最近一日中眠いな~、ダルいな~、何もしたくないなぁ~と感じる日が続いてて…なんてことありませんか?
何かの病気なのか??と疑うこともあるかもしれませんが、実は少し身体を気遣うことで改善されるかもしれません。
ということで、「眠い」「ダルい」「何もしたくない」という悩みの原因と対処法をご紹介します。
この記事を最後まで読んで、是非スッキリしてください。
一日中眠い、だるい、何もしたくない…は病気?
そんな日もあるさ~と軽く受け流せる場合もあれば、その状況が仕事や家事・育児に大きく影響を出してしまう!という深刻な場合もあることでしょう。
でもこの「眠気」「だるさ」「何もしたくない」が続いても2、3日というのであれば、それは病気でも何でもなく、私たちの体のバランスが少し崩れているだけなのです。
その理由について、これから掘り下げていきますね。
基本的に人間の体内時間のサイクルは約26時間と言われています。
とビックリですよね。
単純に、そのまま放っておくと、約12日後には、体内時計は昼夜逆転してしまいます。
ただ、そうならないように、このサイクルを上手く整えてくれてるのが「自律神経」なのです。
自律神経とはよく聞く言葉だけど、実際はよくわからない…あなたもそう思っているかもしれません。
改めて整理してみると…
この2種類の神経の違いというのは…
「交感神経」
活動しているとき、緊張しているときに働く。
「副交感神経」
休息しているとき、リラックスしているときに働く。
このような感じで常にどちらかの神経が働くように、バランスが保たれています。
つまり、この2つの神経のバランスがとれていることによって、体の機能はコントロールされて、維持できているということです。
で…実は、一日中眠い、ダルいなどは、この自律神経が大きく関係していると言われています。
自律神経が、なぜ26時間サイクルである体内時計を24時間として調整できているのか?
疑問が出てくるかと思いますが、その理由は「太陽の光」によってこの体内時計がリセットされるから。
この「太陽の光」によるリセット効果が自律神経のバランスを保つからこそ、毎日の規則正しい生活リズムができ上がっているんです。
仮にこの自律神経が乱れた場合、体内のバランス機能が崩れてしまい、太陽の光を浴びていても
になってしまいます。
これこそが、一日中「眠い、だるい、何もしたくない」の正体なのです。
病気なんかではなく、
と思えば、気持ち的にも余裕が生まれますよね。
ただし!そんな状態がしばらく続くとすれば少々問題です。
もしあなたが普段通り早寝早起きをしていて、朝一でカーテンを開け太陽の光をたくさん浴びていているにも関わらず、「眠い」「ダルい」「何もしたくない」という状況が1日中続き、さらにそれが2週間以上続いている状況だとしたら、それは今度こそ病気の可能性があります。
その場合、実は最近寝付きが悪い、朝起きるのが辛い、ストレスが溜まっているなどの症状はないか確認してみましょう。
もしそんな症状がある場合には「不眠症」や「うつ病」が潜んでいる場合もあるからです…
もしあなたに、思い当たる節があるのであれば、一度心療内科のクリニックまたは睡眠外来などでチェックしてみた方が良いかもしれません。
そしてもし万が一、「不眠症」や「うつ病」と診断されるようなことがあった場合には、早めに治療を始めた方が治りも早いと言われているので、少しでも異常を察知したら早めに行動に移してくださいね。
だるい、眠い、何もしたくない時の対処法
近年ストレス社会と呼ばれる中、誰にでも「だるい」「眠い」「何もしたくない」という日があるかと思います。
そんな日は思いきって、
- 有給休暇をとって会社を休んでゆっくり体を休める。
- 子育て中の主婦の方だったら、たまには家事を後回しにして体を休めてみる。
などの対処方法を積極的に取ることをおすすめします。
なぜなら、
からです。
なかなか有給休暇がとれない、家事育児を休むことができない気持ちもわかりますが、あまりにも無理をし過ぎてしまうと、先ほどお話をした「不眠症」や「うつ病」になってしまう可能性が出てきてしまいます。
病気になってしまう前に、自分でコントロールすることも大切です。
休める日に思いっきり寝て体を休めるのも良し、趣味を思いっきり楽しんでストレス発散してみるのも良し、普段しないことにチャレンジしてみれば、新しい発見に気づき、それがまた心と体のリフレッシュへ繋がるかもしれません。
自分の中の体内時計を意識して、体のON/OFFを積極的にやっていきましょう!
そうそう!
1つ注意点として、私もよくやる「休みの日の寝溜め」ですが、この場合でも、
一瞬でも朝日さえ浴びれば、そこからは思う存分2度寝しても大丈夫!
そうすれば、体内時計のズレを最小に抑えながら安心して寝れますよ。
「一日中眠い、だるい、何もしたくない」まとめ
ここまで、
- 自律神経について
- 太陽の光を浴びることの大切さ
- 積極的に体を休めて自分へのストレスを溜めない
というお話をしてきました。
「一日中眠い」というのは、どこかしらあなたの体の中でバランスが崩れてしまっていて、眠いということに繋がっている可能性が大です。
実際に私も不眠症やうつ病になってしまったことがありますし、息子も夜鳴病という睡眠障害になったりで、睡眠の大切さをいやというほど味わいました。
やはり睡眠が不規則になると「一日中眠い、ダルい、何もしたくない」という日々が続いていましたし、ストレスも溜まっているけど発散も上手くできず…で結局塞ぎ込んでしまったような感じでした。
もし少しでも体に異変を感じた場合、一日休んでも効果が見られない、毎日の眠気やダルさが1週間くらい続いてしまっているという状況であれば、早急に一度、心療内科や睡眠外来を訪ねてみてください。
昔に比べて、最近では比較的心療内科のクリニックに足を運びやすくなってきていますので、私の過去のように重症化しないよう早めに対処することを強くおすすめします。
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