近くで見せるのは良くない?新生児へのテレビの音の影響とは

新生児 テレビの音 影響

 

毎日当たり前のように見ているテレビ。

主婦の方なら外出をしない日は何となく一日中テレビをつけっぱなしなんてことありませんか?

実はかつてのわが家もそうでした⋅⋅⋅。

 

でも、そのテレビのつけっぱなし…新生児の赤ちゃんがいるお家だったら少し注意が必要かもしれないんです!

この記事では、新生児の赤ちゃんへのテレビ(特に音)の影響についてフォーカスしましたので、ぜひ参考にしてください。

 

赤ちゃんは良くテレビを見ているけど、そもそも赤ちゃんにテレビを見せてもいいの?

赤ちゃんとテレビ

 

赤ちゃんのいるお家では経験したことがある人も多いかと思いますが、新生児の赤ちゃんってよくテレビを「ジー」っと見ていることありませんか?

実は

新生児の赤ちゃんがテレビを見つめているのは、脳が刺激に反応するようにできていて、視覚や聴覚に強い刺激を与えるテレビを思わず「ジー」っと見てしまっているだけ

なんだそうです。

これは実際に私も調べて知った時にはとても驚きました。

 

わが息子がまだ小さい頃、「うちの子はCMが好きなんだ」とか普通に思っていましたが、勝手に反応しているだけという…

この衝撃の事実を知った時は「好きで見てたわけではないんだ…」と正直ショックでした。

 

あなたの赤ちゃんももし、テレビを見つめているようなことがあったら少し注意してみてください。

もし明確に反応しているとしたら、新生児の目はそこまでまだ見えてないので、

音に反応している

ということなんですよ。

 

その「テレビからの音」についてですが、この

テレビからの音が新生児にどういう影響を及ぼすのか?

について、次項でとても大切なお話をしていきたいと思います。

 

新生児へのテレビの音の影響は?近くで寝かせるのは良くない?

新生児へのテレビの音の影響

いきなり結論からになりますが、日本学術会議「子どものこころ特別委員会」の報告書によると、

1日に4時間以上のテレビ画面への視聴をしている子どもは、4時間未満の視聴の子どもに比べて自分の意思で話す事が遅れる事例があった、つまり新生児の発達状況の遅れが出た影響

に触れられています。

これは運動や社会性についても言えることで、長時間にわたりテレビ画面での視聴をさせることをなるべく避けるようにした方が良いとも言われているのが事実です。

 

こういった研究結果については解釈の仕方も難しいのですが、上記の根拠は日本小児科学会の調査の結果としても発表されているので、説得力があります。

 

なので、

新生児含め子どもがテレビ画面を長時間視聴することがないように、小さい内からなるべく注意したい

ところですね。

 

テレビを新生児に見せる時に気をつけたい5つのこと

 

家にいる時、テレビを全く付けないで過ごすお宅はなかなか少ないと思います。

そんな環境の中でも、新生児の発育上、良い影響より悪い影響の方が強く言われているので、少しでも新生児の赤ちゃんへ配慮をしてあげるべきです。

 

より具体的には

テレビの音や映像の影響をできるだけ減らしてあげる

ということです。

 

ここではその際に、気をつけたいポイントを5つご紹介します。

  • 2歳までのテレビ画面での視聴を少しでも控える
  • スマホの画面も同様で全てのメディアへ触れる時間を1日2時間までを目安にしてみる。
  • テレビからの距離を離してあげる。
  • テレビを付ける時間そのものを減らしてみる。
  • お母さんと赤ちゃんでメディアに触れる時間を上手に利用する。

 

以上、簡単にできそうな5つを挙げてみました。

 

中でも特に気をつけたいことは

「テレビからの距離を離してあげる」

「お母さんと赤ちゃんでメディアに触れる時間を上手に利用する」

という2点です。

 

 

「テレビからの距離を離してあげる」というのは、新生児の赤ちゃんの視力を考えると明快で、

テレビからの距離を離してあげることによりハッキリと見えない状況になるので「ジー」っと見つめるという行動が少くなります。

 

 

また「お母さんと赤ちゃんでメディアに触れる時間を上手に利用する」というのは、新生児の赤ちゃんはまだまだ授乳が必要な時期で、頻繁に授乳を行いますよね?

そんな授乳中にテレビがついていると、お母さんと赤ちゃん双方の気が散ってしまい、

せっかくの大切なスキンシップの時間が「ながら授乳」になってしまう

からです。

 

考えてみれば、子供の方から寄り添ってくる期間なんて、この先何十年のうちのホンの数年です。

そのうちゲームに夢中になったりで、相手にしてくれなくなりますw

だから大人がテレビを我慢する時間もホンの数年ということなのです。

 

テレビなんて、赤ちゃんが寝てから録画で見たり、今はBDレコーダーなどと連携すれば、スマホで観れますよね?いくらでも我慢できます。

ということで、貴重な親子のスキンシップの機会を1回1回大事にして最優先してあげてください。

 

 

子供は何歳になっても可愛いのは確かですが、子育ての先輩として強く言えることは、

小さくて従順で可愛い期間はあっという間!

だということ。

1分1秒も無駄にしてるなんてホント勿体ないですよ!

 

ということで、

妊娠中からでも少しずつテレビの無い生活に慣れて行くのが大切

だと個人的には思います。

 

「新生児へのテレビの音の影響」まとめ

 

ここまで、新生児の赤ちゃんへのテレビの影響や、近くで見せることがなぜいけないことなのかということをお話させていただきました。

それでは、今回の内容のまとめです。

 

新生児へのテレビの音の影響について

  • 赤ちゃんはテレビが好きなわけではなく、テレビやメディア自体が視覚や聴覚へ強い刺激を与えている。
  • 脳は刺激に反応するようにできているので、赤ちゃんはついテレビなどを見てしまう。
  • 長時間にわたりテレビ画面などを視聴させることにより、自分の意識で話すことへの遅れが出てしまう可能性が高くなる。
  • 赤ちゃんをテレビ画面から離してあげる。
  • 「ながら授乳」をしないようにする。

 

特にテレビ依存症の方!

知らず知らずのうちに赤ちゃんへテレビからの悪い影響を与えてしまっているかもしれません⋅⋅⋅

たまにはテレビを付けない時間を作り、目の前の赤ちゃんの笑顔や成長していく姿を最優先すれば、テレビやスマホを見なきゃいけない!という状態から抜け出せると思います。

 

大きくなって大きな事件を起こしたりするケースの多くが、小さい頃の親からの愛情が足りなかったからだ…という話をドラマなんかでよく聞きませんか?

それが本当だと一概に言えないかもしれませんが、お母さん・お父さんと赤ちゃんがお互いに心穏やかになるスキンシップを重視することで、その先何十年も充実した時間が過ごせる可能性が高くなると私は信じています。

 

わが家は幸か不幸か、子供に障害があったことで、自然とテレビをそんなに必要としない家庭になれました。

今は観たい番組を絞って、完全にスマホで視聴しています。

生活していく上で、何も不自由ありません。

 

なのであなたも是非、赤ちゃんを生活の中心にして「脱テレビ」に向けて少しづつ努力してみてください!今までどんなにテレビに依存していたとしても、きっと変われますよ。

 

以上、最後までお読み頂きありがとうございました。

 

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