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「灘」

と聞いて私が真っ先に思い浮かべるのが

秀才軍団の灘中学・高校です。

 

特に灘高校は毎年信じられない数の生徒が

東大や京大といった難関大学に進学し

高校生ウルトラクイズなどでも

常連校となっています。

 

それも出れば必ず優勝候補ですもんね。

 

私もそれなりの進学校と呼ばれていた

高校に入学しましたが、

次元が違いすぎます。

 

 

この全国的に有名な灘中学・高校は

神戸市にあるのですが、

実は姫路市にも灘中学校があるんです。

 

私も今回初めてしりましたが、

どっちの灘中学かで、

地元の人でもごっちゃになりそう…

 

地元の人は一体どうやって

区別しているのでしょうね?

 

 

そんな姫路の「灘」ですが

秀才ぶりでは流石に神戸の方に

分があります。

 

ところが・・・

普段はそんな神戸の影に隠れている

姫路の「灘」には、

全国1番を誇るものがあるんです!

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それが今回取り上げる

通称「灘のけんか祭り」です。

 

この今や世界的にも有名となった

日本を代表する祭りは

まさに姫路市立灘中学校の学区

中心とした地域で行われます。

 

全国的に“けんか祭り”はいくつかあり、

他には福島の「飯坂けんか祭り」

なども有名なのですが、

 

姫路の灘地区で開催されるものは

その激しさ(毎年死傷者が出ている)と

規模において、日本一!

と評されるほど壮大な祭りです。

 

観客数も15万人を超えるそうです。

 

単純にこの観客数の多さだけを見ても

その注目度の大きさが想像できます。

 

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毎年、秋ごろになると

必ずニュースなどで祭りの模様が

伝えられるのが恒例となっていて、

 

今や秋祭りという大きいくくりにおいても

代表的なお祭りであると言っても

過言ではありません。

 

そして今年も、

もうすぐその季節がやってきます。

 

ということで、今回は

灘のけんか祭り2017の日程や

アクセス方法をお届けしようと思います。

 

祭の背景や見所にも触れていきますので

お祭りに行く前の予習にお役立てください。

 

【関連記事】

灘のけんか祭り2017の日程は?

 

祭礼日

宵宮:10月14日(土)11:00~16:30

本宮:10月15日(日)9:00~17:40

 

 ~宵宮の流れ~ 

・蔵出し

宮入が一番早い東山地区の屋台は

9時ころには早々と出発。

各地域の屋台はそれぞれの地区を

巡回しながら松原八幡神社を目指す。

 

・宮入り

昼前から各地域の屋台順次宮入り。

宮入の順番は

東山→木場→松原→八家→妻鹿→宇佐崎→中村

と決まっている。

大体14時頃に全ての地域の屋台が

宮入りを完了。

 

・宮出し~屋台の練り合わせ

各地域の屋台が再び担ぎ出され、

神社の境内や楼門の外で

屋台同士が激しくぶつかる(練り合わせ)

日が暮れると屋台の電飾に火が灯り

より幻想的に!

ちなみに、順番で回ってくる

練り番の担当地域にとっては

自地域の屋台練りはこの日が最後。

(2017年の練り番は松原地区)

その後、本宮に備え、屋台たちは

各地域の蔵へと戻る。

 

 

 

 ~本宮の流れ~ 

・5:00~ 露払い

まずは松原八幡宮がある

松原地区の獅子壇尻が八幡宮へ向かい

清めの儀が行われる。

宮に明かりが付き、ここから本宮スタート

その後、この獅子壇尻は御旅山に向かい

そのふもとでも清めの儀が行われる。

 

・6:00~ 潮かき

練り番を務める地域の一行が

屋台蔵を出発し、

近くの海岸で海水をかけあい

身を清める。

 

・9:00~12:00 宮入

練り番以外の地域の屋台が順次宮入。

順番は宵宮と同じ。

練り番の地域だけは屋台を出さずに

最後のトリを務め、

3本の神輿幟(のぼり)を掲げ

拝殿前まで一団となって一気に進む。

その後、

「一の丸:応神天皇(おおじんてんのう)」、

「二の丸:神功皇后(じんぐうこうごう)」、

「三の丸:比咩大神(ひめおおかみ)」

の三基の神輿が拝殿前や楼門前の広場で

ぶつけ合わされる。

 

12:10~ 神宮渡御

松原地区の露払された壇尻、3基の神輿、

各地域の屋台が順番に

御旅山の山頂を目指す。

山頂への道を登る前に

それぞれふもとの練り場で

ひとしきりぶつけ合う。

露払い壇尻は単独なので、

祭りの無事を祈願し

担ぎ上げ⇔地面への叩き付け

を繰り返す。

各地域の屋台の順番は

木場→松原→中村→妻鹿→宇佐崎→東山→八家

で宮入の時とは異なる。

(練り番の地域は欠番)

 

12:10~ 神事

各地域の屋台が練りあっている間、

御旅山の山頂では、三基の神輿を前に

祝詞(のりと)が奉上される。

 

~17:40 最後の練りあい:10~ 神事

各地域の屋台が山頂の置き場に到着すると

今度は登ってきた順番で下山。

最後の屋台が降りてくるのは日没後。

ここから屋台の電飾に火が灯され

けんか祭りのクライマックス到来

最後まで神輿のぶつけ合い、屋台練りが

行われる。

それぞれ帰路につき、最後の八家地区の

屋台が引き上げて祭りが幕を閉じる。

 

※時間に関してはおおよその目安です。

 

以上、灘のけんか祭りの流れを

ご紹介しましたが、

文章では上手く伝わらないと思うので、

こちらの動画をご覧ください。

 

祭礼日は毎年14・15日と固定されていますが、

これは「灘のけんか祭り」が例大祭

なっているためで、むやみに

日にちを変えることができないからです。

 

ですから、平日であろうが、

雨だろうが関係なし。

 

この姫路・灘地域の地元の方々は

お盆や正月よりも祭り!

という感じらしいので、

この日に掛ける思いが半端なく

ちょっとのことでは中止できない

のでしょうね。

 

聞くところによると、

灘周辺の会社や学校も全て休みに

なるそうです。

 

学校では、お祭りの準備等での

公欠も認められているんだとか。

 

当然学校のカレンダーにも

普通に祭の休日が入っているとのこと。

 

全てはお祭りのために…

 

全国広しと言えども、

中々ここまで徹底しているところは

他にないのではないでしょうか?

 

 

私の親戚に青森ねぶた祭りに

参加されている方がいて、

「今年はどうだった?」

と毎年のように話を聞きますが、

 

ねぶた祭りの方が灘のけんか祭りより

規模が大きいハズなのに、

ここまでの話は聞いたことが

ありません。

 

灘地域の一致団結感に驚かされます。

 

といっても台風など、

よっぽどのことであれば

過去に順延したケースもあるらしいです。

 

秋は台風がホント多いので、

好天の中で思う存分楽しめると

良いですね。

 

それにしても、

今年2017年は土・日ということで、

例年以上に見物客が殺到しそうです。

 

昨年のニュースで確か15万人以上と

言われていましたが、2017年は

祭礼日が見事に土日に重なっていますし

それを軽く更新しそうな感じがしますね。

 

灘のけんか祭のアクセス情報

 

 

 松原八幡神社(姫路市白浜町) 

最寄駅は山陽電鉄の白浜の宮駅。

そこから南に徒歩3分ほど。

白浜の宮駅は各駅の停車駅で
普段は無人駅ですが、

この日だけは直通の特急が臨時停車

する関係で駅員さんも出動します。
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ちなみに白浜の宮駅へは、

姫路からだと15分、神戸からで50分、

大阪からとなると80分ほど掛かります。

 

 御旅山(松原八幡宮の西へ約1キロ)) 

最寄駅は山陽電鉄の妻鹿駅。

そこから南東方向に徒歩10分ほど。

隣の白浜の宮駅からだと

西へ徒歩15分。

松原八幡宮からも西へ徒歩15分。

駐車場はなく(普段の駐車スペースが

屋台練りの舞台のため)、

交通規制もされているため、

公共交通機関の利用が無難です。

また、トイレは屋台練りの広場に

隣接する施設内にあります。

 

 

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灘のけんか祭りの見所(魅力)は?

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灘のけんか祭りには

実に千年もの歴史があります。

 

現在の市民主催の祭りに変わったのは

明治初期からで、同時にそれまで

単なる神宮渡御に随行する役目だった

屋台が主役になりました。

 

表現が間違っているかもしれませんが、

地元の人にとっては幾度の困難を乗り越え

「やっと自らで勝ち獲った祭り」

と言っても過言ではなく、

この祭りに対する並々ならぬ想いは

きっと代々受け継がれた執念のようなもの

から来ているのだと思います。

 

 

そういう背景を考えても

灘のけんか祭りの見所は

やはり主役である屋台の練りあう場面

なのは間違いありません。

 

となると、祭りの最大の見所は必然的に

7台全てがそろう宵宮の宮出し後の練りあい

になるかと思います。

 

 

 

もちろん、

本宮の神輿や屋台6台での練りあいの方が

観客も盛り上がるのでしょうが、

この祭りが地元民のためのもので、

現代の祭りの主役はあくまでも屋台

であることを考えると・・・

 

祭りを通して7台の屋台が全て揃う

唯一の機会だけは見逃せない

のではないでしょうか?

 

 

ところで、その競い合う屋台の地域に

関してですが、すでに書いたように

ちょうど灘中学の学区とかさなる地域が

7つの地域に別れて競い合います。

 

 灘のけんか祭りに参加する7つの地域 
  • 妻鹿地区 → 妻鹿
  • 白浜地区 → 宇佐崎、中村、松原
  • 八木地区 → 八家、木場
  • 糸引地区 → 東山

 

各地域にはシンボルカラーがあり、

・廻し

・鉢巻

・シデと呼ばれる棒の先端のボンボン

の色がそれぞれ違います。

 

各地域のカラーを宮入順に並べると…

 

東山地区 → ピンク

木場地区 → 若緑

松原地区 → 赤

八家地区 → 黄赤

妻鹿地区 → 朱赤

宇佐崎地区 → 黄

中村地区 → 青

 

となります。

 

八家地区と、妻鹿地区の区別が若干付き難い

ですが、自分の好きな色の地域を応援する

というのも楽しみ方の1つかもしれませんね。

 

ただ…

屋台が壊れるほど神意に叶う

ということなので、

頑丈な方が有利というわけではなく…

 

応援の仕方には工夫が必要ですwww

 

「灘のけんか祭り」まとめ

今回は秋の例祭の代表格である

灘のけんか祭りについて、

祭りの背景にも少し触れながら

日程やアクセス情報、

見所をまとめてみました。

 

15万人もの人が殺到することになるので、

ポイントを絞って効率的に見たいですね。

 

激しい祭りなので、

見物客と言えども安全には十分に注意を

払ってください。

 

その上で、地元の人たちの

「おらが祭り」

に掛ける想いの重さを噛み締めながら

盛大な祭りを堪能しましょう!

 

以上、長々と最後までお読み頂き、

ありがとうございました。

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