沖縄という場所は特殊な街で、訪れた人の時間を忘れさせる程の悠久な時間を過ごさせてくれます。
それもこれも、沖縄関係者たちが過去の歴史において、いろいろな妨害にも負けず、独自の文化を守り続けてきたからこそですよね。
その積み重ねがあって、今では日本でも指折りの観光地として有名になり、日本国内外問わず年間に訪れる方も少なくはありません。
そんな沖縄の中でも、特に有名なのが首里城です。
2000年に世界遺産登録されましたが、これは実は首里城跡であって現在復元された本殿などではないそうです。

首里城は沖縄の古代を語る上で大変重要な場所であり、沖縄の有名な観光スポットとなっています。
その首里城を中心としたイベントも色々行われていますが、中でも定番なのが首里城のライトアップ。
ということでこの記事では、この大変魅力的なイベントの点灯時間や場所、更には駐車場情報やオススメのスポットについてまとめてみました。
首里城ライトアップの時間や場所は?

首里城のライトアップイベントは、琉球王国の優雅さを体験できる琉球公園で行われているイベントです。
これは一年を通して行われるイベントでライトに照らされた首里城の幻想的な姿が楽しめます。
YouTubeでその様子を収めた貴重な動画を見つけましたのでまずはご覧ください。
(もし動画が削除されていたらスミマセン)
点灯時間が気になりますが、この首里城ライトアップの時間は
日没から24時位まで
です。
日没~と言っても季節によって当然違うので、下記を大体の目安にしてください。
沖縄の日没時間
1月1日 | 17:48 |
---|---|
3月1日 | 18:30 |
5月1日 | 19:01 |
7月1日 | 19:25 |
9月1日 | 18:48 |
11月1日 | 17:46 |
時間を気にせずに優雅な時を過ごす事が出来るのが特徴です。
観光で訪れる人が多い中、この良い意味でのルーズさはとても助かりますよね。
旅先で時間に追われるのは何だか落ち着きませんもの…。
ご紹介した動画にあるように、真っ暗というよりは、
完全に日没してしまう前の少し早めの薄暗い時間帯からゆっくり時間を掛けて回るのがオススメです。
個人的には、薄暗い中のライトアップの方がより味わい深い印象を受けますので。
中心となる琉球公園は那覇市内にあります。

琉球公園は首里城を含めた一帯に位置し、正殿の中の方は有料となりますが、無料区域もたくさんあり、その無料区域に関しては閉園時間を過ぎてもライトアップを楽しむことが出来ます。
無料区域の開園時間
対象区域: 歓会門、木曳門、久慶門
期間 | 営業時間 |
---|---|
4月~6月 | 8:00~19:30 |
7月~9月 | 8:00~20:30 |
10月~11月 | 8:00~19:30 |
12月~3月 | 8:00~18:30 |
有料区域の開園時間
対象区域: 正殿・奉神門・南殿・北殿など
期間 | 営業時間 |
---|---|
4月~6月 | 8:00~19:00 |
7月~9月 | 8:00~20:00 |
10月~11月 | 8:00~19:00 |
12月~3月 | 8:00~18:00 |
どちらも季節によって時間が違うので気を付けてください。
※7月の第1土曜日とその翌日は定休日。(売店やレストランなどを除く)
ただし、無料区域は見学可。
入館料金について
入館料金については以下の通りです。
■一般(20名未満)
大人 | 820円 |
---|---|
高校生 | 620円 |
小・中学生 | 310円 |
6歳未満 | 無料 |
■団体(20名以上)
大人 | 660円 |
---|---|
高校生 | 490円 |
小・中学生 | 250円 |
6歳未満 | 無料 |
■年間パスポート
大人 | 1640円 |
---|---|
高校生 | 1240円 |
小・中学生 | 620円 |
なお、モノレールフリー乗車券を利用の場合はフリー乗車券を窓口で提示すれば、20名以下であっても団体料金で入管できます。
※身体障害者手帳などをお持ちの方は 窓口で提示すると介護者1名まで無料となるようです。

ただし、ここで注意点がっ!
ライトアップは確かに年間通してとなっていますが、機材の点検等で実施されない日もあるようなので、行かれる前に確認した方がいいですよ。
せっかくの景色を楽しみでいったのにライトアップされてなくて真っ暗だった…
そんなことにならないようにご注意ください。
首里城周辺の駐車場やおすすめスポットをご紹介

首里城のライトアップは、どこを見ても幻想的で素晴らしいのですが、特に人気なのが…以下の2箇所です。
おすすめ穴場スポット
①龍潭池からの眺め
首里城公園の北に位置する龍潭池(りゅうたんいけ)周辺からのライトアップの眺めは特に幻想的です。
無料区域ですし、ここは絶対に外せません!
②西(いり)のアザナからの眺め
首里社館(地下駐車場)から徒歩5分のところにある高台が「西のアザナ」です。
「アザナ=物見」という意味で展望台が設置されています。(無料)
ここからは首里城だけでなく、那覇市内の夜景も見れる穴場スポットです。

日没直前のまだ明るいうちに行くのがベスト。
慣れていないと暗い中で迷う危険性大なのでご注意を。
この他に、守礼門のところでも良い写真が撮れますよ。
正殿は有料ですが、やはりライトアップを間近で体感できるので、それだけの価値があります。
でもまあ個人的には、無料区域であっても、城郭周辺を散策するだけで十分に楽しめると思います。
散策して目にすることができる普段何気ないシーサー達もライトアップされて違う姿を見せてくれ、

さらには、城郭もライトが当たると違う風景が浮かび上がり、遠目で見る首里城に昼間と違う悠久の歴史を感じることができます。
正殿に入るのは、無料で周辺を色々と堪能したあと余裕があれば…くらいで十分かと。
駐車場について
首里城に車で行く際、駐車場は地下2階にあります。
駐車場の入口は世界遺産に登録された首里城跡の向かい側。
50~116台ほど停められる県営駐車場で、料金は普通乗用車で320円/日。
【お得な11回分回数券3200円もあり】
バスなどの大型車は地下1階と2階両方にあり、入り口は普通車の場所から更に奥に進んだところにあります。
大型車の方の料金は960円/日。【お得な11回分回数券は9600円】
ただし、季節によって、駐車スペースに調整が入るようなので注意が必要です。
駐車場の営業時間は下記の通り。
期間 | 営業時間 |
---|---|
4月~6月 | 8:00~20:00 |
7月~9月 | 8:00~21:00 |
10月~11月 | 8:00~20:00 |
12月~3月 | 8:00~19:00 |
※7月の第1土曜日とその翌日は定休日。
こちらも季節によって時間が違うので気を付けましょう。
個人的には、沖縄に行くなら冬が一番!だと思っているんですが、無料・有料区域および駐車場ともに、その冬の時間帯が一番短いところなのが少々残念に感じます。
ただ、イルミネーションは冬というイメージが定着してしまっている中で、1年中いつ行っても幻想的な世界を味わえる貴重なイベントなので、沖縄に行った際は外せないイベントですね♪
「首里城ライトアップ」まとめ

沖縄は観光が主産業になっている県です。
沖縄に来ると、また来たいなぁ~と感じるのは、その観光産業とは別の所にあるような気がします。
沖縄には悲しい歴史もありますが、それを乗り越えて独自の文化を育てながらも、自分たちのルーツは大事にしている。
それがこの首里城などのイベントに繋がっていると私は思うのです。
沖縄の歴史に誇りを持ち、何かこう…いろんな人に見て欲しいという気持ちが伝わってきます。

更に綺麗にライトアップする事で、より印象的にしている感じです。
まだ体感していない方、ぜひ行ってその空気に触れてみてくださいね!
