オスマン帝国外伝シーズン3第58話のあらすじと感想/ヒュッレムご乱心

オスマン帝国外伝_シーズン3第58話あらすじ

 

この記事は、「オスマン帝国外伝 シーズン3/第58話」のどこよりも詳しいあらすじと感想について書いています。

 

ハティジェの「呪術」はヒュッレムを消耗させているようです。

また、ハティジェはイブラヒムの遺品の指輪やバイオリンなどを使ってスレイマンにも苦しみを与えています。

 

そんな中、帳尻が合わないイブラヒムの遺産について調査が進められていますが…。

 

オスマン帝国外伝シーズン3/第58話のあらすじ[ネタバレ注意]

サブタイトル「暗黒の死闘」

 

ヒュッレムは黒い煙で包まれ、息苦しさに目を覚ます。

飛び起きたヒュッレムは後宮中を歩き回り、ハティジェの部屋に行き

「何をしたの?!」

と怒鳴り込む。

寝ようとしていたハティジェは

「どうしたの?何の用?」

と驚く。

そこにいたサーリハはヒュッレムに鋭い視線を送る。

ヒュッレムは目の前が暗くなるのを感じ、あたりを見回すが、徐々に目がかすみ始める。

恐怖に負けじとヒュッレムは

「これで殺す気?何だろうと誰だろうと怖くない!」

と声を荒げる。

 

騒ぎを聞きつけて駆け付けたスンビュルとアフィフェは、ヒュッレムをなだめ、ハティジェの部屋から連れ出す。

その姿を見送るサーリハはちらりとハティジェを見る。

ハティジェはニヤリと笑い、サーリハに目配せする。

 

 

スンビュルとアフィフェに自室に連れ戻されたヒュッレムは、

「許さない!私を殺すのは無理よ、絶対に。」

とつぶやく。

ヒュッレムは、

「ハティジェの部屋に居た女は誰か?」

とアフィフェに尋ねる。

アフィフェはマニサから来たハティジェの女官だと答える。

 

 

翌朝ミフリマーフは側女から書簡を渡される。

その手紙は、

「あなたには関心がない。」

という【マルコチョールからの返事】だった。

それを読んだミフリマーフはショックを受ける。

 

 

ハティジェはシャー皇女のところに行き、昨晩のヒュッレムの醜態を嬉しそうに報告する。

ヒュッレムのおかしな行動が後宮中で噂されている…と喜ぶハティジェにシャー皇女は、

「希望通りになればいいけど。ヒュッレムを甘く見ない方がいい。」

と諭す。

しかしハティジェは、

「まだまだ序の口よ…」

と復讐が続くことを示唆する。

そこにメルジャンが現れ、陛下が屋敷を調べるために衛兵を送ってきたと告げる。

それを聞いたシャー皇女とハティジェは驚く。

 

 

側女たちはヒュッレムの昨晩の奇行を口々に噂していた。

ヒュッレムが何日も不眠が続いていることや、そのせいでおかしくなっていることが宮殿中に広まっていた。

 

 

シャー皇女は、

「何を調べるのか?」

と尋ねると、メルジャンは

「イブラヒム殿の没収されるべき資産がまだ屋敷にあると言っています。」

と告げる。

それを聞いたハティジェは顔色を変え、メルジャンに衛兵を追い返すよう命じるが、

「陛下の命令なので従うしかありません。」

と答える。

ハティジェはシャー皇女に、

「姉上も何か言ってよ!」

と言うが、シャー皇女はハティジェに落ち着くよう諭し、

「探させればいい…」

と話す。

それを聞いたハティジェは逆上し、

「いやよ!もうウンザリ!」

と言い放ち、つかつかと外に出ていく。

 

 

ミフリマーフはスレイマンの部屋の前でマルコチョールと出くわす。

挨拶をするマルコチョールにミフリマーフは目も合わせず、

「どうも、父上は?」

とぎこちない態度をとる。

ミフリマーフの様子がおかしいと感じたマルコチョールは、

「何か問題でも?お元気がないような…」

と心配する。

それを聞いたミフリマーフは、

「関係ない。」

とマルコチョールを睨みつけて立ち去る。

 

 

ヒュッレムは横になってぼんやりしていた。

ファーリエはそんなヒュッレムの側に立って様子を見ていた。

そこにスンビュルが現れ、この事態を陛下に知らせるべきだと進言するが、ヒュッレムは、

「スレイマンにこんな姿は見られたくない。」

と言う。

しかしスンビュルは、陛下に知れたら自分たちが(報告しなかったことを)叱られます…と説得する。

それを聞いたヒュッレムは

「内緒にしているのに、なぜお耳に入るの?」

と不思議がる。

するとスンビュルは、昨夜の騒ぎで宮殿中に噂が広まっていることを報告する。

それを聞いたヒュッレムは起き上がり、スンビュルを追い出し着替える。

 

 

ミフリマーフはスレイマンに、

「お母様が誰も部屋に入れないようにしている。」

と報告する。

女医は問題ないと言っていると聞かされたスレイマンは、

「それならば心配ない。」

とミフリマーフを諭す。

 

そこにハティジェがやってくる。

ハティジェはスレイマンと二人きりで話がしたいと言い出す。

 

 

ヒュッレムは着替えを済ませ、自分の健在ぶりを知らしめようと大広間に行くが、皆が見ている前で倒れ込んでしまう。

 

 

ハティジェは、

「シャー皇女のところに居たら、衛兵が屋敷を調べに来た。」

と告げる。

スレイマンはそれが自分の命令だということを認める。

驚いたハティジェは、

「資産は没収したはず。」

と訴えるが、スレイマンは

「規定では全てを没収することになっているが、帳尻があっていない。」

と答える。

それを聞いたハティジェは、

「規定ですって?夫の処刑ではなぜ規定を無視したの?」

と詰め寄り、

「眠っている時に何も伝えず殺すのが正義?イブラヒムはだまし討ちにして殺された上、墓さえも作られず動物の餌食にされた!」

と声を荒げる。

スレイマンはそんなハティジェに出ていくよう言うが、ハティジェは、

「命を守ると約束したのにそれを破った!」

と非難を続ける。

それを聞いたスレイマンは激怒し、

「二度と顔を見せるな!」

と言ってハティジェを追い出す。

心の傷をえぐられたスレイマンは苦しそうに立ち尽くすのだった…。

 

 

倒れたヒュッレムはアフィフェとスンビュルの声に目を覚ます。

ハッと飛び起きたヒュッレムは、上を見上げてそこにいたシャー皇女と目が合う。

 

立ち上がったヒュッレムは支えようとするスンビュルとアフィフェを振り払い、広間を後にする。

もうろうとしながら廊下を歩くヒュッレムはスレイマンの部屋から追い出されたハティジェと鉢合わせする。

 

ヒュッレムの姿にハッとしたハティジェだったが、睨みながら近づいてくるヒュッレムに気を取り直して近づいていく。

ヒュッレムは、

「お前、私に何をしたのよ!」

とハティジェに詰め寄る。

しかしハティジェは不敵な笑みを浮かべ、

「まだ序の口よ。地獄の業火に焼かれなさい。」

と挑発する。

それを聞いたヒュッレムは逆上してハティジェに殴りかかり、倒れたハティジェの顔を殴りながら

「何をしたか言え!」

と怒鳴る。

そして、ハッっと気が付いたヒュッレムは、血に染まった自分の手と倒れて顔中傷だらけのハティジェを見て茫然とする。

そこに駆けつけたスンビュルは、慌ててヒュッレムを引き離して連れて行こうとするが、通りかかった女官に見られてしまう。

 

 

自宅に戻ったルトフィーは衛兵が家探ししているのを見ていぶかる。

シャー皇女から、【イブラヒムの遺産】を探しているのだと知らされたルトフィーは、

「リュステムの下劣さは救いようがない…」

とため息をつき、

「リュステムが陛下に密告したのだ。これからも執念深く追求するだろうが、イブラヒム殿は用心深かったから、そう簡単には見つからないだろう。」

と話す。

するとシャー皇女は、

「ハティジェが心配だ。兄上が家探しを命じたと知って抗議しに行った。」

と教える。

ルトフィーは、

「ハティジェ様は過ちを繰り返している。ハティジェ様とは距離を置いた方がいい。」

と忠告する。

それを聞いたシャー皇女は、

「ハティジェは私の妹だ。支えるのは当然。」

と、夫の意見を否定する。

 

 

部屋に戻ったヒュッレムは、手についた血を洗い流す。

そして、得体の知れない恐怖から神経質になり、世話をする側女の動きにすらビクつくようになっていた。

スンビュルはこの一件をどうすべきか…と尋ねる。

 

事件があった場所には耳飾りが一つ落ちていたが、ハティジェの姿はなかった。

側女たちはヒュッレムが大広間で倒れたことを噂していた。

それを耳にしたファーリエは

「ヒュッレム妃は風邪を召しただけ。これ以上噂をしたら足打ちの刑にするわよ。」

と警告する。

その様子を見たスンビュルはファーリエの態度に満足そうにうなずく。

 

 

スレイマンはアフィフェを呼び、

「ミフリマーフがヒュッレムを心配している。病は治ったはずだが、私に報告していないことがあるのか?」

と尋ねる。

するとアフィフェは、

「病は治りましたが、まだ影響が残っています。」

と、大広間で倒れたことを報告する。

それを知ったスレイマンは、アフィフェにヒュッレムのためにできることは何でもするよう命じ、

「ハティジェが何かしでかすかもしれぬ。ハティジェの行動に注意するように。」

と指示する。

 

 

ヒュッレムはファーリエに、後宮中で自分のことを噂しているのかと尋ねる。

ファーリエは

「ご心配なく。私が噂するのを許しません。」

と答える。

その答えにヒュッレムは喜び、

「皆がお前のように忠実ならいいのに…」

とつぶやく。

 

 

アフィフェは廊下でハティジェの耳飾りを拾い、ハティジェの部屋に届けに行く。

しかし部屋にはサーリハしかいない。

ハティジェが帰っていないことを知ったアフィフェは不思議がる。

 

 

ルトフィーは娘のエスマハンと話をしていた。

エスマハンはハティジェの影響でバイオリンを始めたと話す。

二人が話をしている間中、シャー皇女はぼんやりと考え事をしていた。

シャー皇女をちらりと見たルトフィーは、御前会議に行くと言って立ち上がる。

エスマハンもルトフィーと一緒に宮殿に行くと言い出す。

そこにメルジャンが現れ、衛兵が調査を終えて引き上げると報告する。

 

ルトフィーが何か見つかったのか?と尋ねると、メルジャンは

「何も見つからなかったようです。」

と答える。

それを聞いたルトフィーはニヤリと笑い、

「イブラヒム殿の遺産の隠し場所は神のみぞ知る。」

と口にする。

シャー皇女はそんなルトフィーに、遺産のことは気にかけておくよう頼む。

そこへニギャールがやってくる。

ルトフィーたちが立ち去った後、シャー皇女はニギャールに

「イブラヒムの遺産の件で来たのだろう?」

と聞く。

しかしニギャールは、

「リュステムが用心深くなっていて、私には何も話しません。」

と告げる。

シャー皇女はそんなニギャールにリュステムを見張るよう指示するが、ニギャールは

「離縁が近そうです。」

と漏らす。

シャー皇女は、

「リュステムを操るためには、お前が妻である必要がある。」

と話すが、ニギャールは

「男は3語で離婚できる。」

と告げる。

シャー皇女は、

「リュステムは私を敵に回すことになる。離婚はしない。」

と断言するのだった。

 

 

スンビュルは内廷宦官長シャーヒンに何かを言い含めていた。

そこにリュステムが現れる。

慌てた様子のスンビュルを見たリュステムは、

「何があったのだ?」

と尋ねるが、スンビュルは

「打ち合わせをしていただけ。」

とごまかしてその場を立ち去る。

 

 

ミフリマーフは、母に会えないことをメフメトに相談する。

皇子は、

「母上は病み上がりなので慎重になっているだけだろう。」

と慰める。

しかし、ミフリマーフは、

「他に何かあるのではないか…?」

と不安を口にする。

メフメトは

「そんなことがあれば、父上がご存じのはず。」

と慰める。

そこにエスマハンがマルコチョールと共にやってくる。

ミフリマーフはマルコチョールに気づくと罰の悪そうな顔をする。

 

 

リュステムはスレイマンに

「屋敷を捜索しましたが、遺産は見つけられませんでした。他の不動産も調べます。」

と報告する。

するとスレイマンはハティジェの挑戦的な言動を思い出しながら、捜索を続けるよう命じる。

 

 

メフメトとエスマハンは乗馬に向かうが、ミフリマーフは部屋に戻ると言って二人と別れる。

マルコチョールはミフリマーフに、

「ヒュッレム妃はご健勝でしょうか?」

と尋ねる。

するとミフリマーフは、

「ええ、お気遣いありがとう。」

とだけ言って足早に立ち去る。

 

 

ムスタファはガブリエラの屋敷の話をタシュルジャルにする。

タシュルジャルは、

「ガブリエラ殿は頑固で野心的だと噂されています。」

と話す。

皇子は、

「女性が一人で商売をするのは大変なのだ。」

と理解を示す。

そこにフズルが来たという知らせがくる。

 

フズルは、ガブリエラの夫の乗った船を自分たちが沈めてしまったと告げる。

それを聞いた皇子は、

「ガブリエラは事故で夫を失ったと言っていた。」

と言って驚く。

 

マヒデブランは孫のネルギスシャーをあやしながら、フィダンにガブリエラを食事に招待するので準備するよう命じる。

 

ムスタファはフズルを金曜礼拝に誘い、フズルはこれを了承する。

フズルは、

「私は海の上が一番いい。しばらくは海にいたい。」

と言うが、皇子は

「帝都に行って父上を支えて欲しい。」

と頼む。

皇子は、

「アヤスがイブラヒム派を排除している。」

と顔を曇らせるが、フズルは

「アヤス自身は悪人ではありません。」

と述べる。

すると皇子は、

「問題なのはアヤス本人ではない。【背後】で操る者がいるのが問題だ。」

と話す。

フズルは、

「僭越ながら…」

と前置きして、

「お考えになっていることは胸の内に。口に出して言えば上げ足をとる者が出てきます。」

と忠告する。

 

 

ヒュッレムはまだ横になって休んでいた。

そこにアフィフェがやってくる。

アフィフェはスレイマンと会って話をしたと報告する。

スレイマンがヒュッレムの回復に手を尽くすよう命じたことを聞かされたヒュッレムは、苦しそうにうめき声をあげる。

慌てたアフィフェは女医を呼ぼうとするが、ヒュッレムは

「これは病気じゃない。呪術なの。」

と、黒魔術にかけられたことを告げる。

 

 

ギュルフェムはハティジェを心配して、サーリハにハティジェはどこにいるのかと尋ねるが、まだ戻っていないと言う。

 

 

アフィフェは、

「黒魔術は迷信です。」

と言うが、ヒュッレムは、

「黒い煙の幻覚を見て、悪夢のせいで眠ることができない。」

と告げる。

それを聞いたアフィフェは、息子のヤフヤに相談してみると話す。

ヒュッレムはぜひそうして欲しいと頼み、更に、

「黒魔術の事は陛下には黙っていて欲しい。黒魔術をかけさせたのは皇女様よ。」

と知らせる。

 

 

その夜、ギュルフェムはシャー皇女のところにやってくる。

シャー皇女は、ハティジェは兄上に会うために帰ったと話すが、ギュルフェムは

「それから誰もハティジェ様を見ていないのです。」

と告げる。

するとシャー皇女は、慌てて宮殿に向かう。

 

 

その頃ハティジェは、血だらけの状態で森に打ち捨てられていた。

 

 

シャー皇女はハティジェの部屋に向かうがハティジェは居ない。

サーリハに、

「ハティジェはいつから戻っていないの?」

と尋ねると、

「朝から一度も戻っていません。」

と、サーリハは答える。

それを聞いたシャー皇女は不安になって部屋を出ていき、ギュルフェムにスレイマンのところへ行くよう指示し、メルジャンに宮殿中を探すよう命じる。

 

アフィフェはヤフヤを訪ね、ヒュッレムが呪術でおかしくなっていることを告げる。

 

スンビュルはシャー皇女がハティジェを血眼で探しているとヒュッレムに報告する。

 

 

ギュルフェムはスレイマンのところに行くが、多忙で会えなかった。

「小姓に話を聞いたが、ハティジェ様が退出した後は見ていないと言っています。」

とシャー皇女に告げる。

宮殿中を探してもハティジェは見つからない。

シャー皇女はアフィフェがどこにいるのか尋ねるが、外出中だと言われる。

 

 

アフィフェはヤフヤに、ヒュッレムの状態を話し、このことを陛下に話したくないと言っていると告げる。

するとヤフヤは解決法として薬を渡す。

 

 

シャー皇女はヒュッレムの部屋に乗り込んで、

「ハティジェはどこ?」

と詰問する。

ヒュッレムは知らないとシラを切る。

それでもシャー皇女は

「何をしたの?」

と迫るが、ヒュッレムはあくまでも知らないと言い張る。

 

そこにスレイマンがやってくる。

スレイマンはシャー皇女を見て不思議がり、

「ヒュッレムに何か問題か?」

と尋ねる。

 

一瞬言葉を飲み込んで、ヒュッレムに目をやったシャー皇女は、ハティジェが消えたことを告げるのだった。

 

 

※主要登場人物について、おさらいしたい場合はこちらの記事で確認してください。

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オスマン帝国外伝_キャスト

 

 

 

オスマン帝国外伝シーズン3/第59話の感想

 

ヒュッレムは「黒魔術」に苦しめられています。

皆がいくら迷信だと言っても、暗示にかかってしまっているのか、眠れなくなっているようです。

ヒュッレムが部屋に閉じこもっているため、皆ヒュッレムが相当悪いのではないかと噂し、その噂を打ち消そうと部屋から出ていきましたが、結局…皆の前で倒れてしまい、逆効果になってしまいました。

 

そして噂をしている側女たちをしかりつけるファーリエ…

その働きぶりにスンビュルもヒュッレムも感心していますが、ファーリエはハティジェやシャー皇女の手の者だったはず。

そもそも、ファーリエは部屋に何か仕込んでいましたよね?

「黒魔術」の片棒を担いでいるのは確かなわけで…。

それなのにヒュッレムはファーリエを信じ切っていています…。

以前、「忠実な側女」が自分を裏切ったことがあったのにヒュッレムは忘れちゃったのかな?

ファーリエの考えが未だにわからないところが不気味ですが、もどかしいですね。

 

 

ヒュッレムが苦悩する様をみて、悦に入っていたハティジェでしたが、スレイマンがイブラヒムの遺産を捜索するために兵士を屋敷に送り込んだことを知って逆上。

すぐにスレイマンの所に行き、抗議しました。

スレイマンはイブラヒムの資産の帳尻があっていないと告げましたが、ハティジェはスレイマンの「規定」という言葉にカチンときたのか、

じゃあ規定を守らずにイブラヒムを処刑したのは何故だ!

と迫り、口論になりました。

スレイマンもカッとなってつい、

二度と顔を見せるな!

と言ってしまいますが、ハティジェが出ていった後苦しそうな顔をしていましたね。

ハティジェはイブラヒムを処刑したことを後悔しているスレイマンの心をえぐって苦しめますが、スレイマンはハティジェを部屋から追い出すことしかできませんでした。

 

部屋から出てきたハティジェは、もうろうとしながら歩いてきたヒュッレムと出くわし、ヒュッレムに

「私に何をした!」

と詰め寄られます。

あくまでシラを切り、更に挑発するハティジェをタコ殴りするヒュッレム…

気づいたときにはハティジェは瀕死の状態になっていました。

我に返ったヒュッレムは、血だらけの手と傷だらけのハティジェを見て愕然とします。

以前、マヒデブランが自分を殴ったように、今度は自分が殴る側になってしまったヒュッレム…

それほど精神的に追い詰められていたんでしょうが、いつもの冷静さを取り戻て欲しいものです。

 

駆けつけたスンビュルは、ハティジェをどうすべきかヒュッレムに尋ねました。

しかし、もうろうとしているヒュッレムですから、まともな考えが浮かばず、森に捨てさせました。

もしもハティジェが命を落とし、皇女を手にかけたことが公になれば、ヒュッレムは処刑されるかもしれません。

そう考えると、森に捨てるというのは愚策ですよね…

そういえば目撃した女官ってどうなったのかしら?

 

異変に気付いたギュルフェムが聞いて回ったのに、

「誰もハティジェを見ていない。」

って…一体どうやって口止めされたのか…まあ瀕死のハティジェを森に捨てるぐらいですからね~

消されちゃったのかもしれませんね。

 

 

それにしても、皆の服装から、恐らく肌寒い季節だと思われる時期に、あんな薄着で森に捨てられたら…

例え元気な身体の者でも、体調がおかしくなりそうです。

かなり長時間、森に寝かされていたと思われるハティジェ…果たして生きているでしょうか?

心配ですね。

 

 

シャー皇女はハティジェが消えたと聞かされ、宮殿中を探しましたが見つけられません。(→居ないんだから当然ですが)

ヒュッレムの仕業だと考えたシャー皇女は、ヒュッレムを追求するものの、ヒュッレムはこれまたシラを切り続けます。

 

そこにヒュッレムを心配して訪ねてきたスレイマンが現れ、シャー皇女はハティジェがいなくなったとスレイマンに報告しました。

「二度と顔を見せるな!」

と、ハティジェに言ってしまったスレイマン…ドキっとしたでしょうねぇ~

ヒュッレムがハティジェを森に捨てたとは知る由もないスレイマンは、

もしかしたら自分のせい?

と思ってしまうかもしれません。

 

でも、兄妹喧嘩が、妹の居なくなる前触れだったとは…

ドラマなんで当たり前ですが、抜群の流れですねw

 

 

ところで、ミフリマーフのところに“マルコチョールから”手紙が届き、その手紙には

「ミフリマーフには興味がない。」

と書かれていました。

それを読んでショックを受けたミフリマーフは、マルコチョールによそよそしい態度です。

あれ?確かあの手紙、リュステムが持ち帰ったはず…まさか?

リュステムの仕込み?

…いや、あいつならやりかねない…でも、本当のところが知りたいですね!

 

 

また、屋敷をくまなく探しても、発見できなかったイブラヒムの遺産。

シャー皇女は遺産のことを何も知らないようですが、ルトフィーはどうでしょうね?

「イブラヒム殿の遺産のありかは神のみぞ知る。」

って言っていますが…。

もし知ってたら怖いな…って思ってしまいました。

ただ、ハティジェ自身も知らないようですしね…

ってか、本当に遺産はあるんでしょうかね?

 

 

ヒュッレムから命を受けたアフィフェはヤフヤのところに行き、事情を説明して何やら薬を渡されました。

ヒュッレムもヤフヤの言うことなら信じそうですから、もしかすると今度こそ「呪術」が解けるかもしれません。

ヒュッレムはスレイマンには「黒魔術」の事を知らせたくないと思っているようです。

ハティジェを処刑することになったらスレイマンが苦しむだろうと察しているのでしょうか?

 

しかし、この騒ぎでいずれ耳に入ってしまうかもしれませんよね。

そして…ハティジェの無事もそうですが、

ヒュッレムの「黒魔術」は解けるのか?

 

何か観ててソワソワ感が止まりません…。

 

 

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オスマン帝国外伝シーズン3の日本語字幕版最速配信は?

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ただ、シーズン2までがそうだったように、BS日テレでの放送には、CMに入る直前に流れる数秒の場面が出てくると思います

コレって実は、

カットされてる場面

も含まれているんです~!!

 

もともとトルコ版で各話の長さが違うのに、地上波での放送枠は固定なので、その放送時間上の微調整で致し方ありません。

まあ…それほど重要ではない場面が多い感じではあるんですが、CMの前後で場面が飛んでるので、個人的には違和感を感じます。

BSもしょせんCMありきで成り立ってるので仕方ないですね。

 

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