オスマン帝国外伝シーズン2第71話あらすじと感想/理不尽なイブラヒム

オスマン帝国外伝_シーズン2第71話あらすじ

 

この記事は、「オスマン帝国外伝 シーズン2/第71話」のどこよりも詳しいあらすじと感想について書いています。

 

後宮の責任者に任命されたマヒデブランはヒュッレムを牽制するためムスタファ皇子の地方赴任には同行しないことにしました。

それを知ったヒュッレムは新たな策を考えなくてはいけません。

 

一方、マヒデブランに追い出されたギュルシャーはヒュッレムにすがりますが、ヒュッレムは簡単には受け入れてくれません。

追い詰められたギュルシャーはニギャールの後をつけて妊娠していることと、相手がイブラヒムだと知り、それをヒュッレムへの手土産にしようと考えているようですが…果たして?

 

オスマン帝国外伝シーズン2/第71話のあらすじ[ネタバレ注意]

サブタイトル「地獄への道」

 

ニギャールの妊娠を知ったイブラヒムは

「何を考えているんだ!」

と激怒し、このことが公になれば自分たちは大変なことになると頭を抱える。

ニギャールは

「二人の愛の結晶であるお腹の子供を殺すことはできなかった。」

と訴える。

それを聞いたイブラヒムは

「愛だと?!私の心には皇女様しか居ない!」

と怒鳴る。

ニギャールは涙を流しながら

「それは違う」

とすがるが、イブラヒムは

「お前に何が分かるのだ!」

と突き放す。

そしてイブラヒムは

「すぐに宮殿から出て行け!」

と命じるが、ニギャールは

「出納官なのですぐに出ていくことはできない。」

と聞かない。

誰かに知られているのか?と問われたニギャールは否定する。

それを聞いたイブラヒムは

「誰にも知られないように気をつけて行動しろ!対策は私が考える。」

と命じる。

 

扉の外で二人の話を立ち聞きしていたギュルシャーは、そっとその場を立ち去ろうとするが燭台を倒してしまう。

その物音に気づいたイブラヒムとニギャールは部屋の外で倒れた燭台を確認し、誰かに聞かれたと知る。

しかし、ギュルシャーは間一髪、立ち去った後だった。

 

イブラヒムは

「こんなことになったのはお前のせいだ!立ち聞きした者を探せ!この件が露見すれば、お前は死刑だ!」

と命じる。

 

 

ギュルシャーは急いでヒュッレムの部屋に行くが、ヒュッレムは不在だった。

ミフリマーフの世話をしていたエスマは追い返そうとするが、ミフリマーフは

「私が話を聞く。」

と言ってギュルシャーを中に入れる。

ミフリマーフはギュルシャーに話すように促すが、ギュルシャーは

「ご本人様にしか話せません。」

と言葉を濁す。

それを聞いたミフリマーフは話す気がないなら出て行くようにと命じる。

ギュルシャーは仕方なく部屋を出る。

 

 

その頃ヒュッレムはイスケンデルと密会していた。

ヒュッレムから、【マヒデブランがムスタファと一緒に行かないこと】を聞かされたイスケンデルは、前代未聞だと驚く。

ヒュッレムは

「陛下がそう決めたのだ。何故こんなことになったのか?」

と尋ねる。

イスケンデルは

「大宰相がそう仕向けたのでしょう。」

と答える。

それを聞いたヒュッレムは

「イブラヒムの横槍は望まないと言ったはずだ!」

と詰め寄り、阻止するように命じる。

 

 

マヒデブランが宮殿に残ると知ったムスタファは、スレイマンに

「母上を宮殿に置いておくのは不安です。」

と話す。

そこにマヒデブランがやってくる。

スレイマンから

「ムスタファが母を一人にすることを心配している。」

と聞いたマヒデブランは、

「私は一人ではなく、陛下が側に居る。心配いらない。」

と諭す。

 

 

ヒュッレムは

「私がマヒデブランを同行させるよう陛下を説得するから、イブラヒムを追放して!」

と持ちかけるが、イスケンデルは

「それは難しい。今までに何度も試みたが失敗に終わった。」

と答える。

するとヒュッレムは

「尊師と接触できないか?」

と尋ねる。

するとイスケンデルは

「その存在は知っているが、正体は謎だ。」

と話す。

ヒュッレムはイスケンデルに

「私たちが組めばイブラヒムを失脚されられる。イブラヒムを葬らない限り安らげない。」

と告げるのだった。

 

 

ムスタファはマヒデブランに

「一緒に行きましょう!」

と説得するが、マヒデブランは

「いずれ行くが今は行きたくない。ヒュッレムの思い通りにはならない。」

と断る。

するとムスタファは

「私が地方に赴任するのは、ヒュッレム妃が決めたのではなく、父だ!」

と言ってその場を立ち去る。

 

そこにイブラヒムがやってくる。

マヒデブランは自分が残れたのはイブラヒムのおかげだと謝意を現す。

礼をしたいというマヒデブランにイブラヒムは

「ニギャールはヒュッレムの手先なので信用しないように。早く追い出すように。」

と勧める。

 

 

ニギャールは仕事に戻り側女たちのところに行く。

そこで一人座っているギュルシャーを見つけ、声をかける。

ニギャールが何処にいたのか?と尋ねると、ギュルシャーは

「ずっとここに居た。」

と答える。

ニギャールは

「さっき見た時は居なかった。」

と言うと、今度は

「自分の部屋に居た。」

と答える。

 

するとファトマが

「斧持ちとイチャついていたのでは?」

とからかう。

ギュルシャーはカッとなって

「舌を抜かれたい?」

と怒鳴るが、ニギャールが静かにするよう叱責する。

 

 

ミフリマーフと部屋にいたメフメト皇子は自分の部屋をヒュッレムにねだるつもりだと話す。

ミフリマーフは

「まだ無理だろう…」

と返事するが、メフメトは

「お母様に頼んでくれ。」

とミフリマーフに頼む。

そこにヒュッレムが帰ってきてムスタファがマニサに行くと告げる。

それを聞いたミフリマーフはマヒデブランが居なくなると思い喜ぶ。

 

エスマからギュルシャーが来たことを聞いたヒュッレムは、確認するためにギュルシャーを呼びに行かせる。

 

その頃ギュルはマヒデブランのところに居た。

  • ギュルシャーがヒュッレムに仕えたいと言っていること
  • ヒュッレムは門前払いしたが今後マヒデブランへの駒として使うだろうということ

を報告する。

 

 

ファトマはムスタファに同行して地方に行くつもりだったが、フィダンは

「マヒデブラン妃が一緒に行くことを許さないのでは?」

と予測する。

しかしファトマは

「皇子が私を連れて行きたいと言えば、マヒデブラン妃も許すだろう…。」

と楽観的に考えていた。

 

 

ギュルシャーはヒュッレムの元に行く途中でスンビュルに出くわす。

どこに行くのか?と尋ねられたが言葉を濁してごまかそうとする。

しかしエスマにヒュッレムの所に行くのだと言われ、慌てて「呼ばれたので」と答える。

その時あとをつけてきたファトマが横やりを入れる。

振り切って行こうとするギュルシャーにスンビュルは「話がある」と引き留める。

 

 

ギュルシャーを待っているヒュッレムのところではメフメトが部屋をねだろうとタイミングを見計らっていた。

そこにエスマが戻ってきて、マヒデブランの命でギュルシャーが追放になったと知らせる。

あまりにも急なことにヒュッレムは驚き、何があったのか?と尋ねるが、エスマにもわからない。

ただ、この事をお妃様に伝えて欲しいとギュルシャーから頼まれたと答える。

荷物も持たずに追い出されようとしているギュルシャーは、ファトマに喰って掛かるが、スンビュルに止められて引きずるように連れていかれる。

 

その様子を見たニギャールは何があったのか?と尋ねるが、スンビュルは

「マヒデブラン妃の命でギュルシャーが旧宮殿に追放になった。」

と答える。

するとニギャールは

「よかったわね、そこで結婚を待つと良い。」

と皮肉る。

それを聞いたギュルシャーは思わず

「笑うがいい、でも最後に笑うのは私。」

と応戦する。

怒ったニギャールはギュルシャーを宮殿に近づけないようにと、スンビュルに命じる。

 

 

ヒュッレムは、ギュルシャーが何かを報告しようとしていたことを気にしていた。

しかしギュルは

「ギュルシャーは斧持ち衛兵と関係を持っていた。それを知ったマヒデブラン妃が結婚させようとしているのでそれを食い止めたいと、懇願しに来たのだろう…」

と話す。

ヒュッレムはギュルに、近々

「マヒデブランを消す」

と告げる。

 

 

母后の容体は相変わらずであった。

スレイマンは母后に

「治療方法が見つからない。」

と詫びるが、母后は微かに微笑み、スレイマンを労っているようだった。

 

 

ミフリマーフはヒュッレムに

「メフメトはいつまで同じ部屋にいるの?」

と尋ねる。

ヒュッレムは喧嘩でもしたのか?と尋ねるが、ミフリマーフは

「お兄様のためよ」

と答える。

ヒュッレムは

「時が来たら部屋を与えられる…」

と諭す。

するとミフリマーフは

「マヒデブランが許可しないのね?お兄様にも、お母様が悲しむだけだからお願いしても無駄と言ってあるの。マヒデブランが後宮の支配者だもの…」

と言って見せる。

それを聞いたヒュッレムはムッとして

「そんなことはない!私は誰の許可も必要ないわ。」

と答える。

するとミフリマーフは

「だったら(お兄様に)部屋を用意したら?マヒデブランも悔しがるわ!」

と返す。

 

 

スレイマンは母后の世話をするギュルフェムと語り合う。

ギュルフェムは母后のこんな姿を見るのはつらいと嘆き、今までどんな辛いことも耐えてきた母后が、こんなに苦しんでいる…と涙を流す。

スレイマンは

「責任の一端は私にある。私の行動が母を苦しめた。」

と話す。

しかしギュルフェムは

「母后様からは、悲しみや苦しみはあったが、憎しみはなかったと聞いている。陛下は母后様に尽くしてきました。」

と慰める。

 

 

ニギャールは一人泣いていた。

そこにダイエが入ってくる。

ニギャールはイブラヒムに妊娠の事を告げたと話す。

それを聞いたダイエは呆れるが、ニギャールは

「その事を誰かに聞かれてしまった。」

と告白する。

更にニギャールは

「ギュルシャーが聞いたのかも知れないと思ったが、ギュルシャーなら直ぐに何かしてくるはず。追放される時にも何も言わなかったので違うようだ。」

と話す。

 

 

ニギャールはヒュッレムに呼ばれる。

そこでギュルに出会い、ギュルから

「以前は細身だったのに…」

と言われ、苦笑いする。

ニギャールはヒュッレムからメフメトの部屋を用意するよう命じられすが、

「マヒデブラン妃がどう言ってくるか…」

と言葉を濁す。

しかしヒュッレムは

「言わせとけばいい!部屋を用意するように!」

と命じる。

ギュルはマヒデブランが黙っていないだろうと危惧するが、ヒュッレムは

「それが狙いだ」

と告げる。

 

 

ギュルシャーは旧宮殿で旧知のイスリムと出会う。

ギュルシャーは宮殿に戻るイスリムにヒュッレムへの伝言を託す。

 

ムスタファの食事の準備をしたファトマは下がるよう言われたが、気を失った振りをしてベッドに倒れこむ。

驚いたムスタファは女医を呼ぼうとするが、ファトマは目を覚まし、皇子の側に居れば必要ないと伝える。

皇子がどうして倒れたのか?と尋ねると、ファトマは

「今日1日何も食べていなかったので」

と答える。

それを聞いた皇子は自分のために用意された食事を食べるよう勧める。

一度は断ったファトマだが皇子に促され一緒に食事を摂る。

 

 

宮殿に帰ったイスリムはヒュッレムの部屋に向かうが、途中でニギャールに出くわす。

ニギャールはこんな夜中にどこに行くのか?と尋ねるが、イスリムはヒュッレムの所に薬を届けに来たのだと言ってやり過ごす。

ヒュッレムの所に来たイスリムはギュルシャーからの伝言を伝えようとする。

それを聞いたヒュッレムは

「出仕のことなら間に合っている…」

と遮るが、イスリムは

「イブラヒムに関わることだ。」

と告げる。

 

 

夜、帰宅したイブラヒムにハティジェは、なぜマヒデブランに力添えするのか?と責める。

イブラヒムは

「後宮の均衡を保つためです。ヒュッレム妃が権力を独占するのは良くないのです。」

と告げる。

しかしハティジェは

「マヒデブランはいずれは地方に行かなくてはいけない。ヒュッレムは最後には自分の思いを遂げる女だ。」

と話す。

イブラヒムは

「誰にでも天敵はいます。いつ何が起こっても不思議ではない。」

と返す。

そう言った後にイブラヒムは

「どんなに世の中が変わろうとも、私の皇女様への愛は変わらない。」

と囁く。

 

 

ニギャールはギュルに差し入れし、ヒュッレムの体調はどうか?と尋ねる。

するとギュルはヒュッレムは元気だったと答える。

ニギャールは

「昨晩女医のイスリムが薬を持っていたはずだ!」

と言うと、ギュルは

「それは診察ではなくギュルシャーからの遣いだ。」

と答える。

ニギャールがその内容を尋ねると、ギュルは

「ギュルシャーがイブラヒムのことで会いたいと言っていて、明日中庭で会うことになっている。」

と教える。

それを聞いたニギャールは慌てて立ち去る。

 

 

ファトマはムスタファと食事を共にし、身の上話などを聞かれる。

するとファトマは、自分には一緒に奴隷市場につれてこられた妹がいるが、生き別れになっていると話す。

皇子は「いつか妹にも会えるだろう…」とファトマを慰める。

 

そこにマヒデブランがやって来て、皇子と食事をするファトマを見つめる。

ファトマはあわてて立ち上がり挨拶をして部屋を出ていく。

ファトマが退出した後、マヒデブランは地方赴任の支度について話をする。

 

 

自宅で寝ていたイブラヒムは、夜中にニギャールからの手紙を受けとる。

それは

「立ち聞きをしたのはギュルシャーだった」

という知らせだった。

しかも…

  • ギュルシャーがヒュッレムと連絡を取り合っていること
  • 翌朝に中庭で会うことになっているらしいこと

も記載されていた。

それを見たイブラヒムは思わず「最悪だ!」と呟き、その手紙を燃やして証拠隠滅をする。

 

 

ヒュッレムはギュルシャーを迎えに行かせて身支度をしていた。

そこへニギャールが現れる。

ヒュッレムは最近ニギャールが部屋に閉じ籠っていると聞いて心配していた。

しかしニギャールは少し体調が良くないので…とごまかす。

 

ニギャールはメフメトの部屋を用意していると告げる。

それを聞いたメフメトは大喜びでヒュッレムに抱きつく。

部屋を見たいというメフメトにヒュッレムは

「今から出掛けるからエスマと行くように。」

と伝える。

ニギャールはどこに行くのか?と尋ねると、ヒュッレムは中庭を散歩すると答える。

それを聞いたニギャールは先に部屋を見てから行ってはどうか?と勧めるが、ヒュッレムはそれを断る。

 

 

旧宮殿に「ヒュッレムの遣い」が来てギュルシャーを馬車に乗せる。

イブラヒムはマトラークチュに

「ニギャールの妊娠を知っていたのか?」

と尋ねるが、マトラークチュは

「知らなかった。知っていたら知らせてる。」

と答える。

イブラヒムは

「何とかニギャールを遠ざけなければ…さらに悪いことにギュルシャーに知られてヒュッレムに会う約束をしているようだ。」

と嘆く。

何としてもヒュッレムに会わさないようにしなければ…とイブラヒムは言うが、マトラークチュは

「子供の存在自体が脅威では?」

と指摘する。

 

そこに宰相チョバンが現れ、財務記録を精査中だと告げる。

イブラヒムはイスケンデルの粗を探していたのだ。

そこに慌てた様子のイスケンデルがやって来て、イブラヒムに

「なぜ財務記録を調べているのか?」

と尋ねる。

イブラヒムは

「大宰相は必要なことは何でもできる権限がある。横領の発覚を恐れているのか?」

と挑発する。

するとイスケンデルは激怒し、

「自分は禁忌を犯すようなことはしない!財産は先祖から受け継いだもので、敬虔なイスラム教徒は横領などあり得ない。そこらの改宗者とは違う!」

と応戦する。

それを聞いたイブラヒムは激怒し、イスケンデルを外に連れ出し

「財務長官の任を解く!」

と言って衛兵に宮殿から出せ!と命じる。

するとイスケンデルは「自分で歩ける」と言って衛兵を振り切る。

さらに

「私には幸い、行くところがあるが大宰相はパルガに帰るのか?」

と皮肉る。

それを聞いたイブラヒムはイスケンデルにつかみかかり、短刀を抜いて喉元にあてながら、

「地獄への道は歩きやすいのだぞ。次に私が短刀を抜くとき、お前の命はない!」

と警告する。

 

 

ヒュッレムは中庭に向かうが、ギュルシャーはまだ来ていなかった。

 

その頃ギュルシャーは馬車で旧宮殿を出ていた。

しかし馬車は宮殿には向かっていなかった。

 

 

メフメトはミフリマーフに協力してくれたことへの礼を述べる。

ミフリマーフはメフメトに、お礼の代わりにマルコチョールに手紙を書いて欲しいと頼むが、メフメトはそれを断る。

その時マヒデブランと出くわす。

二人からヒュッレムがメフメトの部屋を用意していると聞いたマヒデブランは気分を害する。

 

 

中庭で待つヒュッレムの所にギュルシャーを迎えにいったはずの宦官が現れ、ギュルシャーが旧宮殿に居なかったと告げる。

 

 

その頃ギュルシャーは迎えを装ったイブラヒムの刺客に刺され、崖に蹴落とされて気を失っていた。

 

 

マヒデブランはファトマを呼び、

「ヒュッレムが勝手にメフメト皇子に部屋を与えた。なぜ報告がないのか!?」

と叱責し、メフメトへ与えられた部屋を封鎖するように命じる。

 

 

イブラヒムはニギャールを呼び、

「ギュルシャーはもう話せない。同じ目に遭いたくなければ、宮殿を出ていけ!」

と脅す。

そこにマヒデブランが現れ、

「お前を信用したのが間違いだった。勝手にヒュッレムに従った。」

と怒る。

ニギャールは

「どちらに従えばいいのか…」

と嘆くが、イブラヒムは

「目の前にいるのはお妃様だ、口を慎め!」

と怒鳴る。

そしてマヒデブランはニギャールを出納官から解任し、荷物をまとめて出ていくように言い渡す。

ニギャールはイブラヒムに助けを求めるが、

「お妃様のご命令だ。」

と突き放される。

ニギャールは仕方なく引き下がる。

 

ニギャールが去った後、イブラヒムはマヒデブランに

「賢明な判断ですが、異義を唱えるものもいるでしょう。」

と話す。

 

 

スレイマンの所に宰相チョバンが会議の決定事項への承認を求めにやってくる。

そしてイスケンデルを解雇した理由を聞いたスレイマンは、イブラヒムを呼ぶように命じる。

 

 

ヒュッレムはギュルシャーが消えたのは、

何か重大な事実を知っているからではないか?

と勘ぐる。

そこにミフリマーフが帰ってきて、マヒデブランがメフメトの部屋を不許可を理由に封鎖したと告げる。

それを聞いたヒュッレムはメフメトを慰め、

「一番いい部屋が皇子のものになるから。」

と言って、すぐに部屋を出ていく。

 

 

ハティジェは母后を見舞い、自分たち夫婦は今幸せだから心配しないでと伝える。

そこにマヒデブランがやってくる。

マヒデブランはハティジェにニギャールを解雇したことを告げる。

理由を尋ねるハティジェにマヒデブランは

「個人的な浪費です。」

と答える。

それを聞いたギュルフェムは驚くが、マヒデブランはイブラヒムも了承したと告げる。

それを聞いていた母后は何かを言いたげな表情をしていた。

 

 

スレイマンに呼ばれたイブラヒムは、イスケンデルを解任したことについて尋ねられる。

イブラヒムは

「陛下から解任権を与えられていたので行使しました。」

と答えるが、スレイマンは

「確かに権限を与えたが、それは公正な場合のみだ。」

と伝える。

するとイブラヒムは

「私の地位や名誉が傷つけられました。これは公正な行使です。」

と弁解する。

しかしスレイマンは

「それは私的な問題で、公的なものではない。」

と告げる。

それでもイブラヒムは、イスケンデルは「尊師」と繋がりがある疑いもあると言い訳する。

しかしスレイマンは

「それを証明できたら…解雇ではなく斬首だ!遠征前にこのような解雇は容認できない。」

と言ってイスケンデルの解雇通知を破り捨てるのだった。

 

 

※主要登場人物について、おさらいしたい場合はこちらの記事で確認してください。

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オスマン帝国外伝シーズン2/第71話の感想

 

いゃ~、「人間のクズ」イブラヒムの面目躍如と言いますか、自分の権力を乱用しまくっていますね~!

自分を密告したイスケンデルを排除しようとアラ探しをし、それに抗議してきたイスケンデルと喧嘩になった上、権力を行使して追放しようとしたのです。

全く理不尽な解雇です。

 

ただ、イスケンデルも負けていません。

「どこぞの改宗者とは違う」と嫌みを言って、イブラヒムを更に怒らせてしまいました。

よっぽど腹に据えかねていたのでしょうね。

しかしイスケンデルの解雇は「私憤によるもの」としてスレイマンに却下されました。(ざまぁみろ!)

どうやらイブラヒムはイスケンデルの言うように、自分はスレイマンと同等だと本気で考えているようですが、さすがにスレイマンもそこまでお人好しではなかったようです。

 

 

ギュルシャーはヒュッレムに面会する前にイブラヒムの刺客に襲われ、崖から突き落とされてしまいました。

ナイフで何度も刺されていましたので到底無事ではいられないでしょうが、何とか命だけでも助かって欲しいものです。

そしてヒュッレムに事実を伝えて欲しい!

 

イブラヒムはニギャールとの関係を知ったギュルシャーを消した上に、ニギャールには

同じ目に遭いたくなかったら宮殿を出て行け!

なんて…イブラヒムを信じていたニギャール。

今度ばかりは、奴の本性を知ったのではないかと思うのだけれど…、恋は盲目ですからね…。

もっと早く気付いていればよかっのに。

 

イブラヒムはハティジェに「自分の愛は永遠です!」なんて白々しいこと言ってましたが…本当にどの口がいうんだか。

今となってはハティジェを愛していたのかどうかも怪しいですね。

 

そしてイブラヒムは、ニギャールを追い出すため、マヒデブランにニギャールはヒュッレムの手先だと吹き込みました。

自分の頭で考えられないマヒデブランは、イブラヒムの誘導通りニギャールを解任しちゃいましたね。

マヒデブランがニギャールに対して怒っていたのは、ヒュッレムがメフメトに勝手に部屋を与えたことを伝えていなかったからなんでしょうが…

 

ヒュッレムの方はどうやらこうなることはわかっていたような節があります。

一体ヒュッレムは、この件を利用して何をしようとしているのでしょうか?

 

もしかして、しっかりした人材であるニギャールをマヒデブランから引き離すのが目的だったのかもしれませんね。

随分と浪費しているようなので、それを加速させるために…なのかしら?

 

メフメトは部屋をもらえると思って大喜びだったものの、マヒデブランに部屋を取り上げられて落ち込んでいます。

それにしてもミフリマーフは…ヒュッレムの性格を熟知しているようです…

人を操るすべを幼くして体得しているという…本当に末恐ろしいお姫様。

子供は親を越えていくと言われたりしますが、この分ではヒュッレム以上に手強い皇女様になってしまうかも知れませんね。

 

 

ファトマはムスタファ皇子の気を引こうと、様々な手を使っています。

今回は気を失ったふりをして見せました。

これはヒュッレムも最初スレイマンに使った手ですね。

普段の振る舞いと全く違って猫なで声で甘えて見せたり…野心が透けて見えてます。

ある意味ヒュッレムよりもたちが悪い女ですよね?

少なくともヒュッレムは母后に取り入ったりはしてないし。

 

 

スレイマンは母后の世話をギュルフェムに頼みました。

スレイマンの側女の中で唯一謹み深く賢明なギュルフェムに、スレイマンはねぎらいの言葉を掛けます。

スレイマンにとってギュルフェムは「愛する女」というよりは「家族」という位置付けのようです。

 

実際ハティジェや母后にいつも寄り添ってくれているギュルフェムは、頼りになる存在ですからね。

そんなギュルフェムの価値をスレイマンも再認識したようでよかったです。

ある意味マヒデブランなんかよりもずっと苦しんできた女性ですしね。

できれば妻としても、もう少し認めてあげて欲しいものですが…。

 

そのギュルフェムはあの強い母后がショックのあまり倒れてしまったことに違和感を感じているのではないかと思います。

ハティジェや母后を一番近くで見ていたギュルフェムですから、もしかしたら何かに気づいているのかもしれません。

 

 

さて、ニギャールとイブラヒムの関係を知って最重要人物になったギュルシャーは、ヒュッレムにその事を伝えようと考えましたが、運悪く行き違いになり、そのせいでニギャールに気づかれてイブラヒムに刺客を差し向けられてしまいました。

崖に蹴落とされたギュルシャーは無事なのでしょうか?

 

ギュルシャーを始末させたイブラヒムはマヒデブランを利用して今度はニギャールを追放しょうとしています。

イブラヒムを信じていたニギャールでしたが、今度こそ本当に捨てられてしまいそうです。

イブラヒムは何食わぬ顔でハティジェに愛を囁き、ハティジェは嬉しそうに母后に報告していましたが、母后はどう思っているのでしょうね?

 

また、イブラヒムは自分を告発したイスケンデルをも排除しようとして、スレイマンに待った!を掛けられてしまってます。

しかしイブラヒムがこのまま引き下がるとは思えません。

苦し紛れにイスケンデルと「尊師」は繋がっている関係があるとか言っていましたが、果たして証拠でもあるのでしょうか?

 

ヒュッレムはギュルシャーが消えたと知り、イブラヒムには何かとてつもない秘密があると感じたようです。

だって、イブラヒムは秘密を守ろうとして、秘密を知ったものを次々始末しているので、その秘密が大変な物であることを自白しているようなものですからね…。

  • 果たしてイブラヒムは秘密を守り通すことができるでしょうか?
  • そしてニギャールの運命は…?

 

 

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実はBS日テレでの放送ではカットされてる場面が…!

あなたも、もしかしたら気付いているかもしれませんが、BS日テレでの放送を観ていると、CMに入る直前に流れる数秒の場面があります

放送枠などの関係だと思うんですが、アレって

カットされてる場面

が含まれてるんですよ~!

 

それほど重要ではない場面が多い感じではあるんですが、CMの前後で場面が飛んでるところがあるので、個人的には違和感を感じます。

まあBSもしょせんCMありきで成り立ってるので、多少場面カットせざるを得ないのは仕方ないですね。

 

この記事の感想は、もちろんhuluでの完全版を元にしているので、是非どの場面がカットされたのか、チェックしてみてください。

 

オスマン帝国外伝シーズン3の事も考えると…

ただ、無料トライアル期間で解約しても良いのですが、放映権などの観点から、オスマン帝国外伝シーズン3もhuluでの先行配信&見放題になるのはまず間違いないです。

 

理由はhuluのこの動画のサムネイルの一番手前(ヒュッレムの前)に写っているのが、シーズン3で成長した後のミフリマーフだからです。

https://youtu.be/XUzPNyhsyLA

 

シーズン3の配信時期がいつになるのか…まだ未定とのことですが、シーズン1からの流れだと、個人的には2019年8、9月頃になるんじゃないかと予測しています。

 

なので、少し期間が空いて「オスマン・ロス」になる、その隙間を

huluをそのまま契約して、他の海外ドラマや映画コンテンツを楽しみながらシーズン3を待つ!

という選択肢も検討の余地はアリだと思います。

月額約1000円のコスパは、DVDレンタル頼みだった昔に比べたら雲泥の差ですから…

 

オスマン帝国外伝がハマったあなたに、絶対観て欲しいドラマあります!

huluには、私と同じくオスマン帝国外伝にハマったあなたに、オススメな海外ドラマが他にも沢山あります。

シーズン3配信までの間、他のドラマでワクワクできれば、シーズン3が待ちきれない気持ちも少しは和らぎますよ~

 

別の記事で、オスマン帝国外伝が好きなあなたなら絶対ハマる海外ドラマを紹介しているので、ぜひそちらも目を通してください!

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本ページの情報は、2019年3月時点のものです。最新の情報はhulu公式ページよりご確認ください。

 

 

以上、この記事があなたのオスマン帝国外伝ライフに少しでもお役に立てたら幸いです。

 

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