灘のけんか祭の桟敷席の値段や屋台・神輿の重さに驚愕!

灘のけんか祭りの桟敷席

 

祭りの激しさが有名な「灘のけんか祭り」

姫路市の灘地区が7つの地域に分かれて、神輿や各地域で作った屋台をぶつけ合い競います。

いかにも重そうな神輿や屋台が練り合う様は迫力があってほんと圧巻ですよね。

なんせ、

より壊れた方が神意に叶う

ということなので遠慮なんて微塵もありません。

 

壊れた方が良いのなら・・・

じゃあ壊れやすいようにそれなりに作ったら?

な〜んて素人は思うのですが、そこは練り合いを重ねる回数が多ければ多いほど見せ場を作れますし、この灘のけんか祭りは2日間に渡って行われるものなので、ちょっとやそっとで壊れては困ります。

なので、3基の神輿と各地域の屋台はかなり頑丈にできています。

 

 

御神輿を担ぐ祭りを見ていつも感じるのは

一体どのくらいの重さなのか?

ではないですか?

気になりますよね?

 

ということで、この記事では、灘のけんか祭りの神輿や屋台の重さについて調べてみました。

また、激しい祭りということで、できれば有料である桟敷席にて安全にゆったりと堪能したいもの。

ところが気になるのが価格ですよね。

そこで、桟敷席の値段についても調べてみました。

 

3基の神輿や各地域の屋台の重さが凄い!

灘のけんか祭りの神輿の重さ

 

灘のけんか祭りには、合計3基の神輿が登場します。

 

それぞれ、

  • 「一の丸:応神天皇(おおじんてんのう)」
  • 「二の丸:神功皇后(じんぐうこうごう)」
  • 「三の丸:比咩大神(ひめおおかみ)」

が祀られていて、この神輿様たちを徹底的にぶつけ合うというのですから、普通だったら考えられないですよね。

 

で、この3基の神輿は、

それぞれ重さが異なり担ぎ手達も年代別に別れている

とのこと。

 

それを一覧でまとめると、次のようになります。

「 一の丸 」

一番重いのがこの一の丸の神輿です。

長さ5m、高さ2.4m重さはなんと400kgと言われています。

担ぐのは36歳以上の熟年組

単純に、一番重いのは体力が一番ある若手が担ぐのかな?と思っていましたが、やはり神輿って体力より技術で担ぐ!ということなのでしょうね。

熟練の技の数々を惜しみなく出し、きっと他の2基との差を見せてくれるハズです。

 


「 二の丸 」

次に重いのが二の丸で大体350kgぐらいと思われます。

担ぐのは26歳から35歳までの壮年組。

経験もそれなりに重ね、体力は熟年組以上。

最も暴れてくれるのはこの二の丸ではないでしょうか。

 


「 三の丸 」

一番軽いためか、担ぐのは25歳までの青年組になります。

ただし!一番軽いとは言えその重さ約300kg

経験不足は体力で補う。

重量級に軽量級がどう挑むのか?

この3基の神輿合わせにおいて一番の見処と言っても過言ではないでしょう。

 

 

そして、この3基の神輿の重さを遥かに凌駕するのが各地域の宝であり、灘のけんか祭りの主役である屋台です。

各地域によって違うのですが、公の場で計測している重量によると

2〜2.5t

にもなります。

 

恐らく何年かに1回なのか?自称ではなく、きちんと計測結果を公表しているところに灘地区の地元の方々の誇りみたいなものを感じます。

数年前までは、2tに達してなかったらしいのですが、近年大型化してきていて2t越えは普通になりつつあるとのこと。

 

この屋台を、各地域の男たちが80〜90人で担ぐことになります。

単純計算で

1人当りに換算すると25kg弱

になりますが、その激しい動きの中で…

バランスを崩して傾くことはザラで、担ぎ手が密集しすぎて足元の自由も奪われる…

しかも、転んでしまったら最後という思いもあるでしょうから、想像するだけでその苛酷さが尋常ではないことが伝わってきます。

 

中には男勝りの女性が参加することもあるのでしょうね…

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総勢700人以上による命がけの闘いは常に危険と隣り合わせ。

名誉のためなら死をも恐れない!

我々日本人が皆忘れてしまった…そんな

武士の魂

がこの灘地区にはきちんと代々受け継がれているのでしょうね。

 

 

桟敷席の値段も半端ない!

今度は

灘のけんか祭の桟敷席(有料席)の値段

を見ていきましょう。

 

灘のけんか祭りの場合、桟敷席は2箇所に設けられています。

その2箇所とは

  • 御旅山の練り場
  • 松原八幡神社前

です。

 

まずは、灘のけんか祭りのメイン会場である御旅山の方から見ていきましょう。

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御旅山の桟敷席は、御旅山ふもとの練り場の両側にあり、段々畑という地形を利用した天然ものの有料席

天然ものなので、

山の地主へ使用料を払う形でこの祭りの期間だけ場所を借りる

ということになっているそうです。

そこで気になる値段ですが、ネット上の情報をかき集めると…場所によりけりですが、安いところでも、

おおよそ2〜3万円

という相場なんだとか。

ちなみに筵(むしろ)1枚単位の金額です。

 

ただ、もっと練り場に近い、前方の席に限っては

何と10万超え!

と、一気に価格が跳ね上がります。

 

一番高いところだと15万円との情報がありました。

ビックリする位の価格ですね。

もしかしたらこの値段も年々高騰していってるのでしょうか…

 

我が家の家計レベルではお祭りに10万なんてとても想像できませんが、

大迫力の格闘技が目の前で見れる!

と考えるとまた話は違ってきます。

 

 

また、この祭りに対する地元の人の想いを推し量ると

例え10万オーバーでも妥当な値段

なのかもしれません。

 

その一方で、松原八幡神社前の桟敷席は

2日間で7万円

という情報がありました。

御旅山に比べると、2日間の値段だし、お得感を感じないわけではないのですが、やはりそれなりの金額はしますね。

でも考えてみれば、これだけの祭りですから、逆に安かったりすると祭り自体の格が下がり兼ねません。

その価値と比べれば当然の価格ということですね。

 

 

ところでそんな値段はさておき、残念なのは…

これら桟敷席のチケットは基本的に地元の人しか入手できないところです。

御旅山と八幡神宮前どちらも、一般の観光客が入る余地はありません。

 

御嶽山の方は、

毎年同じ地元の人が同じ場所を同じ枚数借りる

そうで、もはや指定席状態。

 

神社前の方も

地元の人のみが抽選で手にできる

ようなので、よっぽどの招待がないと不可能とのこと。

 

非常に残念ですが、地元色が特に濃いお祭りですから、我慢するしかありませんね。

ここは一つ、担ぎ手たちと同じ目線の方がより祭りの迫力が味わえるんだと潔く諦めましょう!

 

 

とは言ったものの…

実は私の仕事の取引き先に、まさにこの姫路市白浜区に工場がある企業さんがいます。

姫路には今までに5回くらい行ってますが、この灘のけんか祭りのことを知ったのはここ数年。

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むしろ、姫路といえば、姫路城大河ドラマ・軍師官兵衛で盛り上がっていた印象の方が強く残っています。

更には、取引先の白浜という一体は工場地帯のイメージしかありません。

まさか、そんな工場地帯の目と鼻の先がこの壮大な祭りの舞台だったとは…思いも及びませんでした。

 

それで、一昨年くらいに、この祭りの事を聞いてみたことがあって、「会社を上げて花代など相当寄付している」とのことで、桟敷席の席もそれなりに確保している感じでした。

周りにある工場各社の寄付金は

そりゃ〜物凄い額になるだろうな〜

と思った記憶があります。

 

残念ながら取引先の当時の取引上の窓口担当者は、姫路に住んでいないので詳しいことは分からないとおっしゃっていましたが、、その際に

1席どうですか?

と冗談半分?で言われたことを今更ながら思い出しました。

その当時は、タイミングよく祭り当日に姫路に来れないからと断りましたが、改めてこうやってその価値を認識すると随分惜しいことをしたなと…

 

今年に入ってからは新規案件もなく連絡が途絶えているので、2018年度もチャンスはなさそうですが、いつか、その取引先さんを通してまたチャンスが巡ってきたら

今度こそは!

と密かに狙っています。

 

 

そもそも桟敷席の意味とは?

ところで、祭りなどでよく設置されている…この桟敷席についてですが、私は恥ずかしながら数年前まで「お偉いさん方用の席」という認識しかなく、その読み方すら知りませんでした。

今回改めて調べてみたんですけど、まず読み方は「さじきせき」と読みます。

 

意味については…

祭りや相撲などで周りより一段高くなった見物席のこと

とありました。

 

そういえば劇場なんかでも、左右に一段高い席がありますよね。

私自身は桟敷席利用の経験がないので実際のところはわかりませんが、周りに障害物がないためきっと見やすいのでしょうね。

 

優越感にも浸れると思いますが、この灘のけんか祭のように、迫力という面では一般の席より少し劣るような気がします。(→単なる負け惜しみですwww)

担ぎ手たちの目線で一度その迫力を味わった後に、桟敷席を利用することができれば、より一層お祭りを楽しめることでしょう。

いずれにしても、こんな素晴らしい祭りが身近にある灘の地元の人が羨ましいです。

 

子連れには厳しい?

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ところで、祭の激しさで有名なこの祭に子供連れで行こうという場合は、特に安全面が懸念されますよね。

本当は桟敷席でゆったり鑑賞が理想なのでしょうが、先述した通り、灘のけんか祭に関しては

地元民でなければ特別に招待でもされない限り入手は困難。

 

ベビーカーなど押していられないでしょうし…結局、選択肢としてはおんぶや抱っこで行くしかありません。

非常にリスクがあり過ぎますよね。

 

我が家も息子が歩けないので、ベビーカーがまだ必要なのですが、子供が小さいうちは、祭りのメインである練り合いではなく雰囲気を楽しむというスタンスがベストだと考えます。

灘のけんか祭りは朝方の宮入前なら、練り合いも軽めで危険も少なくまだ混雑もマシなようなので、宵宮、本宮の9時前などピークの時間帯を上手く避けれれば屋台に近づくチャンスもありそうです。

 

また、灘のけんか祭りはその太鼓の音色が「日本の音風景百選」に選ばれています。

 

そんな太鼓の音色を楽しみながら、露店で各地域のグッズを買ったりするだけでも、祭りの雰囲気の一端は味わえるかもしれません。

 

さらに!

祭りの祭礼日の10日ほど前から各地域で練習風景も目撃できるそうなので屋台もそこで拝める可能性はありそうですね。

そこで上手く行けば記念写真…と思ったけど、逆に祭り本番前でピリピリムードで難しいかも。

 

いずれにしても特に子供がまだ小さい内は、家族の安全を第一に考えつつ祭りの楽しみ方を工夫していきましょう!

 

 

「灘のけんか祭桟敷席の値段」まとめ

 

ここまで、灘のけんか祭りの気になる所である

  • 神輿や屋台の重さ
  • 桟敷席の値段

について主にご紹介しました。

 

神輿の重さに関しては、この祭りの激しさや規模の大きさが少しでも伝わったかな?と思います。

私も、灘地区の地元の人の心意気に少しでもあやかりたいので、いつかお祭りを実際に見に行ってみたいです。

 

 

また桟敷席については…

これはもうどうしようもないですね〜

贅沢を言わず、まずは担ぎ手たち目線で、祭りの壮大さを味わいましょう!

 

その上で、もしチャンスがあれば…私のように取り逃がさないでくさいね。

絶対に後で後悔しますから。

私は、次の機会があれば、絶対に逃さないようにします!

 

そうそう、実際に祭りを見に行かれる際は、祭りの後片付けなどを地元の学生さん達がやるようなので、もし見かけたら「ご苦労様〜!」と声を掛けてあげたいですね。

 

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