この記事では、青函トンネル開業記念日(3月13日)に関してまとめています。
具体的には、
- 青函トンネル開業記念日の由来は?
- 青函トンネル開業記念日には何をするのか?
- 青函トンネル開業記念日に関するイベントはあるのか?
についてです。
この記事を読めば、あなたの雑学知識が1つ増えること間違いなしですよ。
青函トンネル開業記念日の由来は?いつ制定されたの?
恐らくもう前後展望では見ることができへんなってる青函トンネル内 吉岡海底駅跡 2014年12月 急行はまなす車内より pic.twitter.com/tvnXTqHdau
— π 風 (@Acces_X) 2019年2月27日
- なぜ3月13日が青函トンネル開業記念日なのか?
- いつ制定されたのか?
については…
1988年(昭和63年)3月13日に「青函トンネル」を通るJR津軽海峡線が開通したこと
が由来です。
もう30年が経つわけですが、青函トンネルそのものの開通ではなく、線路の開通というのが意外です。
まあ言われてみれば鉄道トンネルなんで当たり前か…。
「青函トンネル」はどことどこを繋ぐトンネルなのか?
「青函トンネル」は
本州側の青森県東津軽郡今別町~竜飛(たっぴ)崎
↓ ↓ ↓
北海道の松前半島の上磯郡知内町湯の里
を繋ぐトンネルです。
トンネルは山を削って繋いだものがほとんどですが、海の底でトンネルが掘り進められたという事実にはビックリですね!
「青函トンネル」が造られた費用は?
「青函トンネル」本体の建設費用は、計画段階で5,384億円だったそうです。
しかし、実際に造ってみると工事の難航などで、結局7,455億円という費用が掛かりました。
海峡線としての費用も、建設計画段階で6,890億円のところ、実際にかかった費用は9,000億円と膨大な額へ上回ってしまいました。
そ…、そんなに掛かるんですね!?
東京オリンピックの費用計上でも、物議が生まれましたが、こういう見積もりの甘さは、同じ設計者として、ちょっと異常さを感じます。
普通は、余裕を持って、むしろ計画段階から余分に計上すると思うんですけどね~
まあ、建設業界には特殊な何かがあるということなんだろうか…
「青函トンネル」の長さ
で交通機関用のトンネルとして世界一を保っていたものの、2016年に開通したスイスの「ゴッタルトべーストンネル」が全長57.091Kmで、世界一長い鉄道トンネルの座を明け渡すことになってます。
ただそれでも、「青函トンネル」は今なお
としてはその座をキープしてるんですよ。
「世界最長の海底トンネル」ということもあり、万が一の事故・災害防止のため厳重な安全対策が「青函トンネル」にはほどこされています。
トンネル内での終日禁煙・火気の使用が厳禁など、厳重体制です。
「青函トンネル」には、一般建物よりも高感度の煙・熱感知器が多数設置されており、微量の煙だけでも感知してしまい、列車の運航が止まってしまうこともあります。
あれだけの長さをカバーする微量の煙を感知する熱感知器は一体どのくら設置されているのやら…何だか凄そうな数になりそうですね。
青函トンネル開業記念日には何をするの?
3月13日(日)は青函トンネル開業記念日
1988年 青函トンネルを通るJR津軽海峡線が開業しました。青函トンネルは全長53.85Km 全長の43パーセントが海底という世界最長のトンネルです。日本て ス・スゲェ…👯✨✨✨💯💮👏 pic.twitter.com/jVTzx5rLrR
— ちー(少しお休みします) (@9174839194) 2016年3月12日
「青函トンネル&瀬戸大橋開業30周年記念キャンペーン」が、何周年かづつに定期的に行われることがあるので、イベントに参加して「青函トンネル」の歴史や知識に触れてみたり、体験ツアーに参加するのも良い経験になると思います。
また、トンネルについての専門的な知識を身につければ、話しのネタにすることもできますよ!
青函トンネル開業記念日に関するイベントは?
2018年の3月10日にJR北海道・JR四国の共同企画として
が行われました。
“20世紀遺産”にも選出された青函トンネルは、今年で開業30周年。それを記念し行われるキャンペーンでは、なんと東北・北海道新幹線が半額に! このチャンスを逃さず、新幹線の旅を計画してみてはいかが?
→https://t.co/4pBiVIJ0MG pic.twitter.com/OLRg0otexM— たびらい北海道 (@TabiraiHokkaido) 2018年1月23日
新函館北斗駅にてセレモニーやパネル展示が開催され、13か月に渡るキャンペーンの打ち合わせがスタートし、記念ツアーの出発式や出迎えイベントも行われました。
キャンペーンの具体的な内容は、30周年記念入館証&オリジナル缶バッチが平成30年4月1日~平成31年3月31日までプレゼントされたり、東北・北海道新幹線が半額になる…など。
限定記念の缶バッチ…鉄オタでなくても欲しいですよね。
プレミアが付きそうだから…
更に、開業30周年特別企画船内体験ツアー(団体のみ)は、平成30年6月1日~平成31年3月31日まで開催されます。
船内体験ツアーがあるなんて…船に乗って気分転換にもいいですね!
道の駅みそぎの里きこない。お昼ご飯。 #ふじら函館弾丸行軍 pic.twitter.com/9PKf5OK79n
— ふじら (@_f9) 2018年4月28日
また、北海道の玄関口である北海道新幹線木古内駅前の『道の駅 みそぎの里 きこない』では、
- 応援セール
- ペーパークラフト体験
- プラレール展示
- キノコをさがせ!(道の駅内のキノコを探すゲーム)
- 北海道新幹線札幌延伸パネル展
などが開催されます。
ゲームがあるので、子供と一緒に楽しめるイベントですね~
青函トンネルの日に似ている他の記念日は?
- 3月9日:国道トンネル開通記念日
- 12月29日:清水トンネル貫通記念日
第2青函トンネル構想
鉄路専用の青函トンネルの隣に、自動車道の「第2青函トンネル」を建設する構想。長さ30km、概算事業費7300億円、片道通行料は普通車で5250円……。技術やコスト面の実現性を探ります。https://t.co/rX8SY2IVHf pic.twitter.com/4leD2qNuvy
— 日本経済新聞 電子版 (@nikkei) 2019年3月5日
第2青函トンネル計画構想があるとのこと。
車やバイクで北海道に渡る…何だかロマンを感じます。
是非、実現して欲しいなぁ~
以上、最後まで読んで頂き、ありがとうございました。