次世代の映画上映システムとして話題になっている「ScreenX」が、遂に日本でも7月1日から解禁となりましたね。
韓国発の同サービスは、既に世界中の119箇所の映画館で既に導入されているということで、日本は120番目とのこと。
お隣の韓国発祥なのに後発組と言えるかもしれません。
まさに待望の最先端システムなんですが、考えてみると、ここ数年のイルミネーションイベントで発展したプロジェクションマッピングが360度対応になったりと、この流れで行くと映画館でもその内…という状況ではありましたね。
前方+側面に映し出される映像は、視野の限界に近い270度に渡る迫力で、何と言っても3D眼鏡など無しで楽しめるのが大きな特徴です。
確かに4DXも凄かったのですが…
映画の世界も日進月歩していて数々の趣向を凝らした演出で観客を楽しませてくれます。 少し前には3D対応の映画という物が話題になりました。 それも現在では、ごく当たり前のようになりいろいろな映画に対応して[…]
3Dメガネ装着という一種の違和感はあったままだったので、それが無いってことは、よりリアルに映画の世界に入って行けそうですよね。
私も早く体験してみたいです!
ということで、この記事では現時点でScreenXを体感できる映画館や料金や体感した人の感想など、気になる情報をまとめてみました。
ScreenXが体感できる映画館はどこ?
世界で120番目になるScreenX(スクリーンエックス)を体感できる国内初の映画館は東京お台場にある…
です。
フジテレビの真ん前なので、まあ場所的には迷うことはないですね。
そして記念すべき日本でのScreenXオープニング作品が「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」とのこと。
ジャックスパロウの最後の冒険ってことで、映画史に確実に刻まれる作品ですし、まさにオープニングとしては相応しいと言えます。
ユナイテッド・シネマお台場では全13スクリーンありますが、その13番スクリーンがスクリーンエックス専用となり、上映時間は下記の通りです。【今後の対応作品によって変更になると思うので、詳細は公式ページをご確認ください】
ScreenX上映時間
- 9時35分〜12時
- 12時20分〜14時45分
- 15時5分〜17時30分
- 17時50分〜20時15分
- 20時35分〜23時
1日に2、3回とかもっと限定されると思いましたが、5回も上映されるんですねぇ〜
とは言え、解禁されたばかりのサービスなので土日は混雑必至。
会社が近ければ、比較的空いてる平日の会社帰りに寄れるんですが…
最終の時間でも終わって23時ですから終電は余裕で間に合いそうです。
私も昔は五反田や品川に通勤してたので良かったのですが、今は横浜にいるので平日となるとちょっと厳しいのが残念。
となると必然的にチャンスは土日限定となります。
そこで気になるのが…
ScreenXって予約は要るの?
口コミ情報などによると、現段階では土日のチケットに関してはネット予約で完売していたらしいので、確実にScreenXを体感したければ事前にネット予約した方が良いでしょう。
が気になると思いますが、例えば今度の土日に観に行こう!という場合は、その週の
ネット予約できます。
つまり火曜日は帰宅が午前様にならないように余裕を持って、23時30分頃からユナイテッド・シネマお台場のネット予約販売ページを開いておきましょう。
0時と同時にページ更新して、観たい日時のチケットを選び席を選びます。
そうすると約15分程の間、仮押さえ状態にできるので、その15分くらいの間に決済を完了させましょう。
座席表に関しては後述する「座席のベストポジションは?」のところで改めてご紹介します。
【追記】続々とScreenX対応の映画館が!
2017年まではお台場のみだったんですが、その後、全国各地にScreenX対応の映画館が出てきています。
現在確認できているのは以下の7箇所です。
ユナイテッド・シネマ テラスモール松戸
シネマサンシャイン かほく
シネマサンシャイン 下関
ユナイテッド・シネマ 福岡ももち
TOHOシネマズ 熊本サクラマチ
ユナイテッド・シネマ PARCO CITY 浦添
グランドシネマサンシャイン
ScreenXの値段をチェック!
さて、次に気になるのがチケットの料金です。
実は実際の映画撮影ではScreenX用の機材はまだ使われたことがないのですが、現状では
とのこと。
手間が掛かっている分、値段も跳ね上がりそうなのですが…現状では下記の料金が設定がされています。
ということで、オープニング作品であるパイレーツ・オブ・カリビアンの鑑賞料金の合計は…
◆大人
→ 2,500円
◆大学生
→ 2,200円
※学生証が必要
◆中学・高校生
→ 1,700円
※学生証が必要
◆幼児(3~6歳)、小学生
→ 1,700円
◆障がい者
→ 1,700円
※障がい者手帳が必要、付き添い人は1名まで1,000円
う〜ん、、、+700円と聞くと意外に安いなぁ〜って感じでしたが、改めて料金を合算すると個人的にはちょっと割高な気がしますね。
できれば大人だけど高校生までの料金で観たい!^^;
まあそれでも、同じユナイテッド・シネマで4DXの3D作品を観ると大人で3,200円しますから、それに比べたら安いんですけどね…
やはり料金的にも眼鏡無しは大きい!と感じます。
ところで、この高校生までの料金ですが期間限定割引だそうです。
将来的には高くなって行くんでしょうねぇ〜
確かに世界的にはScreenXの流れは来てるんですが、日本で今後どの程度拡がるかは未知数ですね。
とりあえず、東京で開始ってことは関西圏でも確実にやるでしょうし、
- 北海道
- 仙台
- 名古屋
- 広島
- 福岡
辺りの主要都市止まりなのでは?って気がします。
そこで気になるのが他の割引。
調べてみたのをまとめてみましたので参考にしてください。
◆レイトショー(20時以降の作品)
→ 2,000円
◆レディスデー(毎週水曜日)
→ 1,800円
※学生証が必要
◆会員デー(毎週金曜日)
→ 1,700円
※学生証が必要
◆映画の日(毎月1日)
→ 1,800円
◆シニア割引(60歳以上)
→ 1,800円
※年齢証明が必要
◆夫婦50割(夫婦どちらか50歳以上)
→ 3,600円
※年齢証明が必要
◆前売り、特別鑑賞券等
→ 券+差額700円
※招待券はScreenX専用招待券のみ有効
※ムビチケもチケット売り場で差額700円が必要
ScreenXの座席のベストポジションは?
4DXもScreenXも同じ韓国のグループ企業、CJグループが作ってるんですね。だから同じスクリーンで併設できると。日本でも4DX+ScreenX登場に期待できそうですね。https://t.co/bk82LtSNqJ pic.twitter.com/NiWV7rmyeW
— papiko (@papiko5656) 2017年7月30日
ところで、先ほどチケット予約のところでも軽く触れましたが、予約の際には座席指定が必要です。
そこで気になるのは
ということ。
なにせ、左右にもスクリーンがあるので、あまり前だと首が疲れるし見え方も大いに異なってしまうでしょうから。
ってことで、まずは13番スクリーンの座席表を確認してみましょう!
引用元:http://www.unitedcinemas.jp/odaiba/seat/13.html
左右のスクリーン映像を堪能するためには
が良いでしょう。
ただ、口コミ情報などを観るとI列で観た方の満足度が抜群でした。
あまり後ろ過ぎても、スクリーンに包まれてる感が足りないので、ベストポジションは
がベストだと考えます。
予約の際にこの辺の席が空いてたら迷わずGOですね!
ScreenXの感想・口コミまとめ
続いては、すでにScreenXを体感した方々の感想や口コミ情報を以下にご紹介します。
ScreenX、まさかの字幕なんだ…あっちもこっちも見たかったから吹き替えの方が都合良かったんだけどなぁ😂まぁいいか
— Johnny_Dettsu (@Dettsu_J) 2017年8月8日
『新感染 ファイナル・エクスプレス』ScreenX 2D版のチケット確保。通常の2D字幕版を先に観た方が良いかとも思ったが、体感映像好きとして、やはり3面マルチの誘惑には勝てん。 https://t.co/vqthN4Gcwj
— takeman75 (@takeman75) 2017年8月29日
ScreenXは本題に入る前のデモンストレーション映像がいちばんスゴかった。三面スクリーンのシーンがトータルで30分くらいしかないのがやや不満。海中のシーンは水族館か潜水艦に乗ってるような気分になった。
— Tomo (@meesha501) 2017年8月27日
screenX最低。ずっと三面が映写されるわけではなかった。前の方の席だと正面はベストだけど横が見えないし、横見てる間に正面で見せ場が終わる。正面見てたら急に横に広がるが見えない。見えない横が気になって凄く気が散る。端に移動して何とか二面が視界に……後ろ以外では鑑賞不可です。
— kingyo (@jyou_syo) 2017年8月26日
『パイレーツ・オブ・カリビアン最後の海賊』screenXで鑑賞。最初のだんじりが楽しい。亡霊のキャラは良いね。海走ったり、船が噛り付いたり。骨サメが個人的にツボ。海洋でのシーンが綺麗でスケールも抜群。シリーズ中では一番満足した。
— kingyo (@jyou_syo) 2017年8月26日
ScreenX行ってきたよ…なんだあれ最高だな、座席が動いてるように感じて思わず肘置き握りしめちゃった
— mina (@01minam) 2017年8月23日
昨日ですが、お台場のユナイテッドシネマにある最近できたScreenXなるものを観てきたんですよ
ただの3面スクリーンと侮るなかれ、視界一杯に広がるスクリーンはまさに映画の中へダイブしたような感覚でした!!
映画好きさんは是非一度お試しあれ!!! pic.twitter.com/eRJXm70afL— ナズナ(NAZUNA) (@nazuna155) 2017年8月17日
否定的な意見はゼロではありませんが、比較的好意的な意見が多かったです。
感想や口コミをかき集めてみて目に付いたのは
です。
中には3回くらい観た人も居ました。
おかわりする理由は以下の2通り考えられます。
- 1回観ただけじゃ分からなかった
- 病みつきになった
で、どうやら後者の病みつきになった人が若干多い印象です。
まあ作品のストーリーなんかにも左右されるんでしょうけど、純粋にScreenXを体験して、その凄さを実感し、もう1回味わってみたいと思わせるだけの中毒性を秘めているのは確かなようです。
ただ今回のパイレーツでは
と、まだかなり限定されているようです。
今後、映画撮影からもScreenX対応の機材が使われるようになれば、全編に渡って対応する映画も出てくると思われます。
気長に待ちましょう!
また、同じように多かったのが
という意見。
これは3面のスクリーンの都合を考えれば、字幕が左右側のスクリーンに映っても何だか白けてしまいますからごもっともですよね。
やはり映画館で観るからには字幕付きの英語で観たいもの。
俳優さんの本物の声でないと感情移入も半減してしまいます。
第一、吹替版だったら、家で観るのとあんまり変わらないですもんね~
でも、字幕が左右のスクリーンに映し出されるのも何だかなぁ~って感じです。
ということで、今後はもっとこの辺の意見に耳を傾けてもらって改善して行って欲しいと思います。
「ScreenXの映画館」まとめ
🎬screenX特別予告影像🎬
圧巻的な没入感!臨場感MAX!270度の大迫力! 日本初3面スクリーンで「#新感染」を楽しもう!ScreenX版 特別予告映像 解禁です!!!
映像こちら→https://t.co/QDWQnM5ZJH
#絶賛新感染 #screenX pic.twitter.com/cbgJflGt6v
— 新感染 ファイナル・エクスプレス (@shinkansen0901) 2017年8月2日
この記事では日本でようやく解禁されたScreenXについて、場所や料金、感想などの情報をお届けしました。
今のところ、日本国内では
「ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場」
のみで、作品も
「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」
のみ。
ただし、ScreenX対応の映画は既に話題の「新感染」など、どんどん増えてくるでしょうし、口コミでの実際に観た人の感想も軒並み高評価ということで、お台場以外の場所でも今後増えて行くことでしょう。
ただ、そうやってScreenXの敷居が低くなるのと同時にScreenX映像に作品全編が対応することや字幕の問題などの課題に対する改善も期待したいところです。
逆に言えば、日本でのScreenXはまだまだ産声を挙げたばかり。
あとは向上するだけですから、その過程も含め、今しばらくは温かく見守るべきだと思います。
その今の現状を知るためにも、早いとこScreenXを体験しに行きたいです!
以上、最後までお読み頂きありがとうございました。