オスマン帝国外伝シーズン2第56話あらすじと感想/ムスタファの威厳

オスマン帝国外伝_シーズン2第56話あらすじ

 

この記事は、「オスマン帝国外伝 シーズン2/第56話」のあらすじと感想について書いています。

 

大きな賭けに出たイブラヒムはスレイマンに許され大宰相に再任しました。

処刑されるものと思っていたハティジェは安堵しますが、ヒュッレムは悔しがっています。

 

一方、ムスタファ皇子はアイビケとの婚約式の後もエフスンを溺愛。

ところが、そのエフスンはヒュッレムの手先でした。

 

それを知ったファトマはその事を今まさにギュルシャーへ伝えようとしています。

果たしてエフスンの運命は…?

 

オスマン帝国外伝シーズン2/第56話のあらすじ[ネタバレ注意]

サブタイトル「皇帝の天秤」

 

マヒデブランは祖国に帰らないようにアイビケを説得するが、アイビケの気持ちは変わらなかった。

そこへファトマから重大な秘密を知らされたギュルシャーが現れる。

そしてアイビケが去った後、ギュルシャーはエフスンがヒュッレムの手先であることを知らせる。

 

 

アイビケの父サビーブ・ギレイはスレイマンやムスタファ皇子たちに挨拶し、宮殿を後にする。

 

イブラヒムは宰相アヤスを呼び、自分が不在中の出来事を確認しようとする。

 

 

エフスンがヒュッレムの手先と知ったマヒデブランは、ムスタファの部屋にいたエフスンの頬をビンタし、

「ヒュッレムの手先なんだろ!」

と怒鳴る。

エフスンはこれを否定するが、マヒデブランはエフスンをムスタファの部屋から引きずり出す。

 

 

アイビケはヒュッレムの部屋に行き、これが運命だと言ってため息をつく。

ヒュッレムは何とか励まそうとするが、アイビケは

「自分は婚約中の身であり、もうどうしようもない。」

とあきらめ顔だった。

そこへ、昨日マルコチョールと散歩に行くと約束したミフリマーフがおめかしして現れる。

ヒュッレムはアイビケも一緒に行くように勧めるが、ミフリマーフは「無理しないで」と言う。

しかしアイビケは気分転換に…と一緒に行く事にする。

 

ミフリマーフが出かけた後、マヒデブランがエフスンをつれて現れる。

そして、

「側女を返すわ!もう二度と近づけないで!」

と怒鳴りちらす。

更にマヒデブランは

「エフスンを使ってムスタファを暗殺させるつもりなのか?」

と問い詰めるが、ヒュッレムは

「エフスンは追放したので、私とは無関係だ。」

と否定。

それでもマヒデブランは「騙されないわ!」と返す。

そこでヒュッレムも応戦。

「先日(エフスンを)旧宮殿に追放したはず!その始末に失敗したら、私のせいにするの?」

と聞き返すが、マヒデブランは

「二度とムスタファ皇子に近寄るな!もし近づいたら八つ裂きにする!」

と言って去っていく。

 

ファトマはギュルに、

「死刑宣告に署名したも同然だ。」

と脅されていた。

そこにギュルシャーが現れ、

「ファトマに何かあればお前の仕業にする。」

と警告するが、ギュルは

「怠けていたから叱っただけだ。」

と言って、去り際に首を切るような仕草をして去っていく。

 

 

ミフリマーフは中庭で待つマルコチョールを見つける。

アイビケは慌ててミフリマーフに「他へ行こう」と提案するが、ミフリマーフは

「マルコチョールと散歩の約束をしたのだ。」

と言ってマルコチョールに声をかける。

マルコチョールはミフリマーフがアイビケと一緒だと知り、一瞬手が止まるものの、何事もなかったように挨拶をする。

ミフリマーフはマルコチョールに

「あなたの馬?凛々しい馬はあなたにお似合いね♪」

とおしゃまな言葉をかけ、アイビケとマルコチョールは思わす笑顔になる。

 

 

ムスタファは自室に帰ってきたが、そこにエフスンの姿はなかった。

小姓にエフスンはどこに行ったのか?と尋ね、マヒデブランが連れて行ったことを知る。

それを聞いたムスタファは部屋を飛び出す。

 

泣き続けるエフスンにヒュッレムは、

「あれほど注意したのに。」

と呆れる。

エフスンは、

「自分は何もしていない。」

と訴えるが、ヒュッレムは

「なら何で(マヒデブランが)知っているのよ?」

と問い詰める。

 

そこにギュルが現れ、ファトマに自分たちの会話を聞かれたと報告する。

それを聞いたヒュッレムは思わず「役立たず」とつぶやき、全てが水の泡だと嘆く。

そしてエフスンが近くにいては困るのでどこかに連れて行くように命じる。

 

 

マヒデブランはムスタファに

「エフスンはヒュッレムの手先で、危うく難を逃れたのだ。」

と伝える。

しかし皇子はその事実がエフスン自ら白状したわけではないと知ってその場を立ち去る。

 

 

マルコチョールとアイビケは森のなかで二人きりになる。

アイビケはマルコチョールに

「ここにいると知っていたら来なかった。」

と言うが、マルコチョールは

「(宮殿にいれば)顔を合わすこともあります。」

と返す。

それを聞いたアイビケは

「簡単に言うのだな…」

となじるが、マルコチョールは

「その逆だとご存知のはず。」

と答える。

1人歩みが遅れたミフリマーフは、アイビケとマルコチョールが二人で話し込んでいるのを目撃してしまう。

 

 

ムスタファはエフスンを自室に呼び、マヒデブランが言ったことは事実なのか?と聞く。

エフスンはそれを否定し、濡れ衣だと答える。

皇子は

「では誰が嘘を?」

と問い詰めると、エフスンは

「私は(マヒデブラン妃の)お眼鏡にかなわず、追放された。でも、皇子のおかげで戻ることができた。私にあるのは殿下への愛だけ…。」

と、自分は潔白であると弁明する。

そこにマヒデブランが現れ、エフスンがいるのを見て逆上する。

皇子はマヒデブランを部屋の外に連れ出し、

「エフスンはそんな陰謀に加担するような女ではない。母上は騙されている!」

と告げる。

しかしマヒデブランは

「お前のほうが騙されている。エフスンを遠ざけるように!」

と諭すが、皇子は

「罪を証明できれば信じます。」

と返すのみで全く聞き入れない。

するとマヒデブランは部屋の中にいるエフスンに

「もし息子を傷つけたら生まれたことを後悔させる。」

と言い捨てて部屋を出て行く。

エフスンは

「母上様と対立なさらないで。自分は身を引く。」

と皇子に告げるが、皇子はエフスンを手放さなかった。

 

 

イブラヒムは不在中の書類に眼を通すが、一通の書類を見てこれは何か?とアヤスに尋ねる。

アヤスはそれを見て、

「教団への助成金の承認です。」

と答える。

イブラヒムはその金額の大きさに驚き、なぜこんな多額な助成金が承認されたのか?と問い詰める。

アヤスは適切だと判断したと答えるが、イブラヒムは

「こんな多額な助成金は不公平である。他の財団が不満を持つだろう…」

と答える。

アヤスは、

「この教団は万人に愛されている。」

と言い訳するが、イブラヒムは皆平等に扱え!とその承認を取り消す。

アヤスは一度承認されたものを覆せるのか?と問うが、イブラヒムは

「宰相のお前の承認を大宰相の私が破棄するまで。」

と言い放つ。

アヤスは尚も

「与えたものを取り上げれば騒然となる。」

と抵抗するが、

「浅はかな決定を下すからだ」

と言って叱責する。

 

 

その頃、アヤスにイブラヒムの後釜になることを勧めていた「謎の男」は、教団のサーリム師に助成金がアヤスによって倍増されたと伝えていた。

サーリムは謝意を述べ、その男に忠誠を誓う。

 

アヤスはスレイマンに陳情し、イブラヒムの決定を取り消してもらおうとするが、スレイマンは

「イブラヒムの方が正しい。あからさまな贔屓はさらなる騒動に繋がるだろう…」

と、逆にアヤスに対し、何故そんなことにも考えが及ばないのか?と聞く。

アヤスは

「その教団は力をつけてきているので、手懐けておけば役に立つだろうと思った。」

と答える。

しかしスレイマンは

「皆を平等に扱うべきだ。もう二度と同じ間違いを犯すな。」

と釘を刺す。

 

スレイマンの部屋から退出したアヤスは、そこでイブラヒムと出くわす。

イブラヒムはアヤスが、

「なぜ陛下の部屋にいた?私への不満か?」

と問いかける。

しかしアヤスは「ただの状況説明だ」と誤魔化す。

イブラヒムはアヤスに

「今の地位をさずけたのは誰か?」

と問う。

アヤスは「あなた様です」と答える。

イブラヒムは

「私は任命も解任もできる。自分の決定になぜ疑いを持つのか?誤って手を出したくない。」

と言ってアヤスを下がらせる。

 

 

ニギャールはギュルに送ってもらい自宅に戻る。

ニギャールは「家から通いたい」と話すが、ギュルは

「一人暮らしは危険だ。宮殿に戻るために荷物をまとめなさい。」

と返す。

ニギャールは「今日は家に泊まる」と言ってギュルを宮殿に帰らせようとするが、

「ダイエ様に知られたら叱られる。」

とこれを拒否。

しかしニギャールは早朝には宮殿にもどるから…と言って説得する。

 

 

エフスンは大部屋で刺繍をしていた。

そこへギュルシャーがあらわれ、エフスンを呼び出す。

ギュルシャーは、

「騙されないわ。ずっと見張っているぞ!」

と警告する。

それをみたダイエは「何事?」と尋ねるが、ギュルシャーは

「(エフスンは)生意気で口答えばかりする。」

と誤魔化す。

しかしダイエは

「なぜここにいるの?母后さまのお世話は?」

と更に続ける。

するとギュルシャーは、

「わたしに命令しないで。」

と怒る。

それを聞いたダイエも、

「夜中に喧嘩を売らないで!」

と応戦する。

 

ギュルシャーが去った後、ニギャールが居ないことに気付いたダイエは、エフスンにニギャールの行方を聞く。

するとエフスンは

「ギュルと一緒に荷物を取りに行った。」

と答える。

それを聞いたダイエはショックを受ける。

 

 

マヒデブランはファトマに、

どこでエフスンの正体を知ったのか?

と質問する。

ファトマはギュルとエフスンの会話を聞いたと答える。

しかしマヒデブランは

「もしヒュッレムを恨んでついた嘘なら覚悟を。」

と脅かす。

 

そこへギュルシャーが戻ってくる。

マヒデブランは今後はエフスンとムスタファ皇子を二人きりにしないようにと命じる。

 

 

イブラヒムはニギャールの家にいた。

ニギャールは

「息ができないほど恋しかった。ダイエ様が家に帰らせてくれなかった。」

と伝える。

イブラヒムは

「なぜ(ダイエは)干渉を?」

と訝る。

するとニギャールは

「離婚女性が独り暮らししているのは良くないと言われた。」

と誤魔化す。

イブラヒムはニギャールに

「おまえは賢い女だ、何とかしろ!」

と言い、今後も逢瀬を続けるつもりのようだった…。

 

 

ギュルは宮殿に戻り、調理室で休憩していた。

そこへダイエが現れ、なぜニギャールを帰らせたのか?と問い詰める。

ギュルはニギャールがダイエに許可をもらっていると思っていた。

ニギャールが自分の家に泊まると聞いたダイエは慌てて出て行く。

 

 

その頃、ハティジェはギュルフェムと自宅にいた。

ハティジェはギュルフェムにイブラヒムの帰りがいつも遅いので不安を感じていると話す。

そしてイブラヒムが離れていこうとしているのを感じると心境を吐露する。

「イブラヒムが家を出て行ったたとき、行かないでとすがったのに、何の躊躇もなく出て行った。その時のイブラヒムの目には憤怒が宿っていた。そしてその目は自分以外の誰かを見ているように思えた。」

と続け、

すでに愛がきえているのでは?

と恐れる。

ギュルフェムは

「ありえません。大宰相はいつも王女様に献身的です。」

と慰める。

しかしハティジェは、

「だから怖いの。イブラヒムの愛を失うのが恐ろしい…」

と嘆く。

ギュルフェムはそんな考えは捨てるようにと諭す。

 

 

翌朝早く宮殿に戻ったニギャールにダイエが声をかける。

ダイエは「自分が何をしたか分かっているの?」と声を荒げるが、ニギャールは慌てて「人に聞かれます」とダイエを遮る。

しかしダイエは「いずれ知られる!」と言って、公になる前に関係を断つようキツく言い聞かす。

しかしニギャールは、

「邪魔されても出て行く!」

と返し、やめる気がない様子だった。

そこでダイエは適当な婿を見つけて嫁がせると脅かす。

 

 

スレイマンはイブラヒムに

「教団の助成金を減らした件はいずれ騒動になるだろう。お前が標的になるかもしれない。」

と注意を促す。

そしてスレイマンは

「アヤス本人に悪意があるようには思えない。」

と続ける。

イブラヒムも「何か圧力を受けたのでは…」と危惧する。

 

そしてイブラヒムは「贈り物がある」と言ってスレイマンを庭に連れ出す。

 

 

マルコチョールはマトラークチュに

「自分は呪われている。いつも愛する人を失ってしまう…」

と自分の運命を嘆く。

そして「このことは誰にも言わないで欲しい」とお願いするが、マトラークチュは

「こんな重大な機密は黙っている自信がない。」

とからかう。

 

そこへスレイマンがイブラヒムをつれて現れる。

そして運び込まれて来たのは完成したスレイマンの胸像だった。

スレイマンはその胸像をイブラヒムの屋敷の庭に置くようにと命じる。

 

 

アヤスは「謎の男」に、教団への助成金の承認が取り消されたことを告げる。

すると「謎の男」は、

「この件はイブラヒムの首を絞めることになるだろう。教団がイブラヒムに何らかの報復をするだろう。」

と述べる。

そして「謎の男」はイブラヒムを「異教徒」と呼び、

「あんな異教徒など引きずり下ろしてくれる!」

と言い放つ。

その後、「謎の男」はサーリムに教団の助成金がイブラヒムによって元に戻されたと告げる。

さらに

「イスラム教徒にこのような仕打ちは本来なら有り得ないが、イブラヒムは異教徒だ。改宗者にイスラム軍の指揮をさせるな!」

と、サーリムを焚きつける。

 

 

ハティジェは母后と共に祈りの時間を持ち、心が安らいだと話す。

母后は一緒にいたマヒデブランに、「結婚式の準備を早く始めるように!」と命じる。

するとミフリマーフはアイビケに

「マルコチョールと何を話していたの?二人が顔を近づけていたのでキスをするのかと思った。」

と言う。

それを聞いたマヒデブランは怪訝な表情をするが、ハティジェと母后は吹き出す。

ハティジェは

「ミフリマーフは小さい頃からマルコチョールと結婚すると言っていた。」

と言って笑うので、アイビケも笑って誤魔化す。

マヒデブランは、

「身内に裏切り者がいる。皇子が心配だ。」

と言い出す。

 

ヒュッレムは関与を否定するがマヒデブランは信じない。

そしてヒュッレムに「何年いても皆に疎まれる哀れな女」と言葉を投げかける。

カッとなったヒュッレムはマヒデブランに近づき「いい加減視して!」と怒鳴る。

 

そこへムスタファが割って入る。

皇子は

「お妃さまに無礼は控えておりましたが、我慢の限界です。私が子供の頃から、母マヒデブランはあなたに泣かされ続けてきた。これ以上何が望みですか?」

と聞く。

ヒュッレムは「口を挟まないで!」とたしなめるが、皇子は

「挟みますとも!私を敵に回したいですか?」

と迫る。

ヒュッレムは

「私を脅かすの?何様のつもり?」

と返すが、ムスタファは

「私は皇帝スレイマンの長男です。この部屋の誰よりも高貴かつ高位のものである。」

と言い放つ。

怒ったヒュッレムはミフリマーフをつれてその場を去る。

 

 

ヒュッレムが去っていくのを見届けたマヒデブランは大部屋にいるエフスンをみて

「あの子をどうにかして」

とギュルシャーに命じる。

自分の部屋に戻ろうとしていたアイビケに、ミフリマーフは

「私は騙されないわよ。マルコチョールが好きなの?」

と尋ねる。

そして、誤解していると否定するアイビケに「今後は見張っているから」と言い捨てて帰っていく。

 

 

イブラヒムの屋敷に教団の信者たちが押しかけ、

「彫像には金を掛けるくせに我らの権利を認めよ!」

と声を上げる。

室内にいたイブラヒムは声を聞きつけ、信者らが何を要求しているのか聞きに行かせる。

信者たちはイブラヒムに面会を求め、面会できなければ帰らないと伝える。

 

ハティジェは行かないように言うが、イブラヒムは外へ出て行く。

イブラヒムが代表者を出すように言うと、サーリムが出てきて、

なぜ助成金を取り消したのか?

と問い詰める。

イブラヒムは

「門前に押しかけず説明を求めよ。自分がいない間の過ちを正したのだ。」

と答える。

さらに

「皇帝の公正なる天秤において万人は平等である。他の教団と同じ助成金を受け取るように!」

と諭す。

しかしサーリムは

「我らの要求を呑むか、屋敷を壊されて下敷きになるかだ!」

と返す。

イブラヒムは「後ろ盾は誰か」と問うが、サーリムは

「あんたの後ろ盾は崇拝している彫像か?」

と悪態をつく。

それを聞いたイブラヒムはカッとなってサーリムを殴ってしまう。

 

 

ヒュッレムが泣きながらスレイマンの部屋で待っていると、そこにスレイマンが帰ってきて何があったのか?と尋ねる。

ヒュッレムは「あなたが悲しむのは嫌だから…」と答えずにいるが、スレイマンに急かされムスタファに責められたと告げる。

それを聞いたスレイマンはムスタファを呼びつける。

 

ムスタファがスレイマンの部屋にやってくる。

ムスタファ皇子は

「母上とヒュッレム妃が言い争うのをみて耐え切れなかった。」

と答える。

 

 

ギュルシャーはエフスンを呼び止め、連れて行くと、そこにはファトマがいた。

危険を察知したエフスンは逃げようとするがファトマに部屋へ連れ込まれる。

そこにマヒデブランが現れ、ギュルシャーとファトマはエフスンを押さえ込んで首にナイフを突きつける。

そして

「簡単に助かると思った?最後の祈りを捧げなさい!」

と言い放つ。

 

 

ムスタファの話を聞いたスレイマンは、

「この件はヒュッレムに非がある。皇子に謝るように。」

と告げる。

それを聞いたヒュッレムは

「わたしに非があれば自分から謝罪する。」

と、自分は悪くないと弁明する。

しかしスレイマンは

「敬意を払って欲しいなら自分もそうするべきだ。特にムスタファには。宮殿では誰も皇子より優位とみなしてはいけないのだ。」

と諭すのだった。

 

 

※主要登場人物について、おさらいしたい場合はこちらの記事で確認してください。

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オスマン帝国外伝シーズン2/第56話の感想

 

ヒュッレムの思惑は外れ、スレイマンはムスタファに謝るように告げられました。

ヒュッレムは今まで皇帝の正妻としてマヒデブランや母后を牽制してきたものの、皇子というのは特別な存在であることを思い知ったのではないでしょうか?

ムスタファが放った

自分はこの部屋で最も高貴かつ高位な存在

という言葉は、きっとヒュッレムには衝撃だったに違いありません。

 

皇子は今までの自分の敵とは違います。

スレイマンの最も愛する者であり、将来皇帝になる可能性が高い皇子。

排除するのは難しい…というかほぼ不可能に思えます。

そしてその最高位の皇子は自分の敵の持ち駒として存在しているのです。

 

ヒュッレムの脳裏には、

このままではムスタファ皇子が皇帝になり、その結果…自分たちは排除される…という末路

がちらついたかもしれません。

 

 

マヒデブランはムスタファ皇子を必死に説得して、エフスンを排除しようとするものの、ムスタファ皇子はエフスンを信じ込んでいる様子。

ヒュッレムがエフスンに何をさせようとしているのか分からず、不安を覚えたマヒデブランは、エフスンを始末することに決めたようです。

 

以前はムスタファに嫌われたくなくて強く出れなかったマヒデブランですが、ムスタファのヒュッレムへの抗議をみて「皇子の母親想い」を確信したのか、エフスンがヒュッレムのようなとんでもないモンスターに成長する前に消してしまおうと考えたんだと思います。

ムスタファ皇子が明確にヒュッレムに対抗したことは、マヒデブランや母后にしてみれば嬉しいことだったでしょう。

 

しかしこれはヒュッレムに強行手段を取らせる原因になるかもしれません。

なぜなら…

このままでは間違いなくムスタファ皇子が皇帝になってしまい、良い感情を抱いていないヒュッレムの排除は確実なのですから…

ヒュッレムが不安になるのもわかります。

 

 

イブラヒムは自分がいない間にアヤスが決めた教団への助成金を取り消してしまいました。

まあ、これに関してはイブラヒムの言ってることは正しいように思いますが、元はといえば自分が勝手に出奔したのが原因ですからね…。

「謎の男」が言うように、結局は自分で自分の首を締めているように感じます。

 

それにしてもあの「謎の男」が何者なのか?本当に気になりますね。

 

アヤスや教団のサーリムをあんなふうに扱える存在って…。

イスラム教徒であることは確かですが、あまり情報がありません。

ただ、イブラヒムへの憎しみだけはひしひしと伝わってきますが…。

 

 

そしてスレイマンが懸念したとおり、教団の信者たちはイブラヒムの屋敷に押し寄せました。

信者たちは自分たちの要求を飲まなければ屋敷を襲うと脅かします。

しかしイブラヒムが要求を飲むとは思えません。

イブラヒムが思わずサーリムを殴ってしまいましたが、それが導火線となるのかどうか…

 

 

そんな物々しい中、おませなミフリマーフはマルコチョールが大好きで、アイビケとマルコチョールが話し込んでいるのを見てヤキモチを焼いたのでしょう。

ミフリマーフに皆の前でそれを言われたアイビケはドキッとしたでしょうね。

ハティジェが笑ってくれなければマヒデブランは疑いを持ったかもしれません。

 

それにしてもアイビケはお父さんのギレイと一緒に帰らせてもらえなかったのですね。

でも「帰る」って言ってますから帰ることは確定なんでしょう…?

一体いつ帰るんでしょうか?

1人で帰ることはさせないでしょうから、やっぱりマルコチョールあたりが護衛のためお供するんですかね?

それはキケンだ!!w

 

 

ニギャールはギュルを騙して自宅に帰り、イブラヒムと一夜をともにしました。

イブラヒムはハティジェへの気持ちが完全に冷めて、ニギャールに気持ちが移ってしまっているようですが、一応屋敷には帰っているようですね。

でも、

気持ちが離れていること

はハティジェにも伝わっていて、ハティジェはギュルフェムに不安を漏らします。

女の勘恐るべし!

やはり浮気はバレるのですよ!世のお父さん方!!

お気を付けあそばせ…w

 

イブラヒムのハティジェへの気持ちは冷めたとして…

スレイマンへの忠誠心は本当のところどうなんでしょう?

 

私はイブラヒムがハティジェの向こうにスレイマンを見ていると思っていて、ハティジェへの気持ちが覚めたと共にスレイマンへの忠誠心も薄らいだのではないかと考えます。

故郷に帰りたいとぼやいてたし…

 

そしてスレイマンは、以前イブラヒムに命の保証をしたせいで、イブラヒムが傲慢になったと思い、

「いつでも地位を上げることも命を奪うこともできるんだぞ!」

ということを思い知らすために、地下牢に入れたり処刑するふりをしたのではないかと思います。

 

要するに、スレイマンはイブラヒムに「喝」をいれたわけですね。

しかしイブラヒムの方は…そう思っていないのかもしれません。

 

 

そして一番気になるのはエフスン!

マヒデブランはエフスンをムスタファ皇子から引き離すために強硬手段に出ました。

果たしてエフスンはこのまま殺されてしまうのでしょうか?

 

また、イブラヒムに抗議するため屋敷を囲む信者たち…

イブラヒムはこれにどう対処するのでしょう?

なにやら不穏な動きが宮殿内外で広がっているようです。

 

 

 

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複数の事件が絡み合って展開されるので、あれって次の事件の伏線だった…という場面がたくさん出てくるので尚更。

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実はBS日テレでの放送ではカットされてる場面が…!

あなたも、もしかしたら気付いているかもしれませんが、BS日テレでの放送を観ていると、CMに入る直前に流れる数秒の場面があります

放送枠などの関係だと思うんですが、アレって

カットされてる場面

が含まれてるんですよ~!

 

それほど重要ではない場面が多い感じではあるんですが、CMの前後で場面が飛んでるところがあるので、個人的には違和感を感じます。

まあBSもしょせんCMありきで成り立ってるので、多少場面カットせざるを得ないのは仕方ないですね。

 

この記事の感想は、もちろんhuluでの完全版を元にしているので、是非どの場面がカットされたのか、チェックしてみてください。

 

オスマン帝国外伝シーズン3の事も考えると…

ただ、無料トライアル期間で解約しても良いのですが、放映権などの観点から、オスマン帝国外伝シーズン3もhuluでの先行配信&見放題になるのはまず間違いないです。

 

理由はhuluのこの動画のサムネイルの一番手前(ヒュッレムの前)に写っているのが、シーズン3で成長した後のミフリマーフだからです。

https://youtu.be/XUzPNyhsyLA

 

シーズン3の配信時期がいつになるのか…まだ未定とのことですが、シーズン1からの流れだと、個人的には2019年8、9月頃になるんじゃないかと予測しています。

 

なので、少し期間が空いて「オスマン・ロス」になる、その隙間を

huluをそのまま契約して、他の海外ドラマや映画コンテンツを楽しみながらシーズン3を待つ!

という選択肢も検討の余地はアリだと思います。

月額約1000円のコスパは、DVDレンタル頼みだった昔に比べたら雲泥の差ですから…

 

オスマン帝国外伝がハマったあなたに、絶対観て欲しいドラマあります!

huluには、私と同じくオスマン帝国外伝にハマったあなたに、オススメな海外ドラマが他にも沢山あります。

シーズン3配信までの間、他のドラマでワクワクできれば、シーズン3が待ちきれない気持ちも少しは和らぎますよ~

 

別の記事で、オスマン帝国外伝が好きなあなたなら絶対ハマる海外ドラマを紹介しているので、ぜひそちらも目を通してください!

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本ページの情報は、2019年3月時点のものです。最新の情報はhulu公式ページよりご確認ください。

 

 

以上、この記事があなたのオスマン帝国外伝ライフに少しでもお役に立てたら幸いです。

 

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