オスマン帝国外伝シーズン3第51話のあらすじと感想/ムスタファ進軍

オスマン帝国外伝_シーズン3第51話あらすじ

 

この記事は、「オスマン帝国外伝 シーズン3/第51話」のどこよりも詳しいあらすじと感想について書いています。

 

スレイマンはヒュッレム暗殺未遂の首謀者として、ハティジェをマニサに追放しました。

「ヒュッレムを助けた」ファーリエはその功績により、ヒュッレムの女官に任命され、いつでも命を狙える状況です。

 

そんな中、イタリア遠征の準備を進めるスレイマンですが、遠征を止めさせようと、ローマ法王はプリマルドという騎士を刺客として帝都に送っていて、スレイマンも命をねらわれています。

果たして、二人の運命は…

 

オスマン帝国外伝シーズン3/第51話のあらすじ[ネタバレ注意]

サブタイトル「イタリア遠征」

 

スレイマンはお忍びで市場に視察に赴く。

マルコチョールが周囲に目を光らせている。

エブッスードが、商人に売り台の整理をするよう指示しているのを見つけたスレイマンはエブッスードに声をかける。

「おいでになるとは…」

と驚くエブッスードにスレイマンは、

「マルコチョールが暗殺を警戒して、なかなか外に出してくれない。」

とこぼし、

「そなたの市場視察を、どうしてもこの目で見たいと言って出てきた。」

と話す。

マルコチョールはスレイマンの移動中も後ろからついて歩き、辺りを警戒する。

人ごみに紛れた刺客プリマルドは、そんなスレイマン達を鋭い視線で追っていた。

 

スレイマンは一人の商人に声をかける。

商人は、

「イブラヒム殿の処刑で景気が上向くはずが、さらに悪くなりました。」

と話す。

スレイマンは、

「イブラヒムの処刑と景気にどういう関係があるのだ?」

と尋ねる。

すると商人は、

「あの方は異邦人を好み、異教徒の商人を保護していました。」

と答える。

その時、甕(かめ)が割れる音がしたので、マルコチョールに緊張が走るが、特に変わった様子はなかった。

 

 

バチカンでは法王がスレイマン暗殺の成功を神に祈っていた。

 

 

エブッスードは歩きながら、法令見直しの進捗状況を報告する。

スレイマンは、

「それについては時間をかけよ。」

と言うが、そのせいでエブッスードの本業に影響があることを心配する。

エブッスードは、

「帝都では困りごとや苦情ばかりです。法令のことは軍法官に任せてはどうでしょうか?」

と進言する。

それを聞いたスレイマンは、

「そなたが軍法官になればよい。」

と告げる。

 

その時、スレイマンに近づこうとしていたプリマルドは、味方の商人アレクサンドルに目配せし、わざと騒ぎを起こさせ、人々の目をそちらに向けさせる。

そしてプリマルドがスレイマンに短刀を振りかざした時、それに気づいたマルコチョールが飛び掛かって取り押さえ、スレイマンに、

撤退を!

と叫ぶ。

 

 

シャー皇女は引っ越しの準備をしていた。

そこにヒュッレムが現れ、

「新居はまだ改装中です。完成を待って引っ越しては?」

と話すが、シャー皇女は、

「移るのは新居ではなくハティジェの屋敷よ。」

と言う。

驚くヒュッレムに、

「急に決めたので言う暇もなくて…」

と説明するシャー皇女。

ヒュッレムは、

「陛下には話したのですか?」

と尋ねる。

シャー皇女は、

「知らせたわ。兄上は喜んでいたわ。」

と告げる。

ヒュッレムは、

「妹君の屋敷を割り当てるのは不適切かと…ハティジェ皇女様の屋敷でなければ、あの屋敷を選んでいました。すばらしいですわ。」

と弁明し笑顔を見せる。

 

シャー皇女の部屋を退出したヒュッレムは、スンビュルに

「シャー皇女がハティジェの屋敷に住むと言っているが、私は聞いていない!」

とスンビュルをなじる。

しかしスンビュルにも初耳だった。

ヒュッレムは、

「お前の仕事は後宮の出来事をすべて把握し、常に私に報告することよ。昔はいい働きをしていたのに、今は違うのね。」

と嫌味を言う。

スンビュルは、

「私は見張っていましたが、恐らく秘密裏に行われたのかと。」

と弁明する。

その様子をシャー皇女が見ているのに気づき、スンビュルとヒュッレムは話をやめる。

 

 

宮殿に戻ったスレイマンはマルコチョールの働きを褒める。

マルコチョールは、

「敵が陛下の動向を把握しているということは、情報提供者がいるはずです。」

と切り出す。

それを聞いたスレイマンは、

「お前なら反逆者を見つけ出すだろう。お前を自分の側に置きたい。余の命を預けられるのはお前だけだ。」

とマルコチョールを近侍に任命する。

 

 

時は過ぎ、春になった。

バヤジットは不機嫌に森の中を歩いていく。

後を追うセリムは、

「なぜ僕に怒る?父上がお決めになったことだ。」

とバヤジットをなだめようとするが、バヤジットは、

「来るな!当たり散らすぞ!」

とどんどん先を歩いていく。

バヤジットは、セリムだけが遠征に行くことになったことを怒っていたのだ。

バヤジットは、

「お前が父上に僕を置いていくように言ったのだ!」

とセリムが自分に意地悪をしたのだと決めつけ、

「剣も握れない臆病者のくせに!」

と悪態をつく。

セリムは、

「口を慎め!さもないと…」

と怒鳴るが、バヤジットは、

「何をするのさ!女みたいに告げ口か?」

と挑発する。

それを聞いたセリムは我慢できず、バヤジットに掴みかかる。

 

 

ヒュッレムはファーリエに【肌にいい】というハッカ水で体を拭いてもらっていた。

そこに顔にあざを作ったセリムが戻ってくる。

驚いたヒュッレムは、

「誰の仕業か?」

と尋ねる。

その頃、バヤジットはメフメトのところにいた。

こちらも顔にあざができていて、メフメトから喧嘩の原因を聞かれる。

バヤジットは、

「僕はセリムより剣も乗馬もうまいのに、なぜ遠征に連れて行ってもらえない?」

とメフメトに愚痴る。

メフメトはあきれて、

「セリムはお前の兄だからだ!」

と告げる。

しかしバヤジットは納得できず、

「たった1歳しか違わないのに…」

と文句を言う。

 

そこにヒュッレムがセリムを連れて現れる。

ヒュッレムはバヤジットに、

「なぜ兄に手を挙げたのだ?」

と尋ねる。

バヤジットは、

「向こうが先に…」

と答えるが、ヒュッレムは、

「何であれ暴力は許しません。暴言も吐いたわね?今すぐ謝りなさい!」

と叱る。

それを聞いたバヤジットは、

「なぜかばうのです?母上も父上も、いつも僕ばかり叱る。僕が嫌いなの?」

と尋ねる。

しかしヒュッレムはそれには答えず、

「謝って!」

とバヤジットに言う。

仕方なく小声で、「ごめん」と言うバヤジットに、ヒュッレムは、

「聞こえない。ちゃんと謝るように。」

と命じる。

バヤジットはセリムを睨みつけながら、

「ごめんなさい。」

としぶしぶ言う。

それを聞いたヒュッレムは、

「今度はお前の番よ。」

とセリムにも謝るように命じる。

セリムは、

「僕は悪くない!」

と反抗するが、ヒュッレムに睨まれ、仕方なく

「悪かった…」

と謝る。

そしてヒュッレムは、

「今度喧嘩したら許さない!」

と二人にくぎを刺す。

バヤジットの不服そうな顔を見たヒュッレムは、メフメトにセリムを連れて行かせて、残ったバヤジットに、

「お前には大事な任務がある。私やミフリマーフを守るのは、勇敢なお前の役目だ。」

と諭す。

それを聞いたバヤジットはうれしそうに笑顔を見せる。

 

 

遠征前の会議のために集まった重臣たち。

そこには晴れてディヤルバクルの軍政官になったリュステムもいた。

ルトフィーはリュステムに、

「ようこそ軍政官殿。新任務に満足か?」

と声を掛ける。

リュステムは、

「満足しています。神のお許しあらば、さらに高い職位を…」

と答えてニヤリと笑う。

それを聞いたルトフィーは、

「神のお許し?崇高な神を口実に使うな!今の地位は誰の許しを得たのか明白だ。」

と嫌味を言う。

それを聞いたリュステムは、

「いかにも、陛下のお許しが…」

と笑う。

 

そこにスレイマンがマルコチョールと供に入ってくる。

それを見たリュステムは、

「マルコチョール殿は何用で?」

とルトフィーに尋ねる。

ルトフィーは、

「知らぬのか?陛下はあの者を近侍に任じられた。」

と答える。

 

 

マニサのムスタファのところにスレイマンからの伝令がくる。

伝令の内容は、

  • ムスタファがマニサにとどまること
  • 帝都の防衛はチョバンに任せること

であった。

遠征に参加できないと知ったムスタファは、1年間の遠征準備が無駄になったとショックを受ける。

タシュルジャルは、

「半年前には遠征の準備をお命じでしたのに…」

といぶかる。

するとムスタファは、

「私は父上の寵愛を失ったようだ…」

と嘆く。

それを聞いたタシュルジャルは、

「ご聖断には何か理由があるはず…」

となだめるが、ムスタファは忌々しそうに、

「理由を教えよう…ヒュッレム妃だ。」

と吐き捨てる。

 

 

スレイマンはチョバンに帝都防衛を命じ、国境地域の軍政官たちに国境防衛を命じる。

そして、すでに海軍は出帆していると告げ、明日出発する遠征部隊の総司令官にはアヤスを任命する。

 

 

ムスタファがイタリア遠征から外されたと知ったハティジェとマヒデブランがやってくる。

ムスタファは、

「メフメトとセリムが遠征に同行するようだ。」

と二人に告げる。

それを聞いた二人は顔色を変える。

ハティジェは、

「この裏には誰がいるかわかっているわよね?」

とムスタファに問う。

しかし、皇子は、

「陛下の決定には従うまで。」

と答える。

それを聞いたハティジェは、

「ならぬ!ヒュッレムが皇子を遠ざけるために兄上に何か言ったのだ。ムスタファ、玉座はお前のもの。打開策は一つ。己の運命は自らの手で切り開くのよ。」

とスレイマンへの謀反をけしかける。

 

 

ニギャールは「ハティジェの屋敷」に移ったシャー皇女を尋ねる。

シャー皇女はイブラヒム自慢の壁画を塗りつぶし、西洋趣味のイブラヒムの痕跡を消し去っていた。

シャー皇女はニギャールに、

「陛下の側が良かった。」

と、この屋敷に移った理由を話す。

ニギャールは、

「ヒュッレム妃は不本意かと…」

と笑顔を見せる。

シャー皇女は、

「ヒュッレムが私を兄上から遠ざけようとしている。」

とため息をつく。

ニギャールは、

「リュステムが遠征に同行する間、帝都に滞在します。」

と告げる。

シャー皇女はそんなニギャールに、

「お前と一緒にすることがある。」

と話す。

 

 

リュステムと面会したヒュッレムは、スレイマンに同行するメフメトとセリムの警護を命じる。

リュステムは、マルコチョールがスレイマンの近侍になったことを懸念するが、ヒュッレムは、

「マルコチョールは忠実なので心配ない。」

と話す。

しかし、リュステムは、

「イブラヒム殿もそうでした。」

と続ける。

するとヒュッレムは、

「その話はもういい。」

と話題を変え、

「それより、ルトフィーの方が危険だ。」

と話す。

リュステムは、

「そのルトフィーに自分の地位はお妃様の力だと言われました。」

と忌々しそうに報告する。

するとヒュッレムは、

「その通り。お前の力だけではなく私への忠誠心で得たものだ。」

とくぎを刺す。

それを聞いたリュステムは、

「我が忠誠心に少しでも曇りがあれば、すぐに解任を願い出る所存です。」

と返すが、ヒュッレムは、

「疑っていたらとっくに解任してる。」

と言い放つのだった。

そしてヒュッレムは、

「ルトフィーにはイブラヒムの末路は教訓にならない。シャー皇女が力を持っている。」

と話す。

するとリュステムは、

「シャー皇女様にはご注意ください。遠征中はお妃様は1人になります。」

と味方が側にいないことを懸念する。

しかしヒュッレムは、

「シャー皇女が大それたことをすれば、ハティジェのところに送ってやる。」

とほくそ笑む。

 

 

ニギャールはムスタファがマニサにとどめられ、ハティジェが追放になったのはよくない兆候だと話す。

シャー皇女もハティジェが子供たちと追放されたことを嘆くが、ニギャールは

「いつまで待てばいいのですか?」

とヒュッレムへの報復を促す。

シャー皇女は、

「今こそ好機到来よ。兄上が遠征に出た後、ヒュッレムは1人になる。」

と答える。

 

 

マルコチョールが馬小屋にいるとそこにミフリマーフがやってくる。

ミフリマーフは、

「素敵な偶然ね。」

とマルコチョールに会えたことを喜び、

「遠征に行く皇子たちの事を頼もうと思っていた。」

と話し掛ける。

マルコチョールは、責任をもって皇子たちを守ると約束する。

するとミフリマーフは、

「遠征中、気を付けてね。」

とマルコチョールを気遣い、お守りを渡す。

そこにリュステムが現れ、ミフリマーフとマルコチョールを見て怪訝な顔をする。

 

ミフリマーフはリュステムに気付き、

「戻っていたの?乗馬しに来たら偶然マルコチョールと会った。」

と言って立去る。

ミフリマーフが去った後、リュステムはマルコチョールに、

「奇遇ついでにお祝いを…」

とスレイマンの近侍になったことに対し、心にもない祝いの言葉を述べ、

「非常に危険で困難な任務」

と、イブラヒムの名をちらつかせて脅しをかける。

しかしマルコチョールは、

「故人は至高の帝国の偉大な功労者で貴重な政治家だった。」

とイブラヒムをたたえ、

「後を継ぐことを名誉に思う。」

と言って立去る。

 

 

ヒュッレムはスレイマンのところに行き、

「メフメトとセリムが遠征に行けることへの喜びで心が逸(はや)って眠れないようだ。置いていかれるバヤジットは落胆している。」

と報告する。

スレイマンは、

「何事も時がある。」

と返す。

ヒュッレムは遠征に行くスレイマンと別れを惜しむために、

「今夜は一緒に過ごしたい。」

と願う。

スレイマンはそんなヒュッレムに詩を詠んで聞かす。

 

 

バチカンにもオスマン軍がイタリアを目指して進軍を始めたという知らせが届く。

 

 

遠征が始まって1か月が過ぎた頃、ヒュッレムはシャー皇女に食事に招かれ、シャー皇女の屋敷にやってくる。

ヒュッレムはアフィフェとファーリエを伴ってきていた。

イブラヒム自慢のイスとテーブルは取り除かれていて、オスマン式のテーブルに食事が用意されていた。

 

 

その頃、スンビュルの処にハリルという「客人」が重要な要件だ…と訪ねてきていた。

ヒュッレムは側女に毒見をさせてから食事に手を付ける。

その様子を見たシャー皇女は何をしているのかと尋ねる。

ヒュッレムは、

「私を狙う者がいるので、自室でも毒見はさせています。陛下が居ない今は警戒を怠らないようにしているのです。」

と答える。

するとシャー皇女は、

「そうね、自己防衛に努め警戒すべきよ。」

と理解を示す。

 

スンビュルはヒュッレムに「重要な要件」を知らせようと、シャー皇女の屋敷に向かうが、メルジャンに止められ要件を言うよう迫られる。

スンビュルはヒュッレムに直接知らせなければならないと告げるが、メルジャンはそこで待てと足止めする。

 

ヒュッレムはシャー皇女に、屋敷の住み心地はどうかと尋ねる。

シャー皇女は満足していると答える。

それを聞いたヒュッレムは、

「ハティジェの思いの籠った屋敷での生活は辛いのでは?」

と聞くが、シャー皇女は、

「屋敷は今でもハティジェのもの。戻ってくれば明け渡す。」

と答える。

そこにメルジャンが現れ、スンビュルが来ていることを告げる。

 

 

スンビュルから耳打ちされたヒュッレムは、アフィフェだけを残して慌てて宮殿に戻っていく。

 

 

宮殿に戻ったヒュッレムは知らせを持ってきたというハリルと面会する。

ハリルは、

「マニサでムスタファの馬番をしていて、リュステム殿の配下の者です。」

と伝える。

アフィフェは心配で宮殿に戻りたいと願い出る。

そこにメルジャンがハティジェから届いた手紙を持ってくる。

その手紙を見たシャー皇女は驚く。

 

 

ヒュッレムは、ハリルに

「もし誤報だったなら斬首を覚悟しなさい。」

と伝えるが、ハリルは、

「残念ながら事実です。」

と答える。

 

ヒュッレムはスンビュルに、

「あの男(ハリル)は信用できるのか?」

と尋ねる。

スンビュルは、

「リュステムから、情報収集のため、ムスタファ皇子のところに間諜を送り込んでいると聞いたことがある。」

と答える。

それを聞いたヒュッレムはチョバンを呼ぶよう命じる。

 

 

シャー皇女はアフィーフェに、

「乱心したハティジェがムスタファに入れ知恵した。」

と嘆く。

 

 

チョバンを呼んだヒュッレムは、

「ムスタファが帝都に向かって進軍している。」

と告げる。

それを聞いたチョバンは、

「不確かな情報ですが、陛下が敵に襲われて重症を負ったという情報が入ったからでしょう。」

と報告し、皇子たちの安否も不明と告げる。

それを聞いたヒュッレムはチョバンに、

「帝都を守るのがお前の任務。バヤジットとジハンギルを守るのもお前の仕事だ。皇子たちの安全を確保するように。」

と命じる。

チョバンは、

「陛下の安否がはっきりするまで、このことは伏せなければ。知られれば市中で暴動が起きるかもしれません。」

と危惧する。

スンビュルは、

「それならムスタファの進軍をやめさせるべきでは?」

と言うが、チョバンは、

「殿下の前ではどんな軍隊も無力です。」

と答える。

それを聞いたヒュッレムは激高して、

「直ちに反逆行為を止めよ!」

とチョバンを怒鳴りつけ、

「陛下のご存命中に玉座を狙うとはいい度胸」

と声を荒げ、

「帝都に入る前にムスタファの首を取りなさい!」

と命じるが、チョバンは、

「今帝都にいる兵力ではムスタファ皇子の進軍を止めるのは困難です。兵士たちは皇子を尊敬しているので、皇子に剣を抜くとは思えません。」

と述べる。

 

 

アフィフェは、ムスタファ皇子を説得できるのはシャー皇女しかいないと懇願する。

シャー皇女はヒュッレムに知られる前に進軍を止めようと画策する。

アフィフェは

「ヒュッレム妃にも知らせるべきでは?」

と困惑するが、その指示に従う。

 

 

バヤジットやミフリマーフは、夜中にヒュッレムから呼び出されて驚く。

ヒュッレムはジハンギルを抱き、二人を自分の側に留めようとする。

不思議がる二人にヒュッレムは、

「陛下が攻撃を受けて安否が不明なのだ。」

と告げる。

そして、ショックを受けるミフリマーフをなだめながら、

「はっきりするまで、私の側にいるように。」

と指示するのだった。

 

 

※主要登場人物について、おさらいしたい場合はこちらの記事で確認してください。

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オスマン帝国外伝_キャスト

 

 

 

オスマン帝国外伝シーズン3/第51話の感想

 

シャー皇女はハティジェの屋敷を自分のものにしました。

「ハティジェは帰ってくる」

なんて言ってますが、その割にはイブラヒムの大事にしていた壁画やダイニングテーブルを処分しています。

本当に屋敷を帰す気があるのやら…ちょっと疑問ですね。

 

 

そのシャー皇女はヒュッレム排除のためにニギャールに指示を与えたようですが、すぐに行動は起こさず、じっくり構えているのが不気味です。

そして、ファーリエもすっかりヒュッレムのお気に入りになって、かいがいしくヒュッレムの世話をしています。

それにしても、あの荒っぽいディアナがこんなにおしとやかにふるまえるなんて…信じられませんね。

やっぱり何を考えているかわかりません。

ディアナは今でも虎視眈々と暗殺するチャンスを狙っているのでしょうか…

 

 

オスマン軍はイタリア遠征に出発しました。

法王の刺客はマルコチョールにかっこよく阻止されてしまいましたね。

ここでもいかんなくカッコ良さを発揮するマルコチョール…

ミフリマーフとも何やら良い雰囲気です。

 

ミフリマーフは「偶然」と言っていますが、絶対マルコチョールがいるのをわかってて厩に行っていますよね!

そこに、これも恐らく…ミフリマーフが居るのがわかって厩に来たリュステムと出くわします。

ミフリマーフがマルコチョールと親しげに話していたのを見たリュステムはマルコチョールを敵視して威嚇しました。

ルックスではとてもかないそうもないリュステムですが、この先、得意の陰謀をマルコチョールに仕掛けるかもしれません。(逃げて!マルコチョール!!)

 

 

ムスタファが帝都に向かって兵を進めているという一報は、シャー皇女にはハティジェから、ヒュッレムにはリュステムの間諜から届けられました。

もちろんムスタファは、帝都防衛のために兵を進めているんだと思いますが、ヒュッレムはそうは思っていないようです。

それにしても、スレイマンはなぜムスタファに帝都防衛を任せなかったのでしょう?

そのせいでムスタファは、自分はスレイマンに信用されていないと悩んでいました。

玉座が空席になれば、国が乱れるのですぐに次の皇帝が即位する必要があります。

 

暗殺未遂もあり、スレイマンは万一に備えムスタファだけを遠征に連れて行かなかったんだと思いますが、だとしたら、帝都に留め置くほうが好都合な気がします。

しかし、ヒュッレムの存在がそれを許さなかったのだとしたら…これはムスタファにとって悲劇です。

もしもスレイマンが生還したら、今回の件でヒュッレムは、ムスタファを讒言する口実を得たことになりますから…。

 

 

スレイマンが敵に襲われたことを知らないシャー皇女は、ハティジェがムスタファをそそのかしたとあきれ、なんとか進軍を阻止しようとしていますが、ムスタファは謀反を起こしているわけではないので、止めるのは難しいかもしれません。

ハティジェは一生懸命ムスタファに「玉座を狙え」とけしかけてはいますが、聡明な皇子がその口車に乗っているとは思えません。

ハティジェが勝手にそう思っているだけだと思うのですが、もしもスレイマンの耳に入ったらムスタファに疑いが掛かってしまうでしょう。

 

逆にヒュッレムにとってもこれは危機です。

メフメトが不在の今、もしもスレイマンが生還できなければ、ヒュッレムの命はもう風前の灯なのは明白。

ヒュッレムを恨んでいるマヒデブランやハティジェが、ヒュッレムや皇子たちを処刑してしまうでしょう。

スレイマンの安否が不明の今、不穏な空気が後宮を覆っています。

ヒュッレムは、

ムスタファがスレイマンの生死が分からないうちに玉座に手を伸ばした

と激怒。

そしてまた、シャー皇女も

ハティジェがムスタファをそそのかした

と邪推して、皇子を守るために何とか進軍を止めようとしています。

 

いずれにせよ、ヒュッレムとムスタファの命運は、スレイマンの生死に係っているのは確かです。

 

 

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オスマン帝国外伝シーズン3の日本語字幕版最速配信は?

現在、最新のオスマン帝国外伝シーズン3が配信されているのは、「チャンネル銀河」「hulu」だけ(毎週5話づつ配信)です。

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ただ、シーズン2までがそうだったように、BS日テレでの放送には、CMに入る直前に流れる数秒の場面が出てくると思います

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カットされてる場面

も含まれているんです~!!

 

もともとトルコ版で各話の長さが違うのに、地上波での放送枠は固定なので、その放送時間上の微調整で致し方ありません。

まあ…それほど重要ではない場面が多い感じではあるんですが、CMの前後で場面が飛んでるので、個人的には違和感を感じます。

BSもしょせんCMありきで成り立ってるので仕方ないですね。

 

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