この記事では、ミシンの日(3月4日)に関する疑問についてまとめています。
具体的には、
- なぜ3月4日がミシンの日なのか?その由来は?
- 誰が制定した記念日なのか?
についてです。
是非この記事を最後まで読んで、あなたの雑学知識を1つ増やしてくださいね。
ミシンの日の由来(意味)は?なぜ3月4日?
あなたは最近「ミシン」を使用したことはありますか?
うちの嫁は服飾系の大学に行ってたこともあり、今も子供の学校関係の縫い物をしたりしてますが、私自身は小学生の授業でしか使用したことがほとんどなく…
って男なんで当たり前ですねw
男目線だけでなく女性目線で見ても、「ミシン」を使える女性って女子力高いかっこいいイメージがありますよね!
嫁が言ってたのですが、使ってないと忘れてくるそうなので、小学校以来触ってないとかだ大変みたいです…
そんな時は、この「ミシンの日」にミシンに触れてみる機会を作るのもアリかもしれません。
家になければ家電屋さんに直行しましょう!
ところで、
というと、その意味は…
3(ミ)4(シン)の語呂合わせ
から来ています。
若干苦しさを感じますが、まあ予測の範疇ですよねw
そして「ミシンの日」が制定された由来は、1970年にイギリスの「トーマス・セント」という家具製造技術者が初めて「ミシン」の特許を取得したことを記念して…になります。
「ミシンの日」が制定されたのは1991年(平成3年)なんですが、その前年1990年が初めての特許から区切り良くちょうど200年になることがきっかけで制定されたのです。
「ミシン」の初特許取得から200年とは…そんなに昔からあるなんてびっくりですね!
ミシンの日はどこの誰がいつ制定した?
「ミシンの日」は1991年(平成3年)に日本縫製機械工業会が3月4日を「ミシンの日」に制定されました。
前項でも触れましたが、その前年である1990年がミシンの発明からちょうど200年経つということを記念したのです。
ちなみに、この日本縫製機械工業会のHPに
1月~3月はミシンの月
とあるんですけど、残念ながらそちらの由来・意味については情報がなく…よくわかりませんでした。
ちなみに、ミシンが最初に誕生したのは1589年。
イギリスのウイリアム・リーが発明した編み機がミシンの元祖です。
そこから起算すると、何と既に430年もの物凄い歴史があることになります。
このミシンの日は、「トーマス・セント」の発明日を基準にしていますが、この「トーマス・セント」よりも早く「ミシン」の開発をしていた人物が実はいます。
その人物は、同じイギリスの「チャールズ・ワイゼンソール」です。
「チャールズ・ワイゼンソール」が特許を取得したのは1775年。
「チャールズ・ワイゼンソール」が発明したのは「トーマス・セント」とは違う仕組で、「ミシン針」の方だったとのこと。
この2人がそれまでの編み機の技術を劇的に進化させたことは間違いないものの、量産化されることはありませんでした。
昔、祖母の家で、足踏み式のミシンをおもちゃ代わりに遊んだ記憶があるんですけど、すごい重たそうで大きかったですね。
それでも一般家庭にあったということは量産化された訳で、200年も前のミシンはメチャクチャ大掛かりな機械だったのでしょう~
また…
現在のミシンの原型を発明したのは、アメリカの「ウォルター・ハント」。
ただし、彼は特許を取ってなかったので、当然その技術で争いが起こったんだとか。(1830年代の頃)
「ミシン」って何の略?
イギリスで発明された「ミシン」が世界中に広まっていったのは1800年代で、日本に伝わったのは江戸時代末期です。
でも、そもそもなぜ「ミシン」と呼ぶのか気になりませんか?
「ミシン」は英語で「sawing machine」ですよね?
そっからどう「ミシン」になったのか…?
調べると、その答えは
とのこと。
全然「ソーイング」が絡まないじゃん…!
発音がなまったことが正式名称になったなんて面白いけど、何かスッキリしないのは私だけでしょうか?w
「ミシンの日の由来」まとめ
最後に今回のまとめです。
ミシンの日の概要
- 3月4日がミシンの日になったのは語呂合わせだった。→【3(ミ)4(シン)】
- ミシンの日が制定されたのは1991年で、ミシン発明から200年を記念した。
- ミシンの日は日本縫製機械工業会によって制定された。
- 「machine」の発音がなまって「ミシン」と呼ばれるようになった。
ミシンは最初の発明から400年以上も経つ歴史のあるものです。
そんな長い年月を経て改良されてきたミシンを、この「ミシンの日」にメンテナンスして労う…そんな記念日にしたいですね。