近所に郵便局がない場合、郵便物を出せるコンビニがあれば便利ですよね。
ただ…
そこでこの記事では、コンビニから郵便物を送る時の郵便料金の計算など気を付けたいことをまとめてみました。
コンビニでは本当に郵便料金の計算ができない?
先日会社近くのコンビニ(ローソン)から郵便物を送る機会がありました。
定形外郵便だったものの、ちょっとだけ重めで微妙に50g越えていそうだったので、140円分の切手を購入してその場で切手を貼りレジ近くにあったコンビニ内ポストへ投函。
出し慣れているから郵便料金がすぐわかったものの、これがもし速達とかだったら…何円分の切手を買えばよいのか…すぐには分かりません。
そんな時、コンビニの店員さんに聞いて教えてもらうのが一番良いのですが、実は過去に
ということがあったんですよ。
たまたまその聞いた人が知らなかっただけかも…と当時は思ったものでしたが、今回改めて調べてみると
ことがわかりました。
つまり、例え店員さんが郵便物を計ってあげたいと思っても、できなかった理由が明確にあったんです。
コンビニで請け負う業務はあくまでも
- 切手などの販売
- 郵便物の配送
のみとわかって、今まで抱えていた何かこうスッキリしないものが飛んでいきました。
でもこれって店側目線で言うと…
から当たり前ですよね。
そこには、
という明確な法律が存在して、規制しているというわけです。
私はそんな法律があるのすら知りませんでした…
だけど、我々利用者側としては
というのが本音。
ということで、この郵便法について更に調べてみたところ…
下記のような条文を見つけました。
郵便切手類販売所等に関する法律
第五条
郵便切手類販売者は、その郵便切手類販売所に、郵便料金表を掲げなければならない。
これは簡単に言うと
という意味になります。
ということは、
ってことになるのです。
利用者の当然の権利として、郵便料金をコンビニ店員に聞くことは法律上全然間違っていなかったわけです。
ってことで、上述した私の郵便料金を教えてくれなかった店員は完全にOUT!でした。
まあ、今さらどうこうという話ではありませんが、今までコンビニで
という認識を持ちながらこれから利用していきたいですね。
とは言え、街中にあるポストも
という前提で成り立っているサービスでしょう。
頭ごなしに教えて当然じゃん!という態度で聞くのではなく、「調べてもよくわからなかった」という気持ちを忘れずに聞かれる側への配慮もきちんとしたいものです。
そして、
ので、定形外郵便を送る際の重さやサイズは予め自分で計ってからコンビニに駆け込むようにしましょう!
さて、郵便料金についてはコンビニで調べられることがわかりました。
では、そもそもコンビニで利用できる郵便物サービスにはどのようなものがあるのでしょうか?
改めて確認してみたいと思います。
コンビニで提供されている郵便サービス
私が調べた限り、現在コンビニで提供されている郵便関連のサービスは以下の通りです。
コンビニで利用できる郵便サービス
- 店内ポストと店外ポスト
- 切手/はがき/レターパックの販売
- 年賀はがきの販売
- ゆうパックサービス
この他の郵便関連商品を取り扱っている店舗もありますが、代表的なサービスは以上の4つです。
しかし、実は各店舗でどこまでの郵便サービスを行っているかは完全にその店舗のオーナーさん次第。
つまり、ローソンだったら
ということです。
我が家の近くにあるファミリーマートも、以前は店外ポストがあったのですが、改装してオーナーさんが変わった途端に便利だったポストがなくなって「え〜っ!」ってなったことがあります。
まあ、郵便物に限った話ではなく、通常の食品や本などでも店舗による違いがあるのは明らかにわかりますので、全てがオーナーさん次第なのは納得できますよね。
また、昨年からレターパックを取り扱う店舗が急速に拡大しているようですが、例えば旅先から何か出そうとしたら同じファミマでも取扱ってなかった…な〜んてことが起こり得るので注意が必要です。
またそうは言っても、例えば店内ポストがあるところは現時点で以下のコンビニだけ。
店内ポストのあるコンビニ
- ローソン
- ローソンストア100
- ミニストップ
- セイコーマート
コンビニの種類によって、サービスが異なるのもまた事実です。
利用者目線で言えば非常にややこしい状況と言えますね^^;
ところで、そのコンビニ店舗内ポストですが仮に郵便物意外の間違ったものを入れてしまった場合は、コンビニの店員さんではなく
しなければなりません。
ポストの管理はあくまでも郵便局で、コンビニでは鍵の管理はしていないからです。
また、ローソンではスマートレターの利用者が増えているようですが、
とのこと。
当然ですが、ポストに入らないからと言ってコンビニに預けることはできません。
コンビニは便利なところが多い反面、できない部分もありますので注意して利用しましょう!
最も利用頻度があるのはゆうパック?
個人的にコンビニで提供される4つの郵便サービスの中でも、特に重宝すると思われるのがゆうパックサービスだと思います。
ここではそう思う理由について説明したいと思います。
まずは何と言ってもコンビニからなら
という点。
郵便局が休んでいる年末年始は特に重宝するでしょう。
次に便利なのは
ということ。
郵便局ではクレジット払いは完全にNGですので、カード派の人にとっては、これは結構大きい利点です。
だったら更にローソンやファミマであればもしかしてTポイントでも支払えるかも?と思ったのですが、切手購入の際は基本的に現金のみとのことで、Tポイントに関しては制約があり残念…
しかし、それでもコンビニの便利さは流石ですよね♪
さらにさらに!
コンビニへゆうパックを持ち込むと持込割引が適用されます!
と小さいですが、便利な上に割引料金で出せるわけですから非常にありがたいことです。
店員さんに「割引料金」と言わなくても、コンビニで表示される料金は予め120円引きで提示されるのでご安心ください。
i以上、良いとこばかりしかないコンビニのゆうぱっくサービス。
実は全てのコンビニでゆうパックが出せる訳ではありません。
現時点で、ゆうパックサービスを提供しているのは以下のコンビニだけ。
ゆうパックが出せるコンビニ
- ローソン
- ローソンストア100
- ミニストップ
- セイコーマート
そうです!
セブンイレブンの名前がないんですよね〜
セブンのコーヒーや塩むすびが大好きな私としてはそこが唯一の欠点でしょうか^^;
さて、「コンビニでゆうぱっく」が便利なのはわかったけど、ではデメリットはないのでしょうか?
ということで、続いて実際のサービス内容について検証してみましょう。
コンビニから出せるゆうパックの種類
- 通常のゆうパック(元払/着払/複数口)
- 空港/ゴルフ場/スキー場へのゆうパック
- オークション用ゆうパック
ただし、これまた最近利用者が増えていると言われている、オークション関連のゆうぱっくサービスはローソンでしか取扱っていません。
また、
ところがデメリットとなります。
以上、コンビニからゆうパックを送るメリットとデメリットについて簡単に説明させてもらいましたが如何でしたか?
デメリット面を差っ引いてもメリット面が目立っていますよね?
便利な上に割引もあり、元払い/着払いなど普通に利用できます。
郵便窓口とのサービス内容にそれほど差はないと言っても過言ではありません。
だったら…郵便局が例え近くにあっても始めっからコンビニに持ち込んでしまいませんか?
確かにコンビニはバイトの店員さんがほとんど。
安心感で言えば、圧倒的に郵便局を利用する方が良いでしょう。
しかし、それを超越するような便利さ&お得感がコンビニでの郵便サービス全体にあると感じます。
コンビニの郵便サービスのまとめ
この記事では、コンビニにおける郵便物サービスについてお送りしてきました。
郵便料金についてはコンビニに備え付けの料金表を確認できるハズなので、店内に掲示してなければ、店員さんにきちんと訪ねましょう。
コンビニでの郵便サービスは制約があるところも確かにあります。
しかし、それを補って余り得るほどの便利さでデメリット面はすっ飛んでしまいますよね。
毎日忙しいサラリーマンや、主婦の方の時間短縮になるだけでなく、近所に郵便局のないような切実な地域の方にとっては、コンビニでの郵便サービスはなくてはならない存在です。
24時間いつでも、ゆうぱっくを始めとする郵便物が出せたり…利用者にとっては非常にありがたいサービスなので今後も引き続きその郵便サービスをどんどん拡大させて行って欲しいですよね。
この便利なサービスを今後も継続してもらうためにも、我々利用者は
- 郵便物のサイズや重さを調べるのはあくまでも自己責任
- ゆうぱっくサービス上の付加できないサービスをきちんと確認する
などの最低限のルールを守った上での利用を心掛けましょう!
以上、最後までお読み頂きありがとうございました。
「見つけたっ!ピクチャン」 世の中って、実に日々進化していますよね。 こんな物あんな物あったらいいな〜♪って思っていたら、いつの間にか存在したりしています。 それってまるでドラえもんの世界ですが、世の中[…]