと選手個人の「人」という部分を伝えることに拘っている

のが今の増田さんのスタイルなんだとか。

 

解説者として増田さんのそういう「人」を重んじる姿勢は時に批判されることは多いのですが、私はそれだけ

解説の仕事に真剣で素晴らしい解説者

だと思います。

しかも…解説内容もその情報の細かさに凄いと感じるのですが、それ以上に…!

増田さんの声や語り口にすごい癒やされるんですよね。

 

これを読んでくださっている中に共感してくれる方がいることを祈ってます。

 

 

増田明美は解説者としてもパイオニア?

 

どんな世界でも前を歩く人というのは、おおよそ批判を受けます。

増田さんの解説は、今までにない斬新なものなので、批判の的にされていますが、私個人的には大変面白い解説だと思います。

 

批判する人には、増田さんがちょっとしたネタを仕入れるために、

影で選手本人や関係者に徹底的な取材をするなどの努力をしているからこそできる解説なのだ

ということを一度考えてみて欲しいと思いますね。

むしろ、増田さんの

解説者としてのプロ意識

は他の解説者にも見習って欲しいです。

 

 

サッカーなどの解説では、本来の解説そっちのけで、自分が普通に楽しんでいるかのような…ただ叫んでいるだけの内容の薄い解説をしている人がホント大勢います。

まあ誰とは言いませんが…っていうかほとんどですかねw

そういう解説者に比べたら増田さんの解説者としての仕事ぶりは賞賛に値するのではないでしょうか?

 

 

もうすぐリオ五輪が始まりますが、個人的にはそんな増田さんの解説が今から楽しみでなりません。

自分が辛い思いをしたからこその…

  • 深い解説
  • 選手への優しさ

私は世間の批判が多かろうが、解説者・増田さんを心から応援したいと思います。

 

以上、最後までお読み頂きありがとうございました。

 

 

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