オスマン帝国外伝シーズン3第46話のあらすじと感想/動き出すシャー皇女

オスマン帝国外伝_シーズン3第46話あらすじ

 

この記事は、「オスマン帝国外伝 シーズン3/第46話」のどこよりも詳しいあらすじと感想について書いています。

 

イブラヒムの処刑はあまりにも唐突で人々を驚かせました。

特にハティジェは、イブラヒムの処刑はヒュッレムの差し金だと思い込み、宣戦布告します。

更にシャー皇女も、ヒュッレムへの復讐に協力することを約束しました。

 

イブラヒムの死はヒュッレムの敵を着実に結束させているようです…。

 

オスマン帝国外伝シーズン3/第46話のあらすじ[ネタバレ注意]

サブタイトル「炎の衣」

 

ヒュッレムによって帝都に呼び戻されたリュステムは、出迎えたスンビュルに、

「イブラヒムは自業自得だ!」

とほくそ笑む。

リュステムは、イスケンデル処刑後にスレイマンが、

「イブラヒムを同じ目に遭わせてやる。」

と言っていたことをスンビュルに告げ、ちょうど1年前に「無実のイスケンデル」を処刑させたイブラヒムが、同じ断食月に処刑されたことに感慨深げだった。

 

そこにヒュッレムが現れ、リュステムに、

「宰相に推薦するようアヤスに話をつけておいた。」

と伝え、アヤスと会って話をするよう指示する。

 

 

その頃、マトラークチュのもとにニギャールが訪ねてくる。

驚くマトラークチュに、

「リュステムがヒュッレム妃に呼び戻されたので、私も帰ってきた。」

と告げる。

リュステムが宰相になると聞かされたマトラークチュは、

「無能が上に立つとは…」

と悔しそうにつぶやく。

 

 

リュステムはアヤスに会い、大宰相就任の祝いの言葉を述べるが、アヤスは

「なぜ許可なく帝都に戻ったのだ?」

と尋ねる。

リュステムは

「ヒュッレム妃に呼ばれました。」

と答えるが、アヤスはそんなリュステムに

「あまり出すぎないように!」

とくぎを刺し、陛下へ宰相に推薦しておいたと告げる。

礼を言うリュステムにアヤスは、

「地位が上がるたび死に近づく。」

と警告する。

それを聞いたリュステムは、

「では閣下は私より死に近いわけですね。」

と言い返す。

 

 

ニギャールはマトラークチュに、

「大宰相が処刑されたと知って以来眠れない…」

と告白する。

マトラークチュは、

「死は誰にでも訪れる。」

と慰めるが、ニギャールは、

「娘のエスマヌルの事が心配。」

と言う。

マトラークチュはエスマヌルを、イブラヒム処刑の日に帝都から逃がしたとニギャールに告げる。

ニギャールは、

「なぜ自分のところに送ってくれなかったの?」

となじるが、マトラークチュは、

「大宰相を殺させたリュステムのところに?お前の処ではエスマヌルが危険だ。落ち着いたら会わせてやる。」

と約束する。

ニギャールは、

「大宰相殿にはお墓もないと皆が噂している…」

と嘆く。

 

 

ハティジェはイブラヒムの大事にしていた彫像の前でぼんやりと立っていた。

そこにマヒデブランと共にムスタファが現れる。

二人を見たハティジェは二人に近づき、涙を浮かべながら抱擁を交わす。

 

 

マトラークチュにイブラヒムが埋葬された場所に連れて来られたニギャールは、墓の前で祈りを捧げ、幸せだったころを思い出して涙を流す。

 

 

宮殿に入ったリュステムは満面の笑みで重臣たちと言葉を交わす。

そこにルトフィーが現れる。

リュステムはルトフィーに「ルメリ県の軍政官」への昇進祝いの言葉をかけるが、ルトフィーは、

「テケ県にいるはずでは?」

と尋ねる。

リュステムが、

「新大宰相(アヤス)に呼ばれたのです。」

と答えると、ルトフィーは、

「よほど大事な話なのだろうな…」

とリュステムの顔を見つめる。

それを聞いたリュステムは、

「勿論です。」

と答え、

「私は【御前会議参加者】として推薦されました。私は地位には興味がないが…帝国にご奉仕できれば職務は問いません。」

とあくまで控えめな態度を装う。

 

スレイマンのところに遠征についての報告をしにきたアヤスは、リュステムのことを切り出し、

「イブラヒム殿がリュステムの働きに見合わない職を与えました。」

とリュステムを宰相に推薦する。

その時、ムスタファがスレイマンのところにやってくる。

 

スレイマンはアヤスを下がらせ、ムスタファ皇子と面会する。

スレイマンから、リュステムの件で明確な返事をもらえなかったアヤスは、スレイマンの部屋から退出し無言で廊下を歩いていく。

その時ルトフィーとすれ違ったが、気付かずに挨拶もせず立ち去っていく。

そんなアヤスの後姿を睨みつけたルトフィーは、妻のシャー皇女を呼びつける。

 

 

スレイマンはムスタファにスレイマン皇子の死を悼む言葉をかける。

ムスタファにまた子供ができたことを喜ぶスレイマンだったが、ムスタファは何も言わない。

スレイマンがマヒデブランの様子を尋ねると、母上はハティジェ叔母さんのところにいると答え、ハティジェ叔母さんに寄り添うために帝都に来たと告げる。

それを聞いたスレイマンは、ムスタファから視線を逸らす。

スレイマンは

「弟たちが待ちかねているぞ。」

と話を逸らすが、ムスタファは

「イブラヒムは何の罪があったのですか?」

と尋ねる。

しかしスレイマンはそれには答えず、ムスタファに、

「弟たちのところに行け。」

と命令する。

それを聞いたムスタファは、

「ご決断を議論する気はありません。なぜこうなったのか知りたいだけなんです。」

と話す。

スレイマンはそんなムスタファの肩に手をやり、

「権力は炎の衣だ。真摯に使えばお前を守り、敵を滅ぼすが、おごり高ぶり自我に負けてしまえば衣はお前を炎で包み滅ぼすのだ。」

と言い聞かすのだった。

 

 

シャー皇女を呼んだルトフィーは、シャー皇女に、

「リュステムが新大宰相アヤスの引き立てで御前会議に入る。」

と告げる。

それを聞いたシャー皇女は、

「アヤスではなくヒュッレムの仕業よ。」

と答える。

それを聞いたルトフィーは、

「アヤス殿もヒュッレム妃の配下とは…」

とあきれる。

シャー皇女はアヤスが一番得をしたと口にする。

ルトフィーは、

「リュステムが宰相になってしまえば、私たちはここには居られないだろう。」

とシャー皇女に告げる。

するとシャー皇女は、

「私が阻止する。」

と約束する。

ルトフィーは、

「序列から行けば、私が宰相になるべきだ。」

と、シャー皇女に陛下を説得するよう指示する。

 

そこにスレイマンの部屋から退出してきたムスタファが通りかかる。

シャー皇女はムスタファに、

「元気だったか?」

と声をかけるが、皇子は、

「悲しみに溺れそうです…」

と答える。

するとシャー皇女は、

「暗黒時代は去る。」

と言って慰めるのだった。

 

 

スレイマンを訪ねたシャー皇女に、スレイマンは

「お前も気になるのか?」

と不機嫌そうに尋ねる。

シャー皇女は、

「まさか!私ごときが意見など…兄上の決断に異論はありません。」

と答える。

スレイマンはハティジェの様子を尋ねる。

シャー皇女は、

「ハティジェは食事もせずに引きこもっているが、時間が解決するでしょう…」

と述べる。

スレイマンは、

「また妹を失った…」

とつぶやくが、シャー皇女は、

「いつか二人とも大事なのは、【帝国の存続である】と理解します。」

とスレイマンを慰める。

それを聞いたスレイマンは、

「お前は母上に似ている。」

と言い、シャー皇女の見識を褒める。

シャー皇女はスレイマンに、

「ハティジェや兄上のために帝都に残りたい。」

と許可を求める。

それを喜ぶスレイマンにシャー皇女は、

「私はずっとここに居たい。そのためには夫のルトフィーが地方勤務では困る。」

と陳情する。

 

 

その夜、マヒデブランとギュルフェムは落ち込むハティジェを慰めていた。

ハティジェは、自分は最後まで悲しみと苦しみに身を焦がす運命だと嘆く。

それを聞いたマヒデブランは、

「すべての元凶はヒュッレムよ。ヒュッレムを排除しなければ、これからも犠牲者が出る。」

とつぶやく。

ギュルフェムは、

「ヒュッレムの力が強大で今まで誰もかなわなかったのに、どうやって排除するのか?」

と尋ねる。

するとマヒデブランは、

「このまま一人ずつ殺されるのを待つの?」

とギュルフェムをなじり、ハティジェに

「大宰相の無念を晴らさないのですか?」

と尋ねる。

それを聞いたハティジェは、

「何か考えがあるの?」

と逆に尋ねる。

 

 

ヒュッレムはアフィフェを呼び、明日の「断食明けの祭り」の準備について尋ねる。

アフィーフェは準備万全だと答え、

「今年は悲しい祭りになってしまいました…」

と目を伏せる。

ヒュッレムはため息をつき、

「ええ、私たちにとってはね。」

と言い、喪中のハティジェのために宮殿では宴を開かないように!と指示し、それでも民のための宴は今まで通り行うと告げる。

アフィフェの態度に気付いたヒュッレムは、

「噂を信じてはいないわよね?」

と自分がイブラヒムを謀殺したという噂を否定する。

アフィフェは、

「陛下のご意思の前には大山すら崩れましょう。」

と答える。

ヒュッレムは、マヒデブランがハティジェのところにいると聞かされ、

「今頃何の話をしていることやら…」

とつぶやき、マヒデブランがハティジェをけしかけていると危惧する。

 

 

マヒデブランは自分に「忠実な女官」を使ってヒュッレムを排除すると言う。

だが、ハティジェは躊躇していた。

それを見ていたギュルフェムは、よく考えて行動するようハティジェに忠告する。

しかし、ハティジェは、

「これ以上どうなるというの?ヒュッレムは私の命であるイブラヒムを奪ったのだ!」

とギュルフェムに言い返す。

ギュルフェムは、

「シャー皇女様に相談されては?」

と言うが、ハティジェは、

「姉上は自分の事が一番大事なのよ。」

と言って取り合わない。

ハティジェは、

「これは私の問題だ。決断は自分でする。その【忠実な女官】に会うわ。」

とマヒデブランに告げる。

 

 

ムスタファはタシュルジャルにイブラヒムとの思い出を語る。

「イブラヒムが父上を裏切るとは信じられない…」

と漏らすムスタファに、タシュルジャルは、

「罠に嵌められたのでは?嘘や中傷で葬られることもあります。イブラヒム殿の敵は殿下の敵なので身辺にご注意を。」

と進言する。

ムスタファも、

「必ず何か仕掛けてくるだろうが、私はそれには負けない!」

と述べる。

そして、タシュルジャルは、

「新大宰相アヤス殿や他の重臣を味方につけるべきでは?」

と進言するが、ムスタファは、

「イブラヒムほどの者はいない。」

とため息をつく。

「それでもやはり、将来のためにも重臣たちを味方に付けなければなりません。」

とタシュルジャルに説得され、ムスタファはアヤスに面会することを決める。

 

そこにミフリマーフとメフメトがムスタファに会いにやってくる。

ミフリマーフはタシュルジャルにもさりげなく挨拶をし、ムスタファにシャー皇女の娘エスマハンを紹介する。

メフメトはミフリマーフとタシュルジャルが目配せしているのに気づく。

 

 

シャー皇女とベイハン皇女は宮殿にいた。

ベイハン皇女から、ハティジェが悪夢に悩まされていると聞かされたシャー皇女はハティジェを一人にしないようベイハンにお願いする。

 

 

ミフリマーフはエスマハンに、タシュルジャルを紹介する。

二人が親しげに話す様子を見たミフリマーフは、

「叔母さまのところに行こう。」

と声をかける。

エスマハンが立ち去った後、タシュルジャルはミフリマーフに

「断食後の祭りが終わったらここで会いたい。」

と声をかける。

メフメトはムスタファともっと一緒に居たいと伝えるが、ムスタファは

「祭りが終わったら帰る。」

と答える。

メフメトは、

「イブラヒムがなぜ処刑されたのか知っていますか?」

と聞くが、ムスタファは分からないと答える。

メフメトは、

「過ちがあったのは確かだろう…そうでなければ父上がイブラヒムを殺すはずがない…」

と話す。

それを聞いたムスタファは一瞬絶句し、

「…そうだな。」

とつぶやく。

 

 

ベイハン皇女はシャー皇女に、

「私はもうすぐ帰る、あなたもでしょ?」

と自分たちが帰った後のハティジェを心配する。

シャー皇女は、

「ヒュッレムも居るし、付き添いは要らない。自分で立ち直らなければいけない。」

と話す。

それを聞いたベイハン皇女は、

「妹が苦しんでいるのにまるで他人事ね。本当は喜んでいるのでは?」

とシャー皇女に嫌味を言う。

そして、

「今まで恵まれた環境にいたハティジェが不幸になったのを喜んでいるのでは?」

と続ける。

シャー皇女が言い返そうとしたとき、ヒュッレムが現れる。

 

ヒュッレムはベイハン皇女に挨拶をし、ハティジェの様子を尋ねるが、ベイハン皇女は

「恥ずかしげもなく、それを聞くの?」

と笑いながら立ち去る。

 

 

厨房では、料理長が、

「一寸先は闇だ…」

と意気消沈していた。

イブラヒムのような寵愛を受けていた家臣ですら明日をも知れないということに皆不安げだった。

そこにシャー皇女の宦官メルジャンが現れ、シャー皇女のためにシロップの材料が欲しいと言う。

その場に居たスンビュルは、そんなメルジャンに声をかけるが、無口なメルジャンは乗ってこない。

自分の用が済んで直ぐに立ち去るメルジャンに対し、料理長もスンビュルも不気味さを感じていた。

 

 

ベイハンが立ち去った後、ヒュッレムはシャー皇女に、

「間が悪くてすみません。」

と謝るが、シャー皇女は気にしていないと答える。

ヒュッレムは、

「断食明けの宴は中止しました。」

と告げる。

それを聞いたシャー皇女は、

「私もそうすべきだと思っていた。」

と答える。

ヒュッレムはシャー皇女にも、

「私はイブラヒム処刑には関与していません。」

と弁明する。

シャー皇女は、

「わかっている。兄上の意思がすべてだ。」

と答える。

それを聞いたヒュッレムは安心したのか自室に帰っていく。

 

 

翌朝、断食明けのお祝いのために、並んでスレイマンを待っていたヒュッレムはマヒデブランに

「断食明けおめでとう。」

と声をかけるが、マヒデブランは、

「どの口がいうの?祭りを台無しにしたくせに!」

とヒュッレムを責める。

口論する二人をシャー皇女がたしなめる。

そこにベイハン皇女がいないのことに気づいたヒュッレムは、アフィフェに、

「ベイハン皇女にも知らせたのか?」

と尋ねるが、アフィフェは、

「ベイハン皇女様はハティジェ様に付き添っています。」

と答える。

 

そこにスレイマンが現れ、一人ずつ挨拶をする。

マヒデブランもスレイマンに挨拶をするが、マヒデブランの表情は硬く、形式的なあいさつになってしまう。

 

 

ハティジェは双子の子供たちに断食明けのあいさつをする。

息子のオスマンは、

「お父様のところにいつ行くの?」

とハティジェに尋ねる。

それを聞いたハティジェは思わずベイハン皇女と顔を見合わせる。

娘のフーリジハンは、

「お父様の墓参りがしたい。」

という。

それを聞いたハティジェは二人を抱きしめる。

 

 

スレイマンは子供たちとも挨拶をかわす。

スレイマンは末っ子のジハンギルを抱き上げ、自分の傍らに座らせる。

ジハンギルは、

「ハティジェ叔母様はなぜ来ていないの?」

と無邪気に尋ねる。

それを聞いたスレイマンは、ジハンギルにキスをしてから立ち上がってその場を立ち去る。

 

スレイマンが退出するのを見てムスタファとメフメトは共に部屋を出る。

 

 

ハティジェはマトラークチュのところに来ていた。

マトラークチュは、断食明けの祭りなのに宮殿に行っていなかった。

ハティジェは、なぜ宮殿に行かない?と尋ねる。

マトラークチュは、

「とても行く気になれません。」

と答える。

ハティジェは、

「子供たちがイブラヒムの墓参りをしたいと言っている。まさか墓もないとは言えなかった…」

と嘆く。

ハティジェは、

「イブラヒムの亡骸はどうなったの?」

と尋ねる。

マトラークチュは、

「私が責任をもって埋葬したので心配要りません。」

と諭すが、ハティジェは、

「それなら埋葬場所を教えて欲しい。」

と頼む。

しかし、マトラークチュは、

「教えられません。埋葬場所が知られれば、敵が墓を荒らすかもしれない。」

と答える。

それでも知りたいと言うハティジェに、

「行けば痛みがよみがえり、悲しみが消えません。」

と、知らない方がいいと諭す。

しかし、ハティジェは、

「この痛みがいつ消えると?」

とため息をつき、

「時間が経ってもこの苦しみは癒えない。復讐を終えれば少しは心が安らぐ。」

とつぶやく。

 

 

スレイマンは重臣たちからも断食明けのあいさつを受ける。

そしてスレイマンは、新しい宰相としてルトフィーを任命する。

それを聞いたルトフィーはほくそ笑むが、期待を裏切られたリュステムは茫然とする。

宰相に任命されたルトフィーはリュステムの方をちらりと見るのだった。

 

 

シャー皇女はマヒデブランに、後で話があると言って部屋に戻っていく。

マヒデブランも部屋を出ようとするが、ヒュッレムに呼び止められる。

ヒュッレムはマヒデブランに、

「いつマニサに戻るの?」

と尋ねるが、マヒデブランは、

「すべて知っているわよ。」

と、ムスタファを殺そうとしたギュリザールがお前の間諜だったことを取り上げ、スレイマン皇子の暗殺もヒュッレムのせいだと決めつける。

それを聞いたヒュッレムは、

「何でも私のせいにするのね?スレイマン皇子は天然痘だったのでは?」

と返す。

しかし、マヒデブランは、

「間諜が感染させたのだ!」

と孫がまた生まれることを告げ、

「よく人前に出れるわね?イブラヒムの血で手が汚れているのに!」

とヒュッレムを非難する。

しかしヒュッレムは、

「お前はイブラヒムが亡くなって怯えているのだろう…」

と言い返す。

それを聞いたマヒデブランは、

「いずれ神の鉄槌が下される!」

と返すが、ヒュッレムは、

「今起きていることは、お前たちの罪への代償だ!」

と言い放つのだった。

 

 

※主要登場人物について、おさらいしたい場合はこちらの記事で確認してください。

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オスマン帝国外伝_キャスト

 

 

 

オスマン帝国外伝シーズン3/第46話の感想

 

イブラヒムの処刑は奇しくもイスケンデルが処刑された同じ断食月に行われました。

嬉しそうにそう話すリュステムは、ヒュッレムから「次の宰相」に推薦したと聞かされていたので、意気揚々と参内しましたが、スレイマンは序列から順当にルトフィーの方を宰相に任命しました。

やはりいくら何でも、いきなり宰相にするのは無理があるようですね。

その辺はスレイマンも冷静でした。

 

アヤスも、ヒュッレムに頼まれたので一応スレイマンにリュステムを推薦しましたが、本心ではまだ早いと思っていたのであまり悔しそうではありません。

むしろ、喜んでいるようにも見えましたが…。

ヒュッレムには逆らえないので一応アリバイ作りに推薦したにすぎません。

この辺りにもアヤスの老獪さが現れています。

 

 

一方ルトフィーの方は、妻のシャー皇女を焚きつけて、スレイマンに自分を宰相にするよう頼みに行かせました。

シャー皇女も、夫の地位に不満があったようなので、しっかりアピールしていましたね。

「ハティジェの側にいたい…」

と、スレイマンの情に訴え、そのためには夫の職が…となかなかうまい説得の仕方です。

スレイマンもハティジェの事を気にかけていましたから、タイミングも抜群でしたね…。

 

 

そのシャー皇女ですが、どうやら本気でハティジェを心配しているわけではなさそうです。

ベイハン皇女に、

「すべてを持っているハティジェに嫉妬していたのだろう?」

と図星を突かれたシャー皇女…

確かに、母后ですら、

「ハティジェ、ハティジェ…」

とハティジェを甘やかしていましたからね…。

気の強いシャー皇女は、「ぶりっ子」のハティジェが、ちやほやされるのを腹立たしく見ていたのでしょう。

 

 

ハティジェは悪夢にうなされ、食事も喉を通らない様子。

しかし、子供たちから

「お父様のお墓参りをしたい。」

と言われ、マトラークチュのところに行って埋葬地を教えてもらおうとしていますが…。

ハティジェより前に、帝都に戻ったニギャールが同じようにイブラヒムの墓を教えて欲しいと言ってきたときに教えてしまったマトラークチュ。

 

ハティジェの憔悴しきった姿を見て、情にほだされてしまうのではないでしょうか。

スレイマンはイブラヒムの墓が荒らされるのを防ぐために埋葬場所を隠したのですね。

 

それにしても、恨みを持った者が敵の「墓暴きをする」というのは、古典ではよく出てくる話ですが、「死んでしまえば皆仏」とされる日本人の感覚では、死人を辱めるために墓を暴くというのは理解に苦しみますね…

そんなことをして何になるんだ…と思います。

 

 

マトラークチュから、娘・エスマヌルをイブラヒムの家族のもとに送ったと聞かされたニギャールは、

「なぜ自分のところに送ってくれなかったのか?」

と責め立てましたが、マトラークチュとしては「イブラヒムの政敵」リュステムの妻になっているニギャールにイブラヒムの大切な娘を渡すわけにはいかなかったのでしょう。

しかし、イブラヒムがいなくなった今、リュステムもニギャールと結婚している意味も無くなっています。

必然的に二人は離婚することになるでしょう。

 

 

ムスタファとマヒデブランも帝都に駆けつけましたが、イブラヒムの訃報を知ったからというよりは「断食明けの祭り」のために来たようですね。

断食明けは日本でいうお正月のようなものですから。

そのマヒデブランは、どうやらヒュッレムを排除するために「忠実な」ディアナを連れてきているようです。

以前ディアナに命じていたのは「ヒュッレムの暗殺」だったのですね。

確かに、ディアナは力が強く、衛兵すら恐れをなしていたと言うのですから暗殺にはもってこいかもしれませんが…。

でも、マヒデブランの人選だからなあ…どうなることやら。

 

 

タシュルジャルは相変わらずこんな事態の中でも、ミフリマーフとの密会を画策しています。

本当にのんきな奴です。

相手が「ムスタファ皇子の敵の娘」だということ、わかっているんでしょうか?

 

ミフリマーフの方も、エスマハンがタシュルジャルに興味を持っているのを知って、やきもちを焼いたようです。

こちらも恋に夢中で、現在の状況をわかっているのかどうか、怪しいですね。

すでにヒュッレムやマヒデブランだけでなく、メフメトにもバレているというのに…。

そんな状況で密会なんて…今度こそ、本当にヤバイのではないでしょうか?

 

 

さて、ヒュッレムの思惑は外れ、スレイマンはリュステムではなくルトフィーを宰相にしました。

それを知ったリュステムは悔しそうですが、どうしようもありません。

 

ルトフィーの妻シャー皇女は、結果的にハティジェを利用して夫を出世させました。

ハティジェに寄り添うと言うシャー皇女ですが、ベイハン皇女やハティジェはシャー皇女を信用していないようです。

 

 

マヒデブランはヒュッレムがムスタファだけでなく孫のスレイマン皇子も攻撃したと思い込んでヒュッレムを罵っています。

そしてマヒデブランはヒュッレム排除のために連れてきた「忠実な」ディアナをハティジェに紹介するつもりです。

ハティジェはギュルフェムによく考えるようたしなめられましたが、ヒュッレムへの憎しみはハティジェから冷静な判断を奪っているようです。

 

ヒュッレムへの憎しみが渦巻く後宮で、次に起こるのはいったいどんな騒動なのでしょうか…?

 

 

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オスマン帝国外伝シーズン3の日本語字幕版最速配信は?

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実はBS日テレでの放送ではカットされてる場面があります!

いつになるかは分かりませんが、シーズン2まで好評だったこともあって、数カ月後にはBS日テレでも「オスマン帝国外伝 シーズン3」は放送されるでしょう。

 

ただ、シーズン2までがそうだったように、BS日テレでの放送には、CMに入る直前に流れる数秒の場面が出てくると思います

コレって実は、

カットされてる場面

も含まれているんです~!!

 

もともとトルコ版で各話の長さが違うのに、地上波での放送枠は固定なので、その放送時間上の微調整で致し方ありません。

まあ…それほど重要ではない場面が多い感じではあるんですが、CMの前後で場面が飛んでるので、個人的には違和感を感じます。

BSもしょせんCMありきで成り立ってるので仕方ないですね。

 

ちなみに、この記事の感想は、もちろんhuluでの完全版を元にしています。

 

ということで、完全版をじっくり堪能したい私にとっては「hulu」の1択です!

 

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本ページの情報は、2025年01月時点のものです。最新の情報は、 hulu公式ページよりご確認ください。

 

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