オスマン帝国外伝シーズン3第90話のあらすじと感想/ハティジェの最期

オスマン帝国外伝_シーズン3第90話あらすじ

 

この記事は、「オスマン帝国外伝 シーズン3/第90話」のどこよりも詳しいあらすじと感想について書いています。

 

ヒュッレム失踪から早2年の月日が経ちました。

皇子たちもそれぞれが自分の赴任先に行き、それぞれが県軍政官としての仕事をしています。

 

しかしアマスヤに赴任したムスタファだけは、一連の事件の後ふさぎ込んでいるようです。

それなのになぜか、そんな皇子を1人にして、マヒデブランはどこかに行っています。

 

一体マヒデブランは何をしているのでしょうか?

 

オスマン帝国外伝シーズン3/第90話のあらすじ[ネタバレ注意]

サブタイトル「永遠との結婚」

 

メフメトはイリヤスを鷹匠頭にしていつもそばに置き、今日も一緒に食事をとり、「将来の夢」について話していた。

皇子は行方不明になったヒュッレムはもう生きていないと思い、

「せめて霊廟を建てて祈りたい」

と語る。

メフメトは順風満帆といった風情で、寵妃ジハンのお腹には命も宿っていた。

 

一方、ムスタファの方は、すっかりやる気をなくし、今日も一人で森に入り、物思いにふけっていた。

心配したタシュルジャルが皇子の元に行き、

「卑劣なリュステムが狙っています。せめて護衛を側に置いてください。」

と進言する。

皇子はそれには答えず、

「何か報告は?」

と尋ねる。

タシュルジャルは、近々フズルが皇子に会いに来ると報告するが、皇子は来ないように伝えろと命じる。

皇子は、

「私に近づくものは皆陥れられ、不幸になる。」

と言ってため息をつく。

タシュルジャルは、このままでは皇子に味方してくれるものがいなくなると苦言を呈する。

しかし皇子は、

父上と弟を失った今、何を失くそうと同じだ。お前が言ったのではないか?陛下は寵愛していない皇子を帝都に最も近い重要な県に置かれぬと。」

とタシュルジャルが皇子を慰めるために言った言葉を持ち出し視線を逸らす。

言葉に詰まるタシュルジャルに皇子は、

「アマスヤは赴任県ではなく私の牢だ。」

と話し、タシュルジャルの方に視線を向け、

「お前もここから去るがいい。」

と言って立ち去る。

 

 

その頃、帝都ではスレイマンが一人で本を読んでいた。

そこにハティジェが現れ、スレイマンに声をかける。

しかし、スレイマンはそれがハティジェだとわかると、顔をしかめて無言でまた本に向き合う。

ハティジェは

「ジハンギルの様子を見に来たの。兄上の事も気になって寄ったのよ。」

と語りかける。

それを聞いたスレイマンはハティジェを隣に座らせる。

ハティジェは、

「ずっと来たかったがその勇気がなかった。連れ合いを失った兄上の苦しみは分かる。私も同じ経験をした。

と呟く。

その言葉にスレイマンはため息をつき、ハティジェから顔を背ける。

しかしハティジェは言葉を続け、

「心にともった火はろうそくの炎のように燃え続ける。何をしても悲しみは消えない。呼吸をしている限り燃え続けるのよ。愛するものを奪われた苦しみは死ぬまで続く。」

と述べる。

それを聞いたスレイマンは、

「屋敷に戻れ」

と言って立ち上がり、ハティジェに背を向ける。

ハティジェは、

「兄上が昔は私の事を【大切な妹】と言ってくれていたのに昔と同じようにはいかない。もう十分苦しんだと。もう終わりにしましょう。」

と涙を流す。

スレイマンはそんなハティジェの涙を手で拭い、ハティジェはこれからは自分がスレイマンの傍らにいると言って二人は抱き合う。

 

 

ミフリマーフは一人で悲嘆に暮れていた。

そこにリュステムが帰ってくる。

ミフリマーフは

「母上の探索はやめたのね。」

とリュステムを非難する。

リュステムは力を尽くしていますと弁明するが、ミフリマーフは

「あきらめたんでしょ?恥知らず。」

と罵る。

リュステムは、

「あきらめてはいません。あらゆるところに間諜を放っています。」

と告げる。

しかしミフリマーフは、

「情報が届いたって同じ。母上は見つからず、犯人も野放しよ。」

とイラ立つ。

リュステムは、

  • 陛下が落ち込んでいて政務も大宰相とヒュスレヴに任せっきりであること
  • フズルも彼らと共にあり、自分は遠ざけられていること

を嘆く。

さらに、

ムスタファ殿下の動向も全く読めません。ヒュッレム妃がいない今、私たちは力を失い、陛下が弱っていると噂が広まっているので、このままでは陛下が廃位されてしまいかねません。」

と不安を口にする。

「陛下を廃位させてムスタファ殿下を玉座に付けようという動きがあります。」

と言うリュステムにミフリマーフは、

「兄上がそんなことをするはずがない。」

と返すが、リュステムは、

「入れ知恵する者がいるのです。」

と言い、ミフリマーフへ陛下の側にいるよう指示する。

 

 

重臣たちの会議で、フェルディナントがまたもハンガリーを狙っていることが報告され、フズルは

「思い知らさねば…」

と遠征を希望する。

しかしエブッスードは、

「遠征を行おうとすれば異教徒は隠れてしまう。」

と言う。

リュステムは、

「陛下の耳に入れるべきです。私が陛下に奏上します。」

と申し出るが、ヒュスレヴは、

「立場をわきまえろ!閣下を差し置いて何様だ。」

とリュステムを恫喝する。

リュステムも「口を慎め!」と怒るが、ヒュスレヴも「お前が言うか?」とリュステムとにらみ合いになる。

大宰相は無意味な言い争いをやめるよう二人を窘め、自分がすでに奏上書を陛下に届けたが、陛下が未だにヒュッレムの「喪」に服しているとため息をつく。

 

そこにスレイマンが現れる。

スレイマンは、

「奏上書を見て、状況が深刻だと知り会議に出席することにした。」

と告げる。

 

 

宮殿を出たハティジェはシャー皇女のところに行く。

シャー皇女はハティジェが昨晩来なかったので心配したと話す。

するとハティジェは明るい顔で、

「昨夜は兄上と遅くまで話をしていたの。私たちは和解したのよ。」

と報告する。

シャー皇女は

「なぜ急に?」

と不思議がる。

ハティジェは、

「愛する人を失って憔悴している兄上を見ていられなかった。家族ですもの。」

と嬉しそうに話す。

それを聞いたシャー皇女は、

「やっとわかったのね。それを何年も言ってたの。」

と明るさを取り戻したハティジェの様子に安堵し、

「家族の間に誰も入れてはいけない。」

と血族だけを大事にするよう言い聞かせる。

 

 

スレイマンはフェルディナントに攻められているペシュトに援軍を送るよう指示する。

フズルは

「ヴァーツ・ヴィシェグラード・エステルゴムなどの都市でハンガリー人の反乱があり、帝国に庇護を求めてきています。これはオーストリアの支配下にある都市を奪う好機です。」

と進言する。

その意見にヒュスレヴも同調する。

スレイマンは各都市の防備を尋ねる。

するとスレイマン大宰相が、

「エステルゴムはスペインとイタリアが防備を強化していて、ヴァルポヴォやケーシュフェへールヴァールなどは手薄です。」

と報告する。

リュステムは、

「ハンガリー王ジグモンドの軍は待機中です。好機かと。」

とスレイマンの顔色をうかがう。

それを聞いたスレイマンは、

「余もそう思う。リュステム。」

と、直ちに遠征の準備をするよう命じて部屋に帰っていく。

 

 

宮殿にやってきたミフリマーフはスンビュルからスレイマンの様子を聞く。

スンビュルは、

「お妃様が不在の今、私たちは劣勢に置かれています。」

とこぼす。

それを聞いたミフリマーフは、

「これからは私が母上の部屋に住む。」

と言い出す。

それを聞いたスンビュルは喜ぶが、その様子をエミネが見ていた。

そしてミフリマーフは、スンビュルに、

「母上不在の今は、メフメト兄さまの周辺に特に注意を払うように。」

と命じ、スレイマンの所に向かう。

 

 

スレイマンはマルコチョールと話をしていた。

遠征を準備しているというスレイマンにマルコチョールは、ヒュッレム捜索が難航したことを詫びる。

恐縮しているマルコチョールの肩をたたいたスレイマンは、

「皇帝とて皆と同じ。定められた運命を生きるのみ。」

とねぎらう。

そこにミフリマーフがやってくる。

 

マルコチョールが下がった後、ミフリマーフは

「父上のことを心配していました。」

と告げる。

スレイマンはそんなミフリマーフに、自分の子供の事だけを心配するよう諭すが、ミフリマーフは父上の事が心配だから宮殿に滞在すると告げる。

それを聞いたスレイマンは顔をほころばせ、

「私を無力にするものが二人いる。一人は失ったが、もう一人は側にいる。」

とミフリマーフを抱きしめる。

 

 

ムスタファは一人悩んでいた。

マヒデブランはまだ戻らない。

フィダンはマヒデブランがあと10日ほどで戻ると皇子に告げる。

 

 

その頃メフメトは、指南役の先生と共に市場を視察するとイリヤスに話す。

皇子の部屋から退出したイリヤスのところに使者が何かを伝えにやってくる。

イリヤスは宮殿を抜け出し、森にやってくる。

そこにいたのはなんとマヒデブランだった。

イリヤスはマヒデブランの間諜だった。

マヒデブランはイリヤスにメフメト暗殺を命じる。

 

 

マルコチョールはミフリマーフが宮殿に戻り、陛下が元気になったとマトラークチュに話す。

それを聞いたマトラークチュは、陛下が元気になったことは喜ばしいが、ミフリマーフが陛下の側にいればリュステムがまた力を取り戻すのではないかと危惧する。

マルコチョールは、

「不吉な名前を出すな。」

と不機嫌そうにマトラークチュを窘める。

 

その頃、スレイマンは過去にヒュッレムからもらった手紙を読み返し、物思いにふけっていた。

 

 

マルコチョールはミフリマーフが入ってきたので本題を話せなかったとマトラークチュに話す。

マトラークチュは、

「ちょうどよかった。諦めてくれよ。」

とマルコチョールが職を辞そうとしているのを引き留めようと説得する。

しかしマルコチョールは、

「陰謀や悪だくみの蔓延する宮廷は自分には合わない。」

とため息をつき、

「特にリュステムの顔を見たくない。去る前にリュステムをぶん殴っていく。」

と話す。

それを聞いたマトラークチュは笑い、

「それも悪くないな。懲らしめてやってくれ。」

と呟く。

そこに重大な報告があると言って手下のものがやってくる。

 

 

スレイマンは居眠りをし、夢を見ていた。

夢の中で、スレイマンはヒュッレムが姿を消した場所に立っていた。

すると背後からスレイマンの肩に手をのせるものがいる。

振り返るとそれはハティジェだった。

ハティジェが進む方向について行くと、一枚のカフタンが落ちていた。

その時、扉をたたく音で目を覚ましたスレイマンは、それが夢であることに気づく。

入ってきたのはマルコチョールだった。

 

マルコチョールは、ヒュッレムに偽の手紙を持ってきたというムラトの居場所をつかんだと報告し、明日ムラトをここに連れてくると告げる。

スレイマンはそれを聞いてため息をつき、

「やっと妃に何があったかわかる。」

と呟く。

スレイマンは吉報を持ってきたマルコチョールに望みは何でもかなえると言う。

それを聞いたマルコチョールは、

「この事件が一定の結末を迎え、陛下の心に安らぎが訪れるのが、私への褒美です。」

と答える。

 

 

翌朝スレイマンを訪ねたリュステムは、スレイマンが牢獄に行っていると知り、驚く。

マルコチョールはムラトを拷問し、誰の命令か吐かせようとする。

なかなか本当の事を言わないムラトを短剣でいたぶり、

「本当の事を言うまで苦しみを与え続ける。」

と怒鳴る。

そこにスレイマンが現れ、

「余が誰かわかるか?」

とムラトに尋ねる。

ムラトは無言でうなずく。

スレイマンは、

「ならば質問に答えよ。妃はどこだ?何をした?」

と迫る。

 

 

その頃、シャー皇女の家にはハティジェとギュルフェムが来ていた。

そこにヒュスレヴが現れる。

ヒュスレヴは今朝ヒュッレムがらみのものが捕らえられ、尋問を受けていると告げる。

 

 

ムラトは無実を訴えるが、マルコチョールはムラトの首を絞めあげ、ついにムラトに真相を話させることに成功する。

ムラトは【アリ】という人物に書簡を届けるよう言われただけだと答える。

そこに入ってきたリュステムは、

「アリの居所を知っています。アリはハティジェ様の付き人です。」

と伝える。

 

 

シャー皇女はヒュスレヴに、

「誰が捕まったのだ?」

と尋ねるが、ヒュスレヴは

「分かりませんが、調べます。」

と答える。

そこに慌てた様子のアリが現れ、ハティジェに何かを耳打ちし、ハティジェの顔色が変わる。

その様子を見たシャー皇女とヒュスレヴは顔を見合せる。

 

 

慌てて部屋を出ようとするハティジェにギュルフェムは

「悪い知らせでも?」

と尋ねるが、

「大したことではない。少し休む。」

と返事し、部屋から出ていく。

ヒュスレヴも

「宮殿に戻って情報を集めます。」

と言って屋敷を後にする。

 

 

スレイマンはマルコチョールやリュステムが止めるのも聞かず、一人で馬に乗り、ハティジェのところに向かう。

 

 

シャー皇女は、ハティジェの様子がおかしいことに気づき、ギュルフェムにハティジェの側に居るように指示するが、そこにスレイマンがやってくる。

開口一番、

ハティジェはどこだ?

と言うスレイマンにシャー皇女たちは戸惑う。

 

スレイマンはハティジェがいる部屋に入っていく。

しかし、ハティジェの姿は部屋にはなく、スレイマンは部屋の奥にあるテラスに向かう。

テラスには、白い死に装束に身を包んだハティジェがいた。

スレイマンはハティジェに近づき、

ヒュッレムをさらったのか?

と尋ねる。

ハティジェは、

「私の人生にはいつも兄上がいた。私にとっては、母上や父上よりも兄上が一番大事な家族だった。」

と答える。

スレイマンは

ヒュッレムはどこだ?

とハティジェに迫るが、ハティジェは

「一番好きだったのは良心。兄上が誰よりも誠実で公正だったことにあこがれていた。」

と話す。

スレイマンはヒュッレムの居所を話すよう説得するが、ハティジェは話を続け、

「兄上がイブラヒムとの結婚を許してくれたことには恩があるが、ヒュッレムが来てから私たちの幸せは終わった。あの女はすべてを…兄上を変えてしまった。ヒュッレムが兄上から正しい判断を奪って、私たち家族よりもヒュッレムを重要視するようになり、母上もイブラヒムも悲しみの内にこの世を去ったのよ。イブラヒムが最後にどんな気持ちだったのかわかる?

とスレイマンを責め、

「兄上はどんな気持ちだった?」

と尋ねる。

スレイマンは、

「お前と同じだ。」

と呟く。

 

異変を察知したシャー皇女とギュルフェムはハティジェの部屋に来るが、部屋には誰もいなかった。

二人は顔を見合せる。

 

スレイマンは、

「妹に戻りたいと言っていたのではないか。」

と話すが、ハティジェは

「報復だった。」

と告白し、苦しそうに息をしながら、

「苦しんでよ。私のように身を焦がして。」

と責める。

スレイマンは、

「もう望みは叶ったのだから、すべて話すように。」

と諭すが、ハティジェは

「ヒュッレムの事は私しか知らないわ。だから絶対にわからない。」

と言って倒れ込む。

 

慌てて駆け寄ったスレイマンはハティジェの手から小瓶が落ちるのを見て、

何をした?ハティジェ!

と声をかける。

ハティジェは、

「言ったことを覚えている?時と共に過ぎ去る…時と共に忘れて立ち直れると。」

と息も絶え絶えになりながら話を続け、

「私は時間が経っても立ち直れずにいる。兄上も同じよ…ヒュッレムにはお墓さえない…イブラヒムのように…

と言って絶命する。

 

ハティジェの壮絶な最期に皆ショックを受ける。

 

ハティジェの死によってヒュッレムの居所を捜す手立てが無くなってしまったが、ヒュッレムはどこかに閉じ込められていた。

スレイマンはハティジェの葬儀を宮殿で行い、後宮から埋葬地に送り出すのだった。

 

 

※主要登場人物について、おさらいしたい場合はこちらの記事で確認してください。

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オスマン帝国外伝_キャスト

 

 

 

オスマン帝国外伝シーズン3/第90話の感想

 

ヒュッレム襲撃の首謀者はハティジェでした。

スレイマンにさんざん恨み言を言った上で、

もっと苦しめ!

とばかりにヒュッレムの生死すら教えずに自害してしまったハティジェ。

このハティジェの最期を見るに、少なくともヒュッレム誘拐はメルウィエムさんが降板しなくても話の筋としてはあったような気がしますね。

2年も行方不明というのは取って付けたみたいなので、後から盛り込まれたのではないかと思います。

 

そして、どうやらヒュッレムは殺されてはいないようです。

いったいどこに隠されているのでしょうか?(しかも2年も)

 

ハティジェが秘密を抱えたまま毒を飲んで命を絶ってしまったので、またもヒュッレムの居所を捜す手立てが無くなってしまいました。

2年もどうやって隠しているのかは謎のままで、突っ込みどころ満載ですが、とにかくヒュッレムは生きているようでひと安心。

とは言え、ヒュッレムの居所を探し出すのは容易でないことも事実です。

果たして、ハティジェの死によって、この事件も迷宮入りしてしまうのでしょうか?

 

 

そしてメフメトに従うあのイリヤスは、何とマヒデブランの間諜だったという、これまたビックリする衝撃の事実。

マヒデブランはムスタファの最大のライバルであるメフメトを暗殺することにしたようです。

それを阻止するヒュッレムもいないことですし、今メフメトを排除しておけば、ムスタファが跡継ぎになれると思ったのでしょう。

 

まあ、確かにそうかもしれませんが、マヒデブランですからね…嫌な予感しかしません。

余計なことをしてムスタファをますます不利にしてしまうのでは?と心配します。

ただでさえヒュッレムを失って落ち込んでいるスレイマンが、メフメトを失ったら…

そしてその首謀者がマヒデブランだと知れば、どう思うでしょうか?

頼りないとはいえ、他にも皇子がいるわけですから、ムスタファが連帯責任を負わされたらどうするんだろ・・・。

 

その肝心なムスタファ自身は、スレイマンから疎まれていると思い込んでいて、政務に興味を失っています。

ムスタファもね~、ふてくされている場合じゃないです。

ここでちゃんとしておかなければ、この後大変なことに…。

 

まあ、気持ちは分からないでもないです。

何をやっても悪い方に転んでしまうんですものね。

それはヒュッレムとリュステムのせいでもありますが、側近が頼りない上に、母親がマヒデブランですからね…

不運と言えば不運。

ヒュッレムも以前

「お前が私の子だったら」

って言っていましたから、マヒデブランがアホなことしなければ、ここまでこじれなかったかもしれません。

 

 

また、ヒュッレムの後ろ盾が無くなったリュステムは、御前会議でも干され気味です。

そこで何とかしようと、ミフリマーフを宮殿に送り込んでスレイマンの側に張り付かせることにしました。

スレイマンも娘はかわいいので、ミフリマーフが頼めば何でも受け入れてしまいそうですね。

ミフリマーフもヒュッレム不在の今、このままでは皇子たちを守れないと悟ってスレイマンの側にいることにしたのでしょう。

何せ、今はスレイマンがあまり政務に乗り気ではなく、それを良いことに(?)大宰相とヒュスレヴが会議を牛耳っているんですからね。

 

でも、ハティジェが自害してヒュスレヴはどうなっちゃうんだろう?

「ダマト」でなくなるのでしょうか?

そうすると、唯一のダマトはリュステムってことになるわけですが…。

 

史実ではこの後、ヒュスレヴと大宰相スレイマンが仲たがいするらしいんです。

そしてそれはリュステムの謀略だと当時もっぱらの噂だったそう。

もっとも、史実ではヒュスレヴとハティジェは結婚していないので、どこまでドラマに盛り込まれるかわかりません。

 

 

ところで、我らがアイドル、マルコチョールがどうやら宮殿を離れたがっているようですね。

陰謀に辟易しているマルコチョールは、そんな事に巻き込まれたくないのでしょう。

マルコチョールがいなくなると寂しくなるので、本音はもうちょっといて欲しいですけどね。(せめて次のイケメンキャラが出てくるまではw)

 

 

さて、ハティジェが壮絶な最期を迎えた裏で、ムスタファが気力を失っているのを見ていられなくなったのか、マヒデブランが間諜のイリヤスを呼び出し、メフメト皇子暗殺を命じました。

ヒュッレム不在の今を好機と見たのでしょうが、思慮の足りないマヒデブランがそんなことをして大丈夫なのか?

マヒデブランより、ムスタファの事が気がかりです。

 

そんな中、またも遠征の準備が始められています。

  • ヒュッレム不在のままスレイマンは遠征に踏み切るのか?
  • そして…ヒュッレムは今どこに?

 

 

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オスマン帝国外伝シーズン3の日本語字幕版最速配信は?

現在、最新のオスマン帝国外伝シーズン3が配信されているのは、「チャンネル銀河」「hulu」だけ(毎週5話づつ配信)です。

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実はBS日テレでの放送ではカットされてる場面があります!

いつになるかは分かりませんが、シーズン2まで好評だったこともあって、数カ月後にはBS日テレでも「オスマン帝国外伝 シーズン3」は放送されるでしょう。

 

ただ、シーズン2までがそうだったように、BS日テレでの放送には、CMに入る直前に流れる数秒の場面が出てくると思います

コレって実は、

カットされてる場面

も含まれているんです~!!

 

もともとトルコ版で各話の長さが違うのに、地上波での放送枠は固定なので、その放送時間上の微調整で致し方ありません。

まあ…それほど重要ではない場面が多い感じではあるんですが、CMの前後で場面が飛んでるので、個人的には違和感を感じます。

BSもしょせんCMありきで成り立ってるので仕方ないですね。

 

ちなみに、この記事の感想は、もちろんhuluでの完全版を元にしています。

 

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