遂に一昨年、昨年と話題を集めた又吉さんの「火花」のドラマが放送開始されましたね〜♪
この実写版「火花」のドラマで主人公の徳本の相方という重要な役を好演しているのが、お笑いコンビ「井下好井」の好井まさおさんです。
ぱっと見、ネプチューンの原田泰造さんの弟か?みたいな男前のルックスと、やや暴走気味のボケのギャップがツボに入る人は多いことでしょう。
(左のボケ担当が好井さん)
好井さんと言えば、霊感が強く「ゾッとした話」の話し手としてもスッカリ有名ですが、この記事ではそんな好井まさおさんの役者としての演技力に迫ってみました。
好井まさおの火花での演技力が凄い!
又吉さんの力作「火花」は芸人さんの本として珍しがられ、一過性のブームに乗ったような形だったのですが、芥川賞を受賞し非常に高い評価を受け、未だに話題が尽きる事はありません。
読んだ人の感想も好意的な物が多く、そんな人気が後押しして今回のドラマ化までされることに至りました。
芸人の世界を生々しく表現する作品ですので、数多くの芸人さんが出演するんだろうと予想できたのですが、正直、好井さんがスパークスに抜擢されることにビックリしました。
と「火花」ファンとしてはやや不安な面があったものの、いざ蓋を空けてみると、多くの出演芸人さんの中でダントツの演技力だと感じます。
役柄的に、特に漫才の場面では、普段の好井さんそのものなので素の自分が出て伸び伸びと演技ができるのはわかります。
ところが好井さんは、それだけでなく漫才以外の場面でも
が凄いです。
火花実写版ドラマは、セリフのない場面の方がむしろ多い感じですが、そんな中で好井さんの存在感はなかなかの物。
ドラマ内でも役者の仕事をする場面で、主人公の徳本よりもその演技力を評価されるシーンがありましたが、好井さんが現実世界でも評価されている感じがして、凄いリアルさを感じます。
好井さんは今後、ドラマや映画などにどんどん出て経験を積んでいけば
を感じるのは私だけでしょうか。
ところで、今回の好井さんの抜擢ですが、そもそも最初は漫才の場面における
いわば練習相手だったらしいです。
「火花」のドラマは特にリアルさに拘っていると思われますので、この好井さんの抜擢もリアルさの追求の1つだったかもしれません。
まあいずれにしろ、ドラマの中の漫才コンビ・スパークスの人選に多大な影響を与えたのは紛れもない「好井さんの演技力」だったと私は思います。
好井さんの経歴は?又吉さんとも仲がよい!
スパークス山下を演じる好井まさお(井下好井)。自身のInstagramで、あほんだら大林を演じた村田秀亮(とろサーモン)、原作者・又吉直樹との3ショットを公開。 https://t.co/7MKCtiGsb7 #ネトフリ #火花 pic.twitter.com/efZRr2Lqme
— Netflix『火花』公式 (@hibanajp) 2016年4月24日
ここで、好井さんのこれまでの経歴を少し振り返ってみたいと思います。
好井さんは1984年生まれで現在32歳。
大阪生まれで関西外語短大を卒業後、上京してくることになります。
そして何と!東京のNYCに入り第11期生としてキャリアをスタートさせました。
大阪でなく東京の吉本を目指すってちょっと珍しいですよね?
その辺に好井さんの拘りみたいなものを感じますが、上京資金はバイトをして地力で貯めたそうです。
ちなみにあの「枚方パーク」でもバイトしていたらしいですよ〜
地元の大阪NSCに入っていれば、もうちょっと楽ができたと思いますが、やっぱり芸人さんって基本苦労人ですよね〜
だからこそ、応援したくなります。
さて、NSCに入った好井さんは2006年11月に大阪NSCで1歳年下の井下昌成さんと「井下好井」を結成。
以後、吉本のおしゃれランクでも常に上位にいるおしゃれ芸人としも、徐々に名前が売れて行きました。
その一方でMCなどもこなすなどマルチな才能をみせていますので、個人的にはその辺も原田泰造さんと被るんですよね。
今回の「火花」の演技を見る限り、今後は役者の仕事もじゃんじゃん入ってくるのではないでしょうか。
そんな好井さんですが、プライベートでは先輩達にとても可愛がられているようです。
というのも、好井さんがネタの時に着ているスーツは2007年のM1で優勝したキングコングの西野さんが身につけていた衣装を譲ってもらったものなんだとか。
コレってちょっと凄くないですか?
西野さんにとっても思い入れのある衣装であるハズなのに、それを
「譲ってやるわ〜」
と言われるのですから、かなりの仲の良さを感じます。
更に、何と又吉さんとも大の仲良しだそうで、好きな本などの話などで盛り上がっているらしいです。
作者とそんな仲良いわけですから、「火花」への理解度も人一倍高かったことでしょう。
そこも、好井さんの好演技に繋がっているのかもしれませんね。
また、2年ほど前には一般女性と結婚。
双子の赤ちゃんを授かっています。
今回のドラマの中でもパパになって相方にコンビ解散を迫るストーリーですが、これまたリアルに演じてくれています。
今後も、役者・好井まさおに乞うご期待ですね♪
好井まさおの怖い話は脅威の霊感でネタが豊富!
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— 恐怖動画@相互フォロー (@kyoufudoga) 2018年4月14日
漫才だけでなく色々マルチな才能を見せてくれる好井まさおさん。
そんな好井さんが初めて注目されたのは、「松本人志の○○な話」の中で披露した「ゾッとする話」でした。
好井さんの話すゾットする話はすべて実話であるが故に、よりリアルに恐怖が掻き立てられ当時すごく衝撃を受けました。
その中でも
の話は有名です。
今、その話を簡単に振返ると…
黄色いパーカーを着た男が挨拶をしてきたので、好井さんは後輩芸人だと思って普段通り普通に挨拶を返しました。
ところが、その日の夜のニュースでその黄色いパーカーの男が通り魔殺人として報道されていてビックリ!
さらにその犯行理由が
「挨拶をしなかったから」
もし挨拶していなかったら…という会場が凍りつくような衝撃の内容でした。
また、心霊スポットのロケ時にも、なぜか毎回のように体調不良を起こしています。
好井さんの霊感がかなり強いという何よりもの証拠と言えますね。
また好井さんの奥さんも負けずに凄い体験をしていて、独身の頃母親と住んでいる時に夜見知らぬ男が母親に抱きついたことがあったそうです。
大声を出し事なきを得たのですが、捕まった犯人は小学校の奥さんの担任の先生で、奥さん本人と間違えたというこれまた衝撃的な話。
何でも奥さんは、この犯人から数十年に及ぶストーカー行為を受けていたとのこと。
似たもの夫婦とはよく言ったものですが、こういうネタが尽きないせいもあって、その後も好井さんは度々リアルなゾットする話を披露しています。
今では怪談話をするライブや、心霊スポットのロケの仕事が夏になると殺到するんだとか。
それはまるで、
を襲名したかの勢いです。
好井さんのこういう恐怖体験の積み重ねも、役者として演技力にプラスになっているのではないでしょうか。
「好井まさおの演技力」まとめ
#小さな巨人 にドラマ「火花」のスパークス相方・好井まさおが出ている。「火花」を見ていてこの人が本職の漫才師とは気づかないほど頼りないアマチュア芸人を見事に演じていたのだが、本ドラマも途中まで彼とは気づかないほど本当の新聞記者らしかった。うまいなあ。 pic.twitter.com/FoY3xTmRsk
— サカタ@カナダ (@tomosakata) 2017年4月30日
この記事では好井まさおさんの演技力にスポットを当てました。
「火花」での演技を見ていると、数々の恐怖体験を乗り越えたということもあって、好井さんの演技は実に堂々としている印象を受けます。
「井上好井」の相方の方の井上さんも「花火」に出演してましたが、井上さんは好井さんと正反対に演技がヘタという烙印を押されて大部分がカットされているそうですw
今後、コンビ間で決定的な格差が生まれてしまいそうですね^^;
好井さんは芸人という本業でも、もっと評価されても良いと感じますが、その前に役者として大成するかもしれません。
また日本の怪談というと、稲川淳二さんや桜金造さんが有名で、淡々と話す口調がより一層怖さを増長させるのが特徴です。
実は日本のホラーは海外でも人気でサスペンス的な要素が評価されているんだとか。
そんな日本の大事な文化として「怪談の語りべ」は代々受け継がれるべき民話であると言っても過言ではないでしょう。
大事に後世に残したい文化なので、そんな日本の怪談界においても好井さんの活躍を今後も期待しています。
以上、最後までお読み頂きありがとうございました。