USBは何の略?意味が違うUSBメモリの略し方が要注意なワケ!

USB

本記事の著作権侵害についてのお詫び

本記事の内容で、他のサイト(https://terahit.com/2015/04/28/usb-memory/ 様)から引用していた部分が、著作権を著しく侵害しているとのご指摘をいただきました。事実関係の調査をおこなった結果、本ブログの内容が著作権侵害行為にあたることを確認致しました。

著作権侵害部分の記載につきましては直ちに削除致しましたが、私の認識不足によりこのような事態に至ってしまいましたことを深く反省するとともに、心よりお詫び申し上げます。

今後このようなことが二度とないよう、著作物を扱うことの重大さを再確認し、精進していく所存です。改めまして、著作者様に多大なるご迷惑とご不快の念をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。

 

大容量のUSBメモリが増えて来て大きいデータでも簡単に持ち出せる便利な世の中になりましたが、

「USB」って何の略?

って思ったことありませんか?

 

先日、会社の新人君にふとそんな質問を投げ掛けられて、仕事がたて込んでたこともあり、つい「USBはUSBで良いんじゃないの?」と適当に返事をしてしまいました。

その後、その新人君は、自分で調べたらしく、何の略なのか?、その意味を逆に教えられたのですが、それまで

USB=USBメモリと認識していたのは間違いだった

と気付かされ、愕然とした私。

 

他の同僚に聞いても明確に答えることができる人は1人も居ませんでした。

この記事を読んでいるあなたも、きっと同じ状況でしょう。

 

そこでこの記事では、

  • USBが何の略なのか?
  • USBの意味は?

について、分かりやすくまとめてみましたので、参考にして頂ければ幸いです。

 

USBは何の略?その意味は?

USBについて検索すると、

USBとは、パソコンと周辺機器(キーボードやマウス、CD-RWドライブ、スキャナー、ジョイスティックなど)との間でデータを伝送するインターフェースの規格のひとつで、インターフェースの共通化・統一を目的としてMicrosoftやIntelらによって開発された規格のことである。、ユニバーサルシリアルバス、USB、ユニバーサル・シリアル・バス(英語: Universal Serial Bus、略称:USB、ユーエスビー)は、コンピュータ等の情報機器に周辺機器を接続するためのシリアルバス規格の1つである。

引用元:Weblio辞書

と出てきます。

 

ここにあるように、USBとは

「Universal Serial Bus」

の頭文字を取った略称です。

 

Serial Busというのはコンピューター用語なので訳しようがないのですが、敢えて強引に和訳すると

「汎用シリアル伝送伝達路」

のようになるのでしょうか。(シリアル伝送:たった1本の回線で複数のデータを送る方式)

 

和訳を見ても何のこっちゃですが、要するに

コンピューターの周辺機器の接続方法を統一するために決められた規格

ということです。

1996年1月に登場したUSB1.0という規格が最初で、今はUSB3.0にまで進化を続けているのはご存知のことでしょう。

 

でもここで、鋭い人は、

USBメモリーというのはこのUSB規格を使って接続する記憶媒体

という事実から、1つの疑問を抱くと思います。

 

それは、

USBメモリを「USB」と略すことに対する違和感

です。

 

ちなみにコンピューターと周辺機器をつなぐ規格としては他にもSDカードのSDというものがありますが、このSDの略は「Secure Digital」と一般的に言われています。

このSD規格はパナソニック&サンディスク&東芝が共同開発した独自のもの。

 

つまり…

USBメモリとSDカードは、コンピューターと接続する規格が違う

のです。

USB規格の方はより汎用性に優れているので、メモリだけでなくHDDやマウス・キーボードなど多くの周辺機器で採用になってますが、SD規格はメモリとして開発された背景があるのでUSBほどの汎用性はありません。

 

今はどのパソコンを買っても両方使えることが多いですが、USBの差込口が圧倒的に多いのは納得ですね。

 

現在、

一般的にUSBメモリ→USB or メモリと略して言うのが当たり前になっていますが、それぞれの意味を考えると、言葉の使い方としてはちょっと足りない部分がある

のがUSB本来の意味からお分かり頂けると思います。

つまり、

  • USB=汎用シリアル伝送伝達路
  • メモリ=記憶媒体

というそれぞれ違う意味を持っているので、この2つはイコールではないからです。

 

ということで続いては、私達が普段当たり前のように使っている

USBメモリを「USB」と略すこと

の注意点に関して、もう少し深掘りして行きましょう。

 

USBメモリをUSBと略すのは意味が違うので要注意!


さて、前項の内容から、

USBメモリ=USB規格で接続するメモリ

ということはわかりましたよね?

だとしたら、

USBメモリ≠USB

であることも理解できるはずです。

 

そう…言葉の括りの大きさで言うと

「USB」<「メモリ」

なんだから、USBメモリをUSBと略すのはおかしいことになるんですよ。

でも実際のところ、周りが皆USBメモリをUSBって言ってて、それが正しいという認識がまかり通っていますよね?

 

ただ、USB規格を使ったものがUSBメモリだけというなら、それでも分かるんです。

 

だけど、既にご説明したように、USB規格を使った周辺機器は今や他にも沢山ありますよね?

  • USBマウス
  • USBキーボード
  • USBコントローラー
  • USB充電器
  • USBハードディスク

などなど。

 

そして今後、もっともっとアイテムが増えて行く可能性があります。

 

そんな中、

USBメモリだけUSBと略することに対して、何だか気持ち悪い・腑に落ちない

…と思うのは私だけでしょうか?

 

なぜならば、USB以外の場合

  • USBマウス → マウス
  • USBキーボード → キーボード
  • USBコントローラー → コントローラー
  • USB充電器 → 充電器
  • USBハードディスク → ハードディスク

と略しませんか?

それは無意識のうちに、

  • USB≠ マウス
  • USB≠ キーボード
  • USB≠ コントローラー
  • USB≠ 充電器
  • USB ≠ ハードディスク

と普通に認識してるからのハズです。

 

でも…

USB = メモリ

これだけ何で特別なのでしょう?

改めて冷静に考えると違和感しかないですよね?

仮にUSBメモリと言い難くてどうしても略したいのであれば、せめて「メモリ」と略すべきです。

 

よってここでは、

USBメモリを略すならせめて「メモリ」と略しましょう!

という結論にしたいと思います。

 

別に通じれば良いから細かいことには興味ない…と思われるかもしれませんが、世の中は着実に便利に進化して行って、どんどん知らなかった単語が世の中に出てきますよね。

USBという言葉も30年前には世の中に無かった言葉なワケです。

その都度、間違った認識をしていると、あっという間に自分だけ取り残されてしまうのは、IT革命などを見れば明らか。

 

少し大袈裟な話かもしれませんが、私は世の中が色々便利になるということは、

「それだけ自分の時間が増えるんだ」

と認識しています。

限りある残りの人生を、少しでも有意義にしたいので、世の中の流れに必至に喰らいついて行って、自由な時間を今よりもっと確保したくないですか。

であれば、取り残されないように正しい知識で自分を武装していくことは必要だと思います。

 

また、これからもっと自己責任が問われる時代になって行くことでしょう。

その中で、常にアンテナを貼り、

仕入れた情報を正しく理解し、吸収して行く積み重ねこそが、自分の人生をより豊かにするためには必要…。

だからUSBについても、これからは

「USBメモリをUSBと略すのは止めて、略す場合は「メモリ」と略し、USBについて正しい認識を持とう!」

と思います。

あなたもそう思いませんか?

 

「USBの略と意味」まとめ

この記事では、USBの意味から、その関連言葉の略し方の注意点まで触れてきました。

 

改めてまとめると、

  • USBは何の略?
    Universal Serial Bus
  • USBの意味
    コンピューターの周辺機器の接続方法を統一するために決められた規格

ということでした。

 

更にUSBに絡む注意点として、

USBメモリを略すなら「メモリ」と略す

ことを、この記事をキッカケに正しく認識頂ければ幸いです。

 

USBに限らず間違った使われ方をされている言葉はたくさんありますが、自分がそんな間違った周りの意見に流されないために、特に新しく世の中に出てきた言葉に関しては正しい意味を理解して行くべきだと思います。

自分の子供にも正しい知識を持っておいて欲しいですからね。

 

以上、最後までお読み頂きありがとうございました。

 

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