オスマン帝国外伝シーズン3第81話のあらすじと感想/リュステム起死回生

オスマン帝国外伝_シーズン3第81話あらすじ

 

この記事は、「オスマン帝国外伝 シーズン3/第81話」のどこよりも詳しいあらすじと感想について書いています。

 

マヒデブランの考えた計略でリュステムが「らい病」にかかったらしいと聞かされたスレイマンは、ミフリマーフの結婚準備を中断するようヒュッレムに言いました。

それが計略だと勘付いたヒュッレムは、モジェ師をリュステムのところに行かせて診察するよう進言。

 

しかし、それを知ったシャー皇女は、ディヤルバクルに向かうモジェ師を家に呼びつけ、

「らい病でないと言うなら確かな証拠を出せ。」

と、誤診だったら命で償うよう脅しをかけています。

 

果たしてミフリマーフの結婚を巡った計略の行方は…?

 

オスマン帝国外伝シーズン3/第81話のあらすじ[ネタバレ注意]

サブタイトル「小さな証明者」

 

ヒュッレムはシャー皇女の屋敷を退出しようとしてメルジャンに出くわす。

ヒュッレムは、

「後宮のことを報告に来たのね?」

とメルジャンに声をかけるが、メルジャンは口ごもり、

「シャー皇女様に御用が…」

とごまかす。

ヒュッレムは、

「皇女様を一人にしないで。いずれシャー皇女にはお前が必要になる。」

と意味深な言葉を告げて去っていく。

 

シャー皇女は、ヒュッレムから聞かされたアーセンとルトフィーの事でイラ立っていた。

そこにメルジャンが現れ、シャー皇女の様子を見て、「ヒュッレム妃から何か言われたのですか?」と尋ねる。

シャー皇女は、

「(ヒュッレムは)私に疑念を植え付けた。ルトフィーがアーセンと不貞していると言われた。」

と告白する。

メルジャンは乱れた服でルトフィーの部屋から出てきたアーセンの姿を思い出す

 

シャー皇女は、ヒュッレムが自分たちの夫婦仲を裂くためにそんな嘘を言ったのだと涙ぐむ。

それを聞いたメルジャンは、

「嘘ではありませぬ。私はアーセンが乱れた服装でルトフィー様の部屋から出てくるのを目撃しました。皇女様の心を乱したくなかったので言えませんでした。」

と話す。

それを聞いたシャー皇女はショックを受けて座り込んでしまう。

 

 

宮殿に帰ったヒュッレムはミフリマーフを訪ねる。

ミフリマーフが元気になっているのを見たヒュッレムは、「やっと笑顔になった」と喜ぶが、ミフリマーフは、

「リュステムは気の毒に…」

とリュステムが病気になったおかげで婚儀が中止になったと喜んでいたのだった。

ヒュッレムが誰から聞いた?と尋ねると、ミフリマーフは「別に…噂で。」とごまかす。

しかしヒュッレムは、

「聞き逃せない。そなたにその話をした者は中傷者の一人よ。」

と告げる。

それを聞いたミフリマーフはギュルフェムから聞いたと告げる。

するとヒュッレムは、

「これは計略よ。」

と断言し、

「いずれ真実が分かるが、恐らく病ではない。予定通り婚儀は行われる。」

と言い放つ。

 

 

メルジャンからルトフィーの不貞が事実だと聞かされたシャー皇女は、落ち着かない様子でルトフィーの帰りを待っていた。

そこにルトフィーが帰ってくる。

帰ってきたルトフィーはシャー皇女に、

「モシェ師に面会しましたか?モシェ師は帝国に忠実な医師なので真実を伝えるだろう。」

と話す。

それを聞いたシャー皇女はルトフィーを見据え、

「臣下が皆、忠実ならよかった。でも違った。」

とルトフィーを睨みつける。

シャー皇女が怒っているのを感じ取ったルトフィーは、

「夜更けにご立腹のご様子。帰宅が遅れたせいですか?御前会議が長引いたのです。」

と弁明する。

それを聞いたシャー皇女は

「御前会議か…女人の腕の中か…」

とルトフィーに疑いの目を向ける。

 

 

旧宮殿に追放されたアーセンは、突然現れたメルジャンに連行される。

メルジャンはアーセンを押し倒し、何度もこぶしで殴りつける。

 

 

ルトフィーは、

「何のことかわかりません。そんなことはあり得ない。」

と弁明する。

苛立ったシャー皇女は、

「アーセンよ!追放した女。」

と声を荒げ、ルトフィーに近づき、

「よくも不貞を…私を裏切るとは何様?」

と怒りを爆発させる。

それを聞いたルトフィーは、

「それは誤解です。追放の腹いせにアーセンが私を中傷しているのです。」

と弁明する。

しかしシャー皇女は。

「女には聞いていない。どうせ口もきけなくなる。ヒュッレムに聞いのだ。最初はヒュッレムの計略だと思ったが、メルジャンがそなたの部屋からアーセンが出てくるのを見たと証言した。それでも知らぬと?」

とルトフィーに迫る。

ルトフィーは、

「アーセンが一方的に私に関心を抱いていたのです。あの夜は皇女様と口論して気が立っていたので、一瞬魔が差したが、誓って関係は持っていない。」

と必死に弁明する。

しかしシャー皇女は、

「己の醜態をさらした上に、ヒュッレムの噂の種に…恥を知りなさい!」

と叱責する。

手を取って謝ろうとするルトフィー。

しかし

「私に触れるな!皇女を裏切ったらどうなるか…今すぐ離縁できる。私と離婚すれば地位も存在も消え失せる!」

と言い放つ。

黙って聞いていたルトフィーだったが、

「大事なのは皇女様のお望みです。ずっと皇女様の希望通りにして来たが、夫婦仲はすでに破綻している。皇女様が妻の義務を怠らなければ、起こりえぬ事態です。」

と言い返す。

それを聞いてシャー皇女は、

「その醜態に対して許しを請うどころか私を責めるのか?」

と非難する。

ルトフィーは、

「大げさにする必要はないのです。事を大きくすればヒュッレム妃の思うつぼ。帝国の利害がかかっています。」

と諭す。

しかしシャー皇女は、

「その帝国とはこの私よ。お前も私に奉仕するべき奴隷。地位や名誉、食事や水さえも恵んでやった。今度そのことを忘れたら恵んだものをすべて取り上げる。」

と言い放ち、ルトフィーを突き飛ばして自室に戻っていく。

それを聞いたルトフィーは怒りに打ち震え、コーランの一節を唱えて怒りを抑えるのだった。

 

 

リュステムは帝都に向かうために準備をしていた。

侍女長になったオリヴィアはかいがいしくリュステムの世話をする。

リュステムはオリヴィアをギュルバハル(春のバラ)と名付ける。

そこにモシェ師が来たという知らせがあり、リュステムはモシェ師に面会する。

 

モシェ師は、

「薬の調達にアレッポに来たが、街でリュステム殿が【らい病】だと言う噂を聞きました。」

と告げる。

それを聞いたリュステムは、

「その噂は自分を失脚させるためのデマだ。」

と答えるが、モシェ師は、

「噂を打ち消すために診察をしましょう。」

と持ち掛ける。

 

 

シャー皇女のところにニギャールがやってくる。

屋敷ではシャー皇女とハティジェが沈んだ様子で座っていた。

ニギャールの姿を見たシャー皇女は、

「リュステムに捨てられた?」

と尋ねる。

ニギャールは、

「ヒュッレム妃の手紙を見てすぐに。死にも勝る屈辱です。」

と答える。

それを聞いたハティジェは、

「何を言うの?私がいなければとっくに離縁していた。」

とあきれる。

ニギャールは、

「財産分与はなかったが、こうなることを見越して貯金をしていました。」

と話す。

法官に財産分与を求めて訴えてはどうか?と言うシャー皇女。

ニギャールは、

「無理です。その前に殺されます。」

と述べる。

シャー皇女は、

「今のリュステムに怖いものはない。」

とため息をつく。

これからどうするの?と尋ねるハティジェにニギャールは、

「貯金もあるので何とかなります。」

と答える。

シャー皇女は、

「必要なものは援助する。リュステムに罠を仕掛けた。」

と告げる。

 

 

診察を受けたリュステムは、モシェ師から

「今のところ兆候はないが、潜伏性なので数か月様子を見る。」

と言われる。

すると思わず、

「悠長なことを抜かすな!」

と声を荒げ、

「この件はここで終わらせる。明日帝都に一緒に行こう。」

と迫る。

しかしモシェ師は、

「判断がつくまでは太鼓判を押せない。」

と難色を示す。

リュステムはモシェ師を脅迫するが、モシェ師は

「こればかりはどうしようもない。」

と譲らなかった。

その時、リュステムの髪に虱(シラミ)を見つけたモシェ師は、弟子たちにも確認させる。

 

 

ニギャールはマトラークチュの家を訪ねる。

マトラークチュは驚くが、すぐに察し、家に招き入れる。

突然の訪問を詫びるニギャールにマトラークチュは優しい言葉をかけ、何があったのかと尋ねる。

ニギャールは住む家を探すのを手伝ってほしいと頼み込む。

マトラークチュは快諾し、これから独り身でどうするのだ?とニギャールの身の上を心配する。

ニギャールは、

「家も仮住まいでいい。これからは娘と一緒に過ごしたい。娘の居場所を教えて。

と懇願する。

 

 

ムスタファのところに、シャー皇女からの書簡を見せにやってきたマヒデブランは、

「リュステムがらい病だという噂が立っているので、婚儀が中止になるかも…」

と嬉しそうに話す。

しかしムスタファは、ヒュッレムが計略だと見抜いてスレイマンに奏上するのではと懐疑的だった。

マヒデブランは、

「ヒュッレムには、そなたと陛下を引き裂けない。私が許さない。」

と言い放つ。

 

 

マヒデブランが皇子の部屋から出るのを見たルメイサは、皇子の部屋を訪ね、マヒデブランから夜伽を命じられたと嘘をつく。

ムスタファはそんなルメイサに近づき、

「皇子に嘘をつけばどうなる?」

と尋ねる。

絶句して狼狽するルメイサを見た皇子はルメイサの髪をなでる。

ルメイサは意を決して、

「一度だけ私を天国に…その後業火に焼かれます。」

と懇願し、皇子はそれを受け入れる。

 

 

アイシェが皇子の元を訪ねると、皇子が他の側女と一緒だと言われ動揺する。

 

ルメイサは望みをかなえ、寝ている皇子を起こさないよう身支度して部屋を出ようとする。

しかし、目を覚ました皇子に残って食事を一緒にしようと言われる。

 

アイシェが部屋の前から去ろうとすると、皇子の部屋からルメイサが顔を出し、宦官に皇子の食事を用意するよう命じる。

皇子と一緒にいるのがルメイサだと知ったアイシェは愕然とする。

 

 

スレイマンは御前会議に出席したエジプト州軍政官を宰相に任ずる。

そこにディヤルバクルから戻ったモシェ師が現れる。

モシェ師は、

「リュステムはらい病ではありません。」

と断言する。

それを聞いたルトフィーはその根拠を尋ねる。

モシェ師は持ち帰った虱を見せ、

「らい病患者には虱(シラミ)が付きません。結婚に支障ありません。」

と答える。

 

ヒュッレムはミフリマーフを呼び、婚礼のための宝飾品や衣装を選ぶように言う。

ミフリマーフは、

「結婚はどうなるかわからないのでは?」

と尋ねるが、ヒュッレムは、

「リュステムはらい病ではなく帝都に向かっている。」

と告げる。

 

 

ルトフィーはシャー皇女に虱の話を面白そうに話し、

「あんな運のいい男は見たことない。」

と笑う。

「ツキのあるものには虱でさえ役に立つ。」

と言うルトフィーにハティジェは、

「モシェ師を買収したのよ!」

と憤る。

しかしルトフィーは、

「それはないでしょう。だがリュステムが、虱がらい病患者につかないことを知っていれば、わざと虱をつけておくだろう。」と言い、リュステムの事を「幸運の虱」と笑う。

 

 

ハティジェはシャー皇女が無言なのを見て、

「敗北に動揺しているの?」

と嫌味を言う。

それを聞いたシャー皇女は、

「どういう意味?」

とハティジェを睨み、

「誰の味方?」

とあきれる。

ハティジェは、

「姉上は私を無能と言ったけど、口ほどにもない。己を過信した結果だわ。」

とシャー皇女のいたいところを突く。

しかしシャー皇女は、

「まだ負けは認めない。婚儀がまだ済んでいない。」

と強がって見せる。

 

 

「らい病患者に虱が付かない」ことを進言したのはギュルバハルだった。

ギュルバハルの父親は治療師だった。

リュステムは、

「そなたを助けて連れ帰っていなければ、帝都に行けなかった。」

と自分の運の良さを喜ぶ。

しかし、リュステム一行の馬車を行かせないため、敵は通り道に爆薬を仕掛けていた。

行く手を阻まれた馬車は爆薬で木っ端みじんになってしまう。

 

 

翌朝、ヒュッレムはリュステムの到着を待っていたが、スンビュルから

「馬車が爆破され、リュステムが亡くなった。」

との報告を受け、愕然とする。

 

 

スレイマンはリュステムの馬車が襲撃されたと知り、激怒する。

ルトフィーは、

「イニチェリを送り【山賊】を捕らえるように指示しました。」

と告げる。

ヒュッレムは慌ててスレイマンの所に向かい、

「リュステムが襲われたと言うのは本当なの?」

と尋ねる。

スレイマンは安否は分からないとしながらも、襲撃されたのは事実だと教える。

 

 

スレイマンの部屋の前で待機していたメルジャンは、スンビュルに、

「どうした?顔が真っ青だぞ。」

と声をかける。

スンビュルは忌々しそうに、

「陰謀者は一生罪を背負う。お妃様がただでは置かない。」

と脅かす。

しかしメルジャンは、

「死者はもどらぬ。」

と笑う。

そこに誰かが近づいてくるのを見たメルジャンとスンビュルは驚愕する。

 

 

ルトフィーは、

「(犯人は)相応の罰を受けましょう。」

と言うが、それを聞いたヒュッレムはルトフィーの方を見ながら、

「それは間違いない。」

と呟く。

そこに扉を開けて入ってきたのは“死んだはずのリュステム”だった。

 

そこにいた皆が絶句し、驚愕する。

 

 

スレイマンはリュステムに近づき、

「襲撃されたのでは?」

と尋ねる。

リュステムは、

「そうです。多くの従者が亡くなりました。」

と答える。

「ではなぜ無傷で助かったのだ?」

と不審に思うルトフィーにリュステムは、

「神が再び救いの御手を。安全策で二手に分かれて出発したのです。」

と告げる。

それを聞いたヒュッレムは、

「まさに皇帝家の婿にふさわしい。常に警戒を怠らず賢明であれ。」

と喜び、言葉をかける。

リュステムがちらりとルトフィーの方を見ると、ルトフィーは苦渋の表情を浮かべていた。

 

 

スレイマンは皇子たちの割礼式と共にリュステムとミフリマーフの婚儀を行うと公布する。

ミフリマーフは結婚を避けることができないと悟り、悲しみに暮れる。

 

 

そして…式の日がやってきた。

リュステムは立派な服に身を包み、支度を手伝っていたギュルバハルに、

「今日、俺だけではなく皆の運命が変わるのだ。」

と呟き、宮殿に向かう。

 

割礼式の準備のために着替えを行っていた皇子たちだったが、バヤジット皇子は被り物が子供っぽいと言って投げ捨てる。

スンビュルは、

「慣習です。従わなければ…」

と言って、その帽子を拾って皇子にかぶらせる。

 

そこにセリムが現れ、バヤジットの格好をからかう。

怒ったバヤジットはセリムに掴みかかろうとしてスンビュルに止められる。

ジハンギルは

「(割礼は)すごく痛いの?」

とセリムに尋ねる。

セリムはバヤジットの方をちらりと見て、「そりゃ痛いさ」と笑う。

スンビュルは慌てて「私が側にいますから大丈夫です。」となだめる。

 

 

ルトフィーはシャー皇女に、

「悪い流れです。リュステムというハイエナが婚姻で獅子の皮をかぶった。」

と嘆く。

もう誰も手出しできなくなったと言うルトフィーに、シャー皇女は、

「大宰相が弱腰だこと。リュステムはまだそなたの部下だ。」

と返す。

しかしルトフィーは、

「ヒュッレム妃のご命令に比べたら私など…」

と呟く。

それを聞いたシャー皇女は、

「私への厚顔なふるまいを敵に向ければ?」

と嫌味を言う。

そこに婚儀に参列するため帝都にやってきたムスタファとマヒデブランが現れる。

 

 

宮殿に参内したリュステムは、集まった重臣たちの中にマルコチョールを見つけて近づく。

会議のために来たというリュステム。

マルコチョールは

「まだ早すぎる。」

と言うが、リュステムは、

「早起きは三文の徳。」

と笑う。

それを聞いたマトラークチュは、

「早起きどころか一睡もしていないのでは?」

と嫌味で返す。

リュステムは、

「処刑されたあの方はご就寝が命取りに…」

と言い返し、それを聞いたマトラークチュは顔色を変える。

マルコチョールは、

「過去を見れば教訓ばかり。だが人は忘れる。特に権力を握るとな。」

とリュステムを見る。

しかしリュステムは、

「俺は違う。過去の出来事を忘れたことはないし、これからも忘れない。」

と豪語する。

 

 

シャー皇女の屋敷に入ったムスタファは、

「本当は来たくなかった。ミフリマーフとリュステムの婚儀に出席するために仕方なく来たのだ。」

と口にする。

マヒデブランは、

「私には婚儀ではなく葬式に思える。」

と呟く。

リュステムがまた望みをかなえた、と恐れるマヒデブランにルトフィーは

「【幸運の虱(シラミ)】はすぐに血を吸い始めるだろう。」

と危惧する。

皇子はルトフィーに、

「宰相たちと協力し、リュステムに容赦するな。」

とくぎを刺す。

ルトフィーは目を光らせると約束する。

皇子はミフリマーフを心配し、なぜ結婚を承諾したのか…と不思議がる。

マヒデブランは、

「ヒュッレムが己のために娘を火の中に放り込んだのよ。」

と嘆く。

 

 

ミフリマーフは婚礼衣装に着替えていた。

部屋を訪ねたヒュッレムはミフリマーフの美しさをたたえるが、ミフリマーフは終始不機嫌な様子だった。

ヒュッレムは、

「準備で疲れたでしょうが、今日で最後よ。婚儀での美しいそなたの姿は永遠に語り継がれるだろう。」

と話すが、ミフリマーフは、

「これは私にとって婚儀ではなく葬式です。」

と返すのだった。

 

 

※主要登場人物について、おさらいしたい場合はこちらの記事で確認してください。

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オスマン帝国外伝_キャスト

 

 

 

オスマン帝国外伝シーズン3/第81話の感想

 

リュステムはとうとう愛するミフリマーフとの結婚にこぎつけました。

ミフリマーフの方は「結婚式は私の葬式」だと嘆いていますが、もうどうすることもできません。

 

結局、リュステムの方がシャー皇女よりも上手だったってことですよね?

確かに運もあります。

オリヴィア改めギュルバハル(似たような名前があるので間違いそう…)を酒場で助けたことが、巡り巡って自分を助けることになるとは!

ま、善行はしておけっていうことですね。

 

それにしても、らい病患者には虱が付かないってのは知りませんでした。

血がまずくなるのかしら?

リュステムは何か神懸って見えますね。

シャー皇女が焦って、リュステムの馬車を爆破しようとしましたが、警戒心の強いリュステムはしっかり対策を立てていました。

身代わりに殺された従者たちは不幸ですが…。

これくらい用心深くしないと何をされるかわからないですからね…。

 

 

ルトフィーが浮気をしていると思い込まされたシャー皇女は、ますますルトフィーに冷たい態度をとっています。

そのせいか、ルトフィはシャー皇女の失敗を面白がっているようです。

そしてハティジェも…

「口ほどにもない」と、今まで自分の事を馬鹿にしていたシャー皇女の失敗をあざ笑っています。

もうね、こちらは完全に仲間割れ状態です。

これではとてもヒュッレム排除はできないでしょう。

 

 

リュステムは「皇帝の宝」であるミフリマーフを手に入れ、驚くべき用心深さでヒュッレムの心をつかみましたから、

圧倒的にヒュッレム陣営が今は有利です。

 

 

シャー皇女は、メルジャンに、ヒュッレムからから言われたルトフィーの不貞の話をし、それを聞いたメルジャンは、ルトフィーの部屋から「あられもない姿」で退出したアーセンを見たと報告します。

いや、メルジャン…そこは言わない方がシャー皇女のためにはよかったような気が…。

 

どうもメルジャンはシャー皇女の事しか見えていないみたいですね。

さっそくアーセンにお仕置きをしに行きましたし。

あんなでかい男にこぶしで殴りつけられたらアーセンはもうひどい状態になっているでしょう。(生きているかも怪しいな…)

 

メルジャンはシャー皇女の事が好きすぎて、ルトフィーすら殺しかねない有様です。

もしも命じられたら、すぐにやっちゃいそうですよね。

シャー皇女もそんなメルジャンを気に入っているんですけど…「下僕として」ね。

 

そして帰宅したルトフィーを「不貞を働いている」と責め立てるシャー皇女。

ルトフィーがいくら弁明しても聞き入れず、「恥を知れ」とまたもさげすむお言葉。

さすがのルトフィーも、

「皇女様が妻の務めを果たしていれば起こり得ない。」

と、まるで浮気を認めたようなことを言ってしまいました。

それを聞いたシャー皇女は、

「下僕の分際で私を非難するとは!」

と激怒し、

「地位も名誉も済むところも恵んでやったのに」

と、一番言ってはいけないことを言ってしまいました。

完全にモラハラ・パワハラの世界です。

 

夫婦げんかで専業主婦の妻に夫が

「誰のおかげで飯が食えると思っているのか?」

と言う場面が他のドラマでも色んな場面で出てきますよね。

 

その言葉で離婚を決意する妻もいるのに…

ましてやルトフィーは帝国を預かる大宰相!

これはいけません。

完全にルトフィーのプライドは傷つけられたでしょう。

ろうそくの火を握りつぶすほど怒り心頭のルトフィーでしたが、またも屈辱に耐え忍びました。

 

ここまでくると、もう我慢しなくていいのにと思ってしまいます。

確かに離婚してしまえば大宰相の地位を失いますが、それで困るのはシャー皇女自身ではないでしょうか?

だって、手駒が一つ失われてリュステムが台頭する助けになってしまうでしょうし。

 

シャー皇女は、いくら悪知恵が働いたとしてもしょせんは苦労知らずの皇女様。

人の心がどんな風に動かされるかわかっていないんですよね。

その点では苦労人のヒュッレムに絶対敵いません。

自分以外を見下しているシャー皇女を慕ってくるのは、メルジャンのような「真の下僕」だけでしょう。

 

 

ところでニギャールは、リュステムより先に帝都に戻り、シャー皇女たちに挨拶をしましたが、その後すぐにマトラークチュのところに行きました。

娘の居場所を教えて欲しいと懇願しに…

マトラークチュはエスマヌルをひそかに逃がした本人なので、本当はどこにいるか知っているかもしれませんが、知らないと答えました。

何で教えてあげないのかな?

もしかしたらすでに可哀想なことになっているのか…

娘に会えばニギャールも落ち着きを取り戻して陰謀から遠ざかる気がするんですが。

 

 

ルメイサはまんまとムスタファ皇子との同衾を果たし、どうやら皇子に気に入られたようです。

初めはあきれていた皇子ですが、事を終えた後は一緒に食事をするよう誘っていました。

今まで、気に入らない時は事が終わった後すぐに相手を部屋から追い出していましたことを考えると、ルメイサは今後きっとまた夜伽をすることになるでしょう。

 

で、ルメイサが皇子と深い仲になったと知ったアイシェ…

アイシェは子供まで生んだのにそれ以後全く相手にされていません。

きっと嫉妬に狂って何かしてくるでしょう。

もっとも、ルメイサの方が頭よさそうですが…

ここにも一人、小ヒュッレムが誕生してしまいましたね。

きっとアイシェとひと悶着あるでしょう。

 

 

婚儀は大抵夜に行われるので、それまでに参内すればいいのに、敵に健在ぶりを見せつけるためか、早朝から宮殿に向かったリュステム。

さっそくマルコチョールを見つけて、どや顔で話しかけました。

それを見てムカついたのか?マトラークチュが

「一睡もしていないのだろう」

と嫌味を言うと、反対に「あの方(イブラヒム)は就寝中に消された。」と余裕たっぷりに笑います。

マルコチョールに「権力者になると教訓を忘れる」と言われても、「俺は違う」という傲慢っぷり・・・。

みんな言うんですよね・・・自分だけは違うって。

でもね、やっぱりみんな忘れちゃうんです。

 

初めはね、みんな気を付けるんですけど、長年立つと初心は忘れるもの。

だから「初心忘れるべからず」なんていう言葉があるんですよ。

まあ、今はリュステムも発展途上ですから、まだまだ注意は払っていると思いますが…。

 

 

同じ日、バヤジットとジハンギルの割礼式も行われることになりました。

バヤジット、まだ割礼が済んでいなかったのですね…それでよくも遠征に行きたい!だなんて、無謀なことをやったのね~

割礼の衣装が子供っぽいと文句を言うバヤジット

いや、子供じゃん!!

割礼が済むまでは子供なんだから。

そこに来たセリムがまたも余計なことを言って一触即発状態に…。

本当に仲が悪い二人です。

割礼が終わると、恐らくく子役が交代することになると思うんですが、そうなるとこのかわいい子役たちもそろそろ見納めですね・・・ちょっと悲しい。

(次に登場した時には皇子たちがいきなり大人になっているかもしれませんね!)

 

 

さて、ミフリマーフの期待もむなしく、リュステムはらい病でないことを証明して見せ、それを知ったシャー皇女はリュステムを襲わせましたが、これまた上手く行きませんでした。

 

そんな中、ヒュッレムの策略でリュステムが不貞を働いたと思い込んだシャー皇女はメルジャンにアーセンを襲わせ、ルトフィーを下僕の分際でと罵り、

「地位も住むところも恵んでやった」

と言い放ちます。

ルトフィーは怒りに打ち震えましたが、その場は必死に耐えました。

しかしこのことで二人の亀裂は決定的になったようです。

 

シャー皇女は己の傲慢さで仲間割れを招いてしまいました。

しかしこのまま引き下がるシャー皇女ではないでしょう。

 

今後どうやって巻き返そうとするか、見ものですね。

 

 

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オスマン帝国外伝シーズン3の日本語字幕版最速配信は?

現在、最新のオスマン帝国外伝シーズン3が配信されているのは、「チャンネル銀河」「hulu」だけ(毎週5話づつ配信)です。

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  • あれ?何でこんな事になったんだっけ?
  • あれ?そもそもこの事件の発端は何だったっけ?
  • この人物ってあの時の人か~

と頻繁に過去を振り返りたくなるものですから…。

 

複数の事件が絡み合って展開されるので、あれって次の事件の伏線だった…という場面がたくさん出てくるので尚更。

だからオスマン帝国外伝にどっぷり浸っている私にとって、huluはもはや手放せない存在です。

 

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オスマン帝国外伝のボリュームから考えると、まず現実的ではないんですが、その気になればhuluの無料トライアル期間の2週間でシーズン3最新配信分までの全話を制覇してしまうことも不可能ではありません。

 

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これはもうメリットしかありませんよね。

 

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実はBS日テレでの放送ではカットされてる場面があります!

いつになるかは分かりませんが、シーズン2まで好評だったこともあって、数カ月後にはBS日テレでも「オスマン帝国外伝 シーズン3」は放送されるでしょう。

 

ただ、シーズン2までがそうだったように、BS日テレでの放送には、CMに入る直前に流れる数秒の場面が出てくると思います

コレって実は、

カットされてる場面

も含まれているんです~!!

 

もともとトルコ版で各話の長さが違うのに、地上波での放送枠は固定なので、その放送時間上の微調整で致し方ありません。

まあ…それほど重要ではない場面が多い感じではあるんですが、CMの前後で場面が飛んでるので、個人的には違和感を感じます。

BSもしょせんCMありきで成り立ってるので仕方ないですね。

 

ちなみに、この記事の感想は、もちろんhuluでの完全版を元にしています。

 

ということで、完全版をじっくり堪能したい私にとっては「hulu」の1択です!

 

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本ページの情報は、2024年09月時点のものです。最新の情報は、 hulu公式ページよりご確認ください。

 

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