オスマン帝国外伝シーズン3第5話のあらすじと感想/二ギャール救出作戦

オスマン帝国外伝_シーズン3第5話あらすじ

 

この記事は、「オスマン帝国外伝 シーズン3/第5話」のどこよりも詳しいあらすじと感想について書いています。

 

ヒュッレムに助けられたフィルーゼは他の女たちとともに宮殿に入りましたが、どうやらフィルーゼには何か秘密があるようです。

 

スレイマンの乳母アフィフェが宮殿へ到着し、後宮出納官に着任。

ハティジェはアフィフェに「後宮の秩序」を回復してほしいと頼み…アフィフェがさっそく精力的に動き出しました…。

ヒュッレムは大人しくなるのでしょうか…?

 

オスマン帝国外伝シーズン3/第5話のあらすじ[ネタバレ注意]

サブタイトル「難敵」

 

新しく出納官になったアフィフェがヒュッレムに挨拶にくる。

アフィフェはファトマとギュルシャーを処罰するために挨拶が遅れたことを詫びる。

ヒュッレムは

「私の噂は聞いた?魔力も妖力もないわよ。」

と笑う。

しかしアフィフェは

「噂は耳に入れません!陛下にとって大切な方は、私にとっても同じです。」

と述べる。

アフィフェを下がらせたヒュッレムは側女・ナズルに

「あの者(アフィフェ)は皇女さまからの贈り物…お礼をしなきゃね。」

と言い、ペルチュムにニギャール救出を急がせるよう指示する。

 

 

ハティジェの屋敷の地下牢に産婆がやってくる。

ニギャールの検診のためにハティジェに命じられたのだ。

診察をしながら産婆は

「ここから出してあげる。」

とこっそりニギャールに伝える。

「大宰相の使い?」

と尋ねるニギャールに産婆は「はい」と答えてベッドに横になるよう指示する。

産婆は

「外から助けに入ることは不可能、自力で外にでるしかない。」

と言い、脱出方法を指示する。

 

 

アレッポに到着したイブラヒムはウラマーに「後で話がある。」と伝える。

そこに、フズルが到着する。

イスケンデルが

「海軍提督が到着しました。」

と言うと、イブラヒムは

「早計だ。海軍提督は私が決める。」

と返す。

それを聞いたイスケンデルは

「勿論です、全軍は総司令官の下にあります。私も配下の補佐役です…あなたの任命ではありませんが…」

と嫌味を言う。

ムッとしたイブラヒムは

「おまえを女の頭に任命する。」

と言い返し、周りの者は失笑する。

フズルを迎え入れたイブラヒムは、フズルに『自分は地中海だけでなく外洋に出て新世界を目指したい。』と夢を語る。

 

当時新世界から多くの金銀財宝がもたらされていた。

フズルは

「分け前にあずかるか己で取りに行くかですな。」

と答える。

それを聞いたイブラヒムは

「海軍提督として今後頻繁に会おう!」

と、フズルを海軍提督として認める。

 

イブラヒムに呼ばれたウラマーは、イスケンデルと通じていることを知られたのでは?とおびえる。

イスケンデルは「何も証拠はない」と言う。

そこにヒュッレムからの書簡が届く。

ヒュッレムの書簡は、

  • ハティジェがイブラヒムとの離婚を撤回したこと
  • スレイマンからイブラヒムに対して何も沙汰がないこと

を伝えるものだった。

さらに、このままではイブラヒムの権力が増すとして、スレイマンがアレッポに到着する前に、イブラヒムを暗殺するよう命じていた。

 

 

フズルはイブラヒムへの手土産として、テッツィアーノの絵画を献上する。

それを見たイブラヒムは大喜びで受け取り、その絵画に描かれた美女「ジュリア・ゴンザーガ伯爵夫人」に興味を抱く。

そしてイブラヒムはフズルに、彼女を見つけて連れてくるよう命じる。

ぎょっとするフズルにイブラヒムは

「世界一の美女なら陛下に献上しよう!」

と言うのだった。

 

 

ヒュッレムはスレイマンが自分を受け入れてくれるか不安であったが、わだかまりを解消するために寝室に向かう。

ところがスレイマンは不在だった。

 

 

その頃、アフィフェが連れてきた宦官キラズが、側女たちに楽器を教えていた。

稽古の時、フィルーゼは不器用に琴を弾いていたが、部屋を片付けるよう命じられて稽古部屋に残っていた時に、こっそり琴を持ち出して素晴らしい音色を奏でていた。

フィルーゼが一人で琴を弾いていると、たまたま通りかかったスレイマンがその音色を聞いて部屋をのぞくが、フィルーゼをちらりとだけ見て、声もかけず行ってしまう。

 

 

ハティジェはマヒデブランに、ムスタファがスレイマンの代理を務めるため、帝都に戻ってくることを伝える。

それを聞いたマヒデブランは

「ヒュッレムが怒り狂いそう!」

と喜ぶ。

しかしハティジェは、

「ムスタファを巻き込まないで!!」

とマヒデブランにくぎを刺す。

そこにアフィフェがやってくる。

 

ハティジェはスレイマンが遠征に行く前に宴を開きたいとアフィフェに伝える。

すでに遠征が始まっている中、宴を開くことに難色を示すアフィフェだったが、ハティジェは

「始めてしまえば大丈夫!」

と宴の開催を強行する。

 

 

スレイマンを部屋で待つヒュッレムだったが、戻ってきたスレイマンはヒュッレムを冷たく追い払う。

 

部屋から出たヒュッレムはアフィフェと鉢合わせる。

 

 

作戦会議でイブラヒムは長期戦を主張。

一方で、ウラマーはタブリーズを急襲することを提案する。

しかし、タブリーズは難所で、危険が多いとイブラヒムは難色を示す。

フズルも危険だと言って反対する。

イブラヒムはバクダッドを目指すと宣言し、そこに新しい国を作ると伝える。

王を誰にするのか?

ときくウラマーに、イブラヒムは

「それは陛下が決める。」

と返答する。

 

イスケンデルはウラマーがイブラヒムを説得できることを期待していた。

部下に

「野心は人をどこに向かわせるかわからぬ…」

と言う。

 

イブラヒムの元にタシュルジャル・ヤフヤがやって来る。

イブラヒムに続きの詩を見せるために自分の手帳を取りに来たのだ。

イブラヒムは帝都に戻るフズルを見送り、「ジュリア・ゴンザーガ」を見つけるよう改めて命じる。

 

 

ウラマーはイスケンデルに、

「イブラヒムが新しい国を建てようとしている」

と告げるが、イスケンデルは

「知っている。自ら君主になる気だ。もっとも、命が続けばな…」

と吐き捨てる。

 

 

宮殿では、長老の死去がスレイマンに伝えられる。

 

 

ムスタファは、以前「ヘレナ」と出会った森をうろついていた。

すると池で泳ぐヘレナを見つける。

皇子に気づいたヘレナはムスタファに後ろを向くように言い、服を着る。

「なぜ森にいるのか?」

と聞くヘレナに皇子は

「一人になりたかった。」

と答える。

するとヘレナは

「なら、他に行って。ここは私の縄張り。」

と言ってそこを離れる。

来週も来るというムスタファにヘレナは

「私は来ない!」

と言い捨ててその場を離れる。

 

 

その夜、ニギャールは

『子供が生まれそうだ』

と言って、牢から出してもらう。

そして衛兵が医者を呼びに行く間に、昼間来た産婆がニギャールを屋敷の外に連れ出す。

そこに現れたのはペルチュムだった。

驚いたニギャールにペルチュムは

「一緒に来るか、赤子とここで死ぬかだ。」

と決断を迫る。

ニギャールは一緒に行くことを決断するが、ここでニギャールが産気づき、この計画は流れてしまう。

 

 

イブラヒムはハティジェとの思い出を胸にバイオリンを弾く。

そこに通りかかるタシュルジャル・ヤフヤは短剣を抜く。

それを見たイブラヒムは思わず剣を手に取るが、ヤフヤは短剣を投げ、刺客を仕留める。

 

 

宴のため、アフィフェは新しい側女を選んでいた。

そこにハティジェが現れ、

「もう一人加えたい娘がいる。」

と告げる。

そしてアフィフェはフィルーゼを呼び、内緒の宴に参加するよう命じる。

 

 

スンビュルが慌ててヒュッレムに宴の件を報告する。

それを知ったヒュッレムはアフィフェのところに抗議しに行く。

宴の件は自分に報告がなかったとなじるヒュッレムに、アフィフェは

「明朝うかがうつもりでした。でも、許可をいただくためではなくご報告のためです。あなた様は母后様ではないからです。

と続けた。

それを聞いたヒュッレムは

「ええ、私は母后さまとは違う。最大の違いは母后様は故人で、私は生きているということ。」

と返し、明日の宴は中止するように命じる。

 

 

その頃、ハティジェのもとには、ニギャールのお産が始まったという知らせが来るのだった…。

 

 

※主要登場人物について、おさらいしたい場合はこちらの記事で確認してください。

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オスマン帝国外伝_キャスト

 

 

 

オスマン帝国外伝シーズン3/第5話の感想

 

あらら、せっかくヒュッレムがニギャールを助けようとしたのに、運悪く産気づいてしまいました…これでは逃げられません。

ニギャールはとことんツイていないようですね。

 

 

ところで、イブラヒムは壮大な夢を持っているようですね。

おりしも大航海時代、まだ見ぬ世界に思いをはせるのは当然と言えば当然ですが、全方位敵では、地球の裏側まで行く余裕はないでしょう。

その夢が本当なら、バクダッドに政権を立てるとしても、自分が王になることはないですね。

 

イスケンデルはウラマーに、ものすごくわかりやすい罠をしかけさせたんですね。

でも、それでは誰も引っかかりません。

結局イブラヒムはその策には乗らず、当初から考えていた作戦(長期戦)を決行することにしました。

 

イスケンデルはイブラヒムが君主になろうとしていると思っているようですね。

ヒュッレムから、スレイマン到着までに…と尻を叩かれているイスケンデルには焦りが見えます。

どうやらもう時間がないようですが…。

 

ここで、フズルがイブラヒムに見せた絵に描かれていた「ジュリア・ゴンザーガ」はイタリア貴族「ゴンザーガ家」の女当主で、美女として知られていました。

その美しさは絵画だけでなく、「まるで天から舞い降りた女神」と詩にも詠まれるほどでした。

そんなジュリアをスレイマンに献上しようと言ってますが…そんなこと可能なんでしょうか?

 

 

ヒュッレムはスレイマンとの関係を修復しようと必死ですが、スレイマンはなかなか許してくれません。

さすがに今度ばかりはそう簡単に許してくれそうもないですね。

 

フィルーゼは琴が弾けるのに下手なふりをしていました。

なぜそんなことをするのか…やはりフィルーゼは只者ではなさそう。

ただ、容姿は平凡なのか??最初は宴に選ばれてませんでしたね^^;

それでもハティジェはフィルーゼに何かを感じたようで、アフィフェにフィルーゼを推薦しました。

どうやら運命は彼女をスレイマンのもとに導いているようです。

 

 

宴を開くことを知ったヒュッレムはアフィフェに直接抗議しに行き、有無を言わせず中止するよう命じましたが…

果たして宴は中止になるのでしょうか?

 

新しく登場した宦官「キラズ」…キラズとは「サクランボ」のことですが、実は宦官たちの名前は本名ではなくあだ名のようで、「スンビュル」はヒヤシンス、「ギュル」はバラを意味しています。

ちなみに料理長「シュケル」は砂糖のことです。

ギュルがいなくなって寂しそうだったスンビュルも、新しいけんか相手ができて、なんだか生き生きしていますね。

今後、また面白い掛け合いが始まるんでしょうね。

 

 

また、ギュルシャーはリュステムの事が好きなんでしょうか?

少なくてもヒュッレムはそう思っているみたいですが…実際どうなんでしょうね。

ギュルシャーもそこそこいい歳でしょうし、ここにきて恋心のひとつもあるかもしれませんね。

 

 

イブラヒムはハティジェに思いをはせながら(まだハティジェに未練があるんかい!)、バイオリンを弾いているところを刺客に襲われました。

イスケンデルに庇護を受けていた詩人タシュルジャル・ヤフヤがそこに通りかかり、イブラヒムを刺客の手から救います。

ヤフヤがイスケンデルに庇護を受けていることを知っているイブラヒムは、始めはヤフヤが自分を狙っていると勘違いしましたが…襲撃されたばかりだし警戒心からでしょう。

ところで…ヤフヤはイスケンデルから何も命じられていないのでしょうか?

詩人としてイブラヒムを攻撃するように命じられていないのだとしたら、イスケンデルが囲っている詩人が全てイブラヒムに反抗的なわけではないってことになります。

それとも、イブラヒムの懐深く入って、かく乱する役でも仰せつかっているのでしょうか?

観る方のこちらも、陰謀が多すぎて疑心暗鬼になっちゃいますよね^^;

 

 

ムスタファは森でヘレナと再会しました。

皇子にきつい言葉を投げかけるヘレナ…これはますます恋の予感を感じますね。

皇子とは知らずに冷たくあしらっているヘレナが、相手は皇子だったと知ったらどう思うでしょう?

そんな日は遠からずやってきそうです。

 

 

さて、産気づいたニギャールはまたもや脱出に失敗してしまいました。

ハティジェは本当に出産後、ニギャールを処刑するつもりなのでしょうか?

 

さらにハティジェはスレイマンが出発する前に宴を開くようアフィフェに命じ、参加する側女の中にフィルーゼを加えるよう指示します。

何かに導かれるようにスレイマンに近づいていくフィルーゼ…

彼女の正体はいつ明らかになるのか?

…気になります。

 

しかし、そんな宴が開かれると知ったヒュッレムはアフィフェに中止を命じました。

果たして宴は予定通り開かれるのでしょうか?

 

いろいろ気になることがあって続きが待ちきれません!

 

 

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オスマン帝国外伝シーズン3の日本語字幕版最速配信は?

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ただ、シーズン2までがそうだったように、BS日テレでの放送には、CMに入る直前に流れる数秒の場面が出てくると思います

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カットされてる場面

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もともとトルコ版で各話の長さが違うのに、地上波での放送枠は固定なので、その放送時間上の微調整で致し方ありません。

まあ…それほど重要ではない場面が多い感じではあるんですが、CMの前後で場面が飛んでるので、個人的には違和感を感じます。

BSもしょせんCMありきで成り立ってるので仕方ないですね。

 

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本ページの情報は、2024年10月時点のものです。最新の情報は、 hulu公式ページよりご確認ください。

 

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