この記事では、数学の日(3月14日)が何の日なのか?に関する情報をまとめています。
具体的には、
- なぜ3月14日が数学の日なのか?その由来は?
- 数学の日に行われるイベントは?
についてです。
この記事を読めば、あなたの雑学知識が1つ増えること間違いなしですよ。
数学の日って何の日?由来は?
については勘が鋭いあなたは、もしかしてピンと来ているかもしれません。
そう…その由来は…
円周率【π(パイ)】の近似値である『3.14』にちなんだ語呂合わせ
という意味から来ています。
数学の日を制定したのは誰?
「数学の日」は1997年(平成9年)に『財団法人日本数学検定協会』によって制定されました。
ところで、円周率関連の公式って覚えていますか?
- 円の面積=半径×半径×円周率
- 円周の長さ=直径×円周率
です。
私は流石に設計者なんで、仕事上普段から使ってますが、嫁はギリギリ…うる覚えという状態でした。
まあ数学って専門分野で働いてない限りは役に立たない知識の方が多いですもんね。
で、その円周率ですが、小学校では【3.14】で習うものの、中学校以降では円周率を【π(パイ)】として学習しませんでしたか?
なんて先生にツッコミ入れる生徒は必ずいましたよねw
円周率のギネス記録
知っていましたか!?
コンピューターで今も計算され続けていると言われる円周率の計算解は…な、なんと…22兆を超えて(2016年時点)いて、暗唱では7万桁を超えているんです!
7万桁って語呂合わせで覚えるのも不可能な数ですよね。
(語呂合わせは、もちろん外国語でも存在します。)
並んでいる数字見るだけでも目眩で倒れてしまいそう…
で、この円周率の暗唱の『ギネス世界記録』は2017年時点で
ということで2015年に認定されています。
さすが賢いインド人!
ところが…
我らが日本の数学者・原口證さんが、実はそのギネス記録以上の暗唱に成功しているんです。
2006年に、何と10万桁の暗唱に成功するも、何故か2017年までギネス認定されてないという…(認められない理由は謎)
世界記録を超えるだけで凄いんですが、やっぱ本人の名誉のためにも記録に残して欲しいですよね。
有名な数学者は誰?
エウクレイデス(ユークリッド)
数学的な証明を初めて組み立てた人です。
ブレーズ・パスカル
パスカルの三角形、パスカルの原理、パスカルの定理を発見した人です。
アイザック・ニュートン
初期の物理学、科学的手法、万有引力の法則、微分積分を発展させた人です。
ダニエル・ベルヌーイ
流体力学、統計及び確率論の研究をしていた人です
ピエール=シモン・ラプラス
ベイズの定理(統計学基礎)をつくって、光の速度を最初に研究した人です。
また、ブラック・ホールの存在を提唱しました。
エイダ・ラブレス
数少ない女性数学者の一人です。
世界最初のコンピュータ・プログラマーと言われ、ラブレスの翻訳書やメモはコンピュータ・プログラミングに関する最初の論文のひとつとされています。
以上、超有名どころの名前をピックアップしましたが…日本人の名がないのが残念ですね。
「数学の日」には何するの?
USA(アメリカ合衆国)の下院では「数学を学ぶ魅力」を呼びかける決議案が2009年(平成21年)に承認され、数学の魅力を伝える授業が行われています。
全てを把握することは無理でしたが、アメリカ合衆国以外の日本や他国でも、数学の魅力を伝える授業が数多く行われているようです。
「数学の日」に行われるイベントは?
世界各国、団体や学校の数学科などで記念日を祝うパーティーなどが開催されています。
オランダのでデルフト大学では、過去にパイのケーキに円周率の数字を入れたものを創作したようです!
授業なんかで食べるケーキって格別かもですね!どのような味だったのか?気になります。
また、海外ではパイを食べながら映画をみんなで鑑賞することが定番らしいです。
おやつの時間みたい…ですね。
日本で行われるイベントは?
日本では、数学の書籍が売買できるフェアが催されます。
また、方程式や円周率、関数のセミナーや数学者による講義授業が行われるところもあり、実際に授業に参加してお話を聞くこともできるんだとか。
数学嫌いな子供に、少しでも好きになってもらおうと参加する親御さんもいそうですね。
「数学の日は何の日」まとめ
今回のまとめです。
「数学の日」の概要
- 円周率「3.14」にちなんで3月14日が「数学の日」とされた。
- 「数学の日」を制定したのは財団法人日本数学検定協会である。
- 円周率の暗唱の世界ギネス記録保持者はインド人のスレシュ・クマール・シャルマさんで、その桁数は7万30桁
- ギネス記録に認定されてないが、日本の数学者・原口證さんは10万桁の暗唱を成功させている。
数字とかグラフって何かしらわかり易く表現しようとする時、何かしらと便利です!
でも、学生のころから理系だったけど、計算式を解くのが苦手だったり…関数を使用したものや図形の問題が苦手なんですよね。
仕事上、必要に迫られて数学の知識を振り絞ってますけど、中には「数学が好き!」とか「得意!」とか言える人が周りには居るわけで…
そんな彼らが正直とても羨ましいです。
そんな私にも、いつか「数学が好き」と言える日がくるのでしょうか…