吉田愛(建築家)が過去に手掛けた作品は?セブンルールに出演で話題

個人的に好きな番組「セブンルール」建築家・吉田愛さんが登場します。

 

吉田さんの最終学歴は広島にある穴吹デザイン専門学校だそうで、「建築家」という視点で見ると専門学校卒というのはかなり珍しいですよね。

学歴社会の印象が強い建築業界で、しかも女性として番組に取り上げられるほど活躍されているとのことで、分野は違うものの、同じ設計者として、すごく興味があります。

 

そして一番興味があるのは、

過去どんな建築物を手掛けたのか?

ではないでしょうか?

 

そこでこの記事では、吉田さんの過去の代表作品をまとめてみました。

 

建築家・吉田愛さんが過去に手掛けた代表作品は?

 

早速ですが、吉田愛さんが過去に携わった代表作品を見てみましょう!

①関東マツダ高田馬場店

 

吉田さんのご出身・広島県が誇る企業と言えばマツダ株式会社。

そのマツダのカーディーラーである「関東マツダ・高田馬場店」が吉田さんの筆頭代表作品と言えるでしょう。

普通、自動車ディーラーといえば、ある程度決まりきった佇まいをしています。

当然「車」が主役な訳ですから、如何に展示車をカッコよく見せるか?を追求すると必然的に決まった形になりますよね。

外からも良く見えるような大きなガラス張りの…といった感じで。

 

その背景にはカーメーカーのイメージもあるでしょうし、販売実績で結果を出している販売店をモデリングしている事情もあると思います。

 

ところが…吉田さんが携わったマツダ高田馬場店は、

カーディーラーの建物はこうあるべき!という概念からは全く別視点のコンセプト

で成り立っています。

ディーラーに行くと必ずカフェスペースがありますが、この高田馬場店は何と!

オープンカフェ

になっているんです。

 

その他にもこだわりのインテリア家具でお客さんを出迎えたり、夜になるとまるでインスタ映えを意識してるような素敵なライトアップ。

そのどれを取って見ても、話題になりますし、お客さんにとっても敷居の低さに繋がりますよね。

 

つまり、別に車を買うわけじゃないけど、「ちょっとコーヒー飲んで行こう」とか、「ライトアップ綺麗だから写真撮って行こう」など、今まで別に車買いたいわけじゃないし…という人もつい足を運んでしまうような仕掛けがあるってことです。

実際に足を運んだお客さんの中からマツダ車に興味を持つ人が出るかもしれないし、1度行ってみたいと自然と口コミでも拡がることでしょう。

 

建物のデザイン的な評価もさることながら、そういう「人の動線」という面でも素晴らしい作品だと思います。

 

ちなみに、吉田さんは現在「SUPPOSE DESIGN OFFICE Co.,Ltd. 」を谷尻誠さんと共同経営されていますが、その相棒である谷尻さんも同じ「関東マツダの目黒碑文谷店」を手掛けています。

 

こちらも、建物に足を踏み入れると、近代的で大人の秘密基地に来たみたいなワクワク感を感じる素敵な空間ですね〜

実際に行った人の口コミの中には、

「ゲームの中のガレージみたい」

と表現されてた方がいたのですが、まさにその通りだと思います。

マツダの代表者であるロードスターが良く馴染みますね♪

 

マツダのブランドイメージ向上にこれほどマッチさせるデザインは見事の一言です。

今後も吉田さんと谷尻さん率いるSUPPOSE DESIGN OFFICEとマツダとのタッグは続いて行きそうな感じがしますね。

 

 

②社食堂

 

次に話題になっているのが、何を隠そう…SUPPOSE DESIGN OFFICEの東京事務所(東京都渋谷区大山町18-23 コートアネックス大山町B1F)です。

 

その名も「社食堂」

 

何と、一般の人も利用できる社員食堂を事務所内に設置してしまいました。

先程の関東マツダ・高田馬場店と同じで、一般の人も気軽に立ち寄れるというコンセプトです。

 

元々、忙しい社員の食生活を心配して事務所へのキッチン併設を考えたそうなのですが、そこから更に進化して、一般にも開放しちゃおう!ということらしいです。

もし自分の会社の食堂が一般開放されたら…と想像すると、これがどれほど革命的なことなのか良くわかりますが、その発想の転換が斬新ですよね。

 

お食事目当で来所したお客さんに、さりげなくSUPPOSE DESIGN OFFICEのセンスの良さをアピールする…!

先進的な集客方法と呼んで良いかもしれません。

 

 

③hotel koe tokyo

 

続いては、渋谷のパルコ跡地にドーンと建った「hotel koe tokyo」です。

実は地方に行けば、商業施設+宿泊施設という建物は結構ありますが、それを渋谷のど真ん中でやっちゃうというのが凄いです。

 

渋谷で泊まると言えば、今までラブホくらいしかイメージにありませんでしたが、ここまでオシャレな外観・内装であれば、買い物に疲れて、「そのまま泊まっちゃえ!」という人が結構居そうな気がします。

終電を気にせず、思いっきり渋谷の夜を堪能できますね!

 

 

「吉田愛さんの代表作品」まとめ

 

以上、吉田さんが手がけた過去の代表的な作品を3つご紹介しました。

もちろんここで挙げた他にも、たくさん作品はあるんですが、特にこの3つに共通しているのが、サービスの集約化です。

 

私も車の部品の設計をしていますが、部品の集約化の波は当たり前になってきています。

今回、吉田さんの作品を調べていて、建築業界も例外なく、同じ流れなんだなぁ~と感じました。

 

吉田さんはあるインタビューでこう答えていました。

いざというときにしか会えない「名医」ではなく、常に暮らしの身近にいる「町医者」でありたい

 

人の暮らしにどうアプローチするか?

今回のセブンルールでは、そういうデザイン設計した背景にも触れられると思うので、絶対に見逃さないようにしたいと思います。

 

吉田さんが谷尻さんと共同経営するSUPPOSE DESIGN OFFICEの事を調べていて、面白いものを見つけました。

何とSUPPOSE DESIGN OFFICEのセンスの良さを壁紙で感じることができます!


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この壁紙で部屋をコーディネートすれば、今住んでる部屋が2ランクくらいアップするかもしれませんねぇ~

 

以上、最後までお読み頂きありがとうございました。

 

 

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