この記事では、ランドセルの日(3月21日)が何の日なのか?に関する情報をまとめています。
具体的には、
- なぜ3月21日がランドセルの日と呼ばれているのか?その由来は?
についてです。
この記事を読めば、あなたの記念日に関する知識が1つ増えること間違いなしですよ。
ランドセルの日って何の日?由来は?
その由来は…
「3月21日」…
「3+2+1=6」…
「6年間」…
「小学校」…
「小学生」…
「ランドセル」!!
と、6年間使用した大切なランドセルに感謝の気持ちを表す
という意味で制定されました。
また、
卒業シーズンに合わせた
ことも由来の一つのようです。
由来については、かなり強引な「こじつけ感」がありますが、
ということがわかり、ツッコむどころか、なるほど~大事なことだな!と納得してしまいました。
そもそも「ランドセルの日」は「スキップ」という会社が制定しています。
この「スキップ」という会社は使用して使われなくなってしまった「ランドセル」をミニチュアとして小さく加工するサービスをしました。
今は「スキップ」以外にも色んなメーカーが参入しているようです。
以下の「ミニチュアランドセル」という置物?の商品も話題とのこと。
おじいちゃん・おばあちゃんが買ってくれたランドセルを6年間大事に使わせてもらったよ!
ありがとう~♪
という意味を込めて、その6年間の想い出と共におじいちゃん・おばあちゃんにプレゼントするっていうのも粋ですよね。
これを孫からプレゼントされれば、おじいちゃん・おばあちゃんも絶対大喜びするでしょう!!
ランドセルの起源
ランドセルっていつから日本にあるか知っていましたか?
ランドセルは、江戸時代の幕末にオランダから伝わったものです。
日本の物ではなかったんですね…!
てっきり私は、メイド・イン・ジャパン製品なのかと思いました。
ランドセルは、もともと兵隊の人が携帯する持ち物を入れておくバックとして利用されていたんだとか。
現在は子供が使う鞄とされていますが、大人の人が持ち歩く鞄だったんですね~。
ランドセルは、オランダ語の「ransel(ランセル)」という言葉がなまって、「ランドセル」と聞き間違えられ…やがてランドセルと呼び方が定着したことが名前の由来です。
ちなみにインドネシア語にもバックパックという意味で「ransel」という言葉があります。
なまって聞こえてしまってランドセルになった…ってのは日本らしくて面白いですね!
このランドセルが革製になったのは、明治以降です。
更に、ランドセルが通学用鞄として使用されることになったのは、官立の模範小学校として開校された学習院初等科が最初とされています。
1885年(明治18年)に学習院では
を理念として掲げました。
どんな立場の人の子供であっても特別扱い(エコひいき)せずに学ぶ人はみんな同じ立ち位置で学ぶ。
そんな理念に沿うように馬車や人力車を使用しての通学登校を禁止になったそうです。
当時は馬車や人力車を使用して用事を済ませてり、出かける事が多かったんですね。
また、その延長上で、学習に必要な教科書やノート、筆記用具を自分たちで持って登校できるようにとしてランドセルが使用されるようになりました。
確かに手持ちで教科書やノート、筆記用具を持ち歩くのは面倒だし、手が塞がるので危険でもありますよね。
なので、手提げ袋ではなく、背負うタイプになったとのこと。
この時代では、ランドセルは現在のリュックサックと同じ感覚で取り扱われていたらしいのですが、ランドセルってそこそこの値段もする高級品だし、リュックサックと同じ感覚でなんて今では考えられませんよね。
更に調べると、1887年(明治20年)に大正時代の皇太子様に対し、学習院初等科への入学記念として日本初の総理大臣でもある伊藤博文総理大臣がランドセルを献上したというエピソードもありました。
そして、この出来事がきっかけとなり、日本の小学校で広くランドセルが使用されることになったとのこと。
「ランドセルの日は何の日」まとめ
今回のまとめです。
「ランドセルの日」の概要
- 「3月21日」→「3+2+1=6」→6年間使用した大切なランドセルに感謝の気持ちを表すという意味で「ランドセルの日」が制定された。
- 「ランドセルの日」を制定したのはランドセルからリサイクル商品を生み出す「スキップ」という会社が制定した。
今、自分の小学校時代を遡ると、坂になっている土手でランドセルをソリ代わりにして滑ったり、随分酷いことをしてたなぁ~と反省ばかりですw
そんな自分を反面教師に、子供には「ランドセルの日」が制定された意味をきちんと伝えて、物を大事に使う心を養って欲しいなと思います。