オスマン帝国外伝シーズン3第79話のあらすじと感想/ミフリマーフの後悔

オスマン帝国外伝_シーズン3第79話あらすじ

 

この記事は、「オスマン帝国外伝 シーズン3/第79話」のどこよりも詳しいあらすじと感想について書いています。

 

スレイマンから狩に誘われたムスタファは、目の前でスレイマンが「先帝から受け継いだ射手の指輪」をメフメトに渡す姿を見て、自分はもうスレイマンに愛されていないと感じたようです。

失意の皇子はそのまま帰っていきます。

 

一方、ヒュッレムは自分の敵たちをじわじわと追い詰めていて、今度はルトフィーをシャー皇女から引き離そうと侍女アーセンを使ってルトフィーを誘惑させようとしていますが、ルトフィーはなかなか誘いに乗ってきません。

しかし、シャー皇女はそんなルトフィーに冷たい態度をとっています。

果たしてルトフィはいつまで理性を保てるのでしょうか…

 

オスマン帝国外伝シーズン3/第79話のあらすじ[ネタバレ注意]

サブタイトル「傷心の決断」

 

夜更けにメルジャンの訪問を受けたシャー皇女は、驚いて理由を尋ねる。

メルジャンは、

「アーセンが薬を取りに来たので皇女様の事が心配でした。昼間は訪問できないので夜に来たのです。」

と話す。

シャー皇女は、薬草が切れたので取りに行かせただけだと答えるが、シャー皇女の浮かない顔を見たメルジャンは、何か悩んでいるのでは?と心配する。

するとシャー皇女は、

「聞かぬ方がいい。ヒュッレムがルトフィーの心を乱したのだ。ルトフィーは大宰相になって思い上がっている。」

とため息をつく。

そしてシャー皇女は、メルジャンにルトフィーの監視を命じる。

 

マヒデブランは落ち着かない様子でムスタファの帰りを待ち望んでいた。

そこにムスタファが帰ってくる。

無事に帰ってきた皇子を見たマヒデブランは喜ぶが、皇子は浮かない顔をしていた。

「なぜ陛下に呼ばれたのだ?」

と尋ねるマヒデブランに皇子は、

「教訓をお与えになるためです。」

と言って項垂れる。

そして皇子は、父上との間の溝は深いと嘆く。

マヒデブランは、

「皇帝であり父である陛下が過ちを犯した皇子を叱るのは当然だ。」

と慰めるが、皇子は父から皇帝に逆らって処刑されたコルクトの話を聞かされたと話す。

マヒデブランは、

「皇子は皆、地方赴任を経験して成長するの。昔、陛下もイブラヒムとお忍びで遠出し、2度も危険な目に遭ったが、1度目はイブラヒムが、2度目は母后がスレイマンを救ったのよ。」

と教える。

そしてマヒデブランは、今回の事を教訓に今後は上げ足を取られないように用心して欲しいと皇子を諭す。

 

帝都に戻ったスレイマンはヒュッレムに会い、再会を喜び合う。

ヒュッレムはムスタファの様子を尋ねると、スレイマンは

「ムスタファは間違いに気づいて謝罪した。私は皇子を許して帰らせた。」

と答える。

ヒュッレムは「私もうれしい」と言いつつ、心の中では皇子が無事なのを悔しがっていた。

 

シルヴィアは何者かに拉致され、目隠しをされて連行される。

目隠しを外されたシルヴィアの前にいたのはミフリマーフだった。

 

シルヴィアがミフリマーフの前に引っ立てられたことを知らないマルコチョールは、のんきにマトラークチュと歓談していた。

シルヴィアの事を聞かれたマルコチョールは、シルヴィアがベネチア大使の姪で過去に遭ったことがあると話す。

それを聞いたマトラークチュは、

「それで結婚式はいつだ?」

とからかう。

マルコチョールは、結婚は否定しながらも、シルヴィアと一緒にいると楽しいと告白する。

それを聞いたマトラークチュは、

「ミフリマーフ皇女がリュステムと結婚するかもしれない。」

と告げる。

マルコチョールはミフリマーフが好きでもないリュステムと結婚することに心を痛めながらも、

「私には何もできない…」

と口にする。

マトラークチュは、ミフリマーフがリュステムとの結婚を承諾するだろうか?と尋ねるが、マルコチョールは

「わからない。ミフリマーフ皇女が嘆いていることがつらいが、お妃様が皇女様に圧力を加えている。」

とため息をつく。

 

 

ミフリマーフはシルヴィアに国に帰るよう命じ、

「さもないと後悔するわよ。」

と警告する。

シルヴィアは、

「私が何かしましたか?」

と声を上げるが、ミフリマーフはシルヴィアの顎をつかみ、

「ベネチア大使の姪よね?帝国の高官を惑わす間諜ね。帰らなければ自分だけでなく周りの者も危険な目にあう。」

と警告する。

 

 

ヒュッレムの元にスンビュルが上機嫌な様子で現れ、アーセンが近々「朗報」を運ぶと約束した事を報告する。

ヒュッレムは喜び、

「急ぐ必要はない。シャー皇女もハティジェと同じ運命になる。」

と笑う。

そこにファーリエが現れ、ミフリマーフの事で報告があると告げる。

 

 

ルトフィーとシャー皇女は食事を共にしていた。

アーセンは給仕をしながらルトフィーの視界に入り、視線を送る。

それに気づいて不機嫌になったルトフィーはアーセンに、用が済んだら外に出るよう命じる。

シャー皇女はそんなルトフィーを不審に思いマジマジと見るが、特に何も言わずに食事を続ける。

 

 

ミフリマーフを呼んだヒュッレムは、

「中庭にいた。」

と言うミフリマーフに、

「おかしいわね?どこに行ったか知ってるわ。平気でうそをつくな!なぜ皇女なのに自分を貶めるような行動をするのだ!なぜ女に近づいた?」

と問い詰める。

ミフリマーフは、自分の身元は伏せていると弁明するが、ヒュッレムは、

「まだわからない?マルコチョールがあなたの事を愛していないということを認めなさい。」

と言い聞かせる。

 

 

マルコチョールのところにスンビュルが現れ、

「お妃様が会いたがっている。離宮で待っている。」

と告げる。

離宮に行ったマルコチョールはヒュッレムから、ミフリマーフがマルコチョールとは両思いだと言い張っていると聞かされる。

マルコチョールは

「誤解を招く言動は一切していません。」

と明言するが、ヒュッレムは、

「私と娘で違う顔を見せていない?」

と追及する。

マルコチョールは困惑し、

「私はそんなことはしていないが、皇女様にはっきりと言うことははばかられるます。」

とため息をつく。

するとヒュッレムは、マルコチョールにミフリマーフを望まない理由を尋ねる。

マルコチョールは躊躇するものの、意を決して【ミフリマーフがまだ子供に思える】と告白する。

ヒュッレムはその答えに納得し、マルコチョールが本心を話してくれたことに感謝する。

 

マルコチョールが退出した後、ヒュッレムは隣の部屋で一部始終を見ていたミフリマーフのところに行く。

ミフリマーフは現実を突きつけられて涙を浮かべていた。

ヒュッレムはミフリマーフに、

「怒っているだろうがこれが真実よ。真実を受け入れなさい。」

と諭す。

ミフリマーフはショックを隠し切れず、涙を浮かべながら離宮を後にする。

 

そして自室に帰ったミフリマーフは床に座り込み、涙を流すのだった。

 

 

スレイマンにモスクの模型を持って訪ねてきたシナンは設計の変更を説明する。

そこにヒュッレムがやってくる。

スレイマンからシナンを紹介されたヒュッレムは首席建築家に昇進したことを祝福し、施設完成の時期を尋ねる。

シナンは半年後には完成すると報告する。

 

悲しみに暮れるミフリマーフは意を決して、スレイマンの所に向かう。

ちょうどスレイマンの部屋から退出してきたシナンはミフリマーフの姿を見て、その美しさに茫然となる。

 

スレイマンと施設の事を話していたヒュッレムは、ミフリマーフがリュステムとの結婚を承諾したことに驚くが、嬉しそうにうなずく。

 

その夜、スレイマンはシャー皇女やハティジェらを交えての食事会を開く。

遅れてやってきたミフリマーフは、小姓たちに指示をしているマルコチョールに出くわし、

「朗報は耳に届いた?リュステムとの結婚を承諾したわ。今後は気をつけなさい。皇女の心を傷つけたのだから…

と言い捨てて立ち去る。

 

スレイマンはミフリマーフが食卓に座ったのを確認して、ミフリマーフとリュステムの結婚が決まったことを宣言する。

それを聞いたシャー皇女とハティジェは顔を見合せる。

その様子をヒュッレムは満足そうに笑顔で見つめる。

 

 

ディヤルバクルのリュステムのもとにヒュッレムからの書簡が届く。

受け取ったリュステムは、念願のミフリマーフとの結婚が決まったことを知り、今までの苦労が報われたと感慨に浸る。

リュステムはニギャールを呼び、自分とニギャールの結婚はイブラヒムとハティジェに命令されてのこと…と言い、ヒュッレムからの書簡を見せて、

「俺に何を言った?俺が何様かわかっただろう?近くに来い。」

と告げ、ニギャールの耳元で「離婚する」と3回唱える。

 

 

傷心のミフリマーフは婚礼衣装の準備を進めるスンビュルを部屋から追い出し、一人になる。

 

市場では、少年が靴を盗み、商人に捕らえられていた。

それを見たマシュキ師は商人に少年の裸足の足を見せ、

「履物があれば盗人にはならなかった。」

と商人を諭す。

 

 

スレイマンはエジプトの軍政官を迎えて報告を受け、功績をたたえて褒美のカフタンを与える。

会議ではペストの鎮静化が報告されるが、エブッスードは被害が甚大だった事を報告。

「人々が感染を恐れて外出を控え、商人にも損害が出ているので対策が必要です。」

と意見する。

スレイマンは商人の納税を3か月免除する事を決める。

 

ルトフィーはマシュキ師が帝都に舞い戻り、説教をしていると告げる。

スレイマンはエブッスードにマシュキ師を捕らえ裁判にかけるよう命じる。

 

 

スンビュルはミフリマーフが傷心のため、婚礼衣装の選定を拒んでいるとヒュッレムに報告する。

ヒュッレムは、

「ミフリマーフに代わり私が決める。裁縫人を呼びなさい。」

と指示し、アフィフェに婚礼準備を任せると告げる。

アフィフェは、

「今春では準備が間に合いません。来春を待たねば…」

と答える。

しかし、ヒュッレムは、

「今年中に婚礼をする。バヤジットとジハンギルの割礼式を一緒に行うのよ。」

と言い、スンビュルには割礼式の準備を任せる。

 

アフィフェが立ち去った後、ヒュッレムはシャー皇女の動向をスンビュルに尋ねる。

スンビュルは全く音沙汰がないと報告する。

それを聞いたファーリエは、シャー皇女が反撃を考えているはず…と言って警戒するように進言する。

ヒュッレムは、

「その通り。でもこの婚礼は絶対に阻止できない。すでに矢は放たれた。」

と豪語する。

 

 

ハティジェはシャー皇女に、

「夫を大宰相にするだけではダメよ。ヒュッレムがリュステムを宰相にし、ルトフィーを始末してリュステムを大宰相にするだろう。」

と言ってシャー皇女をあざ笑う。

シャー皇女は、

「リュステムはまだ赴任地にいて、婚礼もまだ行われていない。」

と強がって見せるが、打開策を問われると口ごもる。

するとハティジェは、

「一つだけ手がある。リュステムを始末するしかない。」

と言い出す。

 

 

マトラークチュはリュステムがニギャールと離婚して帝都に戻ってくると嘆くが、マルコチョールは「致し方ない」と返す。

マトラークチュはミフリマーフを受け入れなかったマルコチョールを責めるが、マルコチョールは、

「お妃様が決めたのだから、誰が何をしようと結婚させただろう。」

と口にする。

マトラークチュはそれには同意しながらも、リュステムの今までの悪行を考えると権力を得たリュステムが自分たちに危害を加えるのでは?と危惧する。

するとマルコチョールは、

「あんな男に何ができる?」

と言うが、マトラークチュは、

「お前こそリュステムから狙われる危険がある。」

と心配する。

しかしマルコチョールは、

「常に困難だらけだ。」

と笑って取り合わない。

マルコチョールはシルヴィアのところに行くと言ってマトラークチュと別れる。

 

テラスからマルコチョールが立ち去る様子を見ていたミフリマーフはため息をつく。

そこにメフメトがやってくる。

皇子はミフリマーフの様子がおかしいのに気づき、どうしたのだ?と尋ねる。

するとミフリマーフは、

「本当はリュステムと結婚したくない。」

と皇子に助けて欲しいとお願いする。

驚いたメフメトは、ミフリマーフが結婚を承諾したのではないのか?と不思議がる。

ミフリマーフは、

「一時の怒りで結婚を承諾してしまったのよ。心がそれについてこないの。」

と言って皇子にスレイマンやヒュッレムを説得して欲しいと懇願する。

それを聞いたメフメトは、

「父上が皆の前で宣言したのだからそれを取り消すことはできない。今更遅い。」

とミフリマーフにあきれる。

するとミフリマーフは、

「今の話は忘れて。」

と言って立去る。

 

 

マシュキ師は人々に自分は救世主であると説法していた。

それを聞いた聴衆は「罰当たり」と罵るが、マシュキ師の弟子は、

「師を侮辱するな!」

と声を荒げて罵った男を睨むが、マシュキ師に窘められて押し黙る。

マシュキ師は、

「人は皆、己の悪魔とともに生まれる。神も悪魔も己自身の中に存在する。」

と説く。

それを聞いた人々は騒然となる。

そこに兵士が現れ、マシュキ師を連行する。

 

エブッスードは牢に入れられたマシュキ師に面会し、スレイマンから警告されたにもかかわらず、またも帝都で説教をしていたことを非難する。

しかしマシュキ師は、

「牢に入れられたのは自己責任だ。」

と返す。

そして「家族に恥をかかせている。」と言うエブッスードに、

「己が恥じていないのに誰が恥じる必要があるのか?」

と言い放つ。

それを聞いたエブッスードは、知恵も勇気もあるマシュキ師が過ちを繰り返す事にあきれ、

「思考を腐らせたのは酒かアヘンか?」

と問いただすが、マシュキ師は、

「神の御恵みたる食物に良し悪しはない。思考を腐らせるのは食物ではなく偏狭さです。」

と逆にイスラムの教えを非難する。

それを聞いたエブッスードは怒り、

「そなたの思想は神への冒涜だ。考えを改めて「神の道」を歩まねば許すことはできない。」

と告げるが、マシュキ師は、

「持論を変える気はない。死すら恐れていない。」

と言い放つ。

エブッスードはため息をつき、

「家族が気の毒だ。幸い父・アリーはすでに亡く、この無様な有様を観ずに済んだ。」

とあきれる。

するとマシュキ師は、

「親は子を選べません。逆もまたしかり。」

と、エブッスードの父が自分たちと同じメラーミー・バイラーミー教団の導師だったと述べる。

それを聞いたエブッスードは、

「確かに私の父は導師だったが、シェムシェ・バイラーミー教団に属していた。流派が違う。」

と答えるのだった。

 

 

※主要登場人物について、おさらいしたい場合はこちらの記事で確認してください。

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オスマン帝国外伝_キャスト

 

 

 

オスマン帝国外伝シーズン3/第79話の感想

 

ヒュッレムは、ミフリマーフに現実を見せるためにマルコチョールを呼び出し、マルコチョール自らの口でミフリマーフへの気持ちがないことを語らせました。

この直前、ミフリマーフは、マルコチョールとシルヴィアを別れさせようとシルヴィアを拉致して脅迫していました。

それを知ったヒュッレムが、ミフリマーフの愚かな行動にあきれ、ショック療法で目を覚まさせることにしたようです。

 

マルコチョールの言葉に現実を突きつけられたミフリマーフは、その怒りからリュステムとの結婚を承諾するとスレイマンに告げました。

ヒュッレムはミフリマーフの気が変わらないうちに…と婚礼準備を始めてしまいます。

アフィフェに伝える前に準備をしていたので、ミフリマーフが結婚を承諾したその日に全てを決め、シャー皇女たちの前でスレイマンから発表させたのではないか?と推察します。

やはり、この辺の手際は抜群ですね。

 

翌朝冷静さを取り戻したミフリマーフは、自分がとんでもないことを決めてしまったことに慌てて、メフメトに泣きつきましたが、皇子の言うように「今更遅い」です。

怒りに任せて大事なことを決めてしまったミフリマーフ…

そういうところが子供だって言われているんですけどねぇ…。

 

 

マトラークチュにミフリマーフとリュステムとの結婚が決まったのはマルコチョールのせいだとなじられ、マルコチョールも困惑しています。

確かにそうなんですが、ヒュッレムがリュステムとミフリマーフを結婚させると決めた以上、マルコチョールの言うように誰が何をやってもそれを阻止することはできないでしょう。

しかも、マルコチョールはミフリマーフに気持ちがあるわけではないですから…

愛していたアイビケとも結婚に踏み切れなかったマルコチョールのこと。

愛していない皇女を娶って陰謀に身を投じるようなことは絶対に避けるでしょう。

 

 

結婚を決めたことを嘆いているミフリマーフとは反対に、リュステムは自分の想いが通じたと大喜びでニギャールに離婚を言い渡しました。

まさかそんなことが起こるとは予想だにしていなかったニギャールはあっけにとられています。

リュステムは横暴な父から逃げるために自らオスマン帝国に身を投じたのですね…。

今のリュステムは自分の手で高みに到達したことに感慨深げです。

ある意味ヒュッレムと似ています。

だからこそ、シャー皇女ではなくヒュッレムを選んだのかもしれません。

 

 

ミフリマーフがリュステムを嫌っていたため、結婚はないと高をくくっていたシャー皇女は、まさかの展開に頭を抱えています。

それを面白がるハティジェ…

やはりこの二人はとことん仲が悪いですね。

「ヒュッレム憎し」で呉越同舟を決めていたものの、作戦の失敗の連続で二人の仲にますます溝ができたようです。

 

しかも、シャー皇女の方は今、ヒュッレムの策略でハティジェだけではなくルトフィーとの間も溝が深まってきています。

ルトフィーは必死に耐えていますが、シャー皇女がそれに報いていないのがね…これではいずれ限界が来るでしょう。

 

それにしても、メルジャン…

シャー皇女が好きなのはわかりますが、宮殿を勝手に離れていいのかしら?

でもシャー皇女も、「下僕として」忠実なメルジャンには満足しているご様子。

シャー皇女は、メルジャンのような「忠犬」…じゃなかった、「忠臣」を求めているようですから。

夫のルトフィーのことも、その目線で見ているようなので、本当の意味では夫婦とは言えませんね。

 

ルトフィーにもヒュッレムの作戦は効き始めていて、ルトフィーはアーセンの事をことさら気にしています。

必死に避けているのはすでに心惹かれている証拠。

果たしていつまで我慢できることやら…

それもこれも、シャー皇女次第ですけど。

 

 

マニサに戻ったムスタファは、スレイマンと自分の間の溝が深いことをマヒデブランに話しましたが、マヒデブランは、スレイマンも若いころ無茶なことをしていたと教えて皇子を慰めました。

しかし、スレイマンを父帝の怒りから救ってくれたイブラヒムも母后も今はなく、いざという時ムスタファ皇子を救える者が見当たりません。

マヒデブランもタシュルジャルも頼りないですし、シャー皇女もルトフィーやハティジェと不協和音を奏でているのでいつ足を引っ張られるかわかりません。

つくづく人材不足のムスタファ陣営…これではとてもヒュッレムに敵わないでしょう。

焦ったマヒデブランが、今後よからぬことをしでかさなければいいのですが…

 

 

皇子もね~もう少し自覚した方がいいと思うんですけどね…

忠告してくれるマヒでブランやタシュルジャルがあまりにもアレなので、従う気になれないのでしょう。

イブラヒムがいたら、こんなことにはなっていなかったと思います。

もちろんヒュッレムもそれを分かっているからイブラヒムを排除したのでしょうが…。

 

 

ところで、マシュキ師が帝都に舞い戻ったことを知ったスレイマンは、マシュキ師を捕らえて裁判にかけるようエブッスードに命じました。

マシュキ師は「己の中に悪魔も神もいる」と、一神教にあるまじき発言で聴衆を騒然とさせています。

この考え方は、日本人なら理解できますが、一神教の人々には受け入れられないでしょうね。

一神教では神は完全なる善であり、悪魔とは敵対するものなのですから…。

 

さすがのエブッスードもこれにはあきれ、もう看過できないといった風です。

イスラム法では神を侮辱すればその先にあるのは死刑です。

マシュキ師も、このまま考えを改めなければ死刑になってしまうでしょう。

 

 

さて、マルコチョールの本心を知り、ショックを受けたミフリマーフはスレイマンにリュステムとの結婚を承諾すると告げました。

直ぐにスレイマンはミフリマーフとリュステムの結婚が決まったことを、シャー皇女たちにも伝えます。

そしてハティジェは、「この結婚を阻止するにはリュステムを暗殺するしかない。」とシャー皇女を焚きつけていますが…

ヒュッレム排除に失敗して焦っているシャー皇女。

果たしてハティジェの提案通りに動くのでしょうか?

もし、そうなれば、ある意味ミフリマーフが一番喜ぶかもしれませんが…。

 

一方、ヒュッレムはシャー皇女の手駒である夫の大宰相ルトフィーをアーセンに誘惑させて、シャー皇女もハティジェと同じ運命にしてやろうと手ぐすね引いて待っています。

シャー皇女がこのままルトフィーを突き放し続けていれば、いずれそうなってしまうかもしれません。

これに対してもシャー皇女がどう対処するか?

これからの見ものです。

あっという間に形勢が逆転してしまった反ヒュッレム派。

状況を巻き返すことができるのか?

注目して行きましょう

 

 

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オスマン帝国外伝シーズン3の日本語字幕版最速配信は?

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いつになるかは分かりませんが、シーズン2まで好評だったこともあって、数カ月後にはBS日テレでも「オスマン帝国外伝 シーズン3」は放送されるでしょう。

 

ただ、シーズン2までがそうだったように、BS日テレでの放送には、CMに入る直前に流れる数秒の場面が出てくると思います

コレって実は、

カットされてる場面

も含まれているんです~!!

 

もともとトルコ版で各話の長さが違うのに、地上波での放送枠は固定なので、その放送時間上の微調整で致し方ありません。

まあ…それほど重要ではない場面が多い感じではあるんですが、CMの前後で場面が飛んでるので、個人的には違和感を感じます。

BSもしょせんCMありきで成り立ってるので仕方ないですね。

 

ちなみに、この記事の感想は、もちろんhuluでの完全版を元にしています。

 

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