ラッシュガードとはどんな意味?プールや海で着たまま泳ぐ事は可能?

子供を連れで海やプールに出掛けたいけど、何年も前に購入した水着は体型に自信がなくなった今、着れないと嘆くママさんの声を耳にしますが、そんな時こそ体型も隠せるラッシュガードの出番です。

ラッシュガードは簡潔に言うと水着の上に着るウェアの事ですが、ここ最近テレビなどでも注目される機会が増え、話題になっていますよね。

 

でもそもそもラッシュガードってどんな意味かご存知でしょうか?

また体型が隠せて重宝するラッシュガードですが、できれば泳ぐ時もそのまま着たままでいたいですよね?

ということでこの記事では、ラッシュガードそのものの意味についてと、着たまま泳げるのか?という疑問についてまとめてみました。

 

ラッシュガードとはどんな意味?

サーフィン ラッシュ元々、ラッシュガードの発祥は

サーフィン及び、サーファーから生まれたもので、マリンスポーツウェアのこと

なんです。

 

そして「ラッシュ(rash)」とは医学用語で発疹、吹き出物、(不快な出来事などの)多発、続発と幅広い意味を持つ言葉なんですが、これがサーファー用語になると、

擦り傷

に代わり、サーフィンをする人にとっては切っても切り離せない意味になります。

 

既に愛用している方は、よく知ってると思うんですけど、ラッシュガードは海での小さな怪我を防ぐいう本来の役割の他に、実は

日焼け防止にも貢献してくれる

という優れものです。

 

ラッシュガードが今、これだけ流行している大きな理由は、むしろ紫外線から体を守るという目的のためと言っても過言ではありません。

速乾性と伸縮性に優れ、サーファーの方が、擦り傷やクラゲなどに接触した時の怪我から体を守る為に着たのが最初

ですが、日焼け防止機能に加え、今ではオシャレなデザインが増えたために、ジムやヨガなど様々なジャンルで使用されているのが現状です。

 

 

ちなみに紫外線に関するもので「UPF」と言う用語をご存知でしょうか?

「UPF」とは「Ultraviolet Protection Factor」の略で、“衣類における紫外線のカット率”を数値化した物です。

このUPFの値に関してラッシュガードのほとんどが“UPF+50”という最高値なんです。【→UPF+50以上は全て「UPF+50」という表記になります】

 

この数値がどれほど凄いかという事を簡単に説明すると、15分間紫外線を直接肌に浴びたダメージを“UPF+50”の衣服を通すとその50分の1にしてくれるということです。

つまり紫外線から受けるダメージ量という観点で比較すると…

直接地肌に15分間浴びる=UPF50の服を通して750分間浴びる

という方程式になります。

 

これはあくまでも理論値ですし、目安でしかないのですが、750分間と言えば10時間以上なので、海やプールで1日ラッシュガードで肌を完全ガードしていれば日焼けしないって凄いですよね~

その凄さが先走ってしまうのも納得です。

 

 

世の中のトレンドってグルメでもファッションでも女性からの発信が圧倒的に多いですが、紫外線を気にするのも圧倒的に女性ですよね。

男性なんてどっちかというと多少シミになってでも、小麦色の肌に拘りますから…

 

そんな女性にとっての天敵である紫外線を根こそぎカットしちゃう点が高く評価されて、海水浴やマリンスポーツは勿論のこと、今では日々のジム通いやランニング、軽い登山にも使用され、あっという間に一般認知されるてしまったのも無理もありません。

ということでラッシュガードは、今やマリンスポーツウェアという領域をとっくに超えたものになってます。

 

こんな現状を見る限り、ラッシュガードの本来の意味も忘れられがちなんですが、元々は紫外線対策というより

擦り傷対策から生まれた物

だということを覚えておけば、まだまだたくさん居るラッシュガードという言葉に馴染みのない方に自慢できるかもしれませんよ。

 

ラッシュガードってプールや海で着たまま泳ぐ事できるの?

前項にも書いた通り、今や広く多くのジャンルで利用されているラッシュガードですが、まだまだその万能性を覚えたての初心者にとっては、

ラッシュガードを着たままプールや海に入って大丈夫なの?

と言う疑問が沸くかと思います。

 

実際、着用したまま泳ぐのは可能なのか?と言われると、

もちろん可能

です。

素材等も水に濡れても大丈夫なように作られているのがラッシュガードなので、着たままプールで遊ぶ事も出来ます。

 

ただし…!!!

確かに水中で着用されるために作成されているラッシュガードですが、特にプールなどに行く際は下記の注意点を守った上でという条件付きというのが実際のところです。

 施設によっては、安全面から「パーカータイプ」のラッシュガード着用でのプール利用を禁止している場合がある。

 水着指定のある市営のプールなどでは、ラッシュガードの使用は出来ません。

 

自分がこれから行こうとしている施設はどうなのか?と気になる場合は、直接運営元に問い合わせてみるといいですね。

 

 

また、そんな制限とは逆に最近ではラッシュガードの使用が正式に認められている学校もあります。(学校指定のラッシュガードが大半ですが…)

最初それを聞いたとき、ちょっと驚いたんですが、考えてみれば子供の肌こそデリケートなので、日焼け対策は万全にしたいところですよね。

子供たちの体を守るという意味で、今後はもっと小中学校にも拡がって行くことでしょう。

 

 

以上のように、ラッシュガードは、元々サーフィンの際に用いられた体を守る為のウェアでしたが、今では大衆向けに作られており、機能性もファッション性も充実しています。

多種多様なラッシュガードが販売されているので、紫外線対策も兼ねて、おしゃれに着こなして行きましょう!

 

「ラッシュガードの意味」まとめ

ラッシュガードの意味や利点についてまとめてきましたが、日焼け対策や怪我の防止の他にも、

肌を露出したくない

という人達からの支持も、人気の要因の1つですよね。

肌荒れで…二の腕が…お腹まわり…、とにかく恥ずかしい…などの悩みにも、ラッシュガードは大きな見方になってくれます。

 

 

また、プールや海に入れば体は冷えるので、水に入ってなくても海風もあって案外、体は冷えがちなものです。

ぴったり身体にフィットするタイプのラッシュガードは着用したまま泳げるので、水中での冷えも軽減してくれますし、水から上がったあとは、乾いたラッシュガードを着用すれば、暖かく過ごすことが可能です。

 

ラッシュガードの種類としては、

  • プルオーバータイプ(半袖・長袖)
  • ジップアップタイプ
  • パーカータイプ(ラッシュパーカー)
  • Tシャツタイプ
  • パンツタイプ(レギンス・トレンカ)

他にも、手の甲までカバーするタイプなど様々ありデザインも豊富なのがまた嬉しいところ。

 

着心地で言えば、

  • ぴったり身体にフィットするタイプ
  • ゆったり感のあるタイプ

などに分けられます。

 

以前は機能性重視のぴったり身体にフィットするタイプのものが多かったのですが、現在は気軽に着用できるゆったり感のあるタイプのものが多くなりました。

オシャレなデザインも多くなり、そのオシャレ感もサーファーの方だけでなく広く着用される大きな追い風となっています。

 

 

ラッシュガードには種類がありますが、それぞれに向き不向きもあります。

フードやポケットがあるオシャレなものは、泳ぎにくいですし、水中で引っかかると危険なので、着たまま泳ぐ時はそれ以外のものを選んだ方が良いでしょう。

そして水から上がった際は、パーカータイプのフードをかぶれば、耳周りの日焼け防止になるし、ポケットも水から上がってからだと、あると便利です。

 

2~3着用意して用途に合わせて使い分けるのが賢い使い方かもしれません。

日焼け対策だけで考えても、速乾性と伸縮性があるので、野外スポーツやガーデニング、野外イベントなどにも利用できるし、デザインによっては普段着としても使えて、持っていると便利です。

 

水辺だけでなく、夏のお出かけに大活躍しそうなラッシュガード。

あなたもまずはお気に入りの1枚を探してみてはいかがでしょうか?

 

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