オスマン帝国外伝シーズン3第91話のあらすじと感想/頭角を現すミフリマーフ

オスマン帝国外伝_シーズン3第91話あらすじ

 

この記事は、「オスマン帝国外伝 シーズン3/第91話」のどこよりも詳しいあらすじと感想について書いています。

 

ヒュッレムを誘拐した首謀者はハティジェでした。

ハティジェはスレイマンに今までの恨みをすべてぶちまけ、ヒュッレムの居場所を教えないまま毒を飲んで壮絶な最期を遂げます。

 

依然としてヒュッレムの安否が不明な中、今度はメフメト皇子に危険が迫っているようです…。

 

オスマン帝国外伝シーズン3/第91話のあらすじ[ネタバレ注意]

サブタイトル「小さなヒュッレム」

 

イリヤスはメフメトを狩に誘う。

皇子は久しぶりの外の空気を満喫し、誘ってくれたイリヤスに礼を述べる。

自分がムスタファを追い出したと思われていると気に病んでいる皇子は、

「そんな気遣いをしてくれるのはお前だけだ。」

と、言ってイリヤスをねぎらう。

イリヤスは、

「陛下とミフリマーフ皇女様も殿下を大切にお思いです。」

とメフメトを慰める。

皇子は父がヒュッレムを失ってからふさぎ込んでいることを心配していた。

するとイリヤスは、

「護衛を巻きましょう!」

と皇子に耳打ちする。

 

 

アマスヤに戻ったマヒデブランは、フィダンからムスタファがふさぎ込んでいて、皆が不安になっていると報告を受ける。

それを聞いたマヒデブランは側女たちを集めて説教をすることにする。

 

皇子のところに向かったマヒデブランは、ハティジェが自害してさらにショックを受けている皇子を心配する。

マヒデブランは、

「唯一の救いは皇女様が亡き夫君の仇を討ちお亡くなりになったこと。」

と呟き、

「陛下がひどく落ち込み、乱心しているのではないかと噂されている。ミフリマーフとリュステムがメフメトを跡継ぎにしようと画策している。お前より玉座に近いわ。

と述べる。

マヒデブランの不穏な憶測を皇子は注意するが、マヒデブランは「真実よ」と述べ、

「早く立ち直って現実を見ないとそれが現実になってしまう。」

と皇子を諭す。

マヒデブランはタシュルジャルがフズルを迎えに行ったことを皇子に告げ、

「私を信じられないのなら聞いてみなさい。」

と皇子に伝える。

 

 

ミフリマーフはヒュッレムの部屋に滞在しているものの、リュステムにヒュッレムの思い出が多すぎて辛いとこぼす。

リュステムは、

「後宮を離れればシャー皇女とマヒデブラン妃の思うつぼ。ハティジェ様がお妃様をさらったことや、陛下の腕の中で自害して果てたことで陛下が意気消沈している。」

といって後宮に残るようミフリマーフを説得する。

 

 

結局最後の頼みのアリも逃亡し、ヒュッレムの安否は分からないままになっていた。

リュステムは、

「ヒュッレム妃の事はもうあきらめよう。」

と言うがミフリマーフは、

「たとえ髪の毛1本でも母上の遺体を確認できなければ死を認めない。」

と言い放つ。

 

 

リュステムはフズルがアマスヤに入ったことを告げ、遠征直前にムスタファ皇子に会いに行くというのは不穏なことだと危惧する。

ミフリマーフは、

「ムスタファ兄様もフズルも父上に忠実よ。反逆は企てない。」

とその考えを否定する。

しかしリュステムは断言しないよう忠告し、

「ヒュッレム妃は卑劣な方法で命を奪われたのです。」

と、油断しないよう言い聞かせ、

「ハティジェ様一人でできることではありません。誰かを庇って自害したのかもしれない。」

と他にも協力者がいる可能性を指摘する。

それを聞いたミフリマーフはリュステムを見つめ、

「なら証明して」

と詰め寄る。

しかしリュステムは、

「過去をつついても無駄です。メフメト殿下を魔の手から守ることが大事です。」

とミフリマーフを諭す。

 

 

スレイマンは大宰相から皇子たちの近況の報告を受ける。

スレイマンは特にメフメトを気にかけていた。

大宰相自身もメフメトを特に気にかけていて、皇子がマニサをうまく統治していると報告する。

そこにマルコチョールが現れる。

 

スレイマンはアリの行方が分かるまで顔を見せるなとマルコチョールを叱咤し、

「一人にしてくれ。」

と大宰相ともども下がらせる。

廊下ではヒュスレヴが待っていたが、陛下が一人になりたいと言っていると知り、落胆する。

マルコチョールはヒュスレヴに、

「アリを見つけねば。」

と声をかけるが、ヒュスレヴは、

「アリは突然逃亡した。見つけたらはらわたを引き抜く。分かっていたらハティジェ皇女様に仕えさせなかった。」

と弁明する。

そしてヒュスレヴは、ハティジェの件に自分が関わっていないことを陛下が信じてくれたことに感謝する。

マルコチョールは、

「ご安心を。皆わかっています。」

と慰め、陛下の心痛と怒りが大きいのでそっとしておいた方がいいと話す。

それを聞いたヒュスレヴは天を仰ぐ。

 

 

メフメトは護衛を巻いてイリヤスと二人で森の奥に向かう。

イリヤスはメフメトに、

「ご気分がよくなれば幸いです。」

と話すが、メフメトは、

「ハティジェ叔母様がなぜ死んだのか誰も教えてくれない。何か知っているか?」

と尋ねる。

イリヤスは、

「知りません。以前も自殺未遂があったと聞いています。」

と答える。

イリヤスはあたりを覗い、皇子の背後から近づくが、皇子が振り返ったため足を止める。

メフメトは、

「あれ以来、兄上と話をしていない。」

と兄を気遣う。

イリヤスは

「お手紙はお送りに?」

と尋ねるが、皇子は

「兄上は私のせいでマニサを追われたと思って怒っているが、決定したのは父上だ。八つ当たりせず、受け入れないと。」

と述べる。

それを聞いたイリヤスはまた少しにじり寄るが、衛兵が追いつき暗殺は失敗に終わる。

 

 

マヒデブランはフィダンにイリヤスのことを告げ、

「直に話してきた。誰も信用できない。」

と呟く。

フィダンは、

「漏洩しませんように。」

と呟く。

近く知らせが届くと豪語するマヒデブランにフィダンは

「そう簡単には…不審な死だと思われてはなりません。」

と述べる。

マヒデブランはため息をつき、

「イリヤスは信用できる。朗報を待ちましょう。」

とフィダンに言う。

 

 

ミフリマーフは庭にマルコチョールを呼び出す。

ミフリマーフは

「母上の捜索を諦めきれない。事件の真相を調べて欲しい。」

と頼み込む。

しかしマルコチョールは、

「唯一の手掛かりであるアリが行方不明です。探索は難しいかと。」

と難色を示す。

ミフリマーフは、

「ムラトのように見つけ出して。あきらめないで欲しい。」

と話す。

二人が話し込んでいる様子をたまたま通りかかったリュステムが見てしまう。

 

 

ムスタファのところにフズルがやってくる。

皇子は、

「私から距離を置けと言ったはず。」

と言うが、フズルは、

「聞きました。だからこそ参りました。」

と返す。

皇子は、

「リュステムがこれを見逃さずに、父上に讒言するだろう。」

と不安を口にするが、フズルは、

「罪でもないのに何の処罰が?」

と答える。

そしてフズルは、

「間もなく遠征が行われます。殿下もメフメト殿下も赴任地に残ることになっています。ですが備えは肝心です。」

と身辺に注意するよう言い聞かす。

皇子は、

「母上から聞いた。」

と不機嫌そうに言うが、フズルは、

「殿下、お母上の御言葉をお聞きください。」

と言い聞かせる。

フズルは、

「帝国に立ち込める暗雲を払うのは、玉座に近いムスタファ殿下の仕事です。」

と述べる。

しかし皇子は、

「その提言はリュステムの排除か?玉座の継承か?」

とフズルの方を見る。

それを聞いたフズルは、

「めっそうもありません。殿下を支持する臣民の願いは殿下が立ち直ることです。」

と励ます。

「指導者の健在をお示しください。」

と言うフズルにムスタファは、

「指導者ならいる。スレイマン皇帝陛下だ。」

と返し部屋を出ていく。

 

 

マルコチョールはミフリマーフにアリ捜索を約束する。

そこにリュステムが怒った様子で現れ、二人の間に割って入る。

ミフリマーフは立ち話をしていたと弁明するが、リュステムは

「近づくなと言っただろう?」

とマルコチョールを睨みつける。

マルコチョールはそれを無視して立ち去ろうとするが、リュステムは

「質問に答えろ!」

と怒鳴る。

マルコチョールは振り返り、

「私は敬意を払っている。そちらも敬意を払え。」

とリュステムを睨み返す。

しかしリュステムは、

「お前のような飲んだくれた女たらしに敬意は払わぬ。」

と挑発する。

怒ったマルコチョールは思わず手を上げるが、ミフリマーフに止められる。

リュステムは、

「ただで済むと思うなよ。宰相に手を上げたのだ。」

とあざ笑う。

 

マルコチョールが立ち去った後、ミフリマーフは

「何のつもり?」

とリュステムを睨むが、リュステムは、

「陛下に釈明すればいい。」

とマルコチョールを罵る。

ミフリマーフは、

「一言でも話したら私を失うわよ?私がマルコチョールを呼んだのよ。」

とリュステムを睨む。

驚いたリュステムは、

「そなたが?」

とミフリマーフを睨む。

ミフリマーフは、

「アリについての情報がないか気になって。他に何が?」

とリュステムを非難する。

そして、

「無実のマルコチョールを陥れるような真似はしないで!もし表ざたになれば責任を問う。」

と警告する。

 

 

狩りの後、メフメト皇子はイリヤスと夕食をとっていた。

皇子は、

「今回の遠征には兄上も私も同行しない。リュステムからマニサに残ることが重要だと言われた。」

と話す。

皇子は翌朝一緒に散策しようとイリヤスに言って自分のテントに戻る。

 

イリヤスは衛兵に皇子の側を離れないよう命じ、自分は見回りと称してどこかへ向かう。

 

 

ミフリマーフは宮殿に戻ったマルコチョールを尋ね、リュステムの非礼を詫び、父上に言わないようくぎを刺したことを告げる。

しかしマルコチョールはため息をつき、

「おやすみなさい」

と言ってミフリマーフから離れる。

 

 

イリヤスは森の中に入り、男から何かを受け取り、皇子の元に帰っていく。

 

 

スレイマンはアフィフェから後宮の事について報告を受ける。

アフィフェは報告をした後、

「私の献身をお認めくださるならお聞きください。」

と声をかけ、

「亡き母后様と先帝は愛と忠誠で結びついていたが、先帝が亡くなった時、母后様は悲しみに溺れることなく、陛下達子供たちのために強くあることを選びました。服喪を終えられませ。」

と進言する。

しかし、スレイマンは、

「太陽を失っては、ろうそくを何千本ともそうと無駄である。私の気持ちは変わらない。」

と告げる。

アフィフェはそんなスレイマンを説得することを諦めてその場を立ち去る。

 

 

イリヤスはメフメトのところに戻る。

皇子はすでに薬を盛られ、眠っていた。

イリヤスは皇子のテントに入り、眠っている皇子に近づき、先ほど森で受け取ったものをテントの中で開ける。

それは毒蛇だった。

籠から蛇を放ったイリヤスはテントを後にする。

 

 

スレイマンは夢の中で玉座に寝かされているメフメトを見ていたが、何か異変を感じ飛び起きる。

スレイマンは、

「神よ守り給え。」

とメフメトの無事を祈る。

 

 

イリヤスに放たれた蛇はメフメトに近づいていく。

イリヤスは衛兵に自分以外のものを皇子に近づけないよう指示する。

そこに警備隊長が現れ、皇子に至急の面会を求める。

 

イリヤスは皇子は就寝中なので明日まで待つよう言い渡すが、「一大事だ」と告げられる。

イリヤスは仕方なく皇子のテントに入っていき、自分が放った蛇を見て衛兵を呼んで蛇を殺させる。

メフメトはまだ無事だった。

イリヤスは、

「神のご加護です 警備隊長が来なければ蛇に気づかず…」

白々しくと皇子に話す。

そしてイリヤスはジハン妃が流産の危機にあると報告し、皇子は急いで宮殿に戻ることにする。

何も知らない皇子は支度をしながらイリヤスに、

「命を救われた。」

と礼を言う。

イリヤスは、

「私ではなく神のご加護です」

と呟くのだった。

 

 

マルコチョールはスレイマンを訪ね、遠征後故郷に戻りたいと告げる。

スレイマンは帰省だと思い、これを許すが、マルコチョールは、

「帰省ではなく、近侍を辞して非正規騎兵に戻りたいのです。」

と申し出る。

スレイマンは、

「余を置いてか?」

と非難するような目でマルコチョールを見るが、マルコチョールは、

「私は陛下の忠実な臣下であるといい、陛下への奉仕は喜びですが、宮殿は性に合いません。」

と告げる。

それを聞いたスレイマンは遠征の時に話そうと言って部屋に戻っていく。

 

 

そして、遠征に向かう日がやってきた。

スレイマンはシャー皇女たちに挨拶をし、ミフリマーフに

後宮を頼む

と言って出かけていく。

 

スレイマンが立ち去った後、シャー皇女は

「私も時々宮殿に様子を見に来る。」

と話すが、ミフリマーフはそれを断り、

「父上のいない時には、叔母様には会いたくない。」

と返す。

ギュルフェムはそんなミフリマーフをたしなめる。

しかしミフリマーフは、

「母上を殺めた人たちとは与(くみ)しません。」

と言い放ち、スンビュルとメルジャンに陛下が帰還するまでシャー皇女たちを出入り禁止にするよう命じる。

それを聞いたシャー皇女は憤り、

「なぜお前が禁止する?」

と言うが、ミフリマーフは、

「私は他の皇女とは違う。ヒュッレム妃の娘よ。対抗するものには容赦はしない。」

と言い放つ。

メルジャンが、

「宮殿には慣習と規則が…」

と口をはさむが、ミフリマーフは

「お黙り!教えは請わぬ。叔母様たちには来てほしくない。もし姿を見たらお前たちの首を刎ねる。」

と言い渡す。

シャー皇女は、

「この無礼は忘れないわ、絶対に。」

と言い捨てて宮殿を後にする。

 

 

フズルはアマスヤを立つ前にムスタファに、

「いつか一緒に海に出ましょう。その時には世界制覇を成し遂げましょう。」

と夢を語って皇子を勇気づけようとする。

しかし皇子は、

「心にもないことを。もはや過去の夢。」

とイラ立つ。

フズルはそんな皇子に

「一緒に来て、ご自分の目で見て欲しい。」

と連れ出す。

そしてフズルはムスタファ皇子に自分に忠誠を誓うイニチェリ達の声を聞かせる。

皇子は大いに発奮し、イニチェリ達を前に演説をする。

イニチェリ達は気勢を上げ、皇子に忠誠を誓うのだった。

 

 

メフメトはジハンを心配し宮殿に駆けつける。

幸いジハンの容体は安定していた。

 

そしてメフメトは指南役の先生から領内で天然痘が発生していると聞かされる。

皇子はすぐに医師団を送り、状況を把握するよう指示する。

イリヤスは宮殿でも天然痘への対策が必要だと進言する。

皇子はファーリエと相談するよう指示する。

 

 

ベオグラードのスレイマンの元にフズルから処理の報告が届く。

ボスニアの軍政官らからも次々と勝利の報告が舞い込み、スレイマンは重臣たちに

「どこに向かうべきか?」

と問う。

リュステムは重要拠点エステルゴムを推す。

しかしマルコチョールは、

「イタリア、ドイツ、スペインが防備を強化していて、雨が長引けば兵が疲弊します。」

と懸念する。

しかしヒュスレヴは、

「大砲315門があります。15日以内にエステルゴムを征服してセーケシュフェへ―ルヴァ―ルに進軍できるでしょう。」

と述べる。

スレイマンはエステルゴム行きを決定する。

 

スレイマンの元を退出したリュステムはマルコチョールを呼び止め、

「お気に入りの寵臣を気取るな。天狗になったあの方は今や“処刑された寵臣”だ。」

と嫌味を言う。

今にもリュステムに殴りかかろうとするマルコチョールをマトラークチュは引き止める。

マルコチョールは立ち去ったリュステムの背中を忌々しそうに睨みつけ、

「情けない。あんな男が寵臣とは。」

と呟く。

 

 

ミフリマーフはヒュッレムの部屋で手紙が入った小箱を見て慌ててギュルバハルを呼び、

「手紙を触ったか?」

と尋ねる。

ギュルバハルが知らないと答えると、ミフリマーフは、

「誰かが手紙を触った形跡がある。」

と述べる。

そこにスンビュルが現れ、大部屋に食事を用意したと告げる。

しかしミフリマーフは、

「どうでもいい!」

と声を荒げ、

「誰かが手紙を物色した。リュステムの手紙が無くなっている。」

と告げる。

 

 

その手紙はエミネが持ち出していた。

シャー皇女はその手紙を見て、

「ただの手紙ね。」

とため息をつく

エミネは、

「陛下の出立後、後宮では完全警備が施されています。メルジャンも出入り禁止になりシャー皇女様が戦々恐々だという噂が流れています。」

と話す。

シャー皇女は、

「ミフリマーフはまだ子供。遊んでいればいい。私は相手にしていない。」

と返し、エミネに仕事に戻り、その手紙を戻しておくように指示する。

 

 

ミフリマーフは激怒し、

「手紙が盗まれたのに、誰も気づかない。」

とスンビュルたちを叱責する。

スンビュルは、

「シャー皇女様の虫に違いありません。尋問をかけます。」

と答えるが、ミフリマーフは、

「大騒ぎすれば犯人を逃す。」

と止める。

そこに側女に手を引かれたヒューマーシャー皇女が現れる。

ミフリマーフはエミネの姿がないことに気づき、疑念を持つ。

 

 

シャー皇女の元に、今度はギュルフェムが来ていた。

ギュルフェムは、

「ミフリマーフ皇女様は、まるで小さなヒュッレムの様だ。」

と嘆く。

それを聞いたシャー皇女は、

「その名前を出すな。名前を言えばヒュッレムが現れそうな気がする。」

とため息をつく。

シャー皇女は、

「リュステムも排除したい。」

と述べるが、ギュルフェムは、

「リュステムの地位は盤石。もう引きずりおろせません、」

と返す。

しかしシャー皇女は、

あの男はミフリマーフの陰にさえ嫉妬する。リュステムの心に疑念を植え付ければ自滅するか、ミフリマーフの逆鱗に触れる。」

と、リュステムの嫉妬心を利用することを考えていた。

 

 

その頃、宮殿に戻ったエミネは持ち出した手紙をこっそり戻そうと、誰もいない部屋に忍び込む。

戸棚を開けて箱を取り出そうとした時、入ってきたミフリマーフに見つかってしまう。

 

するとエミネは片付けていたと弁明し、慌てて部屋から出ようとするが、ミフリマーフに腕をつかまれる。

ミフリマーフは、

「お母様から言われた言葉よ。忠誠心こそすべて。」

とエミネの顔を見る。

エミネは動揺しながらミフリマーフの顔色をうかがうのだった。

 

 

※主要登場人物について、おさらいしたい場合はこちらの記事で確認してください。

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オスマン帝国外伝_キャスト

 

 

 

オスマン帝国外伝シーズン3/第91話の感想

 

ヒュッレムが見つからないままスレイマンは遠征に向かいました。

そしてミフリマーフはヒュッレムの代わりを務めようと必死で、シャー皇女を宮殿に来させないよう厳命しました。

ヒュッレムの代わりに後宮を守り、ヒュッレムが見つかるまで皇子たちを守ろうと奮闘しています。

 

リュステムはもうヒュッレムの事はあきらめろと言うものの、ミフリマーフは納得できないようです。

確かに状況は悪いですが、子供としては遺体でも見つからない限り、「親の死」は認めたくないでしょう。

 

思い余ったミフリマーフはマルコチョールに相談しましたが、二人でいるところをまたもリュステムに見られてしまいます。

そして見苦しいまでに嫉妬に狂うリュステム。

ミフリマーフがマルコチョールを庇うのを見てますますマルコチョールに敵意をむき出しにしていますよね。

 

そりゃそうでしょう。

ミフリマーフはリュステムを愛してはいないのですから。

結婚を無理強いしたヒュッレムは不在だし、ミフリマーフはいつでもリュステムを切り離せるような状態です。

もしもミフリマーフにマルコチョールへの想いがまだあって、マルコチョールがそれを受け入れたなら…

リュステムはポイされるでしょうね。(どうもシャー皇女がそれを利用しようとしてる雰囲気ですが…)

 

ところがマルコチョールはもう宮殿にいることに辟易していて、一刻も早くここを離れたいと思っているようです。

ただ、スレイマンが…マルコチョールを放しません。

愛する者を次々失っているスレイマンは心細くなっているようです。(いや、失ったのは自分のせいだよ!)

もうマルコチョールを解放してあげて欲しいですが、そうもいかないんでしょうね。

特にシャー皇女にはマルコチョールを利用しないで欲しいです。

 

 

スレイマンは憔悴しきっているのか、声も張りがなく、目もうつろです。(→演じているハリットさんがうまいですよね)

 

そんな中、メフメトを暗殺しようと企むマヒデブランは直々にイリヤスに暗殺指令を出し、アマスヤに戻ってきました。

マヒデブランはムスタファが暗い顔をしているのを見て必死に慰めています。

でも皇子も、まさか自分の母親が自分のために弟を殺そうとしているとは思いもよらないでしょう。

 

そこにフズルがやって来て皇子を励まそうとイニチェリ達に気勢を上げさせました。

それを見たムスタファ皇子は少し元気になったようです。

 

スレイマンは政務ができないとの噂が流れ、兵士たちは次を担うだろうムスタファに傾倒し始めています。

ちょっとまずい雰囲気ですね…

皇子は何も悪くないのですが、もしもスレイマンが見たら、またも疑念を持つかもしれません。

こんな時にもし、メフメトが暗殺されれば余計に…。

 

 

メフメトの側にいるマヒデブランの間諜イリヤスは、皇子を狩に誘い、そこで皇子を亡き者にしようとしましたが、寸でのところで失敗してしまいました。

まるで何かが皇子を守っているような…

もしもジハン妃が流産しそうになったという知らせがなければ、恐らく毒蛇にかまれていたでしょう。

 

しかしマニサでは天然痘が流行し始めています。

現代では絶滅したといわれる天然痘…

歴史上でも多くの有名人が天然痘で命を失っています。

治療が難しい天然痘が蔓延すればきっと大変なことになるでしょう。

皇子はすぐに対処するよう指示していますが、ウイルスが宮殿にもたらされないか心配です。

 

 

シャー皇女はミフリマーフから出禁にされ、仕方なくエミネを使って情報収集をしていますが、そのエミネがリュステムの手紙を持ち出したことがミフリマーフにばれてしまいました。

まあ、今までバレなかったのが不思議ですが、ヒューマーシャーももう乳がいらない年頃ですし、間諜だとはっきりすればすっぱり切られるでしょうね。

ギュルフェムはミフリマーフを「小さいヒュッレム」と呼んでいますが、さもありなんです。

一番近いところでヒュッレムを見てきたのですから…。

とはいえ、まだ迫力には欠ける感じですが。

 

 

さて、スレイマンの遠征は順調ですが、スレイマンは浮かない顔をしています。

 

マヒデブランは今、もしスレイマンに何かあれば帝位に近いのはメフメトだとムスタファを叱咤激励していますが、ムスタファ本人は気力を失っています。

フズルの粋な計らいで少しは元気を取り戻したようですが、跡継ぎの地位を取り戻すためにマヒデブランがメフメトを排除しようと画策している状況。

もしも失敗してスレイマンに知られれば、それこそムスタファの身が危ないと思うのですが…。

皇子に落ち度が無いだけに皇子の気持ちを考えると心配です。

 

そして今回もヒュッレムは見つからず、皆諦め始めていますが、スレイマンとミフリマーフはまだあきらめきれていません。

リュステムが捜索を諦めてしまったため、ミフリマーフはマルコチョールに頼みました。

 

  • 果たしてヒュッレムの居所を見つけることはできるのでしょうか?
  • あるいはシーズン4への持ち越しに??

 

次回はシーズン3の最終回です。

 

 

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オスマン帝国外伝シーズン3の日本語字幕版最速配信は?

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カットされてる場面

も含まれているんです~!!

 

もともとトルコ版で各話の長さが違うのに、地上波での放送枠は固定なので、その放送時間上の微調整で致し方ありません。

まあ…それほど重要ではない場面が多い感じではあるんですが、CMの前後で場面が飛んでるので、個人的には違和感を感じます。

BSもしょせんCMありきで成り立ってるので仕方ないですね。

 

ちなみに、この記事の感想は、もちろんhuluでの完全版を元にしています。

 

ということで、完全版をじっくり堪能したい私にとっては「hulu」の1択です!

 

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本ページの情報は、2025年04月時点のものです。最新の情報は、 hulu公式ページよりご確認ください。

 

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