オスマン帝国外伝シーズン3第76話のあらすじと感想/捨て身のヒュッレム

オスマン帝国外伝_シーズン3第76話あらすじ

 

この記事は、「オスマン帝国外伝 シーズン3/第76話」のどこよりも詳しいあらすじと感想について書いています。

 

ヒュッレムは苦悩の末、ミフリマーフにリュステムとの結婚を言い渡しましたが、ミフリマーフは泣いてそれを拒否しています。

ミフリマーフはマルコチョールに助けを求めましたがマルコチョールも困惑するばかり…

 

果たしてミフリマーフの想いは届くのでしょうか?

 

オスマン帝国外伝シーズン3/第76話のあらすじ[ネタバレ注意]

サブタイトル「黒死病」

 

宮殿に戻ったミフリマーフに、待ち伏せしていたエスマハンが声をかけ、マルコチョールとの話やリュステムとの縁談の話を聞いたと嬉しそうに話す。

ミフリマーフは

「知らせに来た鳥の羽を折ってやるから。」

とエスマハンを睨む。

しかしエスマハンは、

「あなたを慕う人物はリュステム殿だった。」

とあざ笑う。

ミフリマーフはあきれたように、

「マルコチョールの事は諦めなさい!私はマルコチョールとしか結婚しない。」

と言い放つ。

立去ろうとするミフリマーフにエスマハンは、

「豪語しないで。明日の事は分からない。」

と更に笑う。

 

 

エディルネではヒュッレムから指示を受けた宦官たちが、

「ペストらしき患者」

のところにモジェ師を案内する。

宮殿の庭で倒れている男を見たモジェ師は、完全防備で倒れた男を観察し、その男がペストだと結論付ける。

 

モジェ師は、その男を厚い布でくるみできるだけ遠くに埋葬するよう指示し、エディルネ宮殿の医師たちに宮殿内の全員を診察するよう指示し、感染を防ぐため、直ちにヒュッレムをエディルネ宮殿から連れ出すことにする

モジェ師はヒュッレムの所に行き、エディルネ宮殿で働く者がペストに感染したことを告げ、直ちにエディルネ宮殿を離れるよう進言する。

帝都に戻れるのか?と尋ねるヒュッレム。

しかしモジェ師は、スレイマンの指示でブルサに移すと告げる。

それを聞いたヒュッレムはブルサ行きを拒否する。

必死に説得するモジェ師だったが、ヒュッレムは頑なだった。

 

 

シャー皇女からペストに感染した女を贈られたアヤスは、怒り心頭でシャー皇女のところに抗議に行く。

しかしシャー皇女は多忙を理由に面会を拒否する。

 

 

その頃、メルジャンはアヤスにペストの疑いがあるとスレイマンに報告する。

アヤスと関係を持った女人がペストだったと聞いたスレイマンはため息をつき、

アヤスを隔離し医師の診察を受けさせるよう指示し、この件は内密にするようメルジャンに命じる。

 

 

誘拐されたハサンの息子の身代金を持って海賊のところに向かったムスタファは、身分を隠しタシュルジャルと手下1人と共に海賊船に乗り移る。

船長のクリストヴァンと対面した皇子は、クリストヴァンを睨みつけて子供を連れてくるように言う。

 

 

スレイマンの命を受けたフズルがマニサ宮殿にやってくる。

対応に出たマヒデブランは、ムスタファが海賊からハサンの息子を取り返すためにイズミルに行ったと伝える。

それを聞いたフズルは不審に思い、

「なぜ私か司令官に報告しなかったのですか?」

と尋ねる。

マヒデブランは、

「知らせようと思ったが、一刻を争う事態になってしまった。」

と弁明する。

フズルは顔を曇らせ、

「深刻な事態だ。」

と口にし、

「私は陛下の命で殿下に話を聞きに来たのです。」

と告げる。

 

 

ハサンの息子が連れてこられ、皇子はタシュルジャルにその子を連れて行くよう言うが、クリストヴァンが制止し、子供を後ろに下がらせる。

皇子はクリストヴァンに、

「亡きヴァスコ・ダ・ガマは良い航海士だった。その息子は誘拐犯か?」

と挑発する。

それを聞いたクリストヴァンは、

「その勇敢さは信念からきてるのか?それともただのバカか?」

と睨みつける。

皇子は、

「自分で決めろ!後ろを見ろ。」

と言う。

クリストヴァンが後ろを振り返ると、2隻の帆船が近づいてきていた。

慌てたクリストヴァンは

「お前は何者だ!」

と叫ぶ。

皇子は、

「お前を成敗する帝国兵士だ!」

と言い放ち、子供を奪い返して剣を取り出し、海賊たちを退治する。

 

 

夕刻、シャー皇女はミフリマーフを訪ねる。

シャー皇女は、

「ヒュッレムは元気だったか?」

と尋ねるが、ミフリマーフは、

「叔母さまがそれを聞く?」

とあきれる。

シャー皇女は、

「追放は兄上が決めたことよ。今日はその話ではない。」

と返す。

ミフリマーフは、

「知ってます。リュステムの事でしょう。」

と述べる。

シャー皇女は、

「兄上はそなたの気持ちを気にしている。同意のない結婚はさせたくない。兄上がそなたの気持ちを尊重する。」

と告げる。

それを聞いたミフリマーフは、

「私はリュステムとは結婚しない。」

と明言するが、シャー皇女は、

「即答せずよく考えなさい。」

と諭す。

それでもミフリマーフは嫌だと言う。

誰か思い人がいるのかと尋ねられたミフリマーフは、

「慌てていない。今は結婚したくないの。」

と答える。

シャー皇女は、

「マルコチョール?まさか彼が理由?」

とミフリマーフの顔色をうかがう。

しかしミフリマーフはそれを否定し、

「リュステムが嫌なのよ。」

と答える。

 

 

スレイマンは頭を悩ませていた。

そこにシャー皇女がやってくる。

シャー皇女は、

「ミフリマーフがリュステムとの結婚を嫌がっていました。」

と報告する。

それを聞いたスレイマンは、

「急ぐ必要はない。」

と答える。

そのスレイマンの顔を見たシャー皇女は、

「何か心配事でも?」

と尋ねる。

スレイマンは、

「誰を尊重するべきかわからない。ヒュッレムは追放処分。子供たちは不満を抱き、ハティジェは反抗的、ムスタファは勝手なことばかり…、その上ペストまで。」

と嘆く。

スレイマンはシャー皇女に、

「アヤスがペストに感染した可能性がある。」

と告げる。

シャー皇女は驚いたふりをし、

「神よ 守り給え。」

と呟く。

苛立つスレイマンにシャー皇女は、

「兄上の存在が私の支え。兄上なら適切に対処できる。」

と述べる。

 

 

翌朝、ルトフィーはスレイマンに医師の見立てでアヤスの感染が確認された事を報告する。

マトラークチュは、アヤスが女人からペストをうつされたらしい…と話すと、スレイマンはその発言を制止し、マトラークチュやマルコチョールにも気をつけるよう注意を促す。

そこにモシェ師が現れる。

ルトフィーたちを下がらせたスレイマンは、モシェ師から、

「エディルネ宮殿でペスト患者が出ましたが、お妃様がエディルネを離れるのを拒否しています。」

と聞かされる。

 

マルコチョールは用心深いアヤスがこんな失態を犯したことに驚くが、マトラークチュは、

「あれほど血を流せば当然。」

とアヤスの不幸を喜ぶ。

マルコチョールはマトラークチュを窘めるが、マトラークチュはルトフィーやヒュスレヴに

「ご存じでしょう?イブラヒム殿亡き後の悪事を…」

と同意を求める。

ルトフィーはその通りだと同意し、

「人を蹴落としてもよいことはない。」

としたり顔で述べる。

ヒュスレヴは、

「アヤス殿が病床にある今はルトフィー殿が大宰相になるのも時間の問題です。」

と言うと、ルトフィーは、

「私は地位に興味がない。ここにいる誰が大宰相になっても帝国は安泰だ。」

と心にもないことを言う。

 

 

ハサンは息子との再会を喜び、皇子に感謝を述べる。

ムスタファがハサンの息子を取り返し、海賊を退治したことは町中に知れ渡り、人々は口々に「ムスタファ殿下万歳!」と叫ぶ。

フズルは皇子の手腕をほめ称えるが、マヒデブランは、

「皇子の活躍がやがて皇子自身の首を絞めることになるのでは…」

と危惧する。

フズルは、

「心配しなくても、経験がいずれは皇子を慎重にしてくれるでしょう。」

と話す。

そこに皇子が帰ってくる。

 

フズルは皇子の勝利を祝い、再会を喜ぶ。

 

 

モシェ師はスレイマンに、

「お妃様は、頑としてエディルネを離れません。」

と報告する。

それを聞いたスレイマンは怒り、

「必ず必要な措置をとれと言ったはずだ!」

とモシェ師を責める。

モシェ師は、

「説得しましたが、無理やり連れ出すことはできませんでした。」

と弁明し、

「お妃様が『もはや自分の命に価値はないから』陛下と離れた生活では生きている意味がないと言っていました。」

と伝える。

 

 

ファーリエは、エディルネに残るのは危険ですとヒュッレムを諭すが、ヒュッレムは、

「他に道はない。一か八かの賭けよ。」

と言い放つ。

フズルはムスタファに、

「部下が同じ行動をしたなら大いに褒めるが、殿下は皇子です。なぜ危険な真似をするのですか?」

と皇子を諫める。

皇子は、

「民に奉仕するのが軍政官だ。民を守らなければ自分の命に価値はない。」

と答える。

しかしフズルは、

「もしも皇子に何かあれば、帝国はどうなりますか…」

と意見するが、皇子は、

「私はこの通り健在だ。」

と意に介さない。

するとフズルはため息をつき、

「私は陛下の命で来ました。造船所の件で陛下お怒りになってます。」

と告げる。

皇子は、

「書簡で報告したが返事がなかった。」

と言うが、フズルは、

「書簡が届いていればお返事は来ています。」

と、書簡が届かなかったことを伝える。

皇子は困惑するが、フズルは、

「敵は殿下の周りをうろうろしながら過ちを待っています。今回の件もすぐに陛下に報告するでしょう。」

と危惧する。

そしてフズルは、

「陛下から造船所を閉鎖して、全船をゲリボルに送るよう指示を受けました。」

と告げる。

それを聞いた皇子は、

「インド航路の制海権を維持するために、あの造船所は重要なのだ。」

と訴える。

しかしフズルは、

「正論ですが、どんな理由があろうと、陛下の下知と私への報告なしには造船所を使えないのです。」

と諭す。

しかし皇子は、

「遠征中領海を守るのは私の仕事だった。」

と弁明する。

フズルは、

「皇子の“罪のない過ち”を敵は虎視眈々と待っているのです。こんなことで陛下と対立するのは無意味です。」

と説得する。

しかし皇子は、造船所閉鎖をかたくなに拒否し、フズルにスレイマンの説得を指示する。

しかしフズルは、

「造船所の事はあきらめてください。状況は陛下に説明しておきます。今後は私に相談してほしい。」

とくぎを刺す。

 

 

スレイマンがヒュッレム説得のためエディルネにやってきた。

再会を喜ぶヒュッレムだったが、スレイマンは厳しい表情でヒュッレムを見つめる。

 

 

シャー皇女の屋敷にやってきたギュルフェムは、リュステムがミフリマーフとの結婚を画策していると聞き、その大胆さに驚く。

しかしハティジェは、

「驚くことはない。あの男は手段を選ばない。ミフリマーフですら利用するだろう。」

と述べる。

 

そこにメルジャンが現れ、スレイマンがお忍びで出かけて数日戻っていないと報告する。

それを聞いたシャー皇女はスレイマンがエディルネに行ったのだと悟る。

 

 

ヒュッレムはスレイマンに近づき、スレイマンに会えたことを喜ぶが、スレイマンはヒュッレムの手を離し、

「お前は私の命に従わなかった。なぜエディルネに残ったのだ?」

と責める。

ヒュッレムは、

「この死の宮殿にあなたは来た。それと同じ理由『愛』よ。」

と答える。

それを聞いたスレイマンはヒュッレムに背を向けるが、ヒュッレムはスレイマンの背中に抱きつき、

「私を殺すのは病ではなく別離なの。」

と涙を浮かべる。

それでも無言を貫くスレイマンだったが、ヒュッレムはスレイマンの正面に回り込み、

「罪の何倍も罰を受けた。」

と言いながらしゃがみこんで、

「哀れな側女を許して。これは拷問よ。」

と言って泣く。

スレイマンはそんなヒュッレムを立たせ、詩を詠いながらヒュッレムを抱き寄せて口づけする。

 

 

帝都に帰還したスレイマンにアヤスが病死したと言う知らせが来る。

 

後宮の扉が開き、ヒュッレムが入ってくる。

スレイマンがヒュッレムを許して連れ帰ったのだ。

舞い戻ったヒュッレムは側女たちの控える中、後宮に入っていく。

 

 

スレイマンはアヤスの葬儀についてエブッスードの意見を聞く。

エブッスードは伝染病のため、大々的な葬儀は行えないと答える。

それを聞いたスレイマンはため息をつき、チョバンとアヤスを失ったことを嘆くが、後任としてルトフィーを大宰相に昇格させる。

 

後宮に戻ったヒュッレムは、出くわしたシャー皇女に、

「御覧の通りあれほどの労力が無に…陛下と私の仲は裂けません。」

と豪語し、負けを認めるよう迫る。

しかしシャー皇女は、

「この宮殿はお前がいた時とは違う。アヤスが死んだ。ルトフィーが大宰相になったのだ。」

と返す。

 

ヒュッレムはスレイマンの部屋に向かい、アヤスがペストで死んだことを聞かされる。

それを聞いたヒュッレムは、

「背後に何もないといいけど…アヤスには敵がたくさんいた。」

と讒言するが、スレイマンは、

「天寿だ。」

と言って取り合わない。

後任がルトフィーだというスレイマンに、

「誰かの不幸は誰かの幸せ。」

とつぶやき、もう一つ話したいことがあると切り出す。

 

 

帰宅したルトフィーは上機嫌でシャー皇女に挨拶をする。

ルトフィーは、

「イブラヒム殿のようにひどい大宰相を大勢見てきました。私が全力で上り詰めた地位で帝国に貢献します。」

と言い放つ。

それを聞いたシャー皇女は、

「私の勝利の分け前を喜ぶのはいいけど…私の前で自慢しないで。」

とくぎを刺し、ヒュッレムが戻ってきたことを告げる。

シャー皇女は、

「ヒュッレムがそなたを攻撃してくるだろう。すでに大宰相を一人葬っている。」

と警告する。

しかし、ルトフィーは、

「心配ご無用。私には誰も手出しできない。」

とシャー皇女の膝に手をやる。

しかしシャー皇女は、

「ヒュッレムがリュステムとミフリマーフを結婚させようとするだろう。それを阻止しなければならない。」

と続ける。

 

 

ヒュッレムは、ミフリマーフとリュステムの事を噂で聞いたと切り出してスレイマンの顔色をうかがう。

スレイマンは、

「アヤスがミフリマーフの婿にリュステムを推挙した。」

と話す。

ヒュッレムはさも初めて聞いたように驚いて見せ、

「それであなたの決断は?」

と尋ねる。

するとスレイマンはヒュッレムに母親としての意見を求める。

ヒュッレムは、

「いずれは嫁ぐのだから、良縁があれば結婚を勧める。リュステムは婿にふさわしい。

と答える。

スレイマンもそれには同意するが、

一人娘のミフリマーフの幸せが一番大事だ。シャー皇女に言わせれば本人は同意していない。本人が同意しない限り私も同意しない。」

と述べる。

 

 

ハティジェはヒュッレムが戻ったことを悔しがり、

「簡単に倒せない女だとわかった?」

とシャー皇女に言う。

シャー皇女は、

「簡単だったらイブラヒムは生きている。戻ってもアヤスがいない今、以前ほど力はない。」と返す。

それを聞いたハティジェは、

「そうね。ついに姉上は自分の夫を大宰相に…」

と嫌味を言う。

シャー皇女は、

「それは皆にいいことよ。」

と答え、話を変えて、

「いつ自分の屋敷に移るの?」

と尋ねる。

ハティジェは、

「結婚に同意した理由を忘れたの?今更ヒュスレヴと同居できない。」

と拒否する。

 

しかしシャー皇女は、一刻も早く移るようハティジェに迫る。

それを聞いたハティジェは、

「私が目障りなのね?だから告げ口したのね。」

と言ってシャー皇女を睨みつけて自室に戻っていくのだった。

 

 

 

※主要登場人物について、おさらいしたい場合はこちらの記事で確認してください。

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オスマン帝国外伝_キャスト

 

 

オスマン帝国外伝シーズン3/第76話の感想

 

捨て身の行動が功を奏し、ヒュッレムは帝都に戻ることに成功しました。

でもかなりギリギリでした。

初めはペストを心配したスレイマンが自分を呼び戻してくれると思っていたようですが、モシェ師から告げられたのはブルサ宮殿への移動…

そこで、「命令違反」で一か八かの賭けに出ました。

かえってスレイマンを怒らせる可能性もあったものの、ヒュッレムは「スレイマンの愛」に賭けたのです。

 

スレイマンはヒュッレムの命令違反に立腹しながらも、自らヒュッレムを説得しにエディルネにまでやってきました。

来た時点でもうヒュッレムは勝ちを確信したでしょう。

宮殿の使用人からペストが出たのですから、普通なら危なくて行けません。

危険を冒してお忍びで行ったということは、初めからヒュッレムを連れて帰るつもりだったのではないかと思います。

 

しかし、ヒュッレムが帝都に戻ってみると、自分の駒であったアヤスがすでに亡くなり、代わりにルトフィーが大宰相になっていました。

身から出たさびとは言え、アヤスの末路は恥ずかしいものでしたね。

 

スレイマンはマトラークチュとマルコチョールにも気をつけるよう指示しました。

酒場で不特定多数と関係を持つ女性と遊んだら危ないですからね…

スレイマンもあえてこの独身二人に行ったのかもしれません。

 

 

ミフリマーフとリュステムの縁談を知ったエスマハンは、わざわざミフリマーフに嫌味を言いにやってきました。

ミフリマーフはリュステムとは結婚しないと宣言しましたが、そんなミフリマーフをいたぶるようにからかうエスマハン・・・。

本当に二人は仲が悪いですね。

でも、エスマハンって、シャー皇女の娘にしては軽率であまり賢くない感じがします。

若過ぎるからかもしれませんが…。

 

 

ミフリマーフとリュステムを結婚させないため、シャー皇女は、

「ミフリマーフ自身が嫌がっている。」

ことをスレイマンに告げました。

もちろん事実なんですが、スレイマンがミフリマーフに甘いことを知っているシャー皇女は、嫌がるミフリマーフを嫁がせないと踏んでの事でしょう。

 

ヒュッレムも、

「今うわさで聞いた」

みたいな顔でそれとなくスレイマンにそのことを尋ねましたが、シャー皇女が先に手を打っていたと知ってちょっと焦っています。

アヤスが亡くなり、御前会議のメンバーに自分側の人間がいなくなったことで、ますますリュステムの価値が上がってしまった形です。

今回で、重臣がほぼ入れ替わってしまった形ですが、まだマルコチョールとマトラークチュがいます。(それにしても、マトラークチュは何の肩書で会議に出ているのか不思議ですね…役職はないはずだしw)

 

 

ルトフィーは念願の大宰相になれて上機嫌で帰宅しました。

「自分の努力と功績で大宰相になれた」

と言っていましたが、シャー皇女から

「私の勝利の分け前を得ただけ。」

とこき下ろされてしまいました。

イブラヒムを「ひどい大宰相」と言われたからか、ヒュッレムが戻ってきたからか、シャー皇女はとにかく不機嫌です。

ヒュッレムが攻撃してくる…と不安なのでしょうか?

 

しかしルトフィーは、

「誰も私には手を出せない。」

と言って自信満々。

シャー皇女がいれば大丈夫だと言うことでしょう。

 

 

ヒュッレムが舞い戻ったと知ったハティジェは、

「なかなか倒せない女だと分かった?」

とシャー皇女の目論見が甘かったことを責めましたが、シャー皇女はそんなハティジェを屋敷から追い出そうと躍起になっています。

しかし、ハティジェは頑なにこれを拒否し続けている状況です。

更に、シャー皇女が自分を追い出すためにスレイマンに告げ口したと思い込む始末…。

ルトフィーがスレイマンの疑いの目を向けられて仕方なく話したというシャー皇女。

そうかもしれませんが、今までの行動を見ていたら告げ口させたかもと思わせます。

 

ただ、今回に関しては、ハティジェの完全な思い込みで、そこまではしていなかったのではないでしょうか。

そんなことをわざわざ告げ口すれば、スレイマンから自分も責められますから。(→実際責められてますしね)

 

 

ところでムスタファは鮮やかな手腕で海賊を倒し、人質になっていたハサンの息子を取り返すことに成功しました。

皇子の行動を称賛する人々…気をよくした皇子は自分の命は臣民を守るためにあるとさえ言っています。

しかし、そんなに危ない橋を渡っている皇子にフズルは苦言を呈します。

いくら正しくても、危険な行動や勝手な行動はスレイマンから不審を買うことになりますからね。

 

フズルは皇子の考えに理解を示しながらも、スレイマンの命令として造船所の閉鎖と船の没収を伝えました。

不服そうな皇子でしたがスレイマンの命となれば仕方ありません。

皇子の様子を見てフズルはスレイマンに皇子の考えを伝えると約束しました。

やはり海賊上がりで親分肌のフズルはタシュルジャルよりもしっかりしています。

こういう重臣が皇子の側にいてくれたら、皇子も心強いでしょうに…。

 

 

さて、ヒュッレムは帝都に戻ることに成功しましたが、手駒のアヤスを失い、政治への影響力を失ってしまいました。

反対にシャー皇女の方は、夫のルトフィーを大宰相に昇格させ、着実に地盤を固めつつあります。

しかし、シャー皇女とルトフィーの間にはヒュッレムが撃ち込んだ“くさび”が徐々に効き始めている感じです。

 

さらに、ハティジェもシャー皇女が自分を屋敷から追い出そうとしていると疑念を抱いています。

反ヒュッレム派の面々も決して盤石というわけではなさそうです。

 

そんな中、巻き返しを図るヒュッレムは、ミフリマーフとリュステムの結婚を何とか承諾させようとしていますが、スレイマンはミフリマーフが承諾しなければ話を進めないと明言。

果たしてヒュッレムはミフリマーフを説得できるのでしょうか?

ヒュッレムを応援したい気持ちはあるものの、ミフリマーフの気持ちを考えると切なくなります。

 

 

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いつになるかは分かりませんが、シーズン2まで好評だったこともあって、数カ月後にはBS日テレでも「オスマン帝国外伝 シーズン3」は放送されるでしょう。

 

ただ、シーズン2までがそうだったように、BS日テレでの放送には、CMに入る直前に流れる数秒の場面が出てくると思います

コレって実は、

カットされてる場面

も含まれているんです~!!

 

もともとトルコ版で各話の長さが違うのに、地上波での放送枠は固定なので、その放送時間上の微調整で致し方ありません。

まあ…それほど重要ではない場面が多い感じではあるんですが、CMの前後で場面が飛んでるので、個人的には違和感を感じます。

BSもしょせんCMありきで成り立ってるので仕方ないですね。

 

ちなみに、この記事の感想は、もちろんhuluでの完全版を元にしています。

 

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