国連水の日(3月22日)は何の日?由来やイベント情報を調査!

国連水の日_由来は?

この記事では、国連水の日(3月22日)が何の日なのか?に関する情報をまとめています。

 

具体的には、

  • なぜ3月22日が国連水の日と呼ばれているのか?その由来は?
  • 国連水の日に行われるイベントは?

についてです。

 

この記事を読めば、あなたの記念日に関する知識が1つ増えること間違いなしですよ。

 

国連水の日って何の日?由来は?

国連水の日

国連水の日ってどんな日?なぜ3月22日なの?

その由来は…

水の大切さや清潔で安全な水が使えることの重要性について、世界中の人々と一緒に考えること

を目的として制定されました。

 

 

「国連水の日」が最初に提案されたのは、ブラジルのリオ・デ・ジャネイロで開催された地球サミットのアジェンダ21(1992年6月)。

そして、翌1993年に国際総会で正式に制定されたものです。

 

ただ、なぜそれが3月22日だったのか?についての詳細情報はありませんでした。

 

 

インフラ整備の発展で、世界人口の半数以上が水道を使用出来るようになった今現在でも、おおよそ9億人の人々が、安心して飲める水が身近になく、池や川、湖また井戸などから水を汲み生活しています(その半数近くはサハラ以南のアフリカ諸国)。

つまり、それだけの汚れた水が飲まれているという現状なのです。

 

 

そのようは地域では、水汲みは主に子供の仕事とされていて、サハラ以南のアフリカ諸国だけでも330万人強の子供達が学校に通うことなく、生きるために毎日遠い道のりを重い水を担ぎ運んでいます。

しかしながら、このような水は飲用に適さないものが殆どで、泥や細菌が混じった危険な水です。

 

皮肉なことに、生きるため苦労して運んだ水を飲用したため、命を落とす子供は年間30万人にものぼります。

蛇口をひねれば当たり前のように出てくる我々が、いかに恵まれているか?を痛感しますよね。

 

 

また、2017年の「国連世界人口予測」では、現在の世界人口が2030年までに86億人、さらに2050年までには98億人に達すると予測されています。

私が学生時代に地理で習った世界の人口の約2倍くらいに達してしまうという現実に、愕然としてしまいます。

 

それ故、全世界の水の需要は2050年までに55%拡大すると言われており、今以上に水について考え、対策をとることが重要課題となっているんです。

 

「国連水の日」には何をするの?

国連水の日

今年の国連水の日のテーマは

「Leaving no one behind (誰一人置去りにしない)」

です。

これは2030年までに、世界中全ての子供が身近な場所で清潔な水が使用できるようになることを目指していて、2019年のテーマはこれに基づいています。

 

 

飲用水の確保は基本的人権とし、保護されるべきですが、残念ながら世界ではまだまだ多くの人々が清潔で安全な水を確保することができていません。

一人でも多くの人がこの事実を知ることで、助け合いの輪が広がり、安全な水を使える人が増える可能性がグンと高まります。

 

ぜひ、あなたの周りでも「水」について考えてみましょう!

 

「国連水の日」に行われるイベントは?

国連水の日

国連加盟国に対して、国連はこの3月22日の「国連水の日」に、

各国で、水の重要性など、水について意識を高める活動を企画するように!

と推進していて、今年も世界各国で様々なイベントの開催が予定されています。

 

その代表的なものはこちらです。

2019年世界水の日記念シンポジウム:SDGs時代の世界の水

United Nations University(国連大学)では3月22日「2019年世界水の日記念シンポジウム:SDGs時代の世界の水」が開催されます。

世界で活躍する専門家が国連大学に集まり、水・衛生・持続可能な開発の在り方を考えます。

 

「世界水の日」に世界を青く染めよう!#Blue4Water

3月22日に、青いアイテムを身に付けることによって、多くの人に世界の水問題に関心を持ってもらうためのキャンペーンです。

これは日本だけでなく世界各国で同時に実施される取組で、参加するのは簡単!

 

当日何か青いものを身につけるだけなんです!!

普段着るTシャツを青いものにしてみたり、ネイルやメイクを青いものにしてみましょう。

 

もしくはSNS上に#Blue4Waterのハッシュタグを付けて、青いものの写真を投稿してみましょう。

 

 

簡単なことでも、参加すること、意識することできっと大きな影響力となります。

 

「国連水の日」に似ている他の記念日は?

  • 水の日(8月1日)
  • 水の週間(8月1日~7日)

昭和52年の閣議了解により、8月は一年で最も水の使用量が増える月で、その最初の一日を「水の日」、8月1日〜7日を「水の週間」にすることと定められました。

 

「国連水の日は何の日」まとめ

国連水の日今回のまとめです。

 

「国連水の日」の概要

  • 水の大切さや清潔で安全な水が使えることの重要性について、世界中の人々と一緒に考えることを目的として制定されました記念日。
  • 「国連水の日」が最初に提案されたのは、ブラジルのリオ・デ・ジャネイロで開催された地球サミットのアジェンダ21(1992年6月)。翌1993年に国際総会で正式に制定された。

 

いかがでしたでしょうか。

 

人間が生きて行く上で不可欠な水。

日本ではいつでもどこでも蛇口を開くとすぐに清潔な水を飲むことができますが、世界には多くの人々が水不足や水質汚染等で、困難な生活を強いられています。

 

水があまりにも身近にあると、その重要性などあまり考えなくなってしまいますが、世界中の多くの人々がまだ安全な水を飲むことが出来ずにいます。

 

「Blue4Water」キャンペーンなどは参加もし易く、友達にも簡単にシェアできます。

これをきっかけにぜひ普段使っている水について一度ゆっくりと考えてみましょう!

 

 

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