オスマン帝国外伝シーズン4第4話のあらすじと感想/狙われたムスタファ

オスマン帝国外伝_シーズン4第4話あらすじ

 

この記事は、「オスマン帝国外伝 シーズン4/第4話」のどこよりも詳しいあらすじと感想について書いています。

 

予想に反し、マニサに赴任するのはセリム皇子と決まりました。

ヒュッレムは、息子たちの命を守るためだと言っていますが、ミフリマーフはこの決定によるバヤジットとセリムの仲違いを危惧しています。

 

一方、ムスタファは、

「来たことと同様に、去ることにも意味を持たせる」

と意味深な言葉をつぶやきました。

その言葉にジハンギルは不安を覚えたようです…。

 

オスマン帝国外伝シーズン4/第4話のあらすじ[ネタバレ注意]

サブタイトル「陰の守護者」

 

ヒュッレムはバヤジット皇子がセリム皇子のマニサ行きを受け入れたことを、嬉しそうにスレイマンに話す。

子供たちが成長していることを喜ぶヒュッレムにスレイマンは、

「そなたが母親で子供たちは幸せだ。そなたが私と子供たちの力の源だ。」

とヒュッレムを讃え、ヒュッレムが行方不明になっていた時の心痛を語る。

一方ヒュッレムは、監禁されていた時の苦痛をスレイマンに話し、二人はもう二度と離れないと心に誓う。

 

 

翌朝フズル提督はムスタファ皇子を船に迎え別れを惜しむ。

フズルはムスタファをマニサに送ることができなかったことを詫び、

「陛下は大きな機会を手放されたのです。」

と述べる。

ムスタファも

「今回のご聖断は私を含め皆の運命を変える。特にヒュッレム妃とリュステムの運命を。

二人への復讐をにおわす。

 

更にムスタファはフズルに、

「なぜだと思う?」

スレイマンがセリムをマニサの軍政官に選んだ理由を尋ねる。

フズルは少し考えてから、

「陛下はセリム様をご存じです。皇子たちの争いを封じるためでしょう。」

と答える。

しかし、ムスタファは、

「だが真の争いはここから始まるのだ。」

と決意を露にする。

 

 

ヒュッレムは庭でリュステムと会う。

リュステムはヒュッレムの考えを知らず、バヤジットに期待を持たせてしまったと謝罪する。

ヒュッレムは、

「玉座を目指すなら待機/忍耐/従順を学ばねば。」

と、バヤジットの未熟さを指摘する。

するとリュステムは、

「人望の無いセリム殿下では、私たちの勢力が弱まってしまうのでは?」

と危惧する。

しかし、ヒュッレムは、

「敵の望みの綱は誰か明らか。それを切れば終わる。」

と言い放つ。

リュステムは、

「玉座の県が手中にあるので、その必要はないのでは?」

と意見するが、ヒュッレムはムスタファが急いで帰ったことを挙げ、ムスタファとフズルが親交を深めていることやイニチェリがムスタファを慕っていることなどが、

「あることを示している。」

と危惧する。

リュステムは反乱はあり得ないと返すが、ヒュッレムは、

「いっそ蜂起すればよい。むしろ私を排除しようとするだろう。」

と述べる。

考えすぎでは?と言うリュステムにヒュッレムは、

「お前にはわからぬ。敵の最後の希望を奪った私を全力で襲うだろう…」

と予言する。

「でも、私はヒュッレム…敵を勝たせてなるものか。」

と不敵な笑みを浮かべる。

そしてヒュッレムはリュステムに、

準備はいい?

と尋ねる。

リュステムは、

「万全ですが、敵の動向をご覧になっては?」

と進言する。

しかしヒュッレムは、

「必要ない。好機の到来よ。今、ムスタファたちは無防備。矢は放たれた…後戻りはできない。」

と言い放つ。

 

 

アマスヤに向かうムスタファ一行を、森の中から眺めている男たちがいた。

ヤヴズとアトマジャはムスタファを確認すると後をつけていく。

 

 

その夜、談笑するバレリアにチェチーリアが汚れたシーツの後片付けを命じる。

するとバレリアは、

「女官に見つかったら叱られます。」

と言いつつ、仕方なくシーツを持って行こうとするが、ちょうど入ってきたファーリエに後にするように…と言われる。

 

ファーリエはセリムの入浴の手伝いをする側女を呼びに来たのだった。

ディルシャーたちが呼ばれ、たまたまそこにいたバレリアにもお声がかかる。

それを聞いたチェチーリアはバレリアからその仕事を奪うことにする。

 

 

セリムのところにバヤジットがやってくる。

「玉座につく夢を見始めたか?」

と皮肉を言うバヤジット。

セリムは、

「お前は夢破れたな。父上はまた俺をお選びに。」

と返し挑発する。

バヤジットは、

「これで品行を慎むとお考えなのだ。」

と言い返す。

するとセリムは、

「浴場に行く。また後で楽しく話そう。」

と言って立ち上がる。

バヤジットは明日皆で狩に行くと告げ、

「寝坊したら父上はご決定の誤りに気付かれよう。」

と嫌味を言う。

それを聞いたセリムは、

「決定がこたえたか?一緒に来いよマニサを見て回ろう。」

と更に挑発する。

するとバヤジットは、

「いつかマニサに行く。行楽を共にするためではない…統治するために行く!」

と言い放つのだった。

 

 

バレリアから仕事を奪ったチェチーリアは、他の側女にバレリアは病気だと言いながら浴場で支度を始める。

そこにジャンフェダーが現れ、もうすぐ皇子が来る…と側女たちを急かす。

側女たちは浴場から出ていくが、チェチーリアは一人中に残るのだった。

 

セリムが浴場に入っていくと女の鼻歌が聞こえる。

声の方に近づいていくと、チェチーリアは白々しく、

「殿下。お許しを。」

とかしこまる。

皇子は出ていくように伝えるが、チェチーリアは、

「命を助けてくれたお礼が言いたかったのです。」

と話しかける。

しかし皇子は、

「一人になりたい。」

とチェチーリアを追い出す。

 

 

ヤヴズとアトマジャは夜通しムスタファの一行を見張っていた。

 

ムスタファのテントでは側女のルメイサと皇子がいた。

皇子はルメイサに先に寝るように言うが、ルメイサは、

「(お腹の)皇子が生まれれば、きっと笑顔になれる。」

と皇子を慰める。

ムスタファは、

「もしも男の子が生まれたら【メフメト】と名付ける。」

と話す。

 

 

チェチーリアは、セリムが自分の事を覚えていなかったことにショックを受けていた。

バレリアは、

「後宮には多くの女人がいるので覚えきれないのでしょう。」

と慰めるが、チェチーリアは憤り、

「一緒にするな!」

と怒鳴りつける。

たじろぐバレリアに、

「私はチェチーリアよ!ヴェネチアの男を虜にした…」

といら立つ。

それを聞いたバレリアは、

「帝国では誰もお嬢様を存じません。」

とあきれる。

それを聞いたチェチーリアは、

「なら、これから思い知らせる。うぬぼれたセリム皇子にね!」

と悪態をつき、

「ここを出られず、救いもないなら…私は高みに立つ!」

と、宣言し、【母后の部屋】を指さす。

 

 

その頃ヒュッレムは、スンビュルが連れてきた側女たちを吟味するが、その中に望む女はいなかった。

ヒュッレムは、

「近く嵐が吹き荒れるわ。」

と言い、スンビュルに気を引き締めるよう命じる。

 

 

森の中でムスタファの一行を見張っていたアトマジャは気配に気づき、目を覚ます。

 

ムスタファとルメイサはまだ眠っていた。

そこに近づこうとする刺客をアトマジャとヤヴズが返り討ちにしていく。

その物音でムスタファたちは目を覚まし、慌てて起き上がる。

 

アトマジャはムスタファを弓で狙う刺客に走り寄り、斧を投げて殺すが、矢が放たれてしまう。

そして放たれた矢はルメイサに当たり、衛兵たちが矢の飛んできた方向に走っていく。

アトマジャは、慌ててその場を立ち去る。

 

タシュルジャルが瀕死の刺客から、

「アマスヤの商人カスム」

という名前を聞き出したが、ルメイサは息を引き取る

 

 

宮殿では、スンビュルが明日の狩のための準備を宦官たちに指示していた。

そこにチェチーリアが訪ねてくる。

チェチーリアは、スンビュルが宮殿を仕切っていると知り、「贈り物」を持ってきたと言うのだ。

そして望みは、

「セリム皇子と共にマニサに行くこと。」

と口にする。

それを聞いたスンビュルは驚く。

 

 

ミフリマーフが娘のアイシェ・ヒューマーシャを連れてヒュッレムのところに来る。

ヒュッレムはヒューマーシャ―を下がらせ、ミフリマーフと二人で話をする。

 

ヒュッレムは、

「セリムに賢くて強い妃が必要だ。」

と話すが、ミフリマーフは、

「セリムでは何をやっても期待できない。」

と答える。

ヒュッレムは、

「だからセリムを取り込める女が必要なのよ。亡き母后様と同じ轍を踏まぬ。」

と述べる。

そして、

「あの時私の手を取り、味方していれば息子を失わずに済んだ。」

とミフリマーフの顔を見つめる。

ミフリマーフは、

「何をお考えです?私は母上から学ばねば。」

とヒュッレムの考えを聞く。

 

 

チェチーリアは、スンビュルに隠し持っていた宝石を渡し、セリム皇子の後宮に入れて欲しいと頼み込む。

スンビュルは、

「後宮に入りたいと望むことは当然の事だが、そのために賄賂を贈ることは大罪よ。」

と叱るが、チェチーリアは動じず、

「いいえ。これは贈り物…何て言うのかしら…そう、心づけ。」

と返す。

それを聞いたスンビュルは、

「賄賂じゃないなら力になってあげてもいい。」

と宝石を受け取ろうとするが、チェチーリアは

「私が選ばれたらね。」

と言ってその宝石を持ち帰る。

 

 

狩に来ていたスレイマンの元にエブッスードが訪ねてくる。

エブッスードは、

「イスラムの長老が現金での寄進を禁止にしたため、慈善団体が崩壊して奉仕活動が続けられなくなりました。」

と陳情する。

スレイマンは、

「以前のイスラムの長老たちには手を焼いていたが、今の長老たちは同じ過ちは犯すまい。これからは私も気にかけておこう。」

と約束する。

 

 

その頃、皇子たちは一緒に山道を歩いていた。

マニサに行くのが待ちきれないというセリムに、バヤジットは、

「ちゃんと行けるか?迷子になるなよ。」

とからかう。

ムっとしたセリムにジハンギルが、

「からかっただけだよ。」

と言ってなだめる。

するとバヤジットは、馬の早駆けによる賭けをセリムに持ち掛ける。

馬をかけるというセリムにバヤジットは、

「父上に頂いた指輪をかけろ。」

と言う。

するとセリムは、

「私が勝ったら皆の前で許しを請え。」

と返す。

それを聞いたジハンギルが、なぜ許しを請うのか?と尋ねると、セリムは

「兄に敬意を払わないからだ。」

と答える。

 

 

チェチーリアは、マニサ行きに自分が選ばれると思って楽しみにしていたが、スンビュルはチェチーリアではなくバレリアを選ぶ

するとチェチーリアはスンビュルに、

「大きな過ちを犯したわね。貴重な宝石なのに…」

と言うが、スンビュルは、

「確かにその通り。商人は有り金全部くれたわ。」

とほくそ笑む。

それを聞いたチェチーリアは慌てて自分の持ち物を確認しに行くと…宝石は無くなっていた。

実は、チェチーリアが眠っている間にバレリアが宝石を盗み出し、スンビュルに渡したのだった。

 

 

ギュルフェムはベイハン皇女が妹のファトマ皇女を訪ねたことを報告する。

するとヒュッレムは、

「ファトマ皇女様は夫君との間で問題を抱えて苦労している。ベイハン皇女様は心配して尋ねたのだろう。」

と返す。

それを聞いたギュルフェムはあきれ、

「なんとまあ、何でもご存じですね。」

と呟いた後、

「ファトマ皇女様と夫君はすでに修復しました。心配しなくてもいい。」

と述べる。

 

そこにスンビュルが現れ、ヒュッレムに耳打ちする。

ヒュッレムは慌てた様子で部屋から出ていく。

 

 

バレリアはチェチーリアに誇らしげに近づき声をかける。

チェチーリアは気丈にふるまい、

「祝福するわ。皇子の後宮に行くのね。」

とバレリアに祝意を示す。

バレリアは、

「お嬢様も一緒に行ければ…」

とニヤリと笑うが、チェチーリアは、

「星に見放されたのよ。私に怒っているのかも…今夜は星空を見たい。」

とつぶやく。

バレリアは、

「女官にお願いしたら?」

と話すが、誇り高いチェチーリアは、

「醜態はさらさない。」

と言い放ち、バレリアに神とペンを持ってくるよう命じる。

しかし、バレリアはそれを断り、自分はもう皇子の側女で召使ではないとチェチーリアを突き放すのだった。

 

 

スンビュルから

ムスタファ皇子暗殺に失敗した

と聞かされたヒュッレムは、慌ててリュステムのところに行き、リュステムをなじる。

リュステムは刺客が全滅したと報告。

「何者かに邪魔され、皇子ではなく側女とお腹の子が犠牲になりました。」

と述べる。

それを聞いたヒュッレムは、

「帝国屈指の射手が的を外すとは…」

と怒る。

リュステムは、

「射手は負傷して囚われ、絶命する前にカスムの名を告げました。」

と報告する。

 

 

エブッスードはスレイマンと歩きながら、

「県赴任の決定が正しかったのか誤りだったのか…それは分かりません。大事なのは上手く行くことです。」

とスレイマンを慰める。

するとスレイマンは、

「誤りで上手く行くことがあるのか?」

と尋ねる。

エブッスードは、

「良きものは正否の中にはございません。結果に宿るものです。陛下の良心が平安であることが大事です。」

と答える。

 

そこにジハンギルが慌てた様子でやって来て、セリムとバヤジットが早駆けに行ったまま行方不明だと伝える。

 

セリムは馬を失い、道に迷って一人森の中を歩いていた。

すると前から怪しい男たちが近づいてくる。

その男たちに襲われたセリムを、バヤジットが助けに来て事なきを得る。

 

 

リュステムはヒュッレムに、

「ムスタファ殿下には本人も知らない守護者がいます。」

と弁明する。

ヒュッレムは、スパイである警備隊長が裏切ったのではないか?と言うが、リュステムはそれを否定する。

そして、

「この件が明るみに出ればお前を含め皆の首が飛ぶ。ムスタファよりも先に、カシムを始末するように。守護者に心当たりはあるのか?」

と尋ねる。

リュステムは、

「一人心当たりがあります。」

と答える。

するとヒュッレムは、

「海軍提督ね。」

と呟き、リュステムはうなずく。

 

 

アマスヤに戻ったムスタファは、自分を襲った男が口走った【カシム】を捜させていた。

マヒデブランはヒュッレムの仕業では?と疑うが、タシュルジャルは、

「すべては商人を捕らえてからです。」

と慎重に言葉を選びながら、ことの次第をフズルに報告したことを告げる。

マヒデブランは、

「敵は私から孫を奪った。息子が射抜かれてあの子まで失っていたら…」

と肩を怒りに震わせながらタシュルジャルを叱る。

 

マヒデブランがムスタファのところに行くと、ムスタファはまたも【子供が失われた】ことを悲しんでいた。

マヒデブランは慰めようと、

「たくさんの男児を授けたまえ…」

と祈るが、それを聞いたムスタファは、

「私から奪うためですか?」

とマヒデブランを睨む。

マヒデブランは、

「運命にあらがってはならぬ。神は味方してくれる。」

と諭す。

しかしムスタファは、

「今日は私の味方でも、明日は違うかも…恐らくはそうです。」

と自暴自棄になる。

 

 

セリムは

「落馬しなければ勝っていた。」

と言いながら、バヤジットに指輪を渡そうとするが、バヤジットは、

「要らぬ。落馬せずに勝ったらもらう。」

と返す。

しかしセリムは、

「誰にも借りは作らぬ!特にお前にはな。」

と声を荒げ指輪を渡そうとする。

バヤジットは、

「指輪がなんだ。俺が命を救った借りは?」

と睨みつける。

 

そこにスレイマン達が到着する。

スレイマンは、

「何をした?またいさかいか?」

と怒った顔で二人を見つめる。

そして、

「兄を敬えと言っただろう?」

とバヤジットを窘める。

弁明しようとするバヤジットだったが、スレイマンは、

「母はお前が成長して性格も変わったと…だが何も変わっていないようだな。残念だ。」

とあきれる。

バヤジットは自分は悪くないと弁明し、セリムに本当の事を言うように迫る。

しかしセリムは、

「疲れたから帰る。」

と言って立去ろうとする。

業を煮やしたバヤジットは、

「セリムが落馬して賊に捕まったところを私が助けたのです。」

と説明するが、スレイマンは一喝し、セリムに

「本当か?」

と尋ねる。

するとセリムは、賊に襲われたことは認めるが、自力で解決できたと言い出す。

それを聞いたバヤジットは声を震わせ、

「恐怖で震えていたくせに!」

と言い捨てて立ち去る。

 

 

チェチーリアは習字の稽古の時に紙とペンを持ち出し、部屋に戻る。

 

 

その夜、野営で食事を摂るスレイマンと皇子たちは、気まずい雰囲気でいた。

ジハンギルが、

「お許しを…私は足手まといです。」

と口にすると、スレイマンは、

「父親が子供を足手まといだとは思わぬ。誰にでも欠点があり、体になくても心に欠点がある者もいる。」

と言う。

それを聞いたバヤジットは、

「おっしゃるとおりだ。皆の欠点が目に見えたらな。そうすれば世界に嘘も偽善もなくなる。」

とセリムに対して嫌味を言うのだった。

 

 

※主要登場人物について、おさらいしたい場合はこちらの記事で確認してください。

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オスマン帝国外伝_キャスト

 

 

 

オスマン帝国外伝シーズン4/第4話の感想

 

やはりバヤジットは相当頭に来ているようですね。

周りが持ち上げたせいで余計に惨めかもしれません。

しかし問題なのは、その気持ちを誰も理解していないこと。

 

セリムは要領が良く、そのせいでいつも損をしているバヤジット…

確かに未熟で兄を馬鹿にしてしまうところはあるけれど、今回は一方的に怒られるバヤジットに同情してしまいます。

 

しかし、スレイマンはスレイマンなりにセリムをマニサに行かせることに不安を覚えているようです。

熟考した末の決断だったハズですが、セリムとバヤジットの様子を見て不安になったのでしょうか…。

エブッスードは、

間違いかどうかは関係ない…良心が平安な方が正解だ

とスレイマンを慰めました。

うまいたとえですね。

最良の答えというのは人によるとも言えます。

しかし、この決断が【スレイマンの良心が平安な方】になるのでしょうか?

 

 

今回、またも新しい名前が出てきました。

スレイマンの妹「ファトマ皇女」です。

ドラマでは今まで一度も登場していない…このファトマ皇女のことをヒュッレムはなぜかよく知っています。

まさに地獄耳!

おそらく国中に情報網を持っているのでしょう。

何の脈絡もなく名前が出てきたということは…そう近々ドラマに出てくる前置きなんですよね。

ヒュッレムとファトマ皇女…

シャー皇女のときもそうでしたが、嵐の予感しかしません。

果たして…

 

 

ヒュッレムはリュステムに命じてムスタファを亡き者にしようとしましたが、謎の二人の男に阻まれてしまいました。

ヤヴズとアトマジャ…

相当な使い手のようですが、何者なのでしょうか?

ヒュッレムの言うようにフズルの手下なのでしょうか?

 

ヒュッレムは一刻も早くムスタファを片付けてしまいたかったんでしょうが、完全にしくじりました。

代わりに妊娠中のルメイサが犠牲に…

それにしてもムスタファは本当に子供運がありません。

何かに祟られているのかって言うぐらい。

 

この時代、子供が夭折することは少なくなかったでしょうが、ムスタファの場合、ファトマが産んだスレイマン皇子以外は、殺されたんですね…ヒュッレムに。

いや、スレイマン皇子も…もしかしたら殺されたのかも…メフメト皇子のように。

しかし、今回のことでムスタファは益々ヒュッレムへの憎しみを大きくしたのではないでしょうか?

 

 

ところで、チェチーリアは何とかしてセリム皇子に近づこうと必死にアピールしています。

でも、皇子は全く興味を持ちません。

どうも皇子のタイプじゃないみたいですね。

しかし、プライドの高いチェチーリアは、

絶対にセリム皇子を落とす!

と心に誓ったようです。

 

で、スンビュルに賄賂を持ち掛けましたが、「おあずけ」にしたことが災いして、大事な切り札である宝石を取り上げられてしまい…そればかりか召使のバレリアが当てつけにセリムの側女に選ばれてしまいました。

チェチーリアの誇りはズタズタになってしまいましたね。

しかし誇り高きチェチーリアは強がって見せます。

バレリアの方はというと、ご主人様に今までの仕返しができて(?)喜んでいるようです。

 

傷心のチェチーリアですが、落ち込んでいる暇はないでしょう。

早くしなければ皇子は出発してしまいますから。

 

 

さて、ヒュッレムは自分たちの勝利を確実にするため、ムスタファ暗殺を決行したものの、謎の男たちに阻まれました。

その結果、ルメイサが命を落とし、生まれるハズだったムスタファの子供も天国に旅立ってしまいました。

生まれてくるはずだった子供を失ったムスタファ。

ますますヒュッレムへの憎しみをたぎらせています。

ヒュッレムにもそのことは分かっているはずです。

ヒュッレムたちがムスタファの命を狙うように、ムスタファもヒュッレムとリュステムを亡き者にしようと考えていることでしょう。

今回のことは、その序章にしか過ぎません。

 

 

バヤジットはいつも損な役回りで、要領の良いセリムにやられっぱなしです。

セリムがダメダメなのはスレイマンもヒュッレムも分かっていますが、そんなバヤジットを守るためにセリムを選んだとは知るよしもありません。

だからバヤジットは、【セリムへの憎しみ】【父の仕打ち】に苦悩しています。

しかし、ヒュッレムたちはまだその事に気づいていないように見えます。

誰かがバヤジットの心のケアをしてくれると良いのですが…

 

 

そして、チェチーリアはセリムの後宮に入ろうと必死に工作しましたが、やり方を間違えてスンビュルにいっぱい食わされてしまいました。

しかも侍女だったバレリアに出し抜かれてしまい、悔しさに打ち震えていますが、必死に平静を繕っています。

果たしてチェチーリアに起死回生のチャンスはやってくるのでしょうか?

もう時間はありません!

 

 

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オスマン帝国外伝シーズン4の日本語字幕版最速配信は?

現在、オスマン帝国外伝の最終シーズン4が配信されているのは、「チャンネル銀河」「hulu」だけ(毎週5話づつ配信)です。

当然、今までの流れで行くと、数カ月後にはBS日テレでも配信されることになると思いますが、まだいつになるか未定だし、そんなに待てない!という場合、日本語字幕付きのオスマン帝国シーズン4を視聴するにはこの2択しかありません。

 

その内、リアルタイム配信での最速はチャンネル銀河になります。(huluより1日程早い)

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料金 660円(税込) 1,026円(税込)
無料期間 加入月無料(1話と2話だけは無料放送あり) 2週間
オスマン帝国外伝を見逃した場合 毎週土曜日に再放送(1回のみ)あり。 いつでも何度でも好きなだけ観れる。

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実はBS日テレでの放送ではカットされてる場面があります!

いつになるかは分かりませんが、シーズン3まで好評だったこともあって、数カ月後にはBS日テレでも「オスマン帝国外伝 シーズン4」は放送されるでしょう。

 

ただ、シーズン3までがそうだったように、BS日テレでの放送には、CMに入る直前に流れる数秒の場面が出てくると思います

コレって実は、

カットされてる場面

も含まれているんです~!!

 

もともとトルコ版で各話の長さが違うのに、地上波での放送枠は固定なので、その放送時間上の微調整が必要で致し方ありません。

まあ…それほど重要ではない場面が多い感じではあるんですが、CMの前後で場面が飛んでるところが多々あるので、個人的には違和感を感じます。

BSもしょせんCMありきで成り立ってるので仕方ないですね。

 

ちなみに、この記事のあらすじ・感想は、もちろんhuluでの完全版を元にしています。

 

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本ページの情報は、2023年10月時点のものです。最新の情報は、 hulu公式ページよりご確認ください。

 

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