オスマン帝国外伝シーズン3第62話のあらすじと感想/悩むマルコチョール

この記事は、「オスマン帝国外伝 シーズン3/第62話」のどこよりも詳しいあらすじと感想について書いています。

ヒュッレムの手下だった内廷宦官長シャーヒンは殺害され、その暗殺犯はファーリエによって仕留められました。

しかしヒュッレムはファーリエがシャーヒン暗殺者と共犯だと見抜き問い詰めると、ファーリエは観念したのか、すべてを告白します。

 

空席となった内廷宦官長に、ヒュッレムは自分に忠実なアスランを推薦したものの、一足先にシャー皇女がルトフィー経由で推薦させたメルジャンが任命されてしまいました。

 

先を越されたヒュッレムは、リュステムを呼び出して何かを命じようとしていますが…。

 

オスマン帝国外伝シーズン3/第62話のあらすじ[ネタバレ注意]

サブタイトル「イブラヒムの遺産

リュステムを呼び出したヒュッレムは、シャー皇女の腹心メルジャンが内廷宦官長に任命されたことをいまいましく伝える。

それを聞いたリュステムは、

「送り込むのも重要ですが、もっと重要なのは残れるかどうかです。」

と答える。

ヒュッレムは、

「鼻血すら私のせいにされる。」

と手出しができないと嘆くが、リュステムは

「すぐに居なくなります。奴だけでなくシャー皇女もハティジェ皇女も。」

とニヤリと笑う。

それを聞いたヒュッレムはそんなリュステムを見て

「なぜだ?」

と尋ねる。

リュステムは、

「イブラヒムの遺産のありかが分かりました。ハティジェたちが屋敷に遺産を隠しています。」

と報告する。

驚いたヒュッレムが、確証はあるのか?と確認すると、リュステムは、

「競売にかけられたイブラヒムの遺産を、ハティジェ皇女が一括購入しました。60万銀貨の大金を支払ったが、ハティジェ皇女の私費は皇族費から出ているはずで、皇族費として帳簿に記載するハズが、今回それがありません。」

と答える。

ヒュッレムは借金の可能性を指摘するが、リュステムは、

「両替商に借りることはできますが、その方が危険です。」

と述べる。

ヒュッレムは、屋敷はすでに捜索したはず…と不審に思うが、リュステムは、

「おそらく巧妙に隠されているのでしょう。」

と予測する。

ヒュッレムはリュステムに、ハティジェたちの「悪事」を暴いてスレイマンに通報するよう命じる。

するとリュステムは、

「名案があります。見つけられないのなら、金に替えさせるまで。」

と不敵な笑みを浮かべる。

それを聞いたヒュッレムは満足そうに笑みを浮かべる。

ムスタファ皇子はタシュルジャルと共にガブリエラの屋敷を訪問する。

そこには先にベニートとその妻が来ていた。

ガブリエラは二人を皇子たちに紹介するが、皇子は怪訝な顔でタシュルジャルと顔を見合わす。

ガブリがラは、

「二人は突然来訪された。お気に触るなら帰ってもらいます。」

話すと、皇子は構わないと答える。

マヒデブランは食事をしながらフィダンに、後宮に問題はないかと尋ねる。

フィダンは、

「万事順調です。新しい側女たちから美しくて賢いものを皇子のために用意します。」

と述べる。

マヒデブランは、

「一刻も早く跡継ぎの男子が欲しい。」

と、フィダンに側女の選定を任せる。

そこにアイシェがやってきて、皇子が部屋にいないと告げる。

それを聞いたマヒデブランは、

「お前に言う必要がある?」

とアイシェを睨む。

アイシェは、

「お許しを…お知りになりたいかと。」

と弁明するが、マヒデブランは子供の世話に専念するよう言いつけてアイシェを下がらせる。

アイシェを退出させた後、マヒデブランはフィダンに皇子の行先を調べるよう命じる。

その会話を聞いていたマヒデブランの側女はなぜか目を泳がせる。

ガブリエラのところでは食事会が開かれていた。

ベニートはムスタファ皇子に

「お会いできて光栄です。殿下の評判は聞いています。」

と持ち上げる。

皇子は、

「スレイマン皇帝の公正な『政』を実践しているまで。」

と語る。

にこやかに話すベニートとは対照的に、皇子は憮然とした表情で食事を続ける。

ベニートは、

「ガブリエラが貿易の件では殿下に感謝していました。私も【深刻な問題】を抱えています。」

と切り出す。

皇子が、

「遠征の件なら解決済みのはず。」

と言うと、ベニートは取り扱い制限について話す。

それを聞いた皇子は、

「情熱は分かります。外国商人の権利は協定によって決められている。」

と少し不機嫌そうに言う。

さらに皇子は、

「帝国内では民が必需品を簡単かつ安価で入手できるよう、小麦などの生活必需品は禁制品となっている。余剰が出たときのみ輸出を許可しているのだ。」

と説明する。

それを聞いたベニートは、

「例外もあるのでは?」

と、皇子がガブリエラに与えた「特権」を持ち出すが、ガブリエラは

「あれは一時的なおぼし召し…」

と口をはさむ。

ベニートは、

「勿論そうですが、貿易を活気づける策にもなります。私たちジェノバの商人にも【特権】を許してくれないでしょうか?」

と頼もうとする。

しかし皇子は、ベニートの言葉を遮り、

「ガブリエラ殿に与えた【特権】は一回きりのものだ。」

と言って席を立つ。

帰ろうとする皇子を追いかけてきたガブリエラは、ベニートの無礼を詫び、

「ベニートには、この話を殿下にしないようくぎを刺していました。」

と弁明する。

皇子は、

「構いません 商人は常に商人なだけ。」

と答える。

ガブリエラは皇子を引き留めようとするが、皇子は帰っていく。

リュステムが帰宅するとニギャールに荷造りをするよう指示する。

驚いたニギャールは、

「しばらく滞在するのでは?」

と尋ねる。

リュステムは、

「遺産の捜索が必要だったが、もう必要なくなった。」

と答える。

それを聞いたニギャールは、

「どうして?まさか、見つかった?」

と聞く。

リュステムは、

「アヤス殿に手を引けと言われた。隠し場所が分かったに違いない。屋敷を探す気だ。」

と語る。

屋敷はもう捜索済みではないか?と不思議がるニギャールにリュステムは、

「どこかに埋められていたのかも。苦労したのに(アヤスに)手柄を横取りされちまう。報奨金もアヤス殿のものになるだろう。」

と話す。

それを聞いたニギャールは、

「心配ない。見つからないわ。」

とほくそ笑み、食事の用意をすると言って席を立つ。

ハティジェは、

「メルジャンを内廷宦官長に送り込んだため、ヒュッレムが勝手に後宮を出て【黄金の道】を渡っていくことができなくなった。」

とほくそ笑む。

「マルコチョールも味方につけるべき。」

というハティジェにシャー皇女は、

「味方にしなくても存在だけでヒュッレムを抑制している。」

と言う。

ハティジェは、

「そうだけど…ミフリマーフが居る。ミフリマーフは子供の頃からマルコチョールにご執心だった。二人が結ばれたらマルコチョールがヒュッレムの味方に付いてしまう。」

と不安視する。

そうは思えないというシャー皇女にハティジェは、

「彼にその気がなくても、皇帝の真珠たる一人娘を拒める?」

と笑う。

ミフリマーフは自室からマルコチョールのいるテラスを見上げる。

そんなミフリマーフに気づいたマルコチョールは会釈をし、ミフリマーフもそれに応えるが、すぐに目をそらす。

翌朝メルジャンはスレイマンの部屋に挨拶に向かう。

スレイマンはメルジャンに、

「難しい任務が待っているが、忠誠を信じて疑わぬ。」

と声をかける。

そこにアヤスがやってくる。

スレイマンはメルジャンを下がらせ、アヤスの用件を聞く。

アヤスは、自分に反抗的なカシムを罷免したいと申し出る。

スレイマンの部屋から退出したメルジャンは、スンビュルが近づいてくるのを見て

「祝いの言葉は?」

と声をかける。

スンビュルは、

「無能が上に立つとは。急に口達者になったのね!」

と嫌味を言う。

それを聞いたメルジャンは一歩進んでスンビュルに近づき、

「今後は行動に注意しろ!見張っているからな!」

と警告する。

そこにヒュッレムが現れ、メルジャンに内廷宦官長就任の祝いの言葉をかける。

メルジャンは、

「お仕えできて光栄です。」

と言って立去る。

メルジャンが立ち去った後、スンビュルはいまいましそうに悪態をつくが、ヒュッレムは

「構うな。もっと重要なことがある。」

と諭す。

するとスンビュルは、

「おっしゃる通りです。」

と、リュステムからの報告を伝える。

それは、リュステムから「例の話」を聞いたニギャールが今朝慌てて出かけたことだった。

屋敷ではハティジェとシャー皇女が朝食をとっていた。

ハティジェがマトラークチュと出掛けたと知ったシャー皇女は、どこに行っていたのか?と尋ねる。

ハティジェは、

「尾行しているの?」

と尋ねる。

シャー皇女は気になっただけだと返し、改めてどこに行っていたのかと尋ねる。

ハティジェは、

「市場でイブラヒムの遺品が競売にかけられていたから、私が全て買い取った。」

と告げる。

それを聞いたシャー皇女は、

「支払いは私費で払ったの?」

と聞くと、ハティジェは口をつぐむ。

するとシャー皇女は顔色を変え、

「何を考えているの?あれに触れてはだめ!」

と叱責する。

しかしハティジェは、

「時間がなかった!私費で払えば目立つ。」

と声を荒げる。

そこにニギャールがやってくる。

ニギャールはリュステムから聞いた話を二人に告げる。

スレイマンはアヤスに、

「なぜカシムを罷免するのだ?」

と尋ねる。

アヤスは、

「カシムがずっと私に楯突いています。しかも今回の御前会議では、陛下が決定したピリー処刑に異議を唱えたました。」

と、カシム罷免を正当化する。

するとスレイマンは罷免を了承する。

そこにヒュッレムがやってくる。

スレイマンはヒュッレムを通し、アヤスに

「用がなければ下がれ。」

と告げるが、アヤスはもう一つ報告があると言い、

「フズルがムスタファ殿下を訪問しました。」

と告げる。

スレイマンが、

「何か問題でも?」

と尋ねると、アヤスは

「遠征に参加した兵士たちをねぎらって報奨金を振舞ったとのこと。」

と報告する。

それを聞いたスレイマンは怪訝な顔になり、

「なぜそこにフズルが?行くならば事前に報告すべきだ。なぜ報奨金を?志半ばで帰還したのだぞ?」

と憤る。

アヤスを下がらせたスレイマンは黙り込んでしまう。

ヒュッレムは、

「怒る理由が分からない…」

とスレイマンがなぜ怒ったのか尋ねる。

するとスレイマンは、

「何事にも適切な時期と場所がある。」

と答え、皇子が遠征失敗を喜んでいるのではないか?と疑念を抱く。

ヒュッレムはすかさず、

「兵士たちはムスタファが大好き。特にイニチェリはね。皇子が好意に応えたがるのは当然。」

と言う。

するとスレイマンは、

「一人にしてくれ。」

と言ってヒュッレムを下がらせる。

ヒュッレムはスレイマンがムスタファに疑念を持ったことにほくそ笑む。

ニギャールは、

「遺産が見つかれば皇女様のせいにされます。」

と事態の深刻さを訴える。

ハティジェはニギャールを睨みつけるが、シャー皇女は

「ニギャールが正しい。このままでは責任を問われる。これが遺品を買い取った代償だ。」

とハティジェを責める。

しかしハティジェは、

「騒ぎすぎよ。見つかりっこない。見つかったら私が責任を取る。」

と豪語する。

それを聞いたニギャールは、

「まさかありかを?」

と驚く。

ニギャールにも遺産を隠していたことを知られ、シャー皇女は軽率なハティジェにあきれる。

そして、

「罪を問われる前にすべて宮殿に運ぶべき。」

とハティジェを説得する。

それを拒むハティジェにシャー皇女は、

「意地を張れば永遠に平穏は訪れない。ハティジェだけではなく、私とルトフィーも罰せられる。」

と声を荒げる。

ハティジェは、

「じゃあ場所を移すわ。」

と平然と言うが、シャー皇女は、

「あれだけの財宝をどこに隠すの?移したとしても安全に保管できるの?」

と問い詰める。

するとハティジェは、

「今夜運び出す。姉上が黙っていてくれればバレない。」

とかたくなに遺産を渡すことを拒む。

それを聞いたシャー皇女は唖然とするのだった。

カシムはルトフィーに、自分はアヤスに陥れられようとしていると不安を口にする。

ルトフィーは、

「過ちを犯すな。大宰相のアヤスに楯突いては不当な扱いを受ける。御前会議に残るために大人しくしていた方が良い。」

と諭す。

カシムは分かっているが自制できないと悔しがる。

そこにアヤスが現れる。

ルトフィーがアヤスに声をかけ、これから開かれる会議について尋ねる。

アヤスは、

「カシムは出席しなくてもいい。」

と告げる。

カシムは顔色を変え、

「なんですと?」

と聞き返すが、アヤスは

「陛下に罷免をご提案したところ、即座にご承認いただいた。」

と笑う。

アヤスが立ち去った後、ルトフィーは怒りに打ち震えるカシムをなだめ、

「地位を失った上、首までなくすことになるぞ。」

と警告する。

マヒデブランはタシュルジャルを呼び、

「(皇子の身に)何が起こっている?」

と報告を命じる。

しかしタシュルジャルは、何のことかわからないととぼける。

するとマヒデブランは、

「皇子の“夜の外出”のことだ。どこに行っている?」

と尋ねる。

タシュルジャルは、

「ただの散策です。狩をすることもあれば、詩人と語り合うこともあります。」

とごまかす。

それを聞いたマヒデブランは、

「詩人にはジェノバの女人もいるのか?」

と皮肉る。

言葉に詰まるタシュルジャルにマヒデブランは、

「否定しても無駄よ。」

と迫る。

タシュルジャルが仕方なく、

「1~2度、ご訪問を…しかし不適切なことはありません。」

と告白すると、マヒデブランは皇子のところに向かう。

皇子は会議のための準備をしていたが、マヒデブランは人払いをし、

「ガブリエラとはどうなっている?」

と皇子に尋ねる。

皇子は、

「なぜそんなことを聞くのです?ガブリエラがここに来たのですか?」

と逆に尋ねる。

するとマヒデブランは、

「お前が行ってるんでしょ?」

と更に問い詰めるが、皇子は、

「お答えしません。」

と拒否する。

そこでマヒデブランは、

「ヘレナの時のことを忘れた?」

と同じ間違いを犯さないように…と迫るが、皇子は会議に行ってしまう。

ガブリエラは、

「ムスタファ殿下を昨晩の件で怒らせてしまった。」

と話すが、ベニートは、

「妹のルクレツィアに会いたいのなら、殿下を説得して特権を私に与えるようにしろ。」

と迫る。

ガブリエラは、

「殿下に正直に話す方が早いかも。」

と述べる。

それを聞いたベニートは、

「どうやら他の夢をお持ちのようですな。殿下があなたの事や、何をしているかを知れば、夢は破れ、ルクレツィアにも二度と会えません。」

と言い放つ。

マヒデブランは孫のネルギスシャー皇女の部屋に来て、皇女をあやす側女に、

「ここで何をしている?」

と尋ねる。

側女は、

「気づきませんでした。入浴中のアイシェに代わり、ネルギスシャー皇女の世話をしていました。」

と答える。

マヒデブランはネルギスシャーがその側女になついているのを見て、名前を尋ねる。

側女はルメイサと名乗る。

しかしその名前はフィダンがつけた名前で、元の名前は『ルクレツィア』であった。

その夜、ケガが回復したファーリエを呼んだヒュッレムは、

「今後はお前が一番の側近よ。私の命を預ける。」

と伝える。

ファーリエは永遠の忠誠を誓う。

そこにスンビュルがやってくる。

スンビュルは、

「シャー皇女の屋敷に馬車が到着しました。イブラヒム殿の遺産を運び出そうとしているようです。」

と報告する。

その頃、ハティジェは馬車に財宝を積み込ませていた。

ヒュッレムはスレイマンの所に行く。

ヒュッレムを迎え入れたスレイマンは、

「ワクフで建てる建築物の設計が終わり、首席建築官が近いうちに模型を見せに来る。」

と教える。

ヒュッレムは、

「やりたいことが山ほどある。」

とワクフに懸ける情熱を語る。

そこにリュステムが訪ねてくる。

リュステムは、

「重要な報告があります。」

と告げる。

マルコチョールは自室の前を通るミフリマーフに声をかけ、

「手紙の件で私の返事をします。」

と言って、手紙を渡すが、その様子をメルジャンに見られていたため、ミフリマーフは足早に立ち去る。

するとメルジャンはマルコチョールに近づき、

「重要な話がある。」

と切り出す。

ハティジェが財宝を運び出させているところにリュステムが現れ、

「ご苦労、皆の衆!」

と人夫に声をかける。

それに気づいたシャー皇女とハティジェはハッとする。

そしてリュステムは、

「スレイマン皇帝陛下のお成り!」

と叫び、スレイマンが馬に乗ってやってくる。

スレイマンがリュステムに荷物を確認するよう命じると、多額の金貨が確認される。

スレイマンは

「これはなんだ?イブラヒムの遺産か?」

とハティジェとシャー皇女を問い詰める。

シャー皇女は、

「そうです。」

と答える。

それを聞いたスレイマンは、

「お前たちが隠していたのだな?」

と憤る。

そこにルトフィーが現れる。

スレイマンはルトフィーに

「そなたも知っていたのか?」

と尋ねるが、ルトフィーは何のことかわからないと答える。

自室に戻ったミフリマーフにエスマハンは

「話はできた?」

と尋ねる。

ミフリマーフは笑顔で、

「必要なくなった。」

と手紙を見せる。

ハティジェたちがイブラヒムの遺産を隠していたことを知らされたルトフィーは、

「あり得ません。」

と驚く。

しかし、スレイマンは、

「この目で見たのだ。」

と述べる。

するとハティジェが、

「シャーお姉さまは関係ない。」

とシャー皇女をかばうが、シャー皇女はそんなハティジェを制止する。

シャー皇女は、

「説明します。」

と話すが、スレイマンは、

「この侮辱に説明などない!」

と声を荒げ、

「お前がハティジェと結託してこのような恥ずかしいことをした。」

と叱責する。

それを聞いたシャー皇女は、そうではないと否定し、

「これから宮殿に運ぼうとしていたのです。」

と弁明する。

しかしリュステムは、

「捜索が何日も続けられたのに、なぜ今日まで隠していたのです?」

と尋ねる。

シャー皇女は、

「見つかったばかりだ。」

と返すが、

「なぜルトフィー殿が知らないのか?そもそもなぜ夜中に運び出そうとしているのですか?」

と更に追及する。

それを聞いたシャー皇女は、

「私を尋問しているの?」

と問うが、スレイマンもそのことが気になると述べる。

それを聞いたシャー皇女は少し間を取って、

「マルコチョールにそう言われた。」

と答える。

スレイマンは、

「なぜマルコチョールがそんなことを言うのだ?」

と問う。

その時、マルコチョールが現れ、

「イブラヒム殿の遺産を受け取りに来ました。」

と告げる。

それを聞いたリュステムは唖然とする。

マルコチョールからの返事を受け取ったミフリマーフは、エスマハンと共にその手紙を読み始める。

ミフリマーフは一瞬表情を曇らせるが、

「明日会いたいと言っている。」

とごまかし、エスマハンは帰っていく。

エスマハンが帰った後、ミフリマーフは手紙を読み返し、マルコチョールが自分を受け入れないと知ってショックを受けるのだった。

スレイマン達が引き上げた後、ハティジェはシャー皇女に、

「秘密裏に策略を巡らせていたのね。」

と詰め寄る。

するとシャー皇女は

「私を責めるのはお門違い!私がハティジェとルトフィーの命を救ったのよ!」

と怒り出す。

しかし、それを聞いたハティジェは、

「姉上は自分を救っただけ。」

と、シャー皇女を更に責める。

シャー皇女は、

「もうウンザリ、、、一刻も早く正気にお戻り!」

とハティジェに怒りをぶつけ、

「お前は怒りと復讐心で自分と私を傷つけている!」

と叱責する。

そこにルトフィーが帰ってくる。

ルトフィーは、

「状況は明らかだ。なぜこんな過ちを?」

とシャー皇女を責める。

「説明は後でする。」

と言うシャー皇女にルトフィーは、

「私は何も知らされていないのに、何も知らぬまま盗人として処刑されるところだった…」

と嘆く。

それを聞いたハティジェは笑い、

「偉大なシャー皇女様の後ろ盾がある。」

と嫌味を言って出ていく。

戻ってきたスレイマンに遺産はどうなったの?と尋ねたヒュッレムは、

「シャー皇女がマルコチョールに取りに来させた。」

と聞かされ驚き、

「それなら、なぜ陛下に知らせなかったの?」

と尋ねる。

スレイマンは、

「マルコチョールが安全策として誰にも告げずに運び込むよう指示したのだ。」

と告げる。

そしてヒュッレムが、

「それならなぜ、陛下は不機嫌なの?」

と問うと、スレイマンは無言のままヒュッレムに背を向ける。

戻ってきたマルコチョールにメルジャンは声をかける。

マルコチョールは宮殿に運んだ「資産」を確認するようメルジャンに指示し、

「お前はシャー皇女様の腹心だが、今は内廷宦官長だ。優先すべきは陛下への忠誠だ。」

とくぎを刺す。

そこにヒュッレムがスレイマンの部屋から出てくる。

二人に近づいたヒュッレムはマルコチョールに、

「おめでとう。皇女様方やルトフィー殿が祝福すべきね。」

と嫌味をいうが、マルコチョールは、

「職務を全うしたまで。」

と答える。

それを聞いたヒュッレムは、

「皇女様たちに伝えて。今後は注意せよと…お前(=マルコチョール)がいつも居るわけではない。」

と嫌味を言う。

ムスタファは反抗を続けるモルダヴィアへの対処を側近たちと話し合っていた。

皇子は、

「イタリア遠征が失敗して異教徒たちが勢いづいている。」

と述べる。

そこにタシュルジャルがアヤスからの書簡を持って現れる。

書簡を読んだ皇子は顔を曇らせ、

「父上が私にタフマースブと結託したピリーを討伐せよと命じられた。」

と告げる。

ヒュッレムはリュステムを呼び出して昨夜の失敗を責める。

リュステムは、

「今までもマルコチョールに警戒するよう言っていました。陛下がマルコチョールに絶大な信頼を寄せています。」

と弁明する。

そして、

「アヤスが遠征で大失態を犯しているため、ルトフィーとマルコチョールが御前会議で幅を利かせています。」

と報告する。

ヒュッレムはそれを邪魔しなさい!と命じるが、リュステムは

「宰相ではないので御前会議には出席を許されません。」

と述べる。

「カシムが罷免されたはずだが?」

とヒュッレムは問うが、

「アヤスは私を推薦する気がないようです。」

と答える。

それを聞いたヒュッレムは、

「心配するな。必ず御前会議に入らせる。」

と言って、リュステムを宰相にすることを約束する。

するとリュステムは、スレイマンがムスタファ皇子に反乱鎮圧を命じたことを告げるのだった。

 

 

※主要登場人物について、おさらいしたい場合はこちらの記事で確認してください。

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オスマン帝国外伝シーズン3/第62話の感想

シャー皇女はやはりしたたかでしたね。

ハティジェがイブラヒムの遺品を買い取ったと知り、危険を察知し、メルジャンにマルコチョールが遺産を取りに来るよう仕向けさせていたようです。

でも、正に間一髪でした。

もう少しマルコチョールの到着が遅ければ、皆罪人にされていたでしょう。

何も知らされていなかったルトフィーにしたら、ホントとばっちりもいいところです。

 

それなのにハティジェはまだ恨み節を言っています。

シャー皇女が機転をきかしていなければすべてを失っていたというのに…。

今のハティジェの頭の中にはヒュッレムに仕返しすることしかないようです…。

 

しかし、ニギャール…リュステムがわざと遺産を探す話をしているのに、罠だと気づかなかったのかな?

と疑問に思ったんですが、よくよく考えたら

ハティジェがイブラヒムの遺産を隠していることを知らなかったからなのでしょうね…

 

 

ヒュッレムはマルコチョールがシャー皇女にうまく使われたことにイラ立っています。

実際、マルコチョールも、メルジャンがシャー皇女のために動いていることを承知で助け船を出したようですが、

「今後はシャー皇女のためではなく陛下のために働くように!」

と、くぎを刺しています。

「公正な」マルコチョールは陰謀に加担したくはないでしょうが、スレイマンに近すぎるため、どうしても陰謀に巻き込まれてしまうのは仕方のないことでしょう。

 

 

そしてリュステムは、今回の失敗を「全てマルコチョールが原因である」とヒュッレムに吹き込んでいます。

いや、マルコチョールは別にシャー皇女に加担しているわけではないんですけど…。

でも、この場合、「マルコチョールの正義感」は邪魔になってしまうでしょうね。

ここぞとばかりにマルコチョールの排除と自分の宰相昇格をヒュッレムにチラつかせるリュステム…。

今度、リュステムが何を仕掛けてくるか…不安です。

 

 

そのマルコチョールは、さんざん悩んだ挙句、ミフリマーフに

「気持ちに応えられない」

という手紙を送りました。

ミフリマーフはショックを受けていますが、エスマハンに知られたくなくて、手紙には

「直接言うと書いてあった。」

と嘘をつきました。

皇女様としてのプライドが傷ついたんでしょう。

プライドが傷ついたミフリマーフはこれからどうするつもりなのでしょうか?

 

でも、マルコチョールの気持ちは分からなくもないですね。

ミフリマーフの気持ちを受け入れれば、嫌でも政治抗争に巻き込まれます

それは、マルコチョールが一番嫌っていることです。

イブラヒムを近くで見ていたマルコチョールは、そんな危険を冒したいとは決して思わないでしょう。

そもそも野心はないようですしね。

でも、このミフリマーフの件も含め、勝手にライバル視しているリュステムはマルコチョールを排除しようと今後も画策するでしょう。

ホント厄介なことです。

 

 

ところで、ムスタファが遠征に参加した兵士をねぎらうために報奨金を出したと聞いたスレイマンは怒り心頭でした。

ヒュッレムですら

「何で怒るかわからない」

と言うその怒りは、恐らくムスタファ皇子が

「遠征の失敗を喜んでいるのでは?」

と疑ってしまっているからだと思います。

でも、皇子も間が悪いですね…

 

そして、その皇子にスレイマンは、「イブラヒム派」と見なされるピリーの討伐を命じました。

イブラヒムを慕っていた者を討伐しなければならないのは、皇子にとって納得いかないでしょう。

ですが、命令は絶対です。

 

でも、私はそのことよりも、ムスタファを「イブラヒム派」の討伐に向かわせるのは、マズイんじゃないかと思うんですよね。

「イブラヒム派」は総じてムスタファ皇子を慕っています。

「自分たちをないがしろにするスレイマンより、皇子に天下を取ってもらいたい。」

という…「ムスタファ皇帝待望論」が出てきてもおかしくないんじゃないか…と。

進軍してきたところで皆が呼応し、各地で兵をあげる…なんて噂が出てきたら、スレイマンも皇子を廃嫡するしかなくなると思うんですよね。

 

 

そんなムスタファ皇子を別の意味で凋落しようとしているガブリエラ…

やはり野心があるようです。

しかし、あのベニートに弱みを握られているような…。

ところが、ガブリエラの妹ルクレツィアは、何と皇子の側女アイシェの世話係になっていました。

どういうことなんでしょうか?

しかも、ベニート自身もそのことを知っているようです。

どうもよくわからないですね…。

 

 

さて、イブラヒムの遺産でシャー皇女たちを追い詰めようと画策していたヒュッレムとリュステムでしたが、シャー皇女の機転で成功しませんでした。

更に、リュステムもヒュッレムに色々吹き込んでいます。

どうやら知らぬ間にマルコチョールは陰謀にも巻き込まれ、危機が訪れているようです。

 

 

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オスマン帝国外伝シーズン3の日本語字幕版最速配信は?

現在、最新のオスマン帝国外伝シーズン3が配信されているのは、「チャンネル銀河」「hulu」だけ(毎週5話づつ配信)です。

当然、数カ月後にはBS日テレでも配信されることになると思いますが、まだいつになるか未定だし、そんなに待てない!という場合、日本語字幕付きのオスマン帝国シーズン3を視聴するにはこの2択しかありません。

 

その内、リアルタイム配信での最速はチャンネル銀河になります。(huluより1日程早い)

たった1日の違いですが、1日でも早く観たいなら「チャンネル銀河」に軍配が上がりますが…両者には決定的な違いがあります!

 

ということでまずは、チャンネル銀河(単体で申し込んだ場合)とhuluを比較してみましょう!

チャンネル銀河 hulu
料金 660円(税込) 1,026円(税込)
無料期間 加入月無料 2週間
オスマン帝国外伝を見逃した場合 毎週土曜日に再放送(1回のみ)あり。 いつでも何度でも好きなだけ観れる。

チャンネル銀河はスカパーのサービスで他のチャンネルとのセット割などもありますが、オスマン帝国外伝をとことん楽しむという面で言えば、シーズン1からシーズン3の配信されたところまで、好きな時に好きなだけ観られる【 hulu 】が圧倒的にお得です!(私はもう何度も観ています)

 

ご覧のように、「チャンネル銀河」では再放送は基本的に1回のみ。(ただ、シーズン2までと同様に、数カ月後に再配信はされるハズです。)

リアルタイムで観れる場合は問題ないんですが、

  • 見逃した…
  • もう一度あの場面を振り返りたい…

という場合、

現状でシーズン3がいつでも何度でも見放題なのは、huluのみ

です。

 

 huluなら「オスマン帝国外伝」がシーズン3最新配信分まで全て見放題!

「オスマン帝国外伝」シーズン3のフル動画を無料で見る

 

しかも…

シーズン1、2の場面もいつでも振り替えれる!

huluならいつでも何話からでも、更に何度でも日本語字幕版のオスマン帝国外伝シーズン3が観れるんですが、更に大きいのは、

シーズン1、2のストーリーをいつでも振り返れる!

これはすごく大きいんですよ!

 

だって、実際に私もそうでしたが、オスマン帝国外伝は、これだけの大作なので、

  • あれ?何でこんな事になったんだっけ?
  • あれ?そもそもこの事件の発端は何だったっけ?
  • この人物ってあの時の人か~

と頻繁に過去を振り返りたくなるものですから…。

 

複数の事件が絡み合って展開されるので、あれって次の事件の伏線だった…という場面がたくさん出てくるので尚更。

だからオスマン帝国外伝にどっぷり浸っている私にとって、huluはもはや手放せない存在です。

 

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そしてhuluには無料トライアル期間というお試しで利用できるサービスがあります。

 

まずは2週間のお試し期間でhuluライフを体験!

オスマン帝国外伝のボリュームから考えると、まず現実的ではないんですが、その気になればhuluの無料トライアル期間の2週間でシーズン3最新配信分までの全話を制覇してしまうことも不可能ではありません。

 

そしてその2週間以内に解約すれば、実質タダでオスマン帝国外伝シーズン2を堪能できてしまうのです。

huluは無料トライアル期間に解約すれば、料金は一切掛かりません。

しかも、登録も解約も5分以内で簡単にできます。

 

これはもうメリットしかありませんよね。

 

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実はBS日テレでの放送ではカットされてる場面があります!

いつになるかは分かりませんが、シーズン2まで好評だったこともあって、数カ月後にはBS日テレでも「オスマン帝国外伝 シーズン3」は放送されるでしょう。

 

ただ、シーズン2までがそうだったように、BS日テレでの放送には、CMに入る直前に流れる数秒の場面が出てくると思います

コレって実は、

カットされてる場面

も含まれているんです~!!

 

もともとトルコ版で各話の長さが違うのに、地上波での放送枠は固定なので、その放送時間上の微調整で致し方ありません。

まあ…それほど重要ではない場面が多い感じではあるんですが、CMの前後で場面が飛んでるので、個人的には違和感を感じます。

BSもしょせんCMありきで成り立ってるので仕方ないですね。

 

ちなみに、この記事の感想は、もちろんhuluでの完全版を元にしています。

 

ということで、完全版をじっくり堪能したい私にとっては「hulu」の1択です!

 

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本ページの情報は、2020年02月時点のものです。最新の情報は、 hulu公式ページよりご確認ください。

 

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